「Million Dollar Baby/ミリオンダラー・ベイビー」を観た
Clint Eastwoodが監督・製作・主演し、第77回アカデミー賞作品賞を受賞した「Million Dollar Baby/ミリオンダラー・ベイビー」(2004/Cinema)。やっと観れた。
こんなあらすじ。トレーラーハウスに育ったMaggie(Hilary Swank)は不遇な人生から抜け出そうと、自分のボクシングの才能を頼りにLAにやってきた。彼女は小さなボクシングジムを経営する名トレーナーのFrankie(Clint Eastwood)に弟子入りを志願するが、女性ボクサーは取らないとFrankieにすげなく追い返される。だがこれが最後のチャンスだと知るMaggieは、ウェイトレスの仕事をしながら、残りの時間をすべてボクシングの練習に費やしていた。そんな彼女の真剣さに打たれ、Frankieはついにトレーナーを引き受けることとなった...。
これ、Rockyのようなボクシングのサクセスストーリーから一転して、重い尊厳死を描いた硬派な社会派ドラマ。家族の愛に恵まれない2人に、師弟関係を超えた深い絆が芽生えていく話なんだけど、"モ・クシュラ"という言葉の意味を老トレーナーが主人公の女ボクサーに告げるシーンがとても感動的だった。
あまりに救いがない話なんだけど、観終えた後はジーンとしてしまった。いい映画だと思います。
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