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Sunday, January 06, 2013

「大日本人」を観た

Dainihonjin

Dainihonjin2 松本人志が企画・監督・主演した映画「大日本人」(2007/Cinema)について。
 こんなあらすじ。"大佐藤大"(松本人志)は「獣(じゅう)」と呼ばれる巨大生物を退治する「大日本人」。彼の家系は代々、日本国内に時折出現する獣の退治を家業としており、大佐藤大はその6代目。しかし、かつてと違い大日本人に対する世間の風当たりは強く、軍備の整った現代においては大日本人は不要という声が出ている。また、プライベートでも妻との別居、跡取問題、かつての英雄である祖父(4代目)の介護問題など大佐藤大の悩みは深い...。
 これ、特撮モノなんだけど、松本氏が描きたかったのは迫力ある特撮ではなく、ヒーローの日常そのもの。しかもその描き方は、静かに淡々と撮っていて、感情に走らず、世間を冷静に眺めている松本氏の視点もかぶるものだった。
 で、出演者は予想外。マネージャー役にUA、獣たちを演じた人々に竹内力(跳ルノ獣)、神木隆之介(童ノ獣)、板尾創路(雌の匂ウノ獣)、宮迫博之(ステイ・ウィズ・ミー)、原西孝幸(雄の匂ウノ獣)らが特殊メイクとともに出演してる。これが思わず見いってしまう。しかも音楽はあのテイ・トウワ。これもらしいっちゃぁらしい。
 それにしても、Lastの特撮シーンのチャチさは松本氏の皮肉がこめられてたし、"スーパー・ジャスティス"のお屋敷での食卓を囲んだ会話は完全にごっつやええかんじのコント。これもらしいっちゃぁらしい。
 ほんとまっちゃんらしい映画だったと思う。

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