社食 #68 -名古屋 台湾ラーメン-
2013/10/31(木)、昼飯は社食で「名古屋 台湾ラーメン」(480円也)をいただく。醤油ベースの真っ赤なスープに中細の縮れ麺。これに豚の挽き肉、ニラ、もやしなどを唐辛子で辛く味付けして炒めた具が入っている。刻んだ唐辛子がそのまま入っているのでめちゃめちゃ辛い。昨夜のワインと一緒に汗が止まらなかった。20数年前、名古屋に転勤していたころは食べたことがなく、実は初めて食べたかもしれない。おかげで二日酔いがすっきりした。ごちそうさまでした。
2013/10/31(木)、昼飯は社食で「名古屋 台湾ラーメン」(480円也)をいただく。醤油ベースの真っ赤なスープに中細の縮れ麺。これに豚の挽き肉、ニラ、もやしなどを唐辛子で辛く味付けして炒めた具が入っている。刻んだ唐辛子がそのまま入っているのでめちゃめちゃ辛い。昨夜のワインと一緒に汗が止まらなかった。20数年前、名古屋に転勤していたころは食べたことがなく、実は初めて食べたかもしれない。おかげで二日酔いがすっきりした。ごちそうさまでした。
今年2013年も刊行された「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 "ROCK IN JAPAN FES.2013"」。今年RIJF2013は、最終日の8/3(日)の1日のみ参戦したんだけど、天気は例年よりも涼しく、最高なFes.日よりということで、めちゃめちゃ飲み過ぎた1日だった。
今年も3日間の総入場者数は177,000人と過去最高を更新し、Grass Stageの位置が変わったり、Park Stageが復活したりと、常に毎年進化しているこのRIJF。
で、毎年この特集を読み終え、WOWOWでのアーティスト特集の放送がやっと観終え、そろそろ今年のRIJFも終わったななんて思ってるうちに年末のCDJのチケットの発売を迎えている。自分の1年の生活の中で完全にFes.というものが定着し、そんな生活を10年以上続けてる。いつまで続けられるかわかんないけど、まだまだ...。
さっきまで、シンガポールから帰国したKztm君・Kneさんを囲んで、用賀のAsmさん家で飲み会。Kkちゃんも来て、ダラダラと飲みまくり。それにしてもひさびさに湘南産の生しらすをいただき、Emkさん作のローストビーフをはじめとした手料理をたらふくいただき、ワインをたくさんいただき、ほんと幸せ。ともかくKztm一家が元気で楽しそうだったのが、なりよりなにより。次は年末のFES.で会いましょう。ごちそうさまでした!
ずっとハマって読んできてる作家のひとり伊坂幸太郎さん。今年2013年3月に刊行された「ガソリン生活」(朝日新聞出版)を世田谷中央図書館に予約してやっと順番がまわってきた。
こんなあらすじ。望月家の長男で大学生の"良夫"は愛車のデミオを運転中に、突然にデミオに乗ってきた女優の"翠"を乗せることになったが、その翌日、翠はトンネルで事故死してしまう。良夫とその弟で大人びた小学5年生の"亨"は、パパラッチとして翠を追いかけ回していた芸能記者"玉田"と知り合い、本当に事故だったのか?と事件に首を突っ込み始める...。
これ、緑デミと呼ばれる車の緑色のデミオが物語の語り手で、町を走る車どうしは会話ができるけどその会話は人間には聞こえず、しかも車たちは人間の会話を聞くことはできるという不思議な設定。その中でパパラッチな芸能記者がでてきたり、不倫の噂がでてきたり、脅迫されたりいじめられたり、死体遺棄事件や強盗事件が起きたりと、いろんなできごとが最後には見事に1つにはまっていくというもの。それを車の視点で見ていくので、普通とは違う新鮮な感覚で読むことができた。
話自体はハートフルで最後は暖かい家族小説なんだけど、正直、人間たちの会話と車たちの会話が同時進行で進み、さらに冗長なところもあって、ちょっと読むのに時間がかかった。とりあえず伊坂幸太郎ワールド、ずっと満喫中。
cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
たまたま幸運にも手に入れたチケットで角川シネマ新宿まで観に行った「The Rolling Stones:Sweet Summer Sun-Hyde Park Live」(2013/Cinema)について。
去年からのStones結成50周年"50&COUNTING"TOURの一環で、44年ぶりに行われたLondon・Hyde Parkで行われたストーンズのLIVE。44年前のLIVE映像は観たことがあるけど、あの時はMick Taylorのお披露目というよりも、図らずもBrian Jonesの追悼LIVEになってしまったもの。当時と同じ場所で行われること自体が素晴らしい。
で、映画のほうは、この夏のGLASTONBURYの出演からHyde Parkを語るメンバーの声から、1曲目の「Start Me Up」のイントロと画面いっぱいに広がった大観衆のシーンに鳥肌が立った。Mick JaggarのキレキレのDanceは驚きだし、Keith Richardsの「Happy」はかっこいいし、Ron Woodの笑顔は最高だし、Charlie Wattsが挨拶したのはびっくりした。さらに、Mick TaylorもSTAGEに上がり、「Midnight Rambler」を演奏したシーンもよかった。
それにしても、映画館でStonesを観たのは、高校生のとき新宿で観た「Let's Spend The Night Together」、2008年に渋谷で観た「The Rolling Stones Shine A Light」に続き、3回目。やっぱり、大画面で観るに限る。あー、よかった!!
