「Behind Enemy Lines/エネミー・ライン」を観た
面白そうだったのでちょっと観てみた「Behind Enemy Lines/エネミー・ライン」(2001/Cinema)について。
こんなあらすじ。1992年に起きた旧ユーゴ民族紛争が一応解決し、和平が結ばれているボスニアが舞台。米海軍大尉Chris Burnett(Owen Wilson)は、平和を維持するためのルーティンな軍務に意味を見出せず、Reigart司令官(Gene Hackman)と衝突する。そしてReigartは、休暇中だったX'mas中、Chris Burnettにボスニア上空からの撮影任務を命じた。相棒のStackhouseと共に空母カール・ビンソンから発艦したF/A-18Fは、ボスニア上空を飛行中、レーダーに地上兵器が映り、カメラに収めたが、突然、地対空ミサイル攻撃をうけて撃ち落とされた。ChrisとStackhouseはパラシュートで脱出するが、無線連絡の際、Stackhouseはセルビア人武装勢力に見つかり射殺された...。
これ、完全にフィクションな映画かと思うんだけど、和平交渉と実際の紛争とが表と裏の関係になっていて、そのはざまで残された大尉が逃げ切れるかが、この映画の見どころ。正直ストーリー自体は練られているとは言い難いんだけど、セルビア人民軍による執拗な追撃が凄い。戦闘シーンが素晴らしく、F/A-18Fの空中シーンの迫力は凄い。
ま、アメリカ万歳的な話ではあるものの、素直に映像を楽しむ映画かと思います。
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