「進撃の巨人(1),(2),(3),(4),(5),(6)/諫山創」を読んだ
ずっと気になってた諫山創氏の「進撃の巨人」。この冬休みにHrtくんに借りて、いまさらながらイッキに読んだ「進撃の巨人(1),(2),(3),(4),(5),(6)」(講談社)について。
こんな話。人類は、世界に現れた体長15メートルの謎の"巨人"たちにより捕食され、存亡の危機に瀕した。それでも、生き残った人々は、3重に築かれた巨大な防護壁の内側に生活することになった。その隔絶された壁の中で、かりそめの平和を享受しておよそ100年、城郭都市の外縁地区"ウォール・マリア"南端より突出したシガンシナ区にて、父グリシャと母カルラ、幼馴染の"ミカサ・アッカーマン"と暮らす少年"エレン・イェーガー"は、ただ一人の親友"アルミン・アルレルト"と共に、「壁の外に出て世界を探検すること」を夢見ていた。そんなエレンが10歳を迎えた年、従来の巨人を遥かに上回る身長60mと圧倒的な腕力を持つ"超大型巨人"が突如として現れた。超大型巨人によりシガンシナ区の壁が破られ、ついに多数の巨人が市街地に侵入する...。
これ、よくぞこんなStoryというかネタを思いついたというのか、思い出したのかというのが、読後の印象。今までもありそうなんだけど、あらためて今の時代にこんな話を提示されてしまうと、思いっきり新鮮。絶望と壮絶な戦いの中での少年の成長が描かれてるダーク・ファンタジーなんだけど、巨人に捕食されたり、踏み潰されたりする絵が、ともかく強烈。ぶっちゃけ、寝る前に読むと夢に出てきそうだ。
いやー、あんまり漫画は読まないほうなんだけど、これはやられました。実写映画化もされるようだけど、ともかく続きが早く読みたい。4月に出る第7巻、出たら貸してね、Hrtくん。
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