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Monday, February 18, 2013

「Best of GRAPEVINE (1997-2012)/Grapevine」を聴いた

Grapevine_bestofgrapevine 去年2012年でDebut15周年のGrapevine。これを記念してReleaseされたBest Album「Best of GRAPEVINE (1997-2012)」(2012/Album)。これも縁起ものなのでしっかりと聴いてみた。
 これ、ファンからのリクエスト投票をもとに、収録曲30曲が決められたBest盤。DISC 1、DISC 2ともに、それぞれGrapevineの15年の歴史を満遍なく網羅された選曲と曲順になっている。
 ともかく曲について書いてみる。まずはDISC 1から。
・M-01「覚醒」。分かりやすい重めなGroove、BluzyなMelody Lineがよい。Debut時点でこのLevelの曲だもんな。
・M-02「君を待つ間」。タメが効いてるRhythm隊と韻を踏んだ歌詞とサビの気持ちよさと優しいMelodyがいい。
・M-03「遠くの君へ」。斜に構えた投げやりで艶っぽい田中氏のVocalが秀逸。
・M-04「会いにいく」。なんか優しいMelodyと哀しい歌詞がグッとくる。
・M-05「ナツノヒカリ」。夏の気持ちよさと恋愛の気持ちよさを歌ってる昔から好きな曲。
・M-06「リトル・ガール・トリートメント」。ちょっとすました感じの歌詞がいい。
・M-07「Our Song」。2001年にReleaseされた当時、選ばれた言葉の綺麗さに感動したことを思い出す。ともかくDramaticなMedium Tune。初期の名曲の一つ。
・M-08「望みの彼方」。1999年のSingle「スロウ」に入ってて、ずっと前から好きだった曲。やさしい穏やかなMelodyがじわっと染み込んでくる。
・M-09「here」。♪君や家族を 傍にいる彼らを あの夏を そういう街を 愛せることに今更気付いて 突き抜ける身体を 胸躍らせ 移りゆく時間の水脈 あなただけ 見失わぬよう 手 離すなって 声が聞こえたなら 思いがけない人へ♪。こんな日常的な歌詞がなんかいいです。
・M-10「白日」。UKっぽいGuitar Soundがいい。ちゃんとPopさもある。秀逸な1曲。
・M-11「スロウ」。♪めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた 願いは波に揺られて まだ見えない明日へ 何も変わらない明日へ♪。こんな叙情的な歌詞が深くて落ち着けるSoundにのっかってる。何年経っても聴き飽きない名曲。
・M-12「アナザーワールド」。綺麗で重くて、サビのGuitarリフは哀愁あって、はき捨てながらも大事に歌ってるVocalもいい。
・M-13「風待ち」。優しげなAcousticが気持ちいい。ほんと風が吹いてる公園とかで、ぼーっと聴きたい曲。
・M-14「光について」。♪光にさらされてゆくこの世界の中 君を見ていられた 涙が流れて聞こえなかったとしても 空に浮かべていこう いつもいつも♪。違和感を感じた人のつぶやく言葉がいい。これも物凄い名曲。
・M-15「Everyman,everywhere」。低音と高音が波のように迫ってくるRock Tune。この曲のStringsは秀逸。
 そして、DISC 2へ。
・M-01「真昼の子供たち」。♪でかい当たりを掴んでしまった 世界を変えてしまうかもしれない 毎日があっという間に終わった 油断すると大人になっちまう♪。こんな思春期の真摯な前向きさが、優しいPopなMelodyにのってる。これまた甲乙つけがたいBest Track。
・M-02「Glare」。綺麗なMelodyと静謐な歌詞といい意味でDramaticなサビ。
・M-03「放浪フリーク」。透明感ある爽やかな佳曲。
・M-04「Darlin' from hell」。軽快なRhythmで始まって、いつのまにかバインらしいGroovyな曲になってる。まさにGood Melody。Album「Twangs」(2009)での個人的Best Track。
・M-05「RAKUEN」。♪叶ったのは 叶ったのはどの夢♪、♪終わったのは 終わったのはどの夢♪。こんな文学的な言葉が、豊かなMelodyに乗ってる。
・M-06「小宇宙」。綺麗でPopな歌モノ。
・M-07「CORE」。冬を舞台にした童話のような冷たく透明感溢れた曲。まさに今の季節にぴったり。
・M-08「GRAVEYARD」。ゆったりしたNevadaの砂漠のような感じ。でっかい感じがいい。
・M-09「指先」。名曲「スロウ」とかを彷彿させる心地よい湿り気のある秀逸なMelody。ほんとにいい曲だと思う。
・M-10「Silverado」。乾いてるけど、豊かな大きいMelody Lineがいい。まさにバイン真骨頂の大陸的な歌。
・M-11「エレウテリア」。厚くて綺麗な音。心地よいMinor調のMelody Line。何回聴いても飽きない。
・M-12「豚の皿」。静寂と轟音が交互に流れを作り、まさに狂気なプログレって感じ。Bandの幅の広さ、奥の深さを感じさせる。
・M-13「超える」。前に向かってる感じが最高な1曲。♪ばかでかい音で砕け散ったっていいんだ その答などいつも ひとつじゃないのはわかってた ばかでかい音量で曝け出すつもりだ その答だって いっそひとつだと思えばいいね♪。なんか好きなんだよね、この歌詞。
・M-14「棘に毒」。バイン王道な完璧なるMelodyが最高。
・M-15「FLY」。U2の「Vertigo」みたいな完璧Rock Tune。この曲がLiveでかかると、マジでアガル。

