「星のかけら/重松清」を読んだ
ずーっと読んでる重松清さん。今回はTsutaya桜新町でひっかかって買ってみた「星のかけら」(新潮文庫)について。
こんなあらすじ。それを持っていればどんなにキツいことがあっても耐えられるというお守り"星のかけら"。ウワサでは、誰かが亡くなった交通事故現場に落ちているらしい。いじめにあっている小学6年生の"ユウキ"は、星のかけらを探しに行った夜、不思議な女の子"フミちゃん"に出会う...。
これ、雑誌"小学六年生"に連載されたということで、ひさびさに読んだ児童文学。簡単に読めるけどめちゃめちゃ深い話。星のかけらという都市伝説をベースに、交通事故、ひきこもり、いじめといった痛ましい出来事を描きながら、生きる意味とか命の意味とか毎日成長していることを気づかせてくれるものだった。
"生きているひとは、自分の力で歩きださなくてはならない"ということを伝えてくれた優しい物語。ほんとホロリとさせていただきました。
cf. 重松清 読破 List
- 舞姫通信 (1995)
- 見張り塔からずっと (1995)
- ナイフ (1997)
- カカシの夏休み (2000)
- ビタミンF (2000)
- リビング (2000)
- 口笛吹いて (2001)
- 流星ワゴン (2002)
- きよしこ (2002)
- 熱球 (2002)
- 疾走 (2003)
- 送り火 (2003)
- 卒業 (2004)
- いとしのヒナゴン (2004)
- みんなのなやみ (2004)
- その日のまえに (2005)
- きみの友だち (2005)
- 小学五年生 (2007)
- カシオペアの丘で (2007)
- くちぶえ番長 (2007)
- 青い鳥 (2007)
- ブルーベリー (2008)
- せんせい。 (2008)
- みぞれ (2008)
- とんび (2008)
- 季節風 冬 (2008)
- あの歌がきこえる (2009)
- 再会 (2009)
- 十字架 (2009)
- ポニーテール (2011)
- ロング・ロング・アゴー <「再会」改題> (2012)
- 星のかけら (2013)
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