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Sunday, February 20, 2011

「Up/カールじいさんの空飛ぶ家」を観た

UpUp2_2 なんとなくひっかかってた「Up/カールじいさんの空飛ぶ家」(2009/Cinema/TV)。ちょっと観てみた。
 こんなあらすじ。冒険に憧れる少年Carl Fredricksenは、冒険好きな少女Ellieと出会い、意気投合する。成人した2人はやがて結婚し、初めて出会った空き家を2人の新居にした。2人の間に子供は授からなかったものの、"伝説の滝 Paradise Fall"について語り合い、いつかそこに行こうと約束する。夫婦の時間を楽しみ、長い間共に幸せに生きてきた2人だったが、やがてEllieは病に倒れ、先立ってしまう。1人になったCarlは、街の開発計画により周囲に高層ビルが建設されていく中、妻との思い出が詰まった家を守るため、立ち退きの要求を頑固に拒み続けていた。ところがある日、立ち退きを迫る相手を誤って怪我をさせてしまい、立ち退かざるをえなくなってしまう。そして立ち退きの前夜、1万個もの風船を結びつけた家ごと、CarlはParadise Fallに向けて冒険の旅に出る...。
 あの「Toy Story/トイ・ストーリー」や「Monsters, Inc./モンスターズ・インク」を作ったPixarのアニメ作品。78歳のCarlじいさんが一世一代の冒険の旅に出て、そこで出会った少年とともに、人の優しさや人生の素晴らしさを知っていくというもの。で、個人的によかったシーンは、冒頭に流れる回想シーン。CarlとEllieが出会って、育ち、一緒に大事な時を過ごし、別れを迎えるという夫婦のさりげない営みを、セリフなしで見せてくれる。音楽もいいし、なんかじんわりできた。それにしても、アニメって、それ自体の良さってほんとあるなって思う。いい意味で現実離れしてるし、デフォルメされてるし、テンポもよくて、素直に完成度が高いと思う。あんまり観ないアニメだけど、たまにはアリです。

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