「La Marche de l'empereur/March of the Penguins/皇帝ペンギン」を観た #2
公開当時、恵比寿の小さい映画館に観に行った「La Marche de l'empereur/March of the Penguins/皇帝ペンギン」(2005/Cinema/TV)。ひっさしぶりに観てみた。
これ、コウテイペンギンの1年間の生活を描いたドキュメンタリー作品。特に、マイナス40℃の極寒の南極大陸で、時速250kmのブリザードの中、出産し、120日間絶食して子供を育てる姿を追っている。で、この映画のちょっとした面白さは、ペンギンたちを擬人化したナレーションをいれているあたり。ただ全般的には、けなげで痛々しい部分が多い。前回も観た時も思ったんだけど、生んだ卵を母ペンギンが父ペンギンに足から足に渡すシーンは特にハラハラする。うまく渡せずに、極寒に転がった卵が寒さのあまりに割れてしまうところは、ほんと悲しい。その卵を、途方に暮れながら、みているペンギン夫婦の姿がさらに悲しい。
もちろん、自然の厳しさを感じつつも、その雄大さと美しさも存分に感じることができる映画。いい感じで癒されました。
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