Tuesday, April 30, 2013
Monday, April 29, 2013
駒沢 #375
連休も3日目。今日もめちゃめちゃ天気がよかったので、日ごろの運動不足を解消に駒沢公園へ。N'夙川BOYSのBest盤「THANK YOU!!!」を聴きながら、走ったり歩いたり。風がさわやかでだけど、結構汗をかく。その後はベンチで読書。室積光さんの「史上最強の内閣 THE CABINET」、だんだん面白くなってきた。で、そのまま昼飯は池尻の「支那そば 八雲」。ほんとにこのワンタンは絶品。
で、後はWOWOWでの24-ファイナル・シーズンを観てから、用賀のコジマまでわんこ達と散歩を兼ねて買い物。Peaceの疲れもとれたよう。そんな月曜日。
支那そば 八雲
今日の昼飯は、ずいぶん前から行きたかった池尻大橋の「支那そば 八雲」。すでに結構な行列。で、いただいたのは、"チャーシュー特製ワンタン麺(黒だし)"(1,280円也)に"味付玉子"。香油がいい魚介の上品は醤油スープに肉ワンタンと海老ワンタン、これに豚ロースのローストチャーシュー。麺は中細のストレート麺で、メンマ、海苔、白葱、青葱という構成。確かにこのワンタンは素晴らしい。肉ワンタンはジューシーな肉汁が出てくるし、海老ワンタンの食感はほんとプリプリ。周りがピンクでよく蒸されたチャーシューの存在感もいい。ここまで完成度が高い一杯はひさしぶり。次回は白だしにしよう。ごちそうさまでした。
Sunday, April 28, 2013
TOKYO PEOPLE'S CAFE #4
駒沢ドッグランで遊んだ後、今日の昼飯はひさびさの「TOKYO PEOPLE'S CAFE」へ。ここ、わんこに優しいCafe。で、いただいたのは、"メキシカンタコライスプレート"のランチ(900円也)。タコミートと温泉玉子とチーズなどをグチョグチョに混ぜていただく。これは美味しい。それにしてもここ最近、タコスとかを食べてないな~。ごちそうさまでした。
お水もだしていただき、おやつを食べて寝てたわんこ達。
駒沢 #374
GWも2日目で、今日もとっていい天気。昨日のお酒を消化すべく、朝から駒沢公園で走ったり、歩いたり。今日のBGMはBLANKEY JET CITYのAlbum「LOVE FLASH FEVER」を。それにしても、「ガソリンの揺れかた」はアガル。その後は、公園のベンチで休憩と読書。今読んでるのは評判よさげな室積光さんの「史上最強の内閣 THE CABINET」。まずまず...。
そんな中、Hsmtさんからドッグランのお誘いがあり、一度家に帰って、LoveとPeaceを連れて戻ってきた。
やたら元気なAnriくん。ちょっとおっかなびっくりしてた。
そして。やさひげなLouis君。とってもフレンドリー。
Loveもそんなに好戦的ではなく、なかよく4匹でやってた。それにしてもわんこが多いとそれだけで楽しい。また行きましょう!
ともかく初夏の駒沢公園を満喫しました。
上野毛な夜
今年もちょっと嬉しいGW。で、昨日の初日の夕方からSnちゃん、Mikさん、Emちゃん一家にお呼ばれ。上野毛の高台のマンションの眺め、ちょっと感動しました!!
Mikさんの手料理をたくさんいただきながら、お酒を飲みまくり。で、EmちゃんもLoveとPeaceに会いたかったみたいで、たくさん遊んでた。で、後半、でっかいソファーで爆睡してしまい、まったく記憶なし...。ほんとごめんなさい。次回にうちにもぜひお越しください。ごちそうさまでした。
Friday, April 26, 2013
「アンテナ/くるり」を聴いた
2004年3月にReleaseされたくるりの5th Album「アンテナ」(2004/Album)。ひっさびさに聴き直してみた。
この頃のメンバーは岸田繁、佐藤征史に加え、Guitarは大村達身でDrumsはChristopher McGuireというメンバー。特にChristopher McGuireが唯一参加したAlbumがこの「アンテナ」で、JAPAN誌で岸田さんが「クリストファーのアルバムやな...」って言ってたことを思い出す。ちなみにくるりのAlbumで唯一英語訳の歌詞カードが入っているのもこれ。
で、珠玉の名曲「ロックンロール」はこの時代の曲で、もう何回聴いたか歌ったかわからない。ほんとにOur Anthemだと思う。ともかく曲について書いてみる。
・M-01「グッドモーニング」。情景たっぷりのアコギ曲。♪早朝喫茶は夜の香り 男女は音楽の話 女の方が趣味がいいね♪。こんなさりげない描写にそのシーンが浮かぶ。
・M-02「Morning Paper」。やったりタメが効いたAメロと疾走感あるサビの転調がいい。
・M-03「Race」。どこか民謡調の不思議なMelody。ワールドワイドだと思う。
・M-04「ロックンロール」。ともかく前向きなBeatに♪たった一かけらの勇気があれば ほんとうのやさしさがあれば あなたを思う本当の心があれば 僕はすべてを失われるんだ♪。こんな歌詞がのっかったて、もう非の打ちどころがない。それにしても、冷凍の倉庫の中で撮られたこの「ロックンロール」のPVも大好きだった。後でYou tubeで探してみよう!
・M-05「Hometown」。混沌としたMelodyとリフがいい。
・M-06「花火」。♪そういう花火はふくらんで消えた 花火は全て消えてゆく 花火は♪。どこか複雑なMelodyと刹那な歌詞がいい。
・M-07「黒い扉」。♪どこまでもついていくことにしたからね 大丈夫 息も止まりそうなくらいの約束 守る♪。ゆったりした重めのMelodyもいい。
・M-08「花の水鉄砲」。情緒あふれるRhythmとMelodyがいい。
・M-09「バンドワゴン」。♪いつまでたっても僕がいて 誰かのためにあなたは笑う 十年たっても笑ってる あなたのために僕も笑った 急げ♪。アコギの音色もいい。
・M-10「How To Go
そろそろ夏Fes.のことを考えないといけない。また真夏のでっかいGrass Stageで「ロックンロール」が聴きたいと思う。
● アンテナ/くるり (2004/Album)
M-01. グッドモーニング
M-02. Morning Paper
M-03. Race
M-04. ロックンロール
M-05. Hometown
M-06. 花火
M-07. 黒い扉
M-08. 花の水鉄砲
M-09. バンドワゴン
M-10. How To Go
* Quruli:Shigeru Kishida,Masashi Satoh,Tasshin Ohmura,Christopher McGuire
* All Songs Arranged & Produced by Quruli.
* Except M-01 & M-03 Produced by Tony Doogan & Quruli.
* Mastered by Tohru Kotetsu at JVC Mastering Center.
* Recorded by Tony Doogan,Tohru Tatayama,Masashi Uramoto and Masato Hara.
* Mixed by Tony Doogan,Tohru Tatayama and Kikou Uehara.
* Recorded at Cava Sound Work Shop,Azabu West,Inning Recording Hosterlry and Burnish Stone Recording Studio.
* Mixed at Cava Sound Work Shop,Wonder Station and Burnish Stone Recording Studio.
* VICL-61306 Speedstar 2004 Victor Entertainment,Inc.
cf. くるり My CD/DVD List
- ファンデリア(おまけつき) (1998/Mini Album)
- さよならストレンジャー (1999/Album)
- 図鑑 (2000/Album)
- Team Rock (2001/Album)
- The World Is Mine (2002/Album)
- ジョゼと虎と魚たち-Original Soundtrack (2003/Album)
- アンテナ (2004/Album)
- くるくる鮨 (2004/DVD)
- Birthday (2005/CDS)
- Superstar (2005/CDS)
- 赤い電車 (2005/CDS)
- Baby I Love You (2005/CDS)
- Nikki (2005/Album)
- Juice/くるりとリップスライム (2006/CDS)
- ラヴぃ/リップスライムとくるり (2006/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER (2006/Album)
- Jubilee (2007/CDS)
- ワルツを踊れ-Tanz Walzer (2007/Album)
- 言葉はさんかくこころは四角 (2007/CDS)
- Philharmonic Or Die (2008/Album)
- 横濱ウィンナー-Yokohama Wiener (2008/DVD)
- さよならリグレット (2008/CDS)
- 三日月 (2009/CDS)
- 愉快なピーナッツ (2009/CDS)
- 魂のゆくえ (2009/Album)
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- シャツを洗えば/くるりとユーミン (2009/CDS)
- 魔法のじゅうたん・シャツを洗えば(ヴァージョン2) (2010/CDS)
- 僕の住んでいた街 (2010/Album)
- 言葉にならない、笑顔をみせてくれよ (2010/Album)
- 奇跡 (2011/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER 2 (2011/Album)
- everybody feels the same (2012/CDS)
- 坩堝の電圧 (2012/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
「Blue Velvet/ブルーベルベット」を観た
David Lynchが監督・脚本したあの「Blue Velvet/ブルーベルベット」(1986/Cinema)。ひっさびさにもう一度観た。
こんなあらすじ。父親の入院を期に大学生のJeffrey Beaumont(Kyle MacLachlan)は、大学を休学して、故郷である田舎町Lumbertonに帰ってきた。そんなある日父親を見舞った帰りに、野原を通りかかったJeffreyは切断された人間の片耳を発見した。問題の片耳を、父親の友人であるWilliams刑事(George Dickerson)の元に届けたJeffreyは、その刑事の娘Sandy(Laura Dern)と知り合った。Williamsの話を盗み聞きしたSandyによると、今回の事件には、Dorothy Vallens(Isabella Rossellini)というクラブ歌手が関係しているらしい...。
これ、David Lynchが作りあげた耽美と退廃と倒錯と虐待の世紀末で幻想的な世界を描いたカルトムービー。ダークで異常な描写が続き、この後の「Twin Peaks/ツイン・ピークス」へ拡大されていく。特によかったのは、青い空、白いフェンスといった絵に描いたようなアメリカの典型的な田舎町にある美しい芝生にカメラが入っていき、その芝生の下の地面で蠢いている昆虫達を映した冒頭のシーン。まさに陰と陽、善と悪をあばく象徴的なシーンだった。
この映画、カルトな名作とされてるけど、David Lynch特有の世界を堪能できる1作だと思う。
Thursday, April 25, 2013
pampa
昨日4/24(水)の夜、10年弱前近くでがんばってたメンバーでひっさびさに飲み会。メンツはNkgwさん、Tkmtさん、Mskさん、Kjtkさん、そしてKzmさん。場所は目黒にある「pampa/イタリアンダイニング パンパ」。ここ、Tkmtさんのお友達のお店ということで、いろいろとアレンジしていただいた。ちなみに店長のKANさんによるとわんこもOKとのこと。パスタとかピザとかとっても美味しかったのでまた来たいです。で、飲み会のほうなんだけど、このメンツはひっさびさなんだけど、昔話から今のお互いのことをあーだこーだと話しまくり、声が枯れまくりで、結果のど渇きまくりでビールとワイン飲みまくりという状況。あー、楽しかった。また行きましょう。ごちそうさまでした。
rockin'on 5 May 2013
最新号「rockin'on 5 May 2013」について。気になった記事を書いてみる。
● Primal Scream New Album "More Light":
5年ぶりの新作が5月にReleaseされる。Maniはいなくなってしまったけど、これはしょうがない。2009年のZeppでのLiveが懐かしい。ともかくTention上げて待つ!
