「進撃の巨人(9)/諫山創」を読んだ
じわじわと読み続けている諫山創氏の「進撃の巨人」。正直、過去の話が忘れがちの中、Hrtくんに過去の作品と合わせてまとめて借りて読んだ「進撃の巨人(9)」(講談社)について。
人類と巨人の壮絶な戦いを描いた「進撃の巨人」。で、第9巻はこんなあらすじ。ついに"女型の巨人"の捕獲に成功したエレン達であったが、同時に壁の中に巨人が眠っているという新たなる謎と直面した。そして大混乱の中、ウォール・ローゼが破壊されたとの急報が届き、巨人の群れが襲来してきた。さらには新たなる脅威「獣の巨人」が現れた...。
この9巻は、ウォール・ローゼの壁がいきなり壊されたという情報が入ってきたり、新たな獣の巨人が出てきたりと急展開おこった1冊だと思う。加えて、エレン達中心だった「進撃の巨人」の物語だったが、コニーやサシャ、ユミルなどのサブキャラクターにスポットが当てられ、彼らの活躍や心情が描かれることで、物語にふくらみが生まれてきたと思う。
それにしても、この物語の良さは、死の描写がとてもうまいこと。虚無で無表情な巨人に対峙したときの恐ろしさがほんとにリアルに伝わってくる。そして今回の終わり方も次が気になる派手めな終わり方。また貸してね、Hrtくん。
cf. 諫山創 読破 List
- 進撃の巨人(1) (2010)
- 進撃の巨人(2) (2010)
- 進撃の巨人(3) (2010)
- 進撃の巨人(4) (2011)
- 進撃の巨人(5) (2011)
- 進撃の巨人(6) (2011)
- 進撃の巨人(7) (2012)
- 進撃の巨人(8) (2012)
- 進撃の巨人(9) (2012)
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