 Grapevineの音楽って、音がSolidで攻撃的だし、豊かでタメが効いてるし、放牧感もあるし、静謐で美しいし、文学的でもあるし、Straightで力強い。ほんとひとことで言い表せられない。15年の歴史を楽しんだので、この先もずっと聴いていこうと思った。

● Best of GRAPEVINE (1997-2012)/Grapevine (2012/Album)
=DISC 1=
M-01. 覚醒
M-02. 君を待つ間
M-03. 遠くの君へ
M-04. 会いにいく
M-05. ナツノヒカリ
M-06. リトル・ガール・トリートメント
M-07. Our Song
M-08. 望みの彼方
M-09. here
M-10. 白日
M-11. スロウ
M-12. アナザーワールド
M-13. 風待ち
M-14. 光について
M-15. Everyman,everywhere
=DISC 2=
M-01. 真昼の子供たち
M-02. Glare
M-03. 放浪フリーク
M-04. Darlin' from hell
M-05. RAKUEN
M-06. 小宇宙
M-07. CORE
M-08. GRAVEYARD
M-09. 指先
M-10. Silverado
M-11. エレウテリア
M-12. 豚の皿
M-13. 超える
M-14. 棘に毒
M-15. FLY
* Grapevine:Kazumasa Tanaka(Vocal,Guitars),Hiroyoshi Nishikawa(Guitars),Toru Kamei(Drums),Makoto Nishihara(Bass),Satoru Kaneto(Bass),Isao Takano(Keyboards)
* This Compilation Edited and Mastered by Mitsukazu "Quincy" Tanaka at Bernie Grundman Mastering Tokyo.
* POCA-03689 2012 Pony Canyon Inc.

cf. Grapevine My CD/DVD List
- 覚醒 (1997/Mini Album)
- 退屈の花-Flowers of boredom- (1998/Album)
- Lifetime (1999/Album)
- Lifetime #2 (1999/Album)
- Divetime (1999/Album)
- Here (2000/Album)
- Circulator (2001/Album)
- Grapevine Live 2001 Naked Songs (2002/Album)
- Another Sky (2002/Album)
- OUTCAST~B-SIDES+RARITIES~ (2003/Album)
- イデアの水槽 (2003/Album)
- Chronology -a young persons' guide to Grapevine- (2004/Album)
- Everyman,everywhere (2004/Mini Album)
- deracine (2005/Album)
- Fly (2006/CDS)
- From A Smalltown (2007/Album)
- GRAPEVINE Tour2007 ママとマスター FINAL (2007/DVD)
- 覚醒 10th Anniversary Special Package (2007/Mini Album)
- 超える (2007/CDS)
- ユニコーン・トリビュート (2007/Album)
- ジュブナイル (2008/CDS)
- Core・Wants (2008/CDS)
- Sing (2008/Album)
- 疾走 (2009/CDS)
- Twangs (2009/Album)
- Malpaso/長田進 with Grapevine (2010/Album)
- 風の歌 (2010/CDS)
- 真昼のストレンジランド (2011/Album)
- Misogi EP (2012/Mini Album)
- Best of GRAPEVINE (1997-2012) (2012/Album)

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