これ以外の記事では、PINK FLOYD初の表紙巻頭特集(うーん、まったく聴いてこなかった...)、James Blake New Album "Overgrown"、
My Chemical Romance解散(これはショック!)、Journey live at Nippon Budokanなど。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ Overgrown/James Blake (Album)
・ Delta Machine/Depeche Mode (Album)
・ Old Sock/Eric Clapton (Album)
Wednesday, April 24, 2013
「The Debt/ペイド・バック」を観た
ちょっと面白そうだったので観てみた「The Debt/ペイド・バック」(2011/Cinema)について。
こんなあらすじ。第2次世界大戦中ユダヤ人収容所で生体実験を行ない、戦後も正体を隠して生き延びていたナチスの戦犯Vogel(Jesper Christensen)を捕まえるべく、イスラエルの秘密諜報機関sadは隠密作戦を実施していた。1965年、東ドイツに潜入したStefan(Marton Csokas)、David(Sam Worthington)、Rachel(Jessica Chastain)の3人は標的Vogelを捕らえはしたものの、国外へ連れ出す作戦に失敗し、やむなくアパートの一室に彼を監禁した...。
これ、ナチスの罪をあばき、祖国の英雄として称えられたイスラエルの諜報部員達の裏に秘められた意外な真実を描いたサスペンス映画。過去と現在にシーンが行き来するものの、30年前の嘘の重責に苦みつつも人間味にあふれ、スピード感もって楽しむことができた。加えて、モサド諜報員3人の人物設定がしっかり確立されていて、それぞれの役者の演技が素晴らしく、ほんと上質なスパイ映画だったと思う。
いまだにナチスという歴史の暗部が明るみになっているが、こんな史実に基づいた映画によって理解を深めていきたいと思った。
Tuesday, April 23, 2013
「THE BIRTHDAY TOUR 2012 "VISION" FINAL NIPPON BUDOKAN from "MUSIC STYLE JAPAN THE BIRTHDAY"」(WOWOW)を観た
最近ちょいちょい観るようにしているWOWOWの「MUSIC STYLE JAPAN」。今回はTHE BIRTHDAYの2012年12月日本武道館公演が「MUSIC STYLE JAPAN THE BIRTHDAY」として放送されてた。当然観た。
これ、THE BIRTHDAYが2012年に全国27公演の「THE BIRTHDAY TOUR 2012 "VISION"」を終了し、FINALとして2012/12/19に武道館で行ったLIVEの模様を収録したもの。Guitarのフジイケンジが加入し、Album「VISION」をReleaseしたうえでのこのTourなんだけど、相変わらずのSolidさでStraightで、むき出しのLiveが行われていた。
で、特によかったのは「ROKA」、「爪痕」、「LOVE SICK BABY LOVE SICK」、「カレンダーガール」、「なぜか今日は」、「さよなら最終兵器」、「ローリン」あたり。やっぱりかっこいいわ。
それにしてもAlbum「I'm Just A Dog」は聴いていたんだけど、「VISION」は聴いてなかった...。まずいな。
● On Air Set List:THE BIRTHDAY TOUR 2012 "VISION" FINAL NIPPON BUDOKAN from "MUSIC STYLE JAPAN THE BIRTHDAY
M-01. 黒いレイディー
M-02. Buddy
M-03. ROKA
M-04. Riot Night Serenade
M-05. KICKING YOU
M-06. 爪痕
M-07. Red Eye
M-08. PINK PANTHER
M-09. SPACIA
M-10. LOVE SICK BABY LOVE SICK
M-11. カレンダーガール
M-12. なぜか今日は
M-13. さよなら最終兵器
M-14. BECAUSE
M-15. STORM
M-16. 泥棒サンタ天国
M-17. ローリン
* Filmed Live at Nippon Budokan on 19th December 2012.
* Produced by WOWOW.
ROCKIN'ON JAPAN MAY 2013
最新号「ROCKIN'ON JAPAN MAY 2013」について、気になった記事を書いてみる。
● 斉藤和義Interview:
今年でDebut20年とのこと。めちゃめちゃ知名度は上がってるけど、彼自身の飄々としたたたずまいは変わらない。最近Liveに行っていないので、ちょっと行きたくなった。
● THE STARBEMS Interview:
日高央/あのヒダカトオルの新Band "THE STARBEMS"。ともかくLoudな音をやるという。先日聴いた「ユニコーン・カバーズ」でも、Loudに「I'M A LOSER」をCoverしてた。これは楽しみ。
これ以外にも、星野源Interview、illion(RADWIMPS野田洋次郎) Live Report、Dragon Ash New CDS "Here I Am"、凛として時雨 New Album "i'mperfect"(聴いてみたい)、MAN WITH A MISSION New CDS "Emotions"、[Champagne] New CDS "Forever Young"、NO NUKES 2013(特に岡村靖幸は観たかった)、THE BACK HORNInterview、MONGOL800 New Album "GOOD MORNING OKINAWA"(聴きたい)、ストレイテナー live at Nippon Budokan、地球三兄弟 live at Zepp Divercity、女王蜂 live at Shibuya-AXなど。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ ドリーマーズ・ハイ/RADWIMPS (CDS)
・ Forever Young/[Champagne] (CDS)
・ ワンモアタイム/斉藤和義 (CDS)
・ 愚か者の語ること/Grapevine (Album)
・ 映像作品第8巻~Tour 2012 ランドマーク~/ASIAN KUNG-FU GENERATION (DVD)
Monday, April 22, 2013
「ルック・バック・イン・アンガー/樋口毅宏」を読んだ
去年2012年読んだ本の中で結構気にいってしまった作家の樋口毅宏さん。今回世田谷中央図書館で借りて読んでみた「ルック・バック・イン・アンガー」(祥伝社)について。
これ、「ルック・バック・イン・アンガー」と「四畳半のシェークスピア」という2つの話が入った連作短編集。ともに中小出版社のアダルト雑誌編集部を舞台にした血と暴力、性欲と死、倒錯、加虐嗜好などの破滅的変態の生活と青春を描いたもの。ゆがみまくった欲望、目を背けたくなる暴力と虐待、その先にある異常さを極めた者が神となり君臨するという異常な世界を描きつつ、鬱屈した青春時代をこれでもかと書かれまくってた。
樋口毅宏さんはコアマガジン、白夜書房で編集者として勤めたのち、「さらば雑司ヶ谷」でデビューしたんだけど、どこまでが実態かどうかわからいものの、彼が過ごした世界を描いたんだと思う。
「イギー・ポップは、ステージで上半身裸になって、ガラスの破片の上を転がったんだ。信じられるか? だからビートルズよりSTOOGESのがエラいバンドなんだ...」こんなサブカルも程よくRemix。満員電車の中で熟読はできなかったけど、ついつい最後まで読んでしまう1冊だった。
cf. 樋口毅宏 読破 List
- さらば雑司ヶ谷 (2009)
- 民宿雪国 (2010)
- 雑司ヶ谷R.I.P. (2011)
- 二十五の瞳 (2012)
- ルック・バック・イン・アンガー (2012)
「Shattered Glass/ニュースの天才」を観た
面白そうだったのであらためて観てみた「Shattered Glass/ニュースの天才」(2003/Cinema)について。
こんなあらすじ。権威ある政治雑誌The New Republicの最年少の記者Stephen Glass(Hayden Christensen)は、編集長Michael Kelly(Hank Azaria)の元、斬新な切り口で特ダネをモノにするジャーナリストとして頭角を現わしていた。彼には他誌からも執筆依頼が舞い込むようになるが、同僚の顔を立て周囲への気配りを怠らない態度は変わることがなかった。そんなある日、会長と対立していたMichaelは編集長をクビになり、後任のCharles Lane(Peter Sarsgaard)は、同僚たちの反感の視線を浴びながら、新編集長の座に就いた。それから数ヵ月後、Stephenはネット関連の特ダネ記事を発表し、大きな反響を得てきた...。
これ、マスコミ業界で活躍する若手記者の実際に起きた捏造記事を題材にした映画。この映画の見どころは、Stephenが上司や同僚といった周囲をうまく巻き込んで、彼の文章の信憑性に疑いの余地も見せなくさせてしまう手腕。そして、Stephenが引き起こした事件を組織としてどう対処するのかを悩む新編集長の姿。
それにしても程度の差はあれ、コンプライアンス的な問題は企業が抱える課題の一つ。いい意味で考えさせられる社会派な映画だったと思う...。
Sunday, April 21, 2013
桜新町 さくらまつり 2013
今朝から大雨の世田谷地方。今日は年に一度の「桜新町 さくらまつり」の日なんだけど、この雨じゃダメだなって思って、「Midnight in Paris/ミッドナイト・イン・パリ」を観たり、「Good Will Hunting/グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」を観たりしてたんだけど、午後14時過ぎに雨が上がった。で、せっかくなんで夕方から桜新町へ出かけることに。
で、17時終了なんだけど、寒さのためかあまり人が出ていない。とりあえず、サザエさん一家のの銅像をみたり、ラボエムのソーセージ盛り合わせを食べたり、寒いんでホットワインを飲んだり。
で、今日は寒かったんだけど、ここ2週間ほどの暖かさで、すっかり散ってしまった八重桜...。うーん、これではあんまり盛り上がらない。
ちなみにこれ、2週間前の4/7(日)に撮った桜新町の桜。やっぱり、桜がないとね...。そんな今年のさくらまつりでした。
Saturday, April 20, 2013
油王
ジムで運動した後、今日の昼飯は世田谷通り農大近くにある「油王」。ここは初めてのお店。で、いただいたのは"油そば"(650円也)に生たまごをトッピング。やや縮れた太麺に、炙りがの入った叉焼、メンマ、葱、ナルトに揚げねぎと見た目がきれい。これをグチョグチョに混ぜてから、卓上にあるすりゴマ、ラー油、自家製の一味ににんにくを入れていただく。もっちりした麺の歯ごたえに加え、タレ醤油が濃厚でいい味。たしかにうまいです。しかも、油そばでは珍しく最後はスープ割にしていただき、あっさり白湯で〆られた。ごちそうさまでした。
Friday, April 19, 2013
「Sabrina Heaven/Thee Michelle Gun Elephant」を聴いた
Thee Michelle Gun Elephant、今思えば解散の年2003年にReleaseされたの7th Album「Sabrina Heaven」(2003/Album)。結局この「Sabrina Heaven」が最後のFull Albumになってしまった。
このAlbum、混沌とした状況から抜け出せず、あせりと苛立ちそして絶望といったNegativeが思いが、グランジな音から伝わってくる。一緒に録られた「Sabrina No Heaven」と聴かねばならない1枚。
で、曲について書いてみると...。
・M-01「ブラック・ラブ・ホール」。後期ミッシェルの代表曲。この激しさがたまらない。
・M-02「太陽をつかんでしまった」。8分Overの超大作。♪アカプルコに向かってる 小型ジェットの中 パーティーを続けてた 彼女は気付かないまま♪。なんか情景が浮かぶ。
・M-03「ヴェルヴェット」。乾いた打楽器から始まるIntroがいい。♪夢なんか見ないで 悲しくなるだけだから 抱きしめていよう ヴェルヴェット♪。このAlbumのトーンがこんな歌詞に現れてる。
・M-04「メタリック」。ミッシェルらしい性急感。
・M-05「ブラッディー・パンキー・ビキニ」。♪鏡に映ったグラン・ヒップに 青いバタフライが住んでいて 細かく震えて揺れて 飛んで羽ばたくのが見えた♪。こんな質感ある情景が激しいMelodyに乗ってる。これもミッシェルらしい。
・M-06「マリアと犬の夜」。夜の乾いてた情景が浮かぶ。
・M-07「ジプシー・サンディー」。どこかに本当に果てというものがあるなら 一度くらいは行ってみたいと思う♪。この曲の持つ世紀末感とかあきらめとかから、彼らの解散が今思うとみえてくる。ともかく個人的にこのAlbumでのBest Trackはこれ。
・M-08「マリオン」。これも焦りにあふれたRock Tune。
・M-09「サンダーバード・ヒルズ」。JazzyなIntroから、激しいGuitarリフへいくのが最高。ちなみに曲中のTrumpetはクハラカズユキが吹いてる。
・M-10「NIGHT IS OVER」。このInstは、この後Releaseされる「Girl Friend」の原曲。しかも曲中のPianoはチバ。これはいい。
2012年12月にJoe Strummerは亡くなってしまったが、このAlbumには「This record is dedicated to Joe Strummer.」とクレジットされている。そんな後期の大切なAlbum。
●Sabrina Heaven/Thee Michelle Gun Elephant (2003/Album)
M-01. ブラック・ラブ・ホール
M-02. 太陽をつかんでしまった
M-03. ヴェルヴェット
M-04. メタリック
M-05. ブラッディー・パンキー・ビキニ
M-06. マリアと犬の夜
M-07. ジプシー・サンディー
M-08. マリオン
M-09. サンダーバード・ヒルズ
M-10. NIGHT IS OVER
* Thee Michelle Gun Elephant are Yusuke Chiba(Vocal,Harp,Electric Piano,Piann),Futoshi Abe(Guitar),Koji Ueno(Bass),Kazuyuki Kuhara(Drums,Percussion,Trumpet).
* All Words by Yusuke Chiba.
* All Music by Thee Michelle Gun Elephant.
* Recorded and Mixed by Shuji Yamaguchi.
* Mastered by Shigeo Miyamoto for Flair.
* Recorded at IRc2 Studios.
* Recorded and Mixed at Hitokuchizaka Studio.
