「Le Gamin au vélo/少年と自転車」を観た
面白そうだったのでちょっと観てみた「Le Gamin au vélo/少年と自転車」(2011/Cinema)について。
こんなあらすじ。施設に預けられている11歳の少年Cyril(Thomas Doret)は、父親に捨てられたという現実を受け入れられず、反抗的な態度を取り続けていた。そんなCyrilと偶然知り合った美容師のSamantha(Cecile de France)は、Cyrilに週末の里親になって欲しいと頼まれるとそれを受け入れたばかりか、Cyrilの父親の行方探しを手伝う。Samanthaのおかげでようやく父親と再会できたCyrilだったが、自分の生活で手一杯の父親は二度と会いに来るなとCyrilを追い返す...。
父親に会いたいために問題行動を繰り返し、周りに迷惑をかけ、傷つけてしまう。その結果自分までも傷つけてしまう。人生にはいろいろと起きるけど、それでも殻にこもっていた兆年の心の少しだけ光が届いたようなラストはホッとできた。ま、唐突な終わり方だったけど、このラストは結構好きかも。
大人の都合に翻弄された少年の話...なかなかよかったです。
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「Lunana:A Yak in the Classroom/ブータン 山の教室」を観た(2023.11.27)
- 「いいお湯でした。/小山薫堂(原案)・冬川智子(作画)」を読んだ(2023.11.27)
- 「Dune/DUNE/デューン 砂の惑星」を観た(2023.11.26)
- 「Bullet Train/ブレット・トレイン」を観た(2023.11.25)
- 「首 KUBI」を観た(2023.11.23)
Comments