「The King's Speech/英国王のスピーチ」を観た
第83回アカデミー賞作品賞受賞作品である「The King's Speech/英国王のスピーチ」(2010/Cinema/TV)。いまさらだけど、ちょっと観てみた。
こんなあらすじ。1936年の英国が舞台。国王ジョージ5世の後継として長男のエドワード8世が即位するが、離婚歴のある米国女性と結婚するために1年もしないうちに王座を捨ててしまう。ジョージ6世として王位に就くことになった弟のYork公(Colin Firth)は、内気な性格に加え、幼い頃から吃音症に悩み、公務でのスピーチは常に苦痛の種だった。そんな夫を励ます妻のElizabeth(Helena Bonham Carter)は、オーストラリア人のスピーチ矯正専門家Logue(Geoffrey Rush)を見出した...。
これ、思ってた以上に面白かった。吃音というコンプレックスを周りの人間が温かい気持ちで、激励し、時にはコミカルにアドバイスして、サポートし、本人が乗り越えていく態度は、思わずドキドキしてしまった。そして、その吃音を乗り越えた瞬間は、観ているこっちも心の中でガッツポーズ。勇気と友情と家族愛がジワジワと伝わる佳作だと思います。
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