* UPCH-1220 2003 Island.A Universal Music Company.
cf. thee michelle gun elephant My CD/DVD List
- Maximum! Maximum!! Maximum!!! (1993/Album)
- cult grass stars (1996/Album)
- High Time (1996/Album)
- Chicken Zombies (1997/Album)
- Gear Blues (1998/Album)
- Casanova Snake (2000/Album)
- Casanova Said "Live Or Die" Thee Michelle Gun Elephant Live In Tokyo (2000/Album)
- TMGE 106 (2000/Album)
- Rodeo Tandem Beat Specter (2001)
- Sabrina Heaven (2003/Album)
- Girl Friend (2003/CDS)
- Last Heaven's Bootleg (2003/Album)
- THEE MOVIE-LAST HEAVEN 031011- (2009/Cinema)
- THEE GREATEST HITS (2009/Album)
「Misery/ミザリー」を観た
Stephen King原作の映画「Misery/ミザリー」(1990/Cinema)。20数年ぶりにもう一度観てみた。
こんなあらすじ。大衆向けロマンス小説"ミザリー・シリーズ"の作者である流行作家のPaul Sheldon(James Caan)は、"ミザリー・シリーズ"最終作に続く新作を書き上げた後、雪山での自動車事故で重傷を負ってしまう。そんな彼を助けたのは、PaulのNo.1ファンと自称する元看護婦Annie Wilkes(Kathy Bates)だった。人里離れた彼女の家で、看病といいつつPaulを監禁するAnnieは、次第にその狂気の片鱗を垣間見せ始める。そんな時、"ミザリー・シリーズ"最終作が発表された...。
この映画の恐ろしさは、強いファン心理に冒されたAnnieの自己愛と思い込み。こうあるべきという心理からPaulに対する要求がどんどんエスカレーションしていく。そして足を怪我し逃げられないPaulは、監禁状態のままその恐怖の生活の中で追いつめられていく。
いやーいまだに褪せない恐ろしさを体験させてもらいました。
渋谷道玄坂鮮魚処 古10弐 #2
今日は30年ぶりというめちゃめちゃ懐かしい高校の友達と再会した夜。場所は渋谷にある「渋谷道玄坂鮮魚処 古10弐」。忘れかけてた昔話をベースにしこたまいただく。それにしても、あんとき「長渕、長渕!」って相当言ってたみたいで、めっちゃこっぱずかしい。当時にレイドバックしまくるのも、全然止まらない。ほんと会えてよかった。ごちそうさまでした。
Thursday, April 18, 2013
「Youssou N'Dour Live at Belgium 2003 from "MUSIC STYLE WORLD Youssou N'Dour"」(WOWOW)を観た
ひっかかったArtistが特集の時はちょいちょい観るようにしているWOWOWの「MUSIC STYLE WORLD」。今回はYoussou N'Dourが2003年にBrusselsで行ったLiveの模様が「MUSIC STYLE WORLD Youssou N'Dour」として放送されたので、ちょっと観てみた。
実は昔からずっと気になってたユッスー・ンドゥール。セネガル出身ということでAfrican Musicといった伝統的音楽からカリブを初めとした他の民族音楽、そして欧米のPopular Musicまで融合させてきたArtist。坂本龍一とのコラボやかつて日本のTV CMに出演したあたりからずっと気にしていた。
で、今回観たLiveなんだけど、ともかくカラフルで情感たっぷりでやたら気持ちいい。特に「Mame Bamba」、「Dem」、「Toxiques」、「Shaking The Tree」、「Set Silence」などとってもよかった。とりあえずBest盤でも買ってみようかなって思いました。
● On Air Set List:
M-01. Japoulo
M-02. How You Are
M-03. Kocc Barma
M-04. Mame Bamba
M-05. Dem
M-06. Old Man
M-07. Africa Remember
M-08. Toxiques
M-09. Shaking The Tree
M-10. 7 Seconds
M-11. Set Silence
* Filmed Live at La Luna,Brussels,Belgium, on 28th March 2003.
Wednesday, April 17, 2013
ステーキハウス NEW TEXAS #6
4歳になったPeaceに生肉をたくさん食べさせたくて、今日の夕飯はちょいちょい行ってる駒沢公園通りにある「ステーキハウス NEW TEXAS」へ。で、いただたのはいつもの定番リブロースステーキのコース。250gなミディアムレアのステーキ、生肉と生ハムがうれしいサラダ、スープ、ご飯、アイスクリーム、コーヒーが付く。これに生Beerという感じ。やっぱ、美味いな、ここのステーキ。ごちそうさまでした。
で、生肉たくさん食べて満足のLoveとPeace。来年の誕生日もここでたくさん食べさせてあげよう。長生きしてね...。
「Syriana/シリアナ」を観た
George ClooneyやSteven Soderberghらが製作総指揮を務めた映画「Syriana/シリアナ」(2005/Cinema)。ちょっと観てみた。
こんなあらすじ。改革に意欲的な王子Nasir(Alexander Siddig)が王位継承権を持つ中東のとある小国"Syriana"。長年危険な諜報活動に従事してきたCIA工作員のBob Barnes(George Clooney)は、息子の大学進学を機に引退を決意する。そんなBobに最後の極秘指令が下された。また、Washington DCの大手事務所で働く野心溢れる弁護士Bennett(Jeffrey Wright)は、アメリカの巨大石油企業Connex社が絡んだ大型合併を巡る調査を任された。また、ジュネーブで暮らすエネルギーアナリストのBryan(Matt Damon)は、息子を亡くすという不幸な出来事をきっかけに、Nasir王子の相談役に抜擢された。そしてNasir王子の国Syrianaに出稼ぎに来てConnex社の油田で働いていたパキスタン人青年Wasim(Mazhar Munir)は、突然の解雇に遭い路頭に迷ってしまう。まるで繋がりを持たないはずの彼らの運命は、1つの巨大なシステムの中に深く組み込まれていく...。
これ、中東の架空の国"Syriana/シリアナ"を舞台に、中東諸国やアメリカ、中華人民共和国などの石油利権をめぐる陰謀を描いた政治サスペンス映画。で、観終えた印象はともかく難しいというもの。単なる地域紛争とか自爆テロとかといった話ならわかりやすいと思うんだけど、この話は石油利権を描いているため表面的は事態が見えず、別の権力の暗躍がわかづらい。しかも登場人物がそれぞれの立場で絡んでいくため、どんどん複雑になっていく。
ただ石油の価格ってこんな政治が絡んで決まっていくんだなぁってなんとなく思った。うーん、またチャンスがあればもう一度観るかもしれない映画だった。
Tuesday, April 16, 2013
「奥田民生・カバーズ2/Various Artists」を聴いた
ユニコーンでのデビューから今年で活動25周年の奥田民生。20周年の時にReleaseされた「奥田民生・カバーズ」に続き、第2弾としてこの冬にReleaseされた「奥田民生・カバーズ2」(2013/Album)。「ユニコーン・カバーズ」と一緒にお借りしてきいてみた。
略称は「民カバ2」というこのAlbum、ともかく曲について書いてみる。
・M-01「103/Butch Walker」。雑で投げやりさがいい。
・M-02「恋のかけら/曽我部恵一BAND」。曽我部恵一さんの声と感じがこの曲に合いすぎ。それにしてもカラオケの定番です、この曲。
・M-03「サウンド・オブ・ミュージック/OKAMOTO'S」。タメの効いたいい感じのGroove感。
・M-04「人の息子/ストレイテナー」。テナーと民生って接点を感じなかったけど、全然OK。Guitarの歪み感が特にいい。
・M-05「さすらい/the HIATUS」。同じくHIATUSと民生ってなんの接点も感じなかったけど、あの「さすらい」がHIATUS色になってた。これはビックリ。
・M-06「And I Love Car/松たか子」。松たか子の声、ひさびさに聴いたけど、いいね。
・M-07「御免ライダー/大江千里」。それにしてもあの大江千里の演奏家になってて、それがビックリ。
・M-08「イージュー★ライダー/andymori」。ファンファン(from くるり)のトランペットがやたら気持ちいい。
・M-09「The STANDARD/Chara」。Charaの綺麗な声と民生の綺麗なMelodyにのって、ともかく至福な1曲に。
・M-10「マシマロ/怒髪天」。「大迷惑」と「マシマロ」が合体。
・M-11「夕陽ヶ丘のサンセット/住岡梨奈+堂島孝平xA.C.E.」。住岡梨奈と堂島孝平の男女のVocalを楽しめる。
・M-12「CUSTOM/HUSKING BEE」。ハスキンらしい正当で粗いRock'n Roll。
・M-13「野ばら/矢野顕子」。お互いの信頼感が伝わってくる。
ともかく祝25周年ユニコーン&奥田民生ということで...。
● 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
M-01. 103/Butch Walker
M-02. 恋のかけら/曽我部恵一BAND
M-03. サウンド・オブ・ミュージック/OKAMOTO'S
M-04. 人の息子/ストレイテナー
M-05. さすらい/the HIATUS
M-06. And I Love Car/松たか子
M-07. 御免ライダー/大江千里
M-08. イージュー★ライダー/andymori
M-09. The STANDARD/Chara
M-10. マシマロ/怒髪天
M-11. 夕陽ヶ丘のサンセット/住岡梨奈+堂島孝平xA.C.E.
M-12. CUSTOM/HUSKING BEE
M-13. 野ばら/矢野顕子
* Mastered by Mitsuichi Tanaka(Bernie Tokyo Mastering Tokyo)
* Compilation by Koichi Harada,Isao Tanuma,Takashi Habuka,Yoshiichiro Mori,Kenichi Hirose,Kuniyoshi Higasayama,Mino Izuka.
* KSCL 3009 2013 Ki/oon Music Inc.
cf. 奥田民生 My CD/DVD List
- The Band Has No Name/The Band Has No Name (1990/Album)
- 29 (1995/Album)
- イージュー★ライダー (1996/CDS)
- 月を超えろ (1999/Analog)
- 月を超えろ (1999/CDS)
- E (2002/Album)
- Live Song Of The Years/DVD (2003/DVD)
- 何と言う (2004/CDS)
- 真心COVERS/Various Artists (2004/Album)
- LION (2004/Album)
- Comp (2005/Album)
- 奥田民生ひとり股旅スペシャル@広島市民球場 (2005/DVD)
- The Band Has No Name II/The Band Has No Name (2005/Album)
- トリッパー (2005/CDS)
- Many (2006/CDS)
- 記念ライダー1号~奥田民生シングルコレクション~ (2007/Album)
- 記念ライダー2号~オクダタミオシングルコレクション~ (2007/Album)
- 奥田民生・カバーズ/Various Artists (2007/Album)
- ダブルドライブ/井上陽水奥田民生 (2007/Album)
- Double Shopping Drive/井上陽水奥田民生 (2007/DVD)
- 無限の風 (2007/CDS)
- Fantastic OT9 (2008/Album)
- SUNのSON (2008/CDS)
- Better Songs Of The Years (2008/Album)
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- 僕らのワンダフルデイズ サウンドトラック/シーラカンズ・奥田民生 (2009/Mini Album)
- OTRL (2010/Album)
- 最強のこれから (2010/CDS)
- Okuda Tamio JAPAN TOUR MTR&Y 2010 C.C.Lemon Hall (2011/BD)
- My Back Pages/真心ブラザーズ+奥田民生 (2011/CDS)
- 拳を天につき上げろ (2012/CDS)
- Tamio Okuda "Gray Ray & The Chain Gang Tour" 2012.1.11 NHKホール (2012/Album)
- Gray Ray & The Chain Gang Tour Live in Tokyo 2012 (2012/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
cf. 曽我部恵一・曽我部恵一BAND My CD/DVD List
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
cf. Straightener My CD/DVD List
- PLAYLIST-HMV (2004/Album)
- Early Years (2005/Album)
- Asian Kung-Fu Generation presents Nano-Mugen Compilation (2005/Album)
- Dear Deadman (2006/Album)
- Linear (2007/Album)
- Immortal (2007/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2008 (2008/Album)
- Little Miss Weekend (2008/CDS)
- Nexus (2009/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2009 (2009/Album)
- Creatures (2010/Album)
- Stout (2011/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2011 (2011/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
cf. the HIATUS My CD/DVD List
- Trash We'd Love (2009/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2009 (2009/Album)
- Insomnia (2009/CDS)
- Anomaly (2010/Album)
- Haching Mayflies (2011/CDS)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2011 (2011/Album)
- A World Of Pandemonium (2011/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
cf. andymori My CD/DVD List
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
cf. Chara My CD/DVD List
- サファイアの星/東京スカパラダイスオーケストラ (2006/CDS)
- Union (2007/Album)
- Award SuperNova-Loves Best-/m-flo (2008/Album)
