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Wednesday, August 07, 2013

「Prometheus/プロメテウス」を観た

Prometheus エイリアンと人類の起源を解き明かすSF映画として、公開当時個人的にめちゃめちゃ気になってた「Prometheus/プロメテウス」(2012/Cinema)。やっと観れた。
 こんなあらすじ。2089年、考古学者のElizabeth Shaw(Noomi Rapace)とCharlie Holloway(Logan Marshall-Green)は、とある古代遺跡から、古代の別々の文明に登場する星図を発見した。それを"招待状"と解釈した彼らは、ウィーランド・コーポレーション社のCEOであるPeter Weyland(Guy Pearce)が出資する宇宙船"プロメテウス"に乗り込んだ。そして、2093年、宇宙船は目的の星LV-223にたどり着き、最初に起床した司令官Meredith Vickers(Charlize Theron)の指示に従い、アンドロイドであるDavid(Michael Fassbender)は、船員達をスリープチェンバーから起床させる。惑星上で人工的な地形を探し当てた船員達は地上へ降り立ち、探索を開始した...。
 これ、地球人類の起源を描きつつも、"エイリアン・シリーズ"の前日譚に重きをおいたSFスリラー映画。1979年公開の第1作「Alien/エイリアン」を撮ったRidley Scottが33年ぶりにメガホンを撮っているだけでうれしくなる。
 H.R.Gigerのおどろおどろしいデザインとか、丁寧に作り込まれた未知の惑星のシーンとか、女性船員の腹部からエイリアンを取り出すシーンとか、ヘルメットをドロドロと溶かす液体のシーンとか、良くも悪くも名作へのオマージュと深い愛情が素直に伝わってきた。
 映画として賛否両論あるみたいだけど、「AVP-ALIEN VS. PREDATOR/エイリアンVS.プレデター」にちょっと幻滅したクチだったので、この「Prometheus/プロメテウス」って映画は、個人的には断然支持できるもの。ありです。

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