「Dreamcatcher/ドリームキャッチャー」を観た
たぶん公開当時、映画館に観に行った気がするStephen King原作の「Dreamcatcher/ドリームキャッチャー」(2003/Cinema/TV)について。
こんなあらすじ。少年時代、ある秘密を共有することで固い絆で結びついた4人の男たち。その20年後。毎年恒例のハンティングのため、4人は雪深い森の狩猟小屋で再会を果たす。しかし旧交を温める彼らの周りで、説明不能の出来事が次々と起こり始める...。
これ、同じStephen King原作の「IT/イット」や「Stand by Me/スタンド・バイ・ミー」の世界観ともつながりながら、SFホラー・アクション映画。前半で描かれた、森から逃げ出してくる動物たちの映像や、雪のなかに座ったままの警備員のシーンなど、なにかが起きそうな空気と緊張がよかった。また4人が共有してる記憶の部屋の描写もいい。でも、後半は完全に軍事映画だし、パニック映画だし、エイリアン映画になっていき、特に終わりのシーンは正直微妙。友情とエイリアンとの対決が強引につなげすぎた印象を受けた。
それにしても、Stephen King原作の映画って、ホラーものは、なんで微妙な映画が多いんだろう。好きなのは、「The Shining/シャイニング」と「Misery/ミザリー」くらい。そして、エイリアンものはさらに微妙。彼の緻密な筆量を忠実に再現するのが本当難しいってことなんだろう。改めて実感。
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