cf. The Rolling Stones My CD/DVD List
- The Stones In The Park (1969/DVD)
- Hot Rocks1964-1971 (1971/Album)
- Ladies and Gentlemen (1974/Cinema)
- Muddy Waters & The Rolling Stones Live At The Checkerboard Lounge (1981/DVD)
- Rolling Stones Live at the Max (1991/DVD)
- Live Licks (2004/Album)
- A Bigger Bang (2005/Album)
- Rarities 1971-2003 (2005/Album)
- The Rolling Stones Shine A Light (2008/Cinema)
- Some Girls Live in Texas '78 (2011/Cinema)
- The Rolling Stones Charlie Is My Darling (2012/DVD)
- The Rolling Stones:Sweet Summer Sun-Hyde Park Live (2013/Cinema)
ちょっと面白そうだったので観てみた「4:44 Last Day On Earth/4:44 地球最期の日」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。地球温暖化によるオゾン層の破壊により、明日の午前4時44分、ついに世界は終末を迎える。もはやその運命が避けられない中、Cisco(Willem Dafoe)と恋人のSkye(Shanyn Leigh)は、ストレッチやヨガをしたり、絵を描いたり、時に激しく抱き合ってはお互いの愛情を確かめ合ったり、Skypeを通じて離れた家族や友達と最後の別れの挨拶をしたりして、思い思いに残された時間を過ごしていた...。
地球の終末が刻一刻と近づく中、人々は残された最後の時間をどのようにして過ごすのかを静かに描いた異色作。不条理な運命に直面し、悲壮感もなく、最後の時になってもめたり、わがまま言ったりする姿を描いているんだけど、ともかく起承転結はなくべたーーっと平坦に淡々と話が進んでいく。映画音楽もなく、息遣いだけが聞こえ、カメラワークもいいんだけど、これでもかと普通に静かに退屈に描き切っていた。ある意味、最期の日ってこんな感じなのかもしれない。奇妙で不条理な映画でした。
今年2013年夏も山中湖で行われたFes.「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2013」。この2日間のFes.の模様が6時間にわたってSpace Shower TVで放送されたので、しっかり観てみた。
で、このFes.、2013/8/31(土)と9/1(日)にわたって、山梨県山中湖交流プラザきららにて行われたもの。世界遺産となった富士山をみつつ、快晴のもとLiveが行われていた。
ともかくひっかかったArtistについて書いてみる。
・the telephones:ちょっと苦手だったんだけど、この「Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!」はいいねぇ~。
・tricot:Japanで最近プッシュ中だったんで、気になってたんだけど、確かにPunkで熱い。「爆裂パニエさん」はいい。
・クリープハイプ:最新Album「吹き零れる程のI、哀、愛」を聴きまくってるんだけど、結構ヘビロテ中。「He Is Mine」、「社会の窓」、ハマってみました。
・レキシ;ほんとにネタが歴史なんだけど、いい感じのFUNKさがいい。「狩りから稲作へ」は相当いい。
・KANA-BOON:このBandもここ最近気になってるBand。それにしても「ないものねだり」はひっかかる。
・plenty:ずっと気になっててちゃんと聴いてないけど、この「よろこびの吟」はなかなかよいです。
・THE BAWDIES:一度だけ、RIJFで彼らのLIVEを観たことあるけど、ほんとに熱くて楽しい。それにしても「IT'S TOO LATE」は昔から大好きな1曲。
・ゲスの極み乙女。:初めて観たけど、これまたPunkishでいい。特に「ドレスを脱げ」はかっちょいい。
・[Champagne]:メキメキと頭角を出してきてる[Champagne]。「starrrrrrr」は好きな1曲。
・SiM:京都大作戦とかで彼らの熱いStageが気になっていたけど、相当キテル。「Same Sky」はいい。
・ONE OK ROCK:この山中湖のLakeside Stageも完全に掌握してたワンオク。「完全感覚Deamer」はアガル。
・スチャダラパー:まさか「今夜はブギー・バック」を聴けるとは...。
・the day:仲井戸麗市(G)、中村達也(D)、蔦谷好位置(Key)、KenKen(B)に武田真治(Sax)という布陣。ここにキヨシローがいて、金子マリがいたら、最高だったろうな。それにしても「The Day」という曲はいい。
・マキシマム ザ ホルモン:ひさびさに映像で観たホルモン。相変わらずクソ熱い。それにしても「便所サンダルダンス」はほんとにいい。12月のCOASTが楽しみだ。
