「Stranger Than Paradise/ストレンジャー・ザン・パラダイス」を観た
浪人か大学1年かのころに、渋谷の映画館で観た「Stranger Than Paradise/ストレンジャー・ザン・パラダイス」(2004/Cinema/TV)。27年ぶりくらいにもう一度観た。
こんな話。ある日、ハンガリー出身で、N.Y.C.に住んですでに10年になるWillie(John Lurie)の元に、クリーヴランドに住む叔母から電話があり、叔母が入院する10日間、いとこのEva(Eszter Balint)を預かってほしいと頼まれた。初めはなじめないWillieとEvaだったが、だんだんと打ち解けていく...。
これ、Jim Jarmuschが監督した長編映画。全編モノクロ映像で、たいしたアクションもなく、1シーンごと固定されたカメラで撮影され、どこか不条理、無表情のまま進むという映画。で、雰囲気としては、どこか奇妙な感じのおかしさがあって、同時になんとも言えない退廃感が伝わってくる。
で、27年ぐらい前に観た時は、超Coolで斬新だ! 面白い! とかと思ってんだけど、今回観ての印象は、正直だるかった。映像はStulishで今観ても、かっこいいっちゃあ、かっこいいんだけど、抑揚のない映像とストーリーが、今の自分にはあんまり響かなかった。昔いいなって思っても、歳を取って見直すと、キツさを感じてしまう。うーん、なんかさびしいけど、仕方がない...。
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