« 「奇跡/くるり」を聴いた | Main | 社食 #36 »

Thursday, June 16, 2011

「District 9/第9地区」を観た

District9 公開当時から気になってた映画District 9/第9地区」(2009/Cinema/TV)について。
 こんなあらすじ。ある日、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如出現した。しかし、船は動かず、船内にいた衰弱したエイリアンたちは地上におりて、生活するようになる。その28年後、第9地区と呼ばれる隔離地域で、難民として生活するエイリアンたちと地球人たちとの間で争いが絶えず、ひどいスラム化も進んでいるため、超国家機関であるMNUは、彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させるべく、立ち退きを進める...。
 この映画、あのPeter Jacksonが製作に入ってる完全B級SF映画。R15だけあって、映像はめちゃめちゃグロテスクで気分悪くなるし、エイリアン向け売春とか、思いっきり、ひどい。でも、個人的にはめっちゃありな映画。こんなストーリーなんて聞いたことないし、エビと呼ばれるエイリアンもだんだん人間っぽくなってくるし、エビ化していく地球人の悲哀もそれとなく切ないし、ヨハネスブルクの夕陽もどことなく綺麗だった。で、Lastも途中で終わってるんだけど、そんなに消化不良には感じなかったし、3年後にWikusがどうなるのかも、気になる。
 それにしても、この映画で出張で行ったあのナイジェリアを思い出した。道はボコボコで不潔で、異様な臭気で、人々の目はギラギラしてた。もう2度と行くことはないと思うけど、あの緊張感と歴然として貧富の差は凄かった。ともかく、この映画はBDに焼いて、永久保存します。

|

« 「奇跡/くるり」を聴いた | Main | 社食 #36 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「District 9/第9地区」を観た:

« 「奇跡/くるり」を聴いた | Main | 社食 #36 »