- Honey (2008/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
cf. 矢野顕子 My CD/DVD List
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
「ラットマン/道尾秀介」を読んだ
ここ最近、特に読んでる道尾秀介氏さん。三茶のTsutayaで買って読んでみた「ラットマン」(光文社文庫)について。
こんなあらすじ。アマチュアロックバンドのギタリスト"姫川亮"は、幼い頃、父親と姉を奇妙な状況の中で亡くしていた。そんな姫川のバンドは今年で結成14年で、いまだに細々と続けてられていた。メンバーはベースの"谷尾"、ボーカルの"竹内"、そしてドラムは、姫川の恋人"ひかり"から、その妹の"桂"に交代していた。ここ最近、姫川とひかりはぎくしゃくしていて、ひかりの態度に姫川は猜疑心を押さえられずにいた。そんな中、姫川たちが練習中のスタジオ"ストラト・ガイ"で不可解な事件が起こった...。
これ、人の勘違いや思い込みから生まれる事件、事故を解明していき、最後までどんでん返しが続くという話。真実は1つなのに、勘違いからそれぞれのその後の人生にまで影響していくということが怖い。伏線の張りかたも自然で、静かに気持ちよくだまされた。
あらためて道尾秀介さんの実力を痛感した一冊だった。まだまだ読んでいこう...。
cf. 道尾秀介 読破 List
- 向日葵の咲かない夏 (2005)
- ソロモンの犬 (2007)
- ラットマン (2008)
- カラスの親指 by rule of CROW'S thumb (2008)
- 球体の蛇 (2009)
- 光媒の花 (2010)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
Monday, April 15, 2013
「ユニコーン・カバーズ/Various Artists」を聴いた
2007年ユニコーンが活動休止中だったとき、彼らのデビュー20周年を記念してReleaseされた「ユニコーン・トリビュート」。あれから6年たって、デビュー25周年の中、第2弾としてこの冬にReleaseされた「ユニコーン・カバーズ」(2013/Album)。お借りしてきいてみた。
ちなみに、前作ではバンドが休止していたことからタイトルが"トリビュート"となっていたが、今回は再結成・活動中だから"カバーズ"になったとのこと。なるほど...。
ともかく曲について書いてみる。
・M-01「スターな男/フラワーカンパニーズ」。若干後輩だけどほぼ同世代なフラカン。現曲を忠実に楽しげに転調してる。
・M-02「デーゲーム/くるり」。4人体制のくるりのカバー。アングラ体質全開なくるりがいい選択してる。
・M-03「ヒゲとボイン/POLYSICS」。♪ヒゲとボイン~僕はボインの方が好きです~ハイ~♪のボコーダーがポリらしくて最高。
・M-04「雪が降る町/Scott & Rivers」。weezerのG,VoのRivers CuomoとALLiSTERのB,VoのScott Murphyのユニット。先日別で彼らのLive映像を観たけど、しっかり日本語してて思わず二ヤリ。今回もそう。
・M-05「デジタルスープ/UNISON SQUARE GARDEN」。彼ららしく硬質だけどPop。
・M-06「Pink Prisoner/コブクロ」。コブクロって全然聴いたことないけど、歌うまいね。
・M-07「大迷惑/JUN SKY WALKER(S)」。同世代のジュンスカ! 宮田和弥の巻き舌Vocalが懐かしい。
・M-08「人生は上々だ/氣志團」。氣志團って阿部義晴プロデュースでここまで来たBand。まさに氣志團の恩返しな1曲。
・M-09「服部/グループ魂」。"全裸の従業員と全裸の客でいつも大にぎわいのつけ麺専門店「服部」の店内BGM"というイメージらしい。ともかく苦笑。
・M-10「Maybe Blue/DOES」。DOESの和なROCKの抒情性がこの曲の魅力を引き出してた。このAlbumでのBest Track。
・M-11「I'M A LOSER/THE STARBEMS」。あのヒダカトオル(ex. BEAT CRUSADERS)が始めたEmoでLoudな新Band "THE STARBEMS"。そのノリで演ってた。
・M-12「HELLO/ザ・ビートモーターズ」。復活ユニコーンの名曲。そのままRespectな演奏に。
・M-13「自転車泥棒/YUKI」。YUKIらしいElectro仕立て。
・M-14「ひまわり/Andy Sturmer」。あのAndy Sturmerがほんとに歌ってんだろうか。あまりのうまさに疑心暗鬼。
ともかく祝25周年ユニコーン&奥田民生ということで...。
● ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
M-01. スターな男/フラワーカンパニーズ
M-02. デーゲーム/くるり
M-03. ヒゲとボイン/POLYSICS
M-04. 雪が降る町/Scott & Rivers
M-05. デジタルスープ/UNISON SQUARE GARDEN
M-06. Pink Prisoner/コブクロ
M-07. 大迷惑/JUN SKY WALKER(S)
M-08. 人生は上々だ/氣志團
M-09. 服部/グループ魂
M-10. Maybe Blue/DOES
M-11. I'M A LOSER/THE STARBEMS
M-12. HELLO/ザ・ビートモーターズ
M-13. 自転車泥棒/YUKI
M-14. ひまわり/Andy Sturmer
* Mastered by Mitsuichi Tanaka(Bernie Tokyo Mastering Tokyo)
* Compilation by Koichi Harada,Isao Tanuma,Takashi Habuka,Yoshiichiro Mori,Kenichi Hirose,Kuniyoshi Higasayama,Mino Izuka.
* KSCL 3008 2013 Ki/oon Music Inc.
cf. Unicorn My CD/DVD List
- 服部 (1989/Album)
- ハヴァナイスデー (1990/Album)
- ユニコーン・トリビュート/Various Artists (2007/Album)
- Wao! (2009/CDS)
- Chambre (2009/Album)
- MOVIE 12・UNICORN TOUR 2009 蘇える勤労 2009/4/1/YOKOHAMA ARENA (2009/DVD)
- 勤労ロードショー~LIVE IN JAPAN~ (2009/Album)
- 裸の太陽 (2010/CDS)
- Z (2011/Album)
- ZⅡ (2011/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
cf. くるり My CD/DVD List
- ファンデリア(おまけつき) (1998/Mini Album)
- さよならストレンジャー (1999/Album)
- 図鑑 (2000/Album)
- Team Rock (2001/Album)
- The World Is Mine (2002/Album)
- ジョゼと虎と魚たち-Original Soundtrack (2003/Album)
- くるくる鮨 (2004/DVD)
- Birthday (2005/CDS)
- Superstar (2005/CDS)
- 赤い電車 (2005/CDS)
- Baby I Love You (2005/CDS)
- Nikki (2005/Album)
- Juice/くるりとリップスライム (2006/CDS)
- ラヴぃ/リップスライムとくるり (2006/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER (2006/Album)
- Jubilee (2007/CDS)
- ワルツを踊れ-Tanz Walzer (2007/Album)
- 言葉はさんかくこころは四角 (2007/CDS)
- Philharmonic Or Die (2008/Album)
- 横濱ウィンナー-Yokohama Wiener (2008/DVD)
- さよならリグレット (2008/CDS)
- 三日月 (2009/CDS)
- 愉快なピーナッツ (2009/CDS)
- 魂のゆくえ (2009/Album)
- くるり鶏びゅ~と TRIBUTE TO QURULI/Various Artists (2009/Album)
- シャツを洗えば/くるりとユーミン (2009/CDS)
- 魔法のじゅうたん・シャツを洗えば(ヴァージョン2) (2010/CDS)
- 僕の住んでいた街 (2010/Album)
- 言葉にならない、笑顔をみせてくれよ (2010/Album)
- 奇跡 (2011/CDS)
- ベスト オブ くるり TOWER OF MUSIC LOVER 2 (2011/Album)
- everybody feels the same (2012/CDS)
- 坩堝の電圧 (2012/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
cf. POLYSICS My CD/DVD List
- We ate the machine (2008/Album)
- ∀-Turn a/iLL (2010/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
cf. UNISON SQUARE GARDEN My CD/DVD List
- PLAYLIST11 -NEXT ROCK ON- (2008/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
cf. 氣志團 My CD/DVD List
- 氣志團万博2003 木更津グローバル・コミュニケーション!! ~Born in the toki no K-city~ (2003/DVD)
- 族 (2004/CDS)
- 氣志團現象最終章-The Last Song- in 東京ドーム (2005/DVD)
- 夢みる頃を過ぎても (2005/CDS)
- 俺達には土曜日しかない (2005/CDS)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
cf. Does My CD/DVD List
- 陽はまた昇る (2008/CDS)
- Singles (2010/Album)
- ジャック・ナイフ (2010/CDS)
- Modern Age (2010/Album)
- Five Stuff (2011/Album)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
cf. YUKI My CD/DVD List
- Sweet Home Sweet (2004/CDS)
- ハローグッバイ (2004/CDS)
- JOY (2005/CDS)
- 長い夢 (2005/CDS)
- ドラマチック-DRAMATIC- (2005/CDS)
- ユニコーン・カバーズ/Various Artists (2013/Album)
「家族ゲーム」を観た
大昔高校生だった頃、八王子の映画館で観た映画「家族ゲーム」(1983/Cinema)。ひっさびさに観てみた。
こんなあらすじ。中学三年の"沼田茂之"(宮川一朗太)は高校受験を控えており、父の"孝助"(伊丹十三)、母の"千賀子"(由紀さおり)、兄の"慎一"(辻田順一)たちまで、家中がピリピリしている。出来のいい慎一と違って茂之は成績も悪く、今まで何人も家庭教師が来たが、誰もがすぐに辞めてしまうほどの家庭教師泣かせの問題児であった。そこへ三流大学の7年生"吉本"(松田優作)が新しく家庭教師として来ることになった。家庭教師最初の夜、孝助は吉本を車の中に連れていき、「茂之の成績を上げれば特別に金を払う」と話す...。
これ、監督は森田芳光、主演は松田優作というコミカルなのにシリアスな普通の家族を描いた映画。核家族化、少子化、偏差値教育、いじめなどが盛り込まれている。これ、食卓に家族が一列に並んで食事をするシーンが秀逸で、会話はまるで噛み合っておらず、きずながあるようでどこか薄い現代家族を端的に表している。で、この食事のシーンでLastを迎えるんだけど、ここのシーンが最高に面白かった。ひっさびさに松田優作の演技力の凄まじさを思い出しました。
Sunday, April 14, 2013
駒沢 #373
今日も天気がよい世田谷地方。とりあえず、映画「Shattered Glass/ニュースの天才」を観てから9時過ぎに駒沢公園で運動開始。ランニングコースを走ったり、歩いたり。で、今日のBGMは、ELLEGARDENのBest盤「Ellegarden Best 1999-2008」。で、途中自転車の練習に来てたMrsgさん親子に遭遇。ちょっとびっくりした。
今日も絶好調で吠えまくって走りまくってたLove。一方、Peaceはオドオドしたり、たまに優しげなわんこに近寄ったりという感じ。これからいい季節がだから、毎週行きましょう!
横浜家系らーめん 家丸 #2
公園で運動した後、今日の昼飯はひさびさに「横浜家系らーめん 家丸」。いただいたのは"らーめん"(650円也)を、「麺の硬さ/味の濃さ/油の量」の中で麺カタあとは普通でいただく。豚骨&鶏ガラを煮込んだコクがあるけど、マイルドな濃厚豚骨醤油スープと平打ストレート太麺。これにほうれん草、葱、豚叉焼に、海苔が3枚。いい意味で鉄板な家系らーめんだ。たまには家系もいい。ごちそうさまでした。
Saturday, April 13, 2013
駒沢 #372
先週のなんだかんだで疲れる1週間だったけど、とりあえず天気のよい土曜日に。映画「Misery/ミザリー」を観てから、用賀のジムで汗をかいてから、LoveとPeaceをチャリに乗せて駒沢へ。で庵和昇で昼飯をいただいてから、今週もドッグランへ。今日も混んでる。
いつものようにLoveは吠えまくってたけど、Peaceは公園内をよく歩いてたと思う。きっと明日も行くんだろうな。
駒沢美食倶楽部 庵和昇 #22
今日の昼飯はひさびさに、駒沢にある和食店「駒沢美食倶楽部 庵和昇」にて。いただいたのは"広島産カキフライと帆立のクリームコロッケ"の昼和膳。ジュワッと汁が飛び出す牡蠣が最高だった。なにも言わなくても、ご飯大盛りにしてくださるのもちょっとうれしい。しかも桜のアイスまで出してくださり、いつもすみません。ごちそうさまでした。
ひさびさに庵和昇のお姉さんに可愛がられ、Peaceも喜んでた...。
Friday, April 12, 2013
「Mash Up The World/Man With A Mission」を聴いた
ここ数年、ずっと気になってたMan With A Mission。年末のCDJ12/13で彼らのStageを観て、ますます気になってた。で、やっと聴いた彼らの2nd Full Album「Mash Up The World」(2012/Album)について。
オオカミ達が作りあげる音は、Loud Rock meets Electroという感じで、これにMidium Tuneなどもあり、思ってた以上にVarietyなAlbumに仕上がってる。ただ、特に9曲目以降が想像以上に大人しめで、聴きやす過ぎる曲が大半という印象で終わってしまう感じ。AlbumよりもLiveの方が断然いいと思った。うーん、もう少し何枚か聴いてみたいと思う。
vともかくひっかかった曲を。
・M-01「Mash UP the DJ!」。ひたすらアガル。
・M-02「FROM YOUTH TO DEATH」。GuitarのリフとかMelodyはかっこいいんだけど、ちょっと聴きやすすぎるかも。
・M-03「distance」。これはLiveで映える1曲。やたら気持ちいいぞ。
・M-05「Get Off of My Way」。Hip HopからのLoud Rockがやたらかっこいい。
・M-07「Bubble of Life」。いい意味で大げさなElectro。
・M-08「Lithium」。Loopされるサビが気持ちいい。
まだまだ進化が続くはずの新生命体Man With A Mission。まだ判断は早いかな...。
● Mash Up The World/Man With A Mission (2012/Album)
M-01. Mash UP the DJ!