・WHITE ASH:ますます巧くなってきている。「Jails」がいい。
・電気グルーヴ:酒飲みながら野外で「Shangri-La」が聴けたら、きっと幸せだろう。
・きゃりーぱみゅぱみゅ:この「にんじゃりばんばん」がずっと頭の中でLOOPしている。
・the HIATUS:細美氏の脆さと儚さがいい。それにしても「The Flare」と「ぺテルギウスの灯」は名曲だ。
というわけでダイジェストだったけど、6時間にもわたっての放送をじっくり観させてもらった。さ、次はきっと同じスぺシャで放送されるアーティスト特集だ。少なくともマキシマム ザ ホルモンは絶対観たい。
● On Air Set List:SWEET LOVE SHOWER 2013
=day1=
M-01. 世界をかえさせておくれよ/サンボマスター
M-02. ミラクルをキミとおこしたいんです/サンボマスター
M-03. そのぬくもりに用がある/サンボマスター
M-04. Mr.ファントム/THE ORAL CIGARETTES
M-05. MAKEINU SONG/THE NAMPA BOYS
M-06. 夜明けの太陽/THE NAMPA BOYS
M-07. 嘘憑きとサルヴァドール/小南泰葉
M-08. Keep Your DISCO!!!/the telephones
M-09. Don't Stop The Move,Keep On Dancing!!!/the telephones
M-10. D.E.N.W.A/the telephones
M-11. The COSMOS/YOUR SONG IS GOOD
M-12. Pineapple Power/YOUR SONG IS GOOD
M-13. Changa Changa/YOUR SONG IS GOOD
M-14. 爆裂パニエさん/tricot
M-15. PB/SPECIAL OTHERS
M-16. Laurentech/SPECIAL OTHERS
M-17. He Is Mine/クリープハイプ
M-18. 身も蓋もない水槽/クリープハイプ
M-19. 社会の窓/クリープハイプ
M-20. CHANGE/Rihwa
M-21. Last Love/Rihwa
M-22. きらきら武士/レキシ
M-23. 墾田永年私財法 feat.田ンボマスター(山口隆 form サンボマスター)/レキシ
M-24. 狩りから稲作へ/レキシ
M-25. 夏の大三角形/NICO Touches the Walls
M-26. ニワカ雨ニモ負ケズ/NICO Touches the Walls
M-27. Broken Youth/NICO Touches the Walls
M-28. 聖者必衰の理、お断り/KANA-BOON
M-29. ないものねだり/KANA-BOON
M-30. 或る話/plenty
M-31. よろこびの吟/plenty
M-32. 蒼き日々/plenty
M-33. 堕天使パジャマ/SALU
M-34. 花になれ/flumpool
M-35. 星に願いを/flumpool
M-36. イイじゃない?/flumpool
M-37. 2月のセプテンバー/GOOD ON THE REEL
M-38. 花/GOOD ON THE REEL
M-39. ミュージック/サカナクション
M-40. 僕と花/サカナクション
M-41. 夜の踊り子/サカナクション
M-42. IT'S TOO LATE/THE BAWDIES
M-43. JUST BE COOL/THE BAWDIES
M-44. A NEW DAY IS COMIN'/THE BAWDIES
M-45. SING YOUR SONG/THE BAWDIES
=day2=
M-01. 交差点/アルカラ
M-02. 名探偵ミスタ相棒はジョニー/アルカラ
M-03. 半径30cmの中を知らない/アルカラ
M-04. Vanilla/ハルカトミユキ
M-05. song3/ゲスの極み乙女。
M-06. ドレスを脱げ/ゲスの極み乙女。
M-07. パラダイス/黒沼英之
M-08. Waitress,Waitress!/
M-09. Cat2/[Champagne]
M-10. Kick&Spin/[Champagne]
M-11. starrrrrrr/[Champagne]
M-12. Amy/SiM
M-13. Same Sky/SiM
M-14. JACK.B/SiM
M-15. フィーバー/パスピエ
M-16. チャイナタウン/パスピエ
M-17. Deeper Deeper/ONE OK ROCK
M-18. Nothings Helps/ONE OK ROCK
M-19. 完全感覚Deamer/ONE OK ROCK
M-20. ライツカメラアクション/スチャダラパー
M-21. 今夜はブギー・バック/スチャダラパー
M-22. ザ・ベスト/スチャダラパー
M-23. メルシールー/ねごと
M-24. カロン/ねごと
M-25. KenKen's tune/the day<仲井戸麗市(G)中村達也(D)蔦谷好位置(Key)KenKen(B)>+武田真治(Sax)
M-26. Rain fall down/the day<仲井戸麗市(G)中村達也(D)蔦谷好位置(Key)KenKen(B)>+武田真治(Sax)
