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Tuesday, July 31, 2012

「Eyes Wide Shut/アイズ ワイド シャット」を観た

Eyes_wide_shut 公開当時、映画館で観た気がする「Eyes Wide Shut/アイズ ワイド シャット」(1999/Cinema)。もう一度観てみた。
 こんなあらすじ。N.Y.C.で開業医を営んでるDr. Bill Harford(Tom Cruise)と妻Alice(Nicole Kidman)の夫婦は、Billの患者で友人のZiegler夫婦が開いたX'mas Partyに招かれた。このPartyで、Billはピアニストであり旧友のNickと再会し、AliceはBillと別れて個別にPartyを楽しむことになった。そんな中、Billは出席していた女性たちに誘惑され、一方でAliceはハンガリー人の紳士に誘われていた...。
 これ、Stanley Kubrick監督の遺作となった映画。夫婦の嫉妬をテーマとした内容で、華やかなX'masの街の景色、寒々とした気温が表現された夫婦の問題を、陰湿にかつ、クドクドと表現されていた。
 Kubrick監督と言えば、「2001:A Space Odyssey/2001年宇宙の旅」(1968)、「A Clockwork Orange/時計じかけのオレンジ」(1971)、「The Shining/シャイニング」(1980)、「Full Metal Jacket/フルメタル・ジャケット」(1987)あたりが個人的には大好きだけど、彼のすべてを掌握する完全主義者が、この映画にもあふれていた。
 不朽の名作という印象ではないけど、異様なまでのこだわりは凄い。こんな映画もありだと思う。

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