M-02. FROM YOUTH TO DEATH
M-03. distance
M-04. ニュートラルコーナー
M-05. Get Off of My Way
M-06. フォーカスライト
M-07. Bubble of Life
M-08. Lithium
M-09. Just Like Magic
M-10. 時代
M-11. Feel and Think
M-12. colours
* Man With A Mission are Tokyo Tanaka(Vocals),Jean-Ken Johnny(Vocals,Guitars),Kamikaze Boy(Bass Guitar),DJ Santa Monica(DJ,Sampling),Spear Rib(Drums).
* Produced by MWAM(From Youth to Death Records)
* Recorded by Asumi Narita,Satoshi Fukuda,E.D.Vedder,Yusuke Maeda,Jyunichiro"Ojjy"Ojima and Kohsuke Oshima.
* Treatment of All Tracks and Mixed by Kohsuke Oshima.
* Recorded at St.Soul B1,Birdman West,Takaido Music Studio,Freedom Studio and Bungee Studio.
* Mixed at St.Soul B1.
* Mastered by Kotaro Kojima at Flair Mastering Works on June 2012
* CRCP-40323 2012 Nippon Crown Co.Ltd.
cf. Man With A Mission My CD/DVD List
- Mash Up The World (2012/Album)
「最後の息子/吉田修一」を読んだ
ここ最近集中的に読んでいる吉田修一さん。これも三茶TSUTAYAで買って読んでみた「最後の息子」(文春文庫)について。
これ、3つの青春小説が収録されている。それぞれこんな話。
・「最後の息子」:
ゆったりと本を読んで過ごしたいからと新宿のオカマ「閻魔ちゃん」と同棲し、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごしている「ぼく」。そんなぼくは、ビデオ日記をを撮り続け、怠惰な生活を続けていた...。
・「破片」:
一年ぶりに東京から故郷に帰ってきた兄"大海"と実家の酒屋を継いだ弟"岳志"。大海は東京での暮らしがあまりパッとせず、岳志はスナックで知り合った女性に対して、ストーカーまがいの行為を続けていた...。
・「water」:
"凌雲"、"浩介"、"拓次"、"圭一郎"の高校水泳部員が長崎県大会のリレーで勝って、全国大会への出場を目指し、水泳一色の日々を過ごしていた。亡くなった兄に憧れ、水泳を始めた主将の凌雲は、圭一郎の彼女"藤森さん"に恋をしていたが、その圭一郎は浩介に同性愛の感情を抱いているらしい...。
いずれの話も、ちょっとしたイザコザやストレスやひがみやコンプレックスを持ち、どこか情緒が不安定で、それが日々の日常に現れている。この3つの話の中でも爽やかな青春小説である「water」であっても、兄の死で壊れてしまった母という現実から逃避しようとしている。きっとこの短編集で言いたかったことは、現実から目を背けた青春というものを淡々と描きたかったと思う。書籍のオビには「爽快感200%、とってもキュートな青春小説!」と書いてあるけど、全然キュートではない青春小説だった...。
cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- 初恋温泉 (2006)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
鮎ラーメン #3
小腹が空いたので今日のお夜食は、二子玉川で「鮎ラーメン」。で、いただいたのは夜のみ食べられる"鮎まるごとラーメン"(1,000円也)。その名前の通り、鮎がまるごとどーんとのってて、あっさりしたスープに鮎の出汁が染み出てて、これは美味しい。本当なら鮎をほぐしながら少しずつ食べるのがいいと思いつつも、結局香ばしい鮎を頭からがぶりと食べながら、縮れ麺と葱をいただいてしまった。このあっさり感がたまらない。ごちそうさまでした。
Thursday, April 11, 2013
TERAUCHI
今日はちょっとした記念日ということで、夕飯は二子玉川のTERAUCHIでイタリアン。場所はニコタマの商店街の入口近くにあり、こじんまりした店内で打ちっぱなしにブラウンテイストの家具。でいただいたコースは、前菜の盛り合わせ、イカスミのパスタ、そして主菜は短角牛の炭火焼。これにデザートとワイン。ここ最近ではベストな味付けでとても美味しい。ただパスタの量があまりに少なくて少々もの足りず...。次は絶対パスタをもう一皿頼もう。ごちそうさまでした。
「Blankey Jet City SPECIAL -VANISHING POINT-」(Space Shower TV)を観た
2000年に突然解散したBlankey Jet CityのLast Tourや解散Liveの舞台裏を追ったドキュメンタリー映画「VANISHING POINT」。自分も渋谷に観に行ったんだけど、この上映に合わせて、1月にSpace Shower TVでの彼らの貴重な過去映像が「Blankey Jet City SPECIAL -VANISHING POINT-」として再放送された。そりゃー、観るっしょ。
これ、ブランキーがスぺシャに残した秘蔵映像放出という番組だったんだけど、リーゼントのベンジーとかモヒカンの照ちゃんとか、若かりし頃の映像ばっかでとっても新鮮。「ディズニーランドへ」、「悪いひとたち」、「冬のセーター」の歌詞はほんとに痛いし、しみた。また地元名古屋での「BABY BABY」はモッシュの嵐でめちゃめちゃ凄かった。
やっぱり全Albumをもう一度聴き直そうと決心しました...。
● On Air Set List:Blankey Jet City SPECIAL -VANISHING POINT-
M-01. CAT WAS DEAS (1991.7.5. 日清パワーステーション)
M-02. ディズニーランドへ (1993.5.23. 日比谷野外大音楽堂)
M-03. 小麦色の斜面 (1993.5.23. 日比谷野外大音楽堂)
M-04. 悪いひとたち (1993.5.23. 日比谷野外大音楽堂)
M-05. 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする (1994.6.25. Club Citta KAWASAKI)
M-06. Sweet Milk Shake (1994.12.28. 日本武道館)
M-07. 冬のセーター (1994.12.28. 日本武道館)
M-08. SOON CRAZY (1994.12.28. 日本武道館)
M-09. BABY BABY (1996.8.10. 名古屋国際会議場センチュリーホール)
M-10. SKUNK (Live Ver.)
Wednesday, April 10, 2013
「The Rolling Stones Charlie Is My Darling」を観た
1965年に行われたIrish Tourの模様を中心に、The Rolling Stonesの初期の姿を捉えたDocumentary映像「The Rolling Stones Charlie Is My Darling」(2012/Cinema)。ちょっと観てみた。
これ、アイルランド・ダブリンでの1965年のLiveを中心に、MemberのOff Shot、作曲風景、Interviewなどが収録されているんだけど、これが凄い。当時のストーンズのLeaderは故Brian Jonesの頃。この映像では、酒を飲みつつ、KeithのGuitarにMickが歌をかぶせたり、その横でCharlieが眠そうにまどろんでいたりと彼らの生の姿を堪能できる。特にThe Beatlesの"Eight Days a Week"を酔っ払って歌ってるシーンはほんとに微笑ましい。
で、Liveの方なんだけど、これまた凄まじい。ファンが熱狂し、そのまま演奏しているStageに上がり、ファンでStageはあふれ、演奏が中止されてしまう。同じような感じで、Live会場の外や空港についてもファンであふれている。
ともかく当時のストーンズのCoolさやRockに熱狂する人々の世相とかが伝わってくるDocumentary映像。映像は綺麗だし、音質もいい。観れてよかった。
● The Rolling Stones Charlie Is My Darling (2012/Cinema)
M-01. The Last Time
M-02. Time Is On My Side
M-03. I'm Alright
M-04. Everybody Needs Somebody To Love
M-05. Pain In My Heart
M-06. Around And Around
M-07. Satisfaction
* The Rolling Stones:Mick Jagger,Keith Richards,Brian Jones,Bill Wyman,Charlie Watts
* Producer:Robin Klein
* Director:Mick Gochanour
* Editor:Nathan Punwar
* Presented by Andrew Loog Oldman.
* A Film by Peter Whitehead.
* 2102 Because Entertainment Inc,abkco Films
cf. The Rolling Stones My CD/DVD List
- The Stones In The Park (1969/DVD)
- Hot Rocks1964-1971 (1971/Album)
- Ladies and Gentlemen (1974/Cinema)
- Muddy Waters & The Rolling Stones Live At The Checkerboard Lounge (1981/DVD)
- Rolling Stones Live at the Max (1991/DVD)
- Live Licks (2004/Album)
- A Bigger Bang (2005/Album)
- Rarities 1971-2003 (2005/Album)
- The Rolling Stones Shine A Light (2008/Cinema)
- Some Girls Live in Texas '78 (2011/Cinema)
- The Rolling Stones Charlie Is My Darling (2012/DVD)
「In Time・TIME/タイム」を観た
ちょっと面白そうだったので観てみた「In Time・TIME/タイム」(2011/Cinema)について。
こんなあらすじ。人口過剰を防ぐため、遺伝子操作によって人間の成長が25歳で止まり、左腕に組み込まれたBody Clockと呼ばれる体内時計が示す余命時間だけ生きることができるような近未来。そのような社会では、時間が通貨として扱われていて、貧困層には余命時間が24時間しかない一方で、富裕層は永遠にも近い時間を手にする格差が生まれていた。ある日、貧困層の青年Will(Justin Timberlake)は、マフィア集団から時間を奪われそうになっていた男を助け、その男から117年余の時間を譲り受けたが、彼の母親はいきなりバス料金が上がるという不平等な社会の仕組みにより、時間切れで息絶えてしまった。復讐を誓ったWillはもらった時間を使い、スラム街を飛び出し富裕層が暮らすエリアに潜入した。そこで大富豪の娘Sylvia(Amanda Seyfried)と出会い、時間監視局員"タイムキーパー"の追跡を受けながらも、時間に支配された世界の謎に迫っていく...。
これ、時間がお金になった社会の裏を暴き、格差社会を壊していくというSF映画。正直、弱きを助ける銭形平次的なノリになっているけど、設定自体は面白いし、スピード感もある。
ちなみにこの映画を撮った監督はAndrew Niccolで、あの「Gattaca/ガタカ」を撮った人であり、雰囲気もスタイリッシュ。ともかく「時は金なり」という映画だった。
Tuesday, April 09, 2013
「Yin Yang(イヤン)・涙をぶっとばせ!!・おいしい秘密/桑田佳祐」を聴いた
2013年もアクティブに動いてる桑田佳祐さん。この春ReleaseしたトリプルA面シングル「Yin Yang(イヤン)・涙をぶっとばせ!!・おいしい秘密」(2013/CDS)。ちょっと書いてみる。
・M-01「Yin Yang(イヤン)」。昭和で淫靡な感じのR&B Tune。どこかでCRAZY KEN BANDを彷彿させる1曲。
・M-02「涙をぶっとばせ!!」。Drive感満載のRock Tune。♪Yo Yo ノリだよ♪~っていいね、
・M-03「おいしい秘密」。ビッグバンドをBackに昭和なノリのムード歌謡。あはは、これもあり。
というわけで今年2013年はサザンデビュー35年。何かないかと、心のどこかでひそかに期待してる。
● Yin Yang(イヤン)・涙をぶっとばせ!!・おいしい秘密/桑田佳祐 (2013/CDS)
M-01. Yin Yang(イヤン)
M-02. 涙をぶっとばせ!!
M-03. おいしい秘密
* All Tracks Recorded and Mixed by Yoshitaka Nakayama at Victor Studio Keko Ni Koban Studio.
* Mastered by Ted Jensen at Sterling Sound.
* VICL-37400 Taishita,Amuse,Speedstar 2013 Victor Entertainment,Inc.
cf. 桑田佳祐 My CD/DVD List
- 明日晴れるかな (2007/CDS)
- 風の詩を聴かせて (2007/CDS)
- ダーリン (2007/CDS)
- 君にサヨナラを (2009/CDS)
- 本当は怖い愛とロマンス (2010/CDS)
- Musicman (2011/Album)
- Let's try again/チーム・アミューズ!! (2011/CDS)
- 明日へのマーチ・Let's try again~kuwata keisuke ver.~・ハダカ DE 音頭~祭りだ!! Naked~ (2011/CDS)
- I LOVE YOU -now & forever- (2012/Album)
- Yin Yang(イヤン)・涙をぶっとばせ!!・おいしい秘密 (2013/CDS)
「CRAZY KEN BAND Tour NAKAYOSHI 2011 from "MUSIC STYLE JAPAN CRAZY KEN BAND"」(WOWOW)を観た
最近ちょいちょい観るようにしているWOWOWの「MUSIC STYLE JAPAN」。今回はCRAZY KEN BANDの2011年の東京2days「CRAZY KEN BAND Tour NAKAYOSHI 2011」が「MUSIC STYLE JAPAN CRAZY KEN BAND」として放送されてた。ちょっと観てみた。
これ、2011.11.22,23に中野サンプラザで行なわれた「NAKAYOSHI 2011」の模様が放送されたもの。サプライズなゲストで堺正章やあのRHYMESTERも登場し、なかなかの盛り上がり。それにしても、今まであの「タイガー&ドラゴン」以外ほとんど知らないし、聴いたことのないBandだったんだけど、結構いいじゃん。Rock'n Rollだし、Popsだし、歌謡曲だし、Soulだし、R&Bだし、AORだし、ある意味演歌だし、Hip Hopまで盛り込んでて、ほんとエロくて自由奔放な感じのMixture Music。ま、メインな印象は昭和歌謡だったけど。
で、今回聴いて特に気にいったのは、「いっぱい いっぱい」と「LADY MUSTANG」と「空っぽの街角」の3曲かな。いつかLIVEに行ってみたくなった。
● On Air Set List:CRAZY KEN BAND Tour NAKAYOSHI 2011 from "MUSIC STYLE JAPAN CRAZY KEN BAND"
M-01. あぶく
M-02. 混沌料理
M-03. レッドライト・ヨコハマ
M-04. いっぱい いっぱい
M-05. あるレーサーの死
M-06. 中古車
M-07. タイガー&ドラゴン
M-08. あの時君は若かった
M-09. そんなこと言わないで
M-10. 肉体関係 featuring RHYMESTER
M-11. スージー・ウォンの世界
M-12. LADY MUSTANG
M-13. 流星ドライヴ
M-14. 空っぽの街角
M-15. Punch! Punch! Punch!
