「Resolution 819/U.N.エージェント」を観た
なんか気になったので観てみたスレブレニツァの虐殺を映像化したTV Movie「Resolution 819/U.N.エージェント」(2008/Cinema/TV)について。
こんな話。1995年の旧ユーゴスラビアでは、ムラディッチ将軍が率いるスルプスカ共和国軍がセルビア人の領地であることを主張し、国連決議で安全地域に指定したスレブレニツァの地域まで侵攻していた。戦闘する許可が出ないまま国連軍は手が出せず、ムラディッチ将軍はそこに住む数千人の人々を強制移送してしい、強制移送された男たちが行方不明のままという事態が発生した。その10日後、国際戦犯法廷からの指令を受けたフランス人の捜査官が単独、スレブレニツァへ捜査に向かった...。
ともかく重い、重すぎる内容。事実を元にしてるから観ていると、どんどん気分が重くなる。で、この虐殺がおきてから10年が過ぎ、このように映像作品化されることで、この事件を風化させたくないという製作側の気概が伝わってくる。で、最後に流れたテロップにあった最後の逮捕者は2008年という言葉。ここ最近起きたということを改めて実感した。いい映画だと思います。
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