「Where the Wild Things Are/かいじゅうたちのいるところ」を観た
映画館で公開当時、すごーく気になってた映画「Where the Wild Things Are/かいじゅうたちのいるところ」(2009/Cinema/TV)について。
こんな話。やんちゃな8歳の少年Maxは、最近、姉さんは遊び相手になってくれず、シングルマザーの母さんは仕事や恋人に気を取られているように思えて、不満と寂しさを募らせていた。ある夜、母さんと喧嘩したMaxは、オオカミの着ぐるみ服を着て、外へ飛び出し、ボートで海へと漕ぎ出した。そしてたどり着いた島にいたのは、大きな角や牙を持った「かいじゅう」達だった...。
これ、1963年にMaurice Sendakによって描かれ、世界的なベストセラーとなった絵本を、あの「Being John Malkovich/マルコヴィッチの穴 」のSpike Jonzeが監督した実写映画。で、Maxが王様に就任して、かいじゅうたちが一緒に寝れて、みんなが1つになれる理想の王国を一緒に作ろうと盛り上がったけど、結局かいじゅう達もいろいろ悩みとかがあって、最後は収拾しかなくなるという感じ。まさに人間社会と一緒で、エゴを言い続けるとうまく回らないことがわかったMaxは、とっても反省して家に帰るということなんだけど、自分に響いたのは、Storyよりも映像の素晴らしさ。今回のかいじゅう達は、最新技術によるCGで作られたものではなく、怪獣映画などで使われた昔ながらの着ぐるみによるもの。この味わいがとてもいい。ただ、かいじゅう達の表情については、着ぐるみではなく、最新のCGで作られてて、この表情が本当に素晴らしい。かいじゅうのCarolの悲しげで困った表情は、ほんと素晴らしかった。
とにかく期待以上のFantasy映画。BDに焼いて、永久保存します。
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