「Whiteout/ホワイトアウト」を観た
南極で起きた殺人事件を描いた「Whiteout/ホワイトアウト」(2009/Cinema/TV)を観てみた。
こんなあらすじ。南極点に位置する基地の近くの氷床で死体が見つかった。基地で働くFBI捜査官Carrie Stetkoは捜査に乗り出すが、見つかった死体は米国 地質学者のもので、胸にピッケルで刺された痕があったため、南極大陸初の殺人事件となった。通報によりCarrieはロシアの基地に向かったが、そこでも死体があり、彼女自身も何者かに命を狙われた...。
この"Whiteout"とは、雪のある冬山や極地で雪雲がガス状に立ちこめ、視界全体が真っ白になって空間と地面との見分けがつかなくなり、方向・高度も識別不能になる現象のこと。この"Whiteout"の状態に陥ると、錯覚を起こしてしまい、雪原と雲が一続きに見えて、太陽がどこにあるのか判別できなくなり、天地の識別が困難になってしまうらしい。そんな過酷な世界で起きた殺人事件なんだけど、密室が舞台になったり、猛吹雪でなにも見えない中での犯人との格闘シーンがあったりと、それなりにドキドキする。で、この映画がPG12指定になった理由は、たまに出てくるグロテスクなシーン。死体を切り開いたり、-55℃の世界で素手で触った鉄製のドアから指をはがす場面とか、重度の凍傷で壊死した指を切り落とすシーンとか、目を背けたところがたくさんあった。
ともかく、それなりに楽しめるSuspense映画かと。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「Lunana:A Yak in the Classroom/ブータン 山の教室」を観た(2023.11.27)
- 「いいお湯でした。/小山薫堂(原案)・冬川智子(作画)」を読んだ(2023.11.27)
- 「Dune/DUNE/デューン 砂の惑星」を観た(2023.11.26)
- 「Bullet Train/ブレット・トレイン」を観た(2023.11.25)
- 「首 KUBI」を観た(2023.11.23)
Comments