「Le Petit Prince-星の王子さま/Antoine de Saint-Exupery-サン=テグジュペリ:河野万里子(訳)」を読んだ
大昔の子供の頃読んだことにあるこの本。桜新町のTsutayaを徘徊中、なぜかもう一度読みたくなったサン=テグジュペリ氏の「Le Petit Prince-星の王子さま」(新潮文庫)について。
こんな話だった。砂漠に飛行機で不時着した僕が出会った男の子。それは、小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから7番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった...。
「帽子」の絵ではなく、「ゾウを胃の中で消化している大蛇ボア」の絵とか、ほんとひさびさに見た。いちばん大切なことは目に見えないとか、キツネとか一輪のバラとか、酒びたりの男とか、5億以上も星を数え続け、星を持っていると主張する実業家の男とか、だんだんと思い出した。子供が読める童話の形をとってるけど、これは、人と人とのつながりとか、生きていくということへの示唆にあふれた内容になっている。こんなおっさんでも読めるファンタジー小説だっただと思った。なんか懐かしかった。
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