M-16. California Roll
* Filmed Live at Nakano Sunplaza,22th,23th November 2011.
* Produced by WOWOWO.
Monday, April 08, 2013
「鍵のない夢を見る/辻村深月」を読んだ
ぼちぼち読んでる辻村深月さんの作品。ちょっとひさびさに世田谷中央図書館で借りて読んでみた「鍵のない夢を見る」(文藝春秋)について。
これ5つの短編が収録されているんだけど、それぞれこんなあらすじ。
・「仁志野町の泥棒」:
とあるバスツアに参加した"私"は、バスガイドの女性が小学校の同級生"水上律子"であることに気が付き、疎遠となった小3の頃を思い出す。"優美子"を含め、3人はとても仲良しだったが、ある日「りっちゃん家のおばちゃん、泥棒なんだよ」という噂がクラスで流れ始めた...。
・「石蕗南地区の放火」:
災害や事故の現場を確認し共済金を支払うという町村公共相互共済地方支部に働いている36歳の"私"は未婚で、見合い話をすすめられるなど周囲からのプレッシャーを受けていた。ある日、放火らしい火事が起こり、私は現場へ向かったところ、消防団の"大林"を見かけた。大林とは一度合コンで出会っており、大林からの強引な誘いを受けて、一緒に横浜に行ったことがあったが...。
・「美弥谷団地の逃亡者」:
"私"は携帯のご近所サイトで出会い、落ち込んだ自分を励ましてくれる相田みつをの言葉を教えてくれた"陽次"にひかれていた。そんなある日、陽次と海に来ていた私は、買った水着や服の支払いを私のカードでしようとする陽次にびっくりした。陽次は独占欲が強くいつしか別れたいと思ってる矢先の出来事だった...。
・「芹葉大学の夢と殺人」:
芹葉大学の工学部デザイン工学科に入学し、同じ学科の"羽根木雄大"と出会った"私"は、イラストレーターになりたいという夢をもっていたが、同じように夢を持っている雄大に惹かれるようになった。雄大は、医学部に入って医者になり、その後サッカーの日本代表を目指したいという夢を持っていた。しかし、雄大は何年たっても医学部には合格することはできなかった...。
・「君本家の誘拐」:
大型ショッピングモールに買い物に来ていた"私"は、娘の"咲良"を乗せたベビーカーが近くにないことに気付いた。辺りを懸命に探し、店員や警備員も手分けをして探してくれるが、ベビーカーは見つからない。誰かに連れ去られてしまったのか?と不吉な予感がよぎる。結婚してからなかなか子宝に恵まれず、やっとできた赤ん坊が咲良だった...。
これ、普通に生ているありふれた人々の心にふと魔が差し、転がり落ちていく様を描いた5つの短編。どれも人間関係が都会に比べて濃厚な地方を舞台にし、狭い関係性の中、見栄やねたみや虚栄心がうずまいているものばかり。これが痛い。
特に痛かったのが、「石蕗南地区の放火」。しこりが残る別れ方をした2人が火事を通じて再会し、ギクシャクし、犯人は誰でなぜやったのかと、一方的な猜疑心にさいなまれるというもの。ほんとに痛い。
それにしても、辻村深月さんはうまいと思う。微妙な心情を描くの上手だし、思春期独特の揺れ動く気持ちをうまくとらえていると思う。透明感のある文章に隠された毒。今回もやられました...。
cf. 辻村深月 読破 List
- 冷たい校舎の時は止まる (2004)
- 凍りのくじら (2005)
- ぼくのメジャースプーン (2006)
- ロードムービー (2008)
- 太陽の坐る場所 (2008)
- ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (2009)
- 光待つ場所へ (2010)
- ツナグ (2010)
- 本日は大安なり (2011)
- オーダーメイド殺人クラブ (2011)
- 水底フェスタ (2011)
- サクラ咲く (2012)
- 鍵のない夢を見る (2012)
「石神秀幸のラーメンマップ東京(1)」を読んだ
いっつも気にしてる最新ラーメン事情な日々。で、今回読んだのはあのラーメン王 石神秀幸さんの最新ラーメン本「石神秀幸のラーメンマップ東京(1)」(幹書房)。ちょっと書いてみる
これ、ラーメンガイドブックの初執筆から15年の節目を迎えた石神秀幸さんの最新刊。ここ1年の東京地区における最新ラーメン事情が、新店45軒、新鋭から中堅老舗の注目の掘起の24軒、そして変わらぬ名店64軒の合計133軒が載っている。石神さんが書く紹介文・解説文についても、淡々と冷静に書かれたものから、やたらテンション高いものまでと読んでてなかなか面白い。
ちなみに今の東京ラーメン事情のキーワードは、「根強い豚骨魚介」「濃厚系の派遣を奪いに来た鶏白湯」そして「鶏油によって飛躍的に平均水準が上がった清湯」とのこと。確かに「鶏白湯」の店は多くなってきているけど、「清湯」はあまり気づかなかった...。
で、あらためて、世田谷圏、通勤圏中心にひっかかった店をPick Up。
●まずは行ったことなくて、ひっかかった店はこれあたり。
・紅蠍 (虎ノ門)
・麺屋 航 (目黒)
・青森煮干し中華そば ごうかく (経堂)
・ささりんどう (経堂)
・2丁目つけめん GACHI (新宿)
・麺壱 吉兆 (大井町)
・千里眼 (東北沢)
・支那そば 八雲 (池尻大橋)
・星火 (自由が丘)
・麺でる (雪が谷大塚)
・誠屋 (池尻大橋)
・うさぎ (渋谷)
・牛骨らぁ麺 マタドール (北千住)
●最近ご無沙汰だけど、また行きたくなった店はこれあたり。
・666 (駒沢)
・麺屋 ぬかじ (上町)
・らーめんと甘味処 九月堂 (渋谷)
・来来来 (三軒茶屋)
・季織亭 (経堂)
・中華麺店 喜楽 (渋谷)
というわけで、まだまだ修行が足りないラーメン道。これからも精進いたします...。
Sunday, April 07, 2013
Happy Birthday! Dear Peace!! 4th
2013.4.3、今週の水曜日はPeaceの4歳の誕生日。おめでとうございます。4日遅れだけど祝いせねばということで、ニコタマのJOKER DOG&CAT AVENUEで買ってきたさつまいもと豆乳のモンブランを。ちょっと食べてみたけど、わんこ用のケーキのわりには濃厚な味がよかった。Loveもちょっともらって祝ってあげてた...。
4年前に生まれたPeace。人間ではもう30代間近。たまに嫌なことがあるとキャンキャン鳴いたり、お腹が減るとミャーミャー鳴くけど、相変わらずめったに吠えないし、散歩のまあまあ好きだし、食欲はめちゃめちゃあるし、ご飯を食べたいときはフセの芸もするし、なにか欲しいときは立ち上がってちょーだいちょーだいしてる。でも、ほかのわんこが苦手で、ドッグランではいっつもビビリまくってる。あはは、変わんない。というわけで、これからもよろしくです、Peace。
cf. LoveとPeaceの誕生日List
- 2010.04.03 Peace1歳
- 2010.12.27 Love1歳
- 2011.04.09 Peace2歳
- 2011.12.28 Love2歳
- 2012.04.07 Peace3歳
- 2012.12.27 Love3歳
- 2013.04.07 Peace4歳
駒沢 #371 & Ommbla #24
昨日の春の嵐も過ぎ、まさに台風一過のような気持ちよい世田谷地方。強風は残るけど、気温も上がるということなので、9時前から本日1回目の駒沢公園へ行き、ランニングコースを4周ほど走ったり、歩いたり。で、今日のWork OutのBGMは、My Chemical Romanceの「「Danger Days:The True Lives Of The Fabulous Killjoys」。やたらと明るいRockがとても合う。その後は、公園のベンチで読書。今読んでるのは、道尾秀介さんの「ラットマン」。思ってた以上に不気味な話。それにしても風が強くて、ページをめくるのも大変だった...。
で、桜新町の八重桜も咲きだした。ちなみに今年の桜新町 さくらまつりは4/21(日)とのこと。それまで桜はもつんだとろうか...。
で、いったん家に帰り、ニコタマのJokerに行ったりしてから、家で休憩し、15時ごろからもう一度駒沢公園へ行くことに。LoveとPeaceをチャリに乗せ、今日もドッグランだ。
で、強風の中のドッグラン。それなりに混んでる。それにしても暖かいので、LoveもPeaceも元気いっぱい。Loveは吠えまくり、Peaceはボチボチ楽しんでた。
で、まだ時間があったので、駒沢のCafe「Ommbla」にて休憩。LoveとPeaceにおやつをあげつつ、読書の続き。それにしても、今日はほとんど駒沢公園で過ごした。結構日焼けしたかも。そんな日曜日。
Saturday, April 06, 2013
Friday, April 05, 2013
「24-TWENTY FOUR- SEASON VII/24-TWENTY FOUR- シーズン7」を観た #2
今から7年前の2005年から観出した「24-TWENTY FOUR-」。WOWOWでハイビジョン化された「24-TWENTY FOUR-」の放送が始まったのでもう一度観出してる今日この頃。先月もう一度観てみた「24:Redemption/24:リデンプション」に続き、今回は4年弱ぶりに観た「24-TWENTY FOUR- SEASON VII/24-TWENTY FOUR- シーズン7」について。
SEASON VIIはこんなあらすじ。Redemptionから2カ月のワシントンD.C.が舞台。子供たちを救うためサンガラの米国大使館に出頭し、アメリカに強制送還させられたJack Bauer(Kiefer Sutherland)は、過去にCTUにおいて行った違法な拷問捜査について、上院の公聴会で厳しい責任追及を受けていた。その聴聞の最中、FBIの女性捜査官Renee Walker(Annie Wersching)が現れ、議長のMayer上院議員にJackの引き渡しを要求した。FBIワシントン支局に移送されたJackは、Reneeから通信・交通・電力網などのインフラ防護システム"CIPファイアウォール"の設計者であるMichael Latham誘拐事件の捜査協力を要請される。自分はすでに引退した身と断るJackに対して、Reneeは首謀者のひとりとして、死んだはずのTony Almeida(Carlos Bernard)の映像を見せた...。
このSEASON VIIだけど、アメリカ初の女性大統領とかその夫の拉致とか娘の暗躍、解体されたCTUとChloeとBuchananの活躍、政府内での裏切り、その中で発生した生物兵器テロと、今回も盛りだくさんな事件が起きる中のグジョグジョの人間関係がみものになっている。で、やっぱり悲しかったのはBuchananの死かな...。
ただ今回の結末は正直消化不良。あとはで、4/28に放送されるハイビジョン版のSEASON VIII/ファイナル・シーズンをちゃんと観終えて終わりにしよう...。
cf. 24-Twenty Four- My DVD List
- 24-Twenty Four- Season I Vol.1,2,3
- 24-Twenty Four- Season I Vol.4,5
- 24-Twenty Four- Season I Vol.6,7
- 24-Twenty Four- Season I Vol.8,9,10
- 24-Twenty Four- Season I Vol.11,12
- 24-Twenty Four- Season II Vol.1,2
- 24-Twenty Four- Season II Vol.3,4,5,6,7
- 24-Twenty Four- Season II Vol.8,9,10
- 24-Twenty Four- Season II Vol.11,12
- 24-Twenty Four- Season III Vol.1,2,3
- 24-Twenty Four- Season III Vol.4,5,6
- 24-Twenty Four- Season III Vol.7,8,9
- 24-Twenty Four- Season III Vol.10,11,12
- 24-Twenty Four- Season IV Vol.1,2,3
- 24-Twenty Four- Season IV Vol.4,5
- 24-Twenty Four- Season IV Vol.6,7,8
- 24-Twenty Four- Season IV Vol.9,10
- 24-Twenty Four- Season IV Vol.11,12
- 24-Twenty Four- Season V Vol.1
- 24-Twenty Four- Season V Vol.2
- 24-Twenty Four- Season V Vol.3
- 24-Twenty Four- Season V Vol.4,5,6
- 24-Twenty Four- Season V Vol.7,8,9
- 24-Twenty Four- Season V Vol.10,11,12
