「The Girl with the Dragon Tattoo/ドラゴン・タトゥーの女」を観た
2012年の日本公開当時、ほんと観に行きたかったDavid Fincher監督の「The Girl with the Dragon Tattoo/ドラゴン・タトゥーの女」(2011/Cinema)。やっと観れた。
こんなあらすじ。雑誌「ミレニアム」の発行責任者Mikael(Daniel Craig)は、スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の不正を暴くが、逆に名誉棄損で敗訴してしまう。そんな中Mikaelに、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長Henrik(Christopher Plummer)から家族史編纂の依頼が舞い込むが、実際は40年前に起きた、Henrikが最も愛情をかけていた16歳の娘Harriet(Joely Richardson)の失踪事件の謎を解くことだった。調査を開始したMikaelは一族の血塗られた過去に気づいたものの、手掛かりがつかめずにいたが、一族の弁護士から情報収集能力に長けた天才的ハッカーとして、Lisbeth(Rooney Mara)を紹介された...。
映像はひたすら暗く、醸し出す寒々しい空気感は、まさにDavid Fincherの世界。少女失踪事件が未解決の猟奇殺人事件に結びついていくあたりでの緊張感あるテンポの良さもまさにDavid Fincherの真骨頂。脚本もしっかりしているし、Rooney Maraの体を張った演技も凄い。オープニングでのTrent Reznor(from Nine Inch Nails)が作ったツェペリンのカバー「Immigrant Song/移民の歌」からずっとテンション上がりっぱなしだった。
ひさびさにスゲっ!と思えた映画。ほんとに圧倒されました。次回作が公開されたら、次回は絶対映画館で観よう!!
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