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Monday, November 19, 2012

「坩堝の電圧/くるり」を聴いた

Quruli_rutsubonobolts この2012年の9月、2年ぶりにReleaseされたくるりの10th Album「坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)」について。
 新メンバーとして吉田省念、ファンファンが加入し、また息を吹き返したくるり。今年のRIJF2012で、岸田氏が「初めてメンバーが増えた」ってうれしいそうにMCをしてた姿が忘れられない。なんか調子の良さが伝わってくるくるりの最新Albumだ。
 ともかく曲について。M-01「white out(heavy metal)」。Album全体の勢いが伝えてくれる疾走感ある1曲目。M-02「chili pepper japones」。今年のRIJF2012のGrassで初めて聴いたこの曲。くるりのアングラ体質全開。M-03「everybody feels the same」。新生くるりの記念すべき先行CDS。あんまり意味のなさげな都市名連呼なところがめっちゃいい。M-04「taurus」。この独特なRhythmが気持ちいい。M-05「pluto」。箸置きのような1曲。M-06「crab,reactor,future」。爽やかなMelodyのいきなりの転調がさすが。その一方で原発を憂う歌詞は重い。M-07「dog」。吉田省念がVocal。なにげない日常を切り取った1曲。M-08「soma」。震災に見舞われた相馬を歌った曲。♪思い出はもう 消えそうだよ 消えそうだよ 青い空♪、♪相馬の空は そう いつの日も いつの日も 君を映す 鏡のよう 虹色の橋を架け♪。やるせないけど、なにかが残る曲。M-09「o.A.o」。かの名曲「ばらの花」や「言葉はさんかくこころは四角」を彷彿されるやさしいMelody。くるり鉄板なMidium Tune。M-10「argentina」。こんな昭和歌謡も歌えるのがくるりの雑食性。M-11「falling」。ファンファンのトランペットが冴えるサスペンスタッチがいい。その流れでのM-12「dancing shoes」。いい感じのドラマチックな疾走感が続く。M-13「china dress」。Pianoに乗せたファンファンの中国語がとても気持ちいい。M-14「my sunrise」。透明感ある爽やかさがいい。M-15「bumblebee」。サビのPOPさ含め、豊かなMelody。でも、虫の羽音が異常にひっかかる。M-16「jumbo」。佐藤征史氏のVocal。これもくるりらしいなんでもありの曲。M-17「沈丁花」。なんか世代を超えてて、岸田氏の大人になりっぷりを感じた。M-18「のぞみ1号」。♪仕方ないから どうにもならないこととか 素敵な夢見て 結局幻だったりとか どうしようもないことを ただ諦める 前向いていこうや そんな声も 耳を通過する♪。個人的にこのAlbumでのBest Track。またくるりの名曲が生まれた。M-19「glory days」。まさに今をぶった切った曲。「everybody feels the same」、「ハイウェイ」、「ワンダーフォーゲル」、「東京」...。そんな過去も飲み込んでた。
 そして、初回限定盤についてたDVD(Music Clip)。まずはM-01「everybody feels the same」。楽しいんだか、やる気がないんだかまったく意味不明な不気味さがいい。で、M-02「chili pepper japones」。一つ間違えると完全Comic Songなギリギリさ。いい意味でOther Side Of QuruliなPVだった。
 ともかく人が増えても変わらないくるりの懐のでかさを感じた1枚。やっぱり寄り添ってくれる音楽はずっと信じられる。

● 坩堝の電圧/くるり (2012/Album)
=CD=
M-01. white out(heavy metal)
M-02. chili pepper japones
M-03. everybody feels the same
M-04. taurus
M-05. pluto
M-06. crab,reactor,future
M-07. dog
M-08. soma
M-09. o.A.o
M-10. argentina
M-11. falling
M-12. dancing shoes
M-13. china dress
M-14. my sunrise
M-15. bumblebee
M-16. jumbo
M-17. 沈丁花
M-18. のぞみ1号
M-19. glory days
=DVD(Music Clip)=
M-01. everybody feels the same
M-02. chili pepper japones

* Produced by Quruli.
* Co-Produced by Bobo.
* Quruli:Shigeru Kishida(Singer,Guitarlist),Masashi Sato(Bassist),Shonen Yoshida(Guitarlist,Cellist),FanFan(Trumpeter)
* Mixing Engineer:Yoichi Miyazaki,Dietz,Tohru Takayama
* Recording Engineer:Yoichi Miyazaki,Beak Hee Sung,Kim Sang Hyuk,Kenichi Koga,Masashi Uramoto
* Mastering Engineer:Tohru Kotetsu
* Studios for Recording:Belfonics Studio(Seoul),Onkio Haus(Tokyo),Crescent Studio(Tokyo),Wonder Station(Tokyo),Aobadai Studio(Tokyo)
* Studios for Recording & Mixing:Stone Age Studio(Seoul),Feedom Studio(Tokyo)
* Studios for Mixing:Switchback(Tokyo),Sound Dali(Tokyo),Swoon Factory(Vienna)
* VIZL-495 2012 Speedstar Records. Victor Entertainment,Inc.

cf.くるり My CD/DVD List
- ファンデリア(おまけつき) (1998/Mini Album)
- さよならストレンジャー (1999/Album)
- Team Rock (2001/Album)
- The World Is Mine (2002/Album)
- ジョゼと虎と魚たち-Original Soundtrack (2003/Album)
- くるくる鮨 (2004/DVD)
- Birthday (2005/CDS)
- Superstar (2005/CDS)
- 赤い電車 (2005/CDS)
- Baby I Love You (2005/CDS)
- Nikki (2005/Album)
- Juice/くるりとリップスライム (2006/CDS)
- ラヴぃ/リップスライムとくるり (2006/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER (2006/Album)
- Jubilee (2007/CDS)
- ワルツを踊れ-Tanz Walzer (2007/Album)
- 言葉はさんかくこころは四角 (2007/CDS)
- Philharmonic Or Die (2008/Album)
- 横濱ウィンナー-Yokohama Wiener (2008/DVD)
- さよならリグレット (2008/CDS)
- 三日月 (2009/CDS)
- 愉快なピーナッツ (2009/CDS)
- 魂のゆくえ (2009/Album)
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- シャツを洗えば/くるりとユーミン (2009/CDS)
- 魔法のじゅうたん・シャツを洗えば(ヴァージョン2) (2010/CDS)
- 僕の住んでいた街 (2010/Album)
- 言葉にならない、笑顔をみせてくれよ (2010/Album)
- 奇跡 (2011/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER 2 (2011/Album)
- everybody feels the same (2012/CDS)
- 坩堝の電圧 (2012/Album)

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