「Le Fabuleux Destin d'Amelie Poulain/アメリ」を観た
2001年の公開当時、映画館に観に行った「アメリ/Le Fabuleux Destin d'Amelie Poulain」(2001/Cinema)。ひっさしぶりに観直した。
こんなあらすじ。心臓に病気があると勘違いされたAmelie(Audrey Tautou)は、他の子供たちとは隔たれた世界で生活させられ、孤独の中で彼女は想像力の豊かな、しかし周囲と満足なコミュニケーションが取れない不器用な少女になっていった。そんな空想癖のあるAmelieは22歳になり、モンマルトルのカフェで働いていたが、現実を見ることが出来ないことに悩んでいた。で、ある日、バスルームで偶然見付けた宝箱を手にし、持ち主を探そうを思いついた...。
この映画の監督は、あのJean-Pierre Jeunet。「Delicatessen/デリカテッセン」(1991)を観た時も思ったけど、映像の処理やスピード感は抜群だし、ちょっとしたこだわりや、映画美術へのささやかな気配りなど、ほんとにうまい監督だ。で、この映画「アメリ」には、映像の面白さに加えて、ブラックなユーモアにもあふれているし、いびつな人間関係やスムーズにコミュニケーションが取れないといった、やっかいなことまで漏れなく描かれてる。
可愛らしい映像の中に、様々な毒がしこまれてる映画。やっぱり面白かった。
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