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Thursday, June 13, 2013

「ブルーマーダー/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_bluemurder ずーっと読み続けてる誉田哲也さん。今回は世田谷中央図書館で借りて読んでみた「ブルーマーダー」(光文社)について。
 こんな話。西池袋のビルで鈍器状のもので殴られ殺された二代目庭田組組長"河村丈治"の捜査に、今は池袋署刑事課強行犯捜査係係長の"姫川玲子"があたることになった。そんな中、中野署の刑事組織犯罪対策課の"下井正文警部補"は、河村の仮釈放の日取りを庭田組と敵対する組織に流したのではないかと監査室の監査官からヒアリングを受けた。下井は身におぼえがない一方で、かつて庭田組と同じく二代目道栄会の下部組織であった諸田組に潜り込ませたS(スパイ)"木野"のことを思い出していた...。
 「あなた、ブルーマーダーを知ってる? この街を牛耳っている、怪物のことよ...」。今回読んだ「ブルーマーダー」も、「ストロベリーナイト」で始まった"姫川玲子シリーズ"の中の最新刊で、凶暴で謎めいた連続殺人事件が扱われている。常に姫川玲子とともに捜査にあたっていた"菊田和男"、玲子とコンビを組んでいたベテラン刑事"下井正文"、そして、悪徳脱法刑事である"勝俣健作(ガンテツ)"などなど、同シリーズに登場していた者たちが出てきて、残酷なシーンが続く中でも、どこか懐かしかったりして、盛り上がるものだった。
 池袋、新宿界隈の今をモデルにした勢力図の解説は面白いし、最後に"井岡博満"や"國奥定之助"が出てくるのもご愛嬌だし、次への展開が期待できる。それにしても、タフな精神力をもち、個性あふれる刑事達とぶつかり合いながら、立ちはだかる凶悪な難事件を解決していくこの"姫川玲子シリーズ"。これからも目が離せない。

cf. 誉田哲也 読破 List
- 妖の華 (2003)
- アクセス (2004)
- 吉原暗黒譚 (2004)
- 春を嫌いになった理由 (2005)
- 疾風ガール (2005)
- ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
- ストロベリーナイト (2006)
- ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
- ジウIII 新世界秩序 (2006)
- 月光 (2006)
- ソウルケイジ (2007)
- 武士道シックスティーン (2007)
- 国境事変 (2007)
- シンメトリー (2008)
- 武士道セブンティーン (2008)
- ヒトリシズカ (2008)
- ガール・ミーツ・ガール (2009)
- 武士道エイティーン (2009)
- ハング (2009)
- インビジブルレイン (2009)
- 主よ、永遠の休息を (2010)
- 世界でいちばん長い写真 (2010)
- 歌舞伎町セブン (2010)
- 感染遊戯 (2011)
- レイジ (2011)
- ドルチェ (2011)
- あなたの本 (2012)
- 誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
- 痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
- 幸せの条件 (2012)
- ブルーマーダー (2012)

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