M-27. The Day/the day<仲井戸麗市(G)中村達也(D)蔦谷好位置(Key)KenKen(B)>+武田真治(Sax)
M-28. 握れっっ!!/マキシマム ザ ホルモン
M-29. 便所サンダルダンス/マキシマム ザ ホルモン
M-30. Jails/WHITE ASH
M-31. Crowds/WHITE ASH
M-32. Abnormal trick/TK from 凛として時雨
M-33. haze/TK from 凛として時雨
M-34. 空中分解するアイラビュー/(((さらうんど)))
M-35. Shameful/電気グルーヴ
M-36. Shangri-La/電気グルーヴ
M-37. 電気ビリビリ/電気グルーヴ
M-38. The War Is On/coldrain
M-39. The Revelation/coldrain
M-40. インベーダーインベーダー/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-41. にんじゃりばんばん/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-42. ファッションモンスター/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-43. The Flare/the HIATUS
M-44. Insomnia/the HIATUS
M-45. ぺテルギウスの灯/the HIATUS
M-46. Silver Birch/the HIATUS
* Filmed Live at Yamanaka-ko Koryu Plaza Kilala,Yamanashi-ken on 31th, Aug.,1st Sep. 2013.
スぺシャで過去のアーカイブ映像として放送されたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのLive映像「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE ARCHIVE SPECIAL Part1 -THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE in SHIBUYA-」に続き、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE ARCHIVE SPECIAL Part2 -TMGE YOYOGI RIOT! 2001523-」もひさびさにもう一度観てみた。
これ、2001年のReleaseされた6th Album「Rodeo Tandem Beat Specter」に合わせて突如行われたゲリラLive"TMGE YOYOGI RIOT! 2001523"。Live開催の当日にNet上でいきなり告知され、大雨の中、代々木で決行されたもの。そんな状況でも、2万人もの人が集まり、伝説のLiveとなった。大雨の中ずっとダイブとモッシュが起こりまくり、客の熱気で湯気だかモヤが経ちまくっていて、その客に向けてミッシェルの4人が演奏を続ける。大雨でも髪を振りまわしてシャウトを続けるチバ、狂ったように踊りながらベースを弾きつづけるウエノ、淡々と熱く仁王立ちで爆音リフを刻み込み続けるアベ、そしてCoolにたたき続けるクハラ...。Album「Rodeo Tandem Beat Specter」の曲が初めて演奏されるんだけど、めちゃめちゃ高音で高熱なLiveが行われていた。
で、TMGE最初で最後のミュージアムとしてTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT MUSEUM "TMGE SHIBUYA RIOT! 19962003"が2013/10/3から20にかけてタワレコ渋谷で開催され、このTMGE YOYOGI RIOT! 2001523のバックドロップも展示されたらしい。やっぱり行けばよかった...。
● On Air Set List:"THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE ARCHIVE SPECIAL Part2 -TMGE YOYOGI RIOT! 2001523-"
M-01. サンダーバード・ヒルズ
M-02. シトロエンの孤独
M-03. アリゲーター・ナイト
M-04. 暴かれた世界
M-05. ゴッド・ジャズ・タイム
M-06. ベイビー・スターダスト
M-07. リタ
M-08. ターキー
M-09. ブレーキはずれた俺の心臓
M-10. マーガレット
M-11. バード・ランド・シンディー
M-12. 赤毛のケリー
M-13. ジェニー
* THEE MICHELLE GUN ELEPHANT:Yusuke Chiba(Vocal),Futoshi Abe(Guitar),Koji Ueno(Bass),Kazuyuki Kuhara(Drums)
* Filmed Live at Tokyo Kokuritsu Yoyobi Kyogijo Olympic Plaza,23th May,2001.
