「美しき凶器/東野圭吾」を読んだ
じわじわハマリつつ読み続けてる東野圭吾氏。三茶Tsutayaで読みたくなって買った「美しき凶器」(光文社文庫)について。
こんな話。安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子の4人。かつて世界的に活躍したスポーツ選手だった彼らには、葬り去らなければならない秘められた過去があった。唯一彼らの過去を知る仙道之則を4人は殺害し、いっさいの彼らのデータを消去してしまった。すべて思惑どおりに運んだかに見えたが、毒グモのように忍び寄る影が次々と彼らを襲っていった...。
この小説のTitleである"美しき凶器"とは、"タランチュラ"、"毒グモ"、"怪物"と呼ばれた肉体的に改造された少女のこと。この少女が徐々に執拗に4人を追い詰めていくのが、この小説の醍醐味。改造された少女の哀しさを描くために、禁断の薬というある時代性を反映したネタを使った小説なんだけど、正直、今読むと古くなってしまった話題という感じ。もちろん面白かったけどね。
ともかく、この文庫版が1997年に初版が出て、自分が買ったの2010年時点で35版。ここまだ版を重ねられる東野圭吾氏の筆力は相変わらず脱帽。これからもじわじわ読ませてください。
cf.東野圭吾 読破 List
- ブルータスの心臓 (1989)
- 美しき凶器 (1992)
- パラレルワールド・ラブストーリー (1995)
- 秘密 (1998)
- 予知夢 (2000)
- レイクサイド (2002)
- 時生 (2002)
- さまよう刃 (2004)
- 容疑者Xの献身 (2005)
- 赤い指 (2006)
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