「The Hurt Locker/ハート・ロッカー」を観た
第82回アカデミー賞で、作品賞をはじめ、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門で受賞した戦争映画「The Hurt Locker/ハート・ロッカー」(2008/Cinema/TV)を観た。
こんなあらすじ。舞台は2004年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、路上に仕掛けられた"即席爆発装置(IED)"と呼ばれる爆弾の解体爆破の作業を進めていた。作業が完了し、危険物処理班が退避しようとしたそのとき、周囲にいた野次馬のひとりが携帯電話を使用し、突如爆弾が爆発した。そして、殉職した隊員に代わり、また新たな隊員が送り込まれ、地獄のような炎天下の元、処理班と姿なき爆弾犯人との壮絶な死闘が続く...。
これ、イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた映画。低予算のために使われたハンディカメラによる揺れた映像が、臨場感あふれる映像になっていて、まるで自分がイラクにいるような気分になる。クソ熱い炎天下、ハエが顔にたかり、ドクドクと汗が流れ、言葉が通じないことにイライラがつのる。処理班たちの異様なまでのストレスが伝わってきて、観ているこっちにも緊張感を強いられて、観終わってドッと疲れた。でもこういった戦争ものを観ることで感じられる重い感じって、ほんとにたまらない。ひさびさに「Black Hawk Down/ブラックホーク・ダウン」が観たくなった。
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