* Customers Number:20,000
今日の夕飯は、ひさびさに弦巻でご近所の焼肉屋「Yakiniku Cossott'e」へ。いただいたのは、和牛スペシャル、なかおちかるび(ニンニク醤油で)、上カルビ、上ハラミに石焼ビビンバと冷麺。A5雌の1頭買いで、もう最近ずっといろんなとこで評判が凄くて、予約もなかなか取れないけど、なんとか取れた。トイレに飾ってあったのはSid Viciousのポスターだし、今日お店のモニターに流れていたのは、Van HalenのLive映像。だからこの店、大好きなんです、ここ。ごちそうさまでした。
昨日までの雨も上がり、朝からあっぱれ快晴の世田谷地方。まずはLoveとPeaceを連れて近所を散歩してからひとりで駒沢公園でランニング。ランニングコースを3周走って、約7kmほどということで、結構汗をかく。ちなみに今日のBGMはくるりの「君の住んでいた街」。いい天気にいい日常が歌われてて、いい気持ち。
その後は公園のベンチで休憩し読書。今日から読出だしたのは森博嗣さんの「朽ちる散る落ちる」。これもボチボチ読んでいこう。
で、いったん家に戻ってから、LoveとPeaceを連れて駒沢へ。昼飯に庵和昇に行ってから、駒沢公園へ。今日はONE LOVE ウォーク in TOKYO 2013という殺処分減少を目指すイベントをやっていて、物凄い人とわんこ。で、そのイベントの中で、ビジョナリーアーツという専門学校の学生さんが犬の健康チェックをしてくれるということで、早速お願いしまた。爪切りも肛門腺絞りをしていただいてほんと助かりました。
で、その後はひさびさに駒沢ドッグランへ。イベントもあったためか、とても混んでる。とりあえず、Loveは吠えまくりで、Peaceはオドオドしたりドタドタ走ったり...。
で、帰り道、わんこ達のウェアを物色するために、ひさびさにAS KNOW ASのsnobbish babies 駒沢店へ。とりあえず、これからの季節のよさげなウェアを購入。で、Peaceが服のモデルになれるとのことで、写真をたくさん撮っていただいた。とっても緊張していたPeaceでした。
今日の昼飯は、天気も良いので駒沢へ向かい、ひさびさの「駒沢美食倶楽部 庵和昇」へ。いただいたのは、"秋鮭いくら丼御膳"。うん、やっぱり美味しい。で、ひさびさの庵和昇のランチだったんだけど、値段がリーズナブルになっていたのはうれしいんだけど、その分量が減ってる気がしました。味は相変わらず大好きなんですが...。ごちそうさまでした。
台風は外れたけど、朝から雨降りの世田谷地方。昨夜の二日酔いもあり、午前中は完全にグダグダ。で、お昼過ぎに昨日駒沢にオープンしたつけめんTETSUに行く。で、夕方、雨も上がったのでLoveとPeaceを連れて近所を散歩。世田谷線上町あたりから宮ノ坂勝光院へ。初めて来たけど、雨上がりで竹林がきれいだった。その後は宮の坂駅あたりから折り返す。その後は、ひさびさにわんこ達をシャンプーしてあげた。そんな土曜日。
台風の雨も落ち着いてきたので、今日の昼飯は、昨日駒沢にオープンしたばかりの「つけめんTETSU」(駒沢大学店)へ。20分ほど行列に並んでいただいたのは、"特製つけめん"(1,000円也)。ナルトが入ったスープは魚だしと豚のゲンコツと鶏ガラの濃厚豚骨魚介。モチモチした食感の麺はうどん用粉とパン用粉をブレンドした小麦の極太縮れ麺。これに特製ということで、ゴロゴロした塊の叉焼、半熟玉子、メンマに葱というトッピング。確かにうまい!! 3年前の東京ラーメンショー2010で「TETSU x Keisuke REVOLUTION」のコラボ麺は食べたことがあるけど、ちゃんとTETSUのつけめんを食べたことなかった。いやー、チェーン店化してることにあなどっていました。最後のかつおだしでスープを割って完食。次回は"辛つけめん"にしよう。ごちそうさまでした。
二子玉川の紀伊国屋を徘徊中、平積みされていた綾辻行人さんの「フリークス」(角川文庫)。表紙のインパクトと道尾秀介さんのお勧めというオビに魅かれてちょっと読んでみました。
ホラーテイストの強いミステリーが3編収められたの中編小説。それぞれこんな話。
