« ASIAN KUNG-FU GENERATION「BEST HIT AKG」/日本武道館/2012.02.22. | Main | 「往復書簡/湊かなえ」を読んだ »

Tuesday, February 28, 2012

「Gandhi/ガンジー」を観た

Gandhi これも1982年の公開当時、完全に見逃した「Gandhi/ガンジー」(1982/Cinema/TV)。アカデミー賞作品賞も受賞したこの作品、あらためて今回
観た。
 こんなあらすじ。1893年の南アフリカ。イギリスの植民地であり、有色人種に対する人種差別政策が行われていた南アで、列車の一等車に乗っていたイギリス領インド人の青年弁護士Gandhi(Ben Kingsley)は、三等車に移るように白人係員に指示されたものの、それを拒否したために列車から放り出された。この人種差別に激しい怒りを覚えたGandhiは、インド人移民に呼びかけて、身分証明カードを焼き拾てることを提唱した。イギリス人牧師AndrewsやNEW YORK TIMES誌の記者Walker(Martin Sheen)の支援を受けつつ、Gandhiは、暴力を用いずに闘うことを信条とし、生涯禁欲の誓いを立て、アシュラム(共同農園)を建設し、彼の差別反対闘争にインド人労働者たちも次第に結束し始めた。そして1915年、Gandhiはインド・ボンベイに戻り、インド国民から英雄として迎えられた...。
 これ、宗教家であり、インド独立の父として知られる"Mohandas Karamchand Gandhi/マハトマ・ガンディー"の青年時代から暗殺までを描いた歴史大作映画。インド人差別から草の根的な運動、無抵抗主義、救国の聖人、インドの3億5千万の同胞への愛、断食による平和活動などなど、当時の支配者である大英帝国の巨大な力に立ち向かっていったガンジーの姿が丁寧に描かれている。ほんとに壮大な映画だった...。
 で、出張でインドに数回行ったことあるけど、行く度にいろいろ感じたことを思い出す。
(1) カースト制の現実ってやっぱり、厳しい。それに基づく貧富の差って、やっぱりきつい。裸同然の子供達になにかをせがまれても、何もしてあげられないし。でも、その子供達の笑顔はかわいかったりして...。自分の頭の中を整理するのがほんとに難しい...。
(2) それでもインドの社会って、自分達が失ってきた純粋な家族愛に満ちている。祖父や父親を尊敬しているし、家族の前ではタバコは吸わないし、門限は守るし。この国の人々って、実はとっても幸せなのかもしれない...。
(3) 急激な経済成長と手遅れ気味な社会インフラ。成長することはいいことなんだけど、道路とか電気とか水とか衛生とか、社内的なインフラが完全に取り残されている。このGapを少しでも埋めないとって思うし、この歪みが今のインドの面白さなのかもしれない...。
そんなインドのことを思い出した映画だった。

|

« ASIAN KUNG-FU GENERATION「BEST HIT AKG」/日本武道館/2012.02.22. | Main | 「往復書簡/湊かなえ」を読んだ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「Gandhi/ガンジー」を観た:

« ASIAN KUNG-FU GENERATION「BEST HIT AKG」/日本武道館/2012.02.22. | Main | 「往復書簡/湊かなえ」を読んだ »