「Fahrenheit 9/11・華氏911」を観た #2
公開当時の2004年、映画館に観に行った「Fahrenheit 9/11・華氏911」(2004/Cinema)。およそ8年ぶりにもう一度観てみた。
これ、Michael Moore監督が作った、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件へのジョージ・W・ブッシュ政権の対応を批判するドキュメンタリー映画。ブッシュとビンラディン家を含むサウジアラビア王族との密接な関係を描き、痛烈にブッシュ政権を批判する内容となっている。
今となっては、大量破壊兵器があったという事実がわからないままイラクと開戦したということになっているけど、公開当時は、恣意的な編集がされているとか、扇動的でヤラセだといった批判も多数噴出していた。そして、映画の公開後でも、結局ブッシュは当選を果たした。
やっぱり、ドキュメンタリー映画といっても、作者の意思は思いっきり、反映されるものだし、それを受けて、世の中がどう動き、自分がどう思うかが大切だと思う。そんなことをあらためて感じた映画だった。
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