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Tuesday, November 13, 2012

「Rise of the Planet of the Apes/猿の惑星:創世記」を観た

Rise_of_the_planet_of_the_apes_post 2011年の劇場公開時、ちょっと観に行けなかった「Rise of the Planet of the Apes/猿の惑星:創世記」(2011/Cinema)。やっと観れた。
 こんなあらすじ。父のアルツハイマー型認知症を治そうと薬物研究者Will Rodman(James Franco)は新薬を開発し、それを実験台としてある雌猿に投与したが、実験は失敗し、雌猿は凶暴化した末に殺されてしまう。その後、Willは会社に黙って、その雌猿が死ぬ前に産んだ仔猿を引き取り"Caesar"と名付けて育てることにした。Caesarは成長するにつれ驚異的な知性を発揮していくが、ある日、隣人とトラブルを起こしたWillの父親を守ろうとしたCaesarは隣人を襲ってしまい、それが原因で霊長類保護施設に送られてしまう...。
 これ、2001年Tim Burton監督が作ったリメイク版「Planet of the Apes/猿の惑星」以来10年ぶりとなる猿の惑星シリーズの新作。過去のリメイクでも続編でもなく、あくまでBatmanのようなビギニングものという位置づけになっている。
 で、まずは映画で描かれてる猿たちなんだけど、旧シリーズと異なり、CGIで作られているけど、これは思ってた以上にリアル。動きや感情の起伏も表現豊かで、感情移入せずにはいられない感じ。子供の頃から人間に育てられ、成長したCaesarが野生動物の本能に目覚めるシーン、保護施設に送られた後に受けた凄まじい虐待のシーン、他のオラウータンやゴリラやチンパンジーたちとの諍いやどう意思の疎通を図るかのシーン...。Caesarが高い知性を使いつつも、悩みつつも闘い、他の猿たちを扇動していくところはほんとにおもしろかった。
 話の構成も最初から最後まで無駄なく、だれることなくLastまで存分に楽しめた映画。まさに映画らしいエンターテインメントな作品だった。

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