- 24-Twenty Four- Season VI Vol.1
- 24-Twenty Four- Season VI Vol.2,3
- 24-Twenty Four- Season VI Vol.4,5,6
- 24-Twenty Four- Season VI Vol.7,8,9
- 24-Twenty Four- Season VI Vol.10,11,12
- 24:Redemption/24:リデンプション
- 24-Twenty Four- Season VII Vol.1,2,3
- 24-Twenty Four- Season VII Vol.4,5
- 24-Twenty Four- Season VII Vol.6,7
- 24-Twenty Four- Season VII Vol.8,9
- 24-Twenty Four- Season VII Vol.10,11,12
- 24-Twenty Four- Season VIII Vol.1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12/24-Twenty Four-ファイナル・シーズン Vol.1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
- 24-TWENTY FOUR- SEASON I/24-TWENTY FOUR- シーズン1 #2
- 24-TWENTY FOUR- SEASON II/24-TWENTY FOUR- シーズン2 #2
- 24-TWENTY FOUR- SEASON III/24-TWENTY FOUR- シーズン3 #2
- 24-TWENTY FOUR- SEASON IV/24-TWENTY FOUR- シーズン4 #2
- 24-TWENTY FOUR- SEASON V/24-TWENTY FOUR- シーズン5 #2
- 24-TWENTY FOUR- SEASON VI/24-TWENTY FOUR- シーズン6 #2
- 24:Redemption/24:リデンプション #2
- 24-TWENTY FOUR- SEASON VII/24-TWENTY FOUR- シーズン7 #2
「THE SOLAR BUDOKAN」(WOWOW)を観た
あの佐藤タイジ(THEATRE BROOK)が提唱した"太陽光エネルギーを使った武道館ライブ"「THE SOLAR BUDOKAN」の模様がWOWOWで放送されたので、じっくりと観てみた。
震災によるエネルギー問題をきかっけに自然エネルギーが注目を浴びる中、日本の技術力を生かした太陽光エネルギーで電力を起こし、その蓄電のみで武道館でLiveを行うという画期的なLive。この試みに賛同したミュージシャンが集まり、2012.12.20に日本武道館で行われたLivがこれ。まさにCleanなLive。
様々なミュージシャンが出演する中、ひっかかったのはこれ。
・THEATRE BROOK:この「まばたき」はほんと懐かしかったし、「ありったけの愛」はほんとに名曲。タイジが喜びを爆発させたシーンが微笑ましかった。
・和田唱(TRICERATOPS):THEATRE BROOKをバックにトライセラの和田唱が「Fever」を歌うなんて、それだけで素晴らしい。
・LOVE PSYCHEDELICO:THEATRE BROOKとの音とよく似合う。
・田中和将(GRAPEVINE):「光について」をひさびさに聴いたけど、この曲もEvergreenな名曲。
・TAIJI at THE BONNET:タイジに、ミッシェルウエノコウジ、ソウルフラワー奥野、そしてうつみようこの顔も見える。メンバーだけでも凄い。
・浜崎貴司:このFLYING KIDSの「幸せであるように」も色あせない。
・土屋公平:ともかく懐かしい。元気そうでなによりだ。
ひさびさにTHEATRE BROOKがじっくり聴きたくなったLiveだった。
● On Air Set List:THE SOLAR BUDOKAN
M-01. インディーズ電力/インディーズ電力
M-02. Close To You/The Sunpaulo
M-03. まばたき/THEATRE BROOK
M-04. Tone/Leyona *BAND:THEATRE BROOK
M-05. Fever/和田唱(TRICERATOPS) *BAND:THEATRE BROOK
M-06. Lady Madonna~憂鬱なるスパイダー~/LOVE PSYCHEDELICO *BAND:THEATRE BROOK
M-07. 愛と死のミュゼット/加藤登紀子 *BAND:THEATRE BROOK
M-08. 新しいYES/Salyu *BAND:A100%SOLARS
M-09. 光について/田中和将(GRAPEVINE) *BAND:TAIJI at THE BONNET
M-10. ROCK'N ROLL JEDI/田中和将(GRAPEVINE)x増子直純(怒髪天) *BAND:TAIJI at THE BONNET
M-11. オトナノススメ/増子直純(怒髪天) *BAND:TAIJI at THE BONNET
M-12. 幸せであるように/浜崎貴司
M-13. SUNSHINE/土屋公平 *PERCUSSION:屋敷豪太
M-14. Smoky/Char *PERCUSSION:屋敷豪太
M-15. BOY'S LIFE/吉川晃司 *BAND:THEATRE BROOK
M-16. マシマロ/奥田民生 *BAND:THEATRE BROOK
M-17. 嵐の海/藤井フミヤx奥田民生 *BAND:THEATRE BROOK
M-18. 歩いて帰ろう/斉藤和義 *BAND:THEATRE BROOK
M-19. ガルシアの風/仲井戸"CHABO"麗市 *BAND:THEATRE BROOK
M-20. ありったけの愛/All Members
* Filmed at Nippon Budokan,20th December 2012
* Decoration by Candle JUNE.
軍鶏・黒豚「芋蔵」 #15
今日は(もう昨日になりました)、この4月にマレーシアから帰任しまた近くで仕事しだしたMhrさんを囲んでの軽い飲み会。場所はひさびさに「軍鶏・黒豚 芋蔵」(品川べつどころ店)。昔の話、最近の話、いまのやりざまとか行ったりきたり。やっぱ、昔一緒に戦った奴とまた仕事ができるのは、やっぱりうれしい。というわけでまたよろしくです。ごちそうさまでした。
Thursday, April 04, 2013
「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実/真梨幸子」を読んだ
2012年で読んだ本の中でもひっかかった1冊である真梨幸子さんの「殺人鬼フジコの衝動」。その流れで読みたかった「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」(徳間文庫)を三茶Tsutayaで買って速攻読んだ。
こんな話。男女数名を凄絶なリンチの末に殺した罪で起訴されるも無罪判決を勝ち取った"下田健太"。その母親である"茂子"からの月刊グローブ編集部に、独占取材に応じるという電話が突然入った。茂子は稀代の殺人鬼として死刑になった"フジコ"の育ての親でもあった。そして、茂子のもとに編集者たちは取材に向かったが、そこで彼らを待ち受けていたものは...。
前作「「殺人鬼フジコの衝動」を読んで、フジコに対する虐待やいじめや暴力がこれでもかと続き、そのフジコが大人になり、大嫌いだった母親にどんどん似ていき、虐待やいじめを行っていくという虐待の連鎖に衝撃と不愉快さを感じたものだったけど、短編「私は、フジコ」も読み、やっと後編である「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」にたどり着いた。この後編で一番不愉快さを感じたのは編集者"里佳子"のくだり。茂子のもとを訪れた里佳子がなぜに逃げ出さないのかにイライラさと歯がゆさを感じつつも、追いつめられた者の心理がリアルに伝わってきて、ここはいやーな気分になった。
それにしても、この後編でも様々な人物が登場するが、誰もが死刑になった"フジコ"と何らかのつながりを持っていて、フジコをめぐる悪縁にうんざりしつつも、イッキに読めてしまった。この構成力とスピード感はなかなかのものだ。
ともかくここまで酷くて、読んでて不愉快になる小説は、3巻合わせてほんとまれ。ただただやられました。
cf. 真梨幸子 読破 List
- 殺人鬼フジコの衝動 限定版 (2008)
- 私は、フジコ~殺人鬼フジコの衝動 限定版 (2012)
- インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
Wednesday, April 03, 2013
「thread/10-FEET」を聴いた
去年2012年9月にReleaseされた10-FEETの7th Album「thread」(2012/Album)。名作だった前作の「Life Is Sweet」から3年ということなんだけど、その間に積み重ねてきたLiveやいろんな重いがつまってる。このAlbumもなかなかいい。
ともかく曲について書いてみる
・M-01「JUNGLES」。このAlbumの勢いが伝わるRock Tune。
・M-02「focus」。TAKUMAのRapがこの曲を引っ張ってる。
・M-03「その向こうへ」。♪描き続けて擦り切れた願いは とっくに消えたけど歩いてみた♪、♪その向こうへ その向こうへ 君の声も その想いも♪。この歌詞はおっさんにも染みる。それにしても去年のRIJF2012のGrassでこの曲が聴けてほんとによかった。
・M-04「蜃気楼」。10-FEETらしい少年性をうたった曲。アコギの音色がいい。
・M-05「hammer ska」。♪Be brave Be brave この一瞬だけ どうか勇気を与えておくれ♪。このCDSがReleaseされたとき、なんてかっこいい曲なんだと思ったもの。
・M-06「シガードッグ」。♪時は止まらなくて 君は優しくて 僕はまだここにいて 夜風に吹かれてまどろみの中 君の真似をしてみた♪。これも去年のRIJF2012で新曲と紹介されて演奏されていた。灼熱のGrass Stageにさわやかな風が吹いてた。名曲だと思う。
・M-07「CRYBABY」。これも10-FEETらしい明るくて優しいMixture Tune。
・M-08「求め合う日々」。なんか背中を押してくれる。
・M-09「SKANKIN' CHOKE BANGER」。やたらHardでSkaで、変則Melodyな1曲。
・M-10「DAVE ROAD」。♪I just wanna say "we must go now". 呑んだ後のNoodle♪、♪Washoy! I got a gyoza set.♪。この変わらないくだらなさがいい。
・M-11「淋しさに火をくべ」。これまた10-FEETらしい優しいPunk Tune。
・M-12「コハクノソラ」。♪そして時は流れ 賢くなって 晴れた空はぎこちなく見えて 僕は気づき始めた 響きの消えゆくを♪。なんかEmotionalに揺さぶられつつもどこかMinorなMelody。これは10-FEETの新境地かと。
ともかく大事なEmotionalな信念は変わらず、変わらないようで確実に進化しているMelody Line。やっぱいいわ、10-FEET。で、そろそろ今年のRIJF2013について考えださないといけない時期になってきた。1日だけでも絶対行って、こんな音をまた聴きたいと思う。
● thread/10-FEET (2012/Album)
M-01. JUNGLES
M-02. focus
M-03. その向こうへ
M-04. 蜃気楼
M-05. hammer ska
M-06. シガードッグ
M-07. CRYBABY
M-08. 求め合う日々
M-09. SKANKIN' CHOKE BANGER
M-10. DAVE ROAD
M-11. 淋しさに火をくべ
M-12. コハクノソラ
* Produced and Arranged by 10-Feet.
* Words and Music by Takuma.Except M-10.Music by 10-Feet
* 10-Feet:Takuma(Vocals,Guitars,Blues Harp,Keyboards),Naoki(Bass,Vocals),Kouichi(Drums,Chorus)
* Recorded and Mixed by Atsuo Akabae.
* Mastered by Yasuji Maeda(Bernie Grundman Mastering).
* Recorded and Mixed at Studio A-Tone,Maruni Studio,Sound Crew Studio and Studio Sunshine.
