「New Jack City/ニュー・ジャック・シティ」を観た
1991年の公開当時、映画館に行き忘れてた「New Jack City/ニュー・ジャック・シティ」(1991/Cinema)。21年ぶりにあらためて観てみた。
こんなあらすじ。New Yorkが舞台。アフリカ系アメリカ人ギャングのNino Brown(Wesley Snipes)は、Drugの密売で"NEW JACK CITY"と呼ばれる裏社会を築き上げ、その支配者として君臨していた。麻薬中毒者に母親を殺されたアフリカ系アメリカ人の捜査官Scotty(Ice-T)と、元麻薬中毒者の白人の捜査官Nick(Judd Nelson)は、Ninoに闘いを挑んでいったが、Ninoのもとで潜入捜査をしていたPookie(Chris Rock)の身元がばれて殺されてしまう...。
これ、1980-90年代のNYを舞台に、ドラッグの密売で裏社会の支配者となった黒人ギャングと刑事たちとの闘争を描いたギャング映画。クラックという不法ドラッグで荒稼ぎをするNinoを中心としたギャングの生活や容赦ないやり様が凄まじい。組織を守るために、裏切りを許さず、邪魔する組織と徹底的に抗戦するくだりは生半可ない態度は、本当に生々しかった。この映画が公開当時、全米で社会的現象になったのもわかる気がする。
また、Ninoら彼らのファッションも興味深い。ダブダブなスーツ姿にジャラジャラピカピカのゴールドのアクセサリーはこれまた凄いインパクト。Bobbiy BrownとかAlexander O'Nealなどなど、当時のハマったブラコンを思い出した。
というわけで、かつての闇のBlack Powerを理解するという意味で、ほんとに面白かった...。
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