「Fargo/ファーゴ」を観た
ずっと見逃してたCoen兄弟の映画「Fargo/ファーゴ」(1996/Cinema)について。
こんなあらすじ。自動車セールスマンのJerry Lundegaard(William H.Macy)は、多額の借金を抱えていた。Jerryは金銭的な苦境を脱するために、自分の妻Jeanを誘拐させ、裕福な義理の父親Wade Gustafsonから8万ドルの身代金をせしめる計画を立てた。で、ノースダコタ州ファーゴでJerryは、整備工場のメカニックから紹介されたCarl Showalter(Steve Buscemi)とGaear Grimsrud(Peter Stormare)という2人のチンピラと会い、誘拐の打ち合わせをし、仕事とその報酬として、車の販売店から持ち出した車を引き渡した...。
これ、自動車セールスマンの仕組んだ狂言誘拐をめぐる人間模様を描いたサスペンス映画。どんどん想定以外の事件が起こり、歯車がずれていくという物語。しかも、殺人現場、殺戮現場が続き、めちゃめちゃバイオレンスな描写が続く。まさにCoen兄弟らしいジワジワした恐怖とじれったさと不条理さが続く映画だった。
Coen兄弟の映画と言えば、「Barton Fink/バートン・フィンク」(1991)と「No Country for Old Men/ノーカントリー」(2007)と観てきたけど、あと観たいのは、1998年の「The Big Lebowski/ビッグ・リボウスキ」と2000年の「O Brother,Where Art Thou?/オー・ブラザー!」あたり。チャンスがあればぜひ観たい!!
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