「Auf der anderen Seite/The Edge of Heaven/そして、私たちは愛に帰る」を観た
ずっとBDレコーダーのHDDの中で眠っていた映画「Auf der anderen Seite/The Edge of Heaven/そして、私たちは愛に帰る」(2007/Cinema/TV)について。
こんなあらすじ。ドイツのハンブルクに住むトルコ人の大学教授"Nejat"の年老いた父親"Ali"は、同じドイツのブレーメンで、1人で暮していたが、おなじトルコの同郷である娼婦"Yeter"と一緒に暮らすことになった。ところが、Aliは、誤ってYeterを殺してしまう。Nejatは、Yeterは故郷トルコに残してきた娘"Ayten"に会い、彼女の援助を申し出るために、トルコのイスタンブールへ向かう...。
これ、3つの話から成り立っていて、最初はバラバラに進むんだけど、最後は1つの話としてつながってく。そこは、ブレーメンとハンブルクとイスタンブールの3つを舞台にし、父と息子の人間関係、母と娘の関係、その父と母の関係、息子と娘の関係...これらが、殺人という悲劇が結びつけていくというもの。また、ドイツの中でトルコ人が迫害されているという国際問題と人種問題も背景にあって、複雑といえば複雑。しかも、最後のStoryの急転直下な転がり方は相当びっくり。
それにしても、去年行ったチュニジアに街並みと空の色が似ていて、あのとき感じた東洋と西洋とアラブが混じった感じを思い出した。素直にいい映画だったと思う。
追記:本日手に入れたCD/DVDは以下。いつもすみません、おいおい書きます。
・ 楽しい人は世界を救う/Yo-King (2010/Album)
・ Awa Come/チャットモンチー (2010/Album)
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