* UPCH-20283 Nayutawave Records 2012 Universal Music K.K.
cf. 10-Feet My CD/DVD List
- 4Rest (2005/Album)
- Twister (2006/Album)
- Vandalize (2008/Album)
- 1sec. (2009/CDS)
- Super Stomper (2009/CDS)
- Life Is Sweet (2009/Album)
- 10-Best 2001-2009 (2010/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- thread (2012/Album)
「あの日~福島は生きている~」を観た
先日の長野出張のとき、あずさの中で観たドキュメンタリー映画「あの日~福島は生きている~」(2012/Cinema)について。
2011年9月、東日本大震災そして原発事故から半年しか経っていない福島で、6日間にわたり県内を西から東に横断した移動型野外ROCK FES.「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」。このROCK FES.自体、こんな時期に福島でやるのかという賛否両論の中開催されたものだけど、実行委員長であった箭内道彦さんには、「"LIVE福島"の"LIVE"は、ステージのことだけでなく、"いま、生きている"という意味でもあるんです。」という思いもあったとのこと。
で、今回観た映画「あの日~福島は生きている~」は、"LIVE福島"というROCK FES.を収めたものにとどまらず、そのFES.に参加した人々の「その後」を描いたドキュメンタリー映画。映画自体は福島で暮らす人々の朝食風景から始まり、あの311の日の朝食になにを食べていたをインタビューするところから進んでいく。そして、FES.の模様、1年後の2012.3.11に各地で行われた慰霊祭の模様、2012年の紅白で猪苗代湖ズが演奏した「I love you & I need you ふくしま」へのメンバーや家族や福島の人々の思い、そして子供が生まれたり、新しく友達が店を開いたりと震災後の再生に向けての悩みや苦しみや希望が静かなトーンで描かれていた。
で、LIVEの方は、怒髪天、斉藤和義、サンボマスター、BRAHMAN、THE BACK HORN、キヨサク(from MONGOL800)、福山雅治、そして猪苗代湖ズといったArtistが各会場での模様がダイジェストで収録されていて、これはこれで楽しめるというもの。
ちなみに、このDVDはローソン限定で1,000円で販売され、収益は福島県災害対策本部に寄付されるというもの。ほんとあずさの中で涙が止まらくなってしまったけど、すこしでも役に立てばいいと思った。
Tuesday, April 02, 2013
「Journey Live In Japan 2013」(WOWOW)を観た
高校生だった頃、TOTOとか一緒にちょいちょい聴いていたJourney。震災の日311に日本武道館で行われたLiveの模様が「Journey Live In Japan 2013/ジャーニー ライブ・イン・ジャパン 2013」としてWOWOWで放送されたので、ひっさびさに観てみた。
あの1980年代前半に、「Open Arms」、「Don't Stop Believin'」、「Separate Ways」といったHit Tuneを量産していたJourney。TOTOとかとともに渋谷陽一氏に"産業ロック"と揶揄されていた感じだったけど、洋楽ROCKに目覚めていた高校生にはバッチリはまっていたBandだったと思う。そこから30年近くも時間が経ち、あのSteve Perry(Vocal)もBandから抜けてることを今回の放送で初めて知ったけど、現在のVocalはフィリピン人出身のアジア人であるArnel Pineda。動画投稿サイトを通じてNeal Schon(Guitar)と出会ったということ自体が奇跡だけど、その声がSteve Perryを彷彿とさせるそっくりなものであり、あまりに違和感がなくてビックリした。目をつぶって音楽だけを聴いてるとかつてのJourneyが浮かび、これは凄い。このあたりの経緯はJourneyのドキュメンタリー映画「Don't Stop Believin':Everyman's Journey」でも描かれているとのこと。ちょっと観てみたい。
で、Liveの方だけど、あの「Separate Ways」から始まり、「Any Way You Want It」、「Ask The Lonely」、「Who's Crying Now」、「Only The Young」、「Faithfully」、「Lights」、「Open Arms」、「Wheel In The Sky」、「Don't Stop Believin'」などなどかつて好きだった曲が次々と演奏されてる。それにしても、「Separate Ways」は懐かしかったし、「Any Way You Want It」はひたすらアガルし、「Lights」はあの頃大好きだし、「Open Arms」はなんだかんだで美しいし、「Wheel In The Sky」はかっこいいし、「Don't Stop Believin'」の多幸感にあふれている。
多感な高校生だった頃、Journeyの音楽を聴いてUSのRockに触れた気がするし、今回のように日本での震災に合わせて来日してくれる彼らに敬意を表したいと思います。ともかく懐かしかった...。
● On Air Set List:Journey Live In Japan 2013
M-01. Separate Ways
M-02. Any Way You Want It
M-03. Ask The Lonely
M-04. Who's Crying Now
M-05. Only The Young
M-06. Stone In Love
M-07. Keep On Runnin'
M-08. Edge Of The Blade
M-09. Faithfully
M-10. Lights
M-11. Stay Awhile
M-12. Open Arms
M-13. Just The Same Way
M-14. Escape
M-15. Dead Or Alive
M-16. Wheel In The Sky
M-17. Don't Stop Believin'
=Encore=
M-18. Be Good To Yourself
* Filmed at Nippon Budokan,Tokyo on 11th Match 2013.
* Journey:Neal Schon(Guitar),Ross Valory(Bass),Jonathan Cain(Keyboard),Deen Castronovo(Drums),Arnel Pineda(Vocal)
* In Association With Creative USA.
* Produced by WOWOW.
M-01. Don't Stop Believin' ("JOURNEY LIVE IN MANILA")
M-02. Open Arms ("JOURNEY LIVE IN MANILA")
M-03. Separate Ways ("JOURNEY LIVE IN MANILA")
M-04. Any Way You Want It ("JOURNEY LIVE IN MANILA")
「ALONE TOGETHER/本多孝好」を読んだ
ぼちぼち読んでる本多孝好さんの作品。三茶Tsutayaで買って読んでみた「ALONE TOGETHER」(角川文庫)について。
こんなあらすじ。3年前に医大を辞め、不登校児を集めた塾でバイトしている"僕"は、当時医大で師事していた教授から、「私が殺した女性の娘さんを守って欲しい」という突然の依頼を受けた。僕は、他人の波長にシンクロしてしまう能力を持っており、同時にその能力は人を傷つける呪いでもあった...。
これ、人の波長にシンクロし、その人の深層心理をえぐり出し、その結果その人を傷つけてしまう能力を持つ主人公の話。自分でもわかっていなかった心の奥底にある思いがさらけ出されることで、その人がなぜそのような行動をしているのかをあぶり出していき、傷つけてしまうというもの。他人ならずも自身の思いもわかってしまうということで、自分を含めて関係者がみなぎくしゃくしてしまう様を、透明感ある文体で描かれている。人と人はどこまで分かりあえるのかがテーマになっている。
親との関係、恋人との関係、バイトでの同僚との関係、生徒との関係、隣人との関係、そして自分の行動のよりどころ...人と自分の本音を知ることで、どのように向き合って、落とし前をつけるのかを考えさせられる一冊だった。
cf. 本多孝好 読破 List
- ALONE TOGETHER (2000)
- MOMENT (2002)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005/2007)
- Fine Days (2006)
- 正義のミカタ I'm a loser (2007)
- チェーン・ポイズン (2008)
- WILL (2009)
- at Home (2010)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1 (2012)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2 (2012)
Monday, April 01, 2013
「Keep on smiling/真心ブラザーズ」を聴いた
1990年のDebut以来ずっと聴き続けてる真心ブラザーズ。まったくの同年代としてずっと気になってる。そんな彼らが去年2012年にReleaseしたひさびさのAlbum「Keep on smiling」(2012/Album)について。
このAlbum「Keep on smiling」に収録された曲のいくつかは、2011年の真心2人っきりのアコギツアー「真心道中歌栗毛 2011」で披露された、YO-KINGと桜井がそれぞれ個別に作った曲。2人きりのAcousticなものから、MB'Sによるブ厚い音まで、真心らしい1枚に仕上がってる。
ともかく曲について書いてみる。
・M-01「胸を張れ」。 やたら気持ちいいIntroとMelody Line。
・M-02「アメンボ」。♪新しい アタマ テキトーな 心 ほっとく 力 楽しい 気持ち 君には必要さ♪。YO-KINGらしいヒネタ感覚がわかる。
・M-03「朝が来た!」。NHK Eテレ「Eテレ0655」オープニング・ソング。 作詞:佐藤雅彦/作曲:Bob Marleyでやさしさにあふれるほのぼのな1曲。
・M-04「サニー」。♪向き不向きは 無視してごらん 「好きかも」と直感が走る その高鳴りこそ生きるしるし 待ってたよ ようこそBaby♪。桜井らしいLove Song。
・M-05「タイムマシン」。やたら優しいMelodyの桜井らしいLove Song。
・M-06「生きる」。♪日が昇る 生きている 風が吹く 生きている 日が沈む 生きていく 夜が来て 君に触れたいよ Baby♪。桜井がつぶやき歌うAメロの歌詞のHardさ、YO-KINGのサビがいいバランス。これ名曲かも。
・M-07「話」。ザクザクしたGuitarのCuttingがいい。
・M-08「のりこえるの歌」。これもNHK Eテレ「Eテレ0655」/「Eテレ2355」から。♪京都の えらい お坊さんが「うつむいて ばかり おりますと いい考えも 浮かびません」と テレビで 言っていた 背すじ 伸ばしてみる♪。佐藤雅彦さんが書いたこの詞はいい。
・M-09「青木橋に陽は落ちて」。真心らしい懐かしい美メロのAcoustic Number。
・M-10「イナズマに乗って」。これもYO-KING作の荒々しくでやさしい1曲。♪絶望のときは過ぎた 頭をあげようぜ 君はひとりじゃないよ 君はひとりじゃない♪。この歌詞はいい。
・M-11「コーヒー」。日常を切り取りつつも、思いをはせる歌。このAlbumでの個人的Best Track。
・M-12「炎の後半戦」。後半戦を迎えた中年の日々の切なさとトホホ感とちょっとした喜びをうたったRap。とっても共感。
・M-13「カモン! カナガワン」。こんな神奈川愛の歌って聴いたことない。
・M-14「キスっていいよね」。よくこんなこっ恥ずかしい歌、よく歌えるなって思った曲。
・M-15「OFF」。桜井作の休憩の歌。♪休みは密度だ 時間じゃないのさ 眠りに手間をかけ 遊びは命がけ あなたに会うまで あなたに会うまで♪。この歌詞はツボ。
・M-16「君にだけ」。♪大した意味も 無くてもいいさ 君にだけ 届けばいい 多くの人には 何の意味もない 君にだけは わかりやすい歌 君にだけ♪。ほんと真心らしい...。
・M-17「夜空」。切ない佳曲。
・M-18「Keep on smiling」。MB'Sによるブ厚い音にうつみようこさんのコーラス。これも真心らしい1曲。
・M-19「ぼくのギター」。ギターに捧げるやさしい曲。
続いて、初回生産限定盤についてるDVD"「真心道中歌栗毛2011」ツアードキュメント"について。
これ、真心2人っきりのアコギツアー「真心道中歌栗毛 2011」に密着し、曲が初めて演奏される瞬間やOFF SHOTの映像がこのDVDに収録されていた。収録されていたのは「アメンボ」、「OFF」、「コーヒー」、「サマーヌード」、「ぼくのギター」、「夜空」、「炎の後半戦」、「キスっていいよね」、そして「君にだけ」。なかなか貴重な映像集だった。
ここまで来るとそのまま焦らずつきあっていきたい。ともかく同年代って大事です。
● Keep on smiling/真心ブラザーズ (2012/Album)
=Disc1/CD=
M-01. 胸を張れ
M-02. アメンボ
M-03. 朝が来た!
M-04. サニー
M-05. タイムマシン
M-06. 生きる
M-07. 話
M-08. のりこえるの歌
M-09. 青木橋に陽は落ちて
M-10. イナズマに乗って
M-11. コーヒー
M-12. 炎の後半戦
M-13. カモン! カナガワン
M-14. キスっていいよね
M-15. OFF
M-16. 君にだけ
M-17. 夜空
M-18. Keep on smiling
M-19. ぼくのギター
=Disc2/DVD=
M-01.「真心道中歌栗毛2011」ツアードキュメント
=Disc1/CD=
* Produced by Magokoro Brothers.
* Except for M-01. Produced by Chokkaku.
* Recorded & Mixed by Tsutomu Toyama.
* Recorded & Mixed at Geimori Studio,Hitokuchizaka Studio,Bunkamura Studio and ABS Studio.
* Mastered by Hiroyuki Enduki.
=Disc2/DVD=
* Directed by Kazuki Tezuka.
* KSCL-2006~7 2012 Ki/oon Records Inc.
cf. 真心ブラザーズ My CD/DVD List
- ねじれの位置 (1990/Album)
- 勝訴 (1990/Album)
- 真心 (2001/Album)
- 真心 MY NAME IS MAGOKORO (2001/Cinema)
- Dear,Summer Friend (2005/CDS)
- I'm In Love (2005/CDS)
- 情熱と衝動 (2006/CDS)
- Fine (2006/Album)
- ユニコーン・トリビュート (2007/Album)
- Dazzling Sounds (2008/Album)
- 俺達は真心だ! (2008/Album)
- タンデムダンディ 20 (2009/Mini Album)
- Gooddest (2009/Album)
- My Back Pages/真心ブラザーズ+奥田民生 (2011/CDS)
- Keep on smiling (2012/Album)
「DumbLand/ダムランド」を観た
David Lynchが監督・制作・脚本した毒舌短編アニメ「DumbLand/ダムランド」(2002/Cinema)について。
これ、8つのEpisodeからなる短編集。DumbLandというおバカな国に住み、妻や子どもや隣家の住人など周囲の人間のやることなすこと、すべてが気に入らず、始終腹を立てては毒づくRandyの毎日を描いたもの。
これ、鬼才David Lynchが、自らの有料会員制サイト"DavidLynch.com"に公開したブラック・ユーモア満載の短編アニメ集。下品で粗暴な主人公Randyがなにかとすぐに周囲に腹を立てては毒づき、屁をこき、ゲロを吐きまくるというシーンがひたすら続くんだけど、その調子はあくまでアッパー。あまりの突き抜けた描写は、まったく笑えず、ともかく唖然とさせられる。
ちなみにこの絵を描いたのもDavid Lynch自身。彼の純粋な狂気のいったんを感じさせるインパクト満載のヒドイアニメだった...。
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