・「夢魔の手-三一三号室の患者-」:
313号室に入院中の母を持つ浪人生の"神崎忠"。忠の母親は父親を刺し殺し、忠の太腿を刺し、精神錯乱状態となって閉鎖病棟へ入ることになった。ひとり残された忠は、ある日家のピアノの中に小箱を見つけたが、母親が隠し持っていた鍵で小箱を開けるとそこには身に覚えのない忠自身の日記が入っていた...。
・「四〇九号室の患者」:
交通事故で夫"芹沢峻"を亡くし、自分も大怪我を負った四〇九号室の女性患者は、その時に記憶までもなくしてしまい、自分が誰なのかわからない。目撃者の証言などからその車に同乗していたのは妻"園子"であるため、皆、女性患者を"芹沢園子"だと信じていた。しかし彼女は、会社の夫の同僚や義妹の話から、自分が峻の浮気相手"沙奈香"なのではないかと疑い出す...。
・「フリークス-五六四号室の患者-」:
とある推理作家が仲のよい探偵に、精神病患者が書いた物語の謎を解いてくれと依頼した。そこには狂気の科学者"J・M"によって人体改造を施した5人の子供のうち、"一つ目"、"傴僂"、"鱗男"、"三本腕"の誰かが、"芋虫"の命令によりJ・Mを殺害したと書かれていた。J・Mを殺したのは誰か?...。
どの話もホラー色が強いミステリー小説なんだけど、個人的によかったのはタイトルにもなっている「フリークス-五六四号室の患者-」。医学者としての才能と醜い外見に劣等感を抱えたマッドサイエンティストが、5人の子供に対して秘密裏に人体改造を行い、彼らを"怪物"と呼び、責め苛んでいたくだりは本当におぞましい。また発見された彼J・Mの惨殺死体の描写も本当におぞましい。そのようなおぞましさとともに、異形へのいびつで歪んだ行為と愛情が描かれていて、イッキにのめり込んで読んでしまった。
それにしても初めて読んだ綾辻行人さん。個人的に結構読んでる道尾秀介さんとか辻村深月さんとかとも関係性が強くて、ホラーっぽいミステリーな感じにハマるかもしれない。もう少し読んでみよう。
cf. 綾辻行人 読破 List
- フリークス (1996)
2008年の10th Album「Beautiful Future」から5年が経ち、2011年の名盤「Screamadelica」の20th Anniversary Boxを挟んで、ついにこの夏ReleaseされたPrimal ScreamのNew Album「More Light」(2013/Album)。これもこの夏に聴き込んだ1枚だった。
Bobby Gillespieが言ってたけど、「このAlbumは最先端のRock'n Rollだ。すごくPsychedelicで、OrchestraみたいにGuitarを使ってる。いろんな楽器の中にGuitar Soundを織り込んでいるんだ」とのこと。まさにその通りのAlbumだ。
ともかく曲について。まずはCD1から。
・M-01「2013」。どこか懐かしいPsychなMeolody。いきなりの中毒性からこのAlbumは始まる。
・M-02「River Of Pain」。Minor調のMelody、ClassicalなStringsな官能的な1曲。
・M-03「Culturecide」。Album"XTRMNTR"期のBobbyの攻撃的なRAPを思い出した。
・M-04「Hit Void」。レトロなDrumsの合間に埋め尽くされるGuitarが最高だ。
・M-05「Tenement Kid」。SpacyなCraft Rock。
・M-06「Invisible City」。Brassの音が差し込まれ、いい感じに洗練されたRock Tune。
・M-07「Goodbye Johnny」。BobbyのまったりVocalに、Female Chorusがいい感じ。
・M-08「Sideman」。Orientalでどこか和っぽい音が溶け込んでる。
・M-09「Elimination Blues」。DeepなBlues。ちなみにRobert Plant(ex.Led Zeppelin)が参加してる。
・M-10「Turn Each Other Inside Ou」。ジワジワとHeat UpしていくRock Tune。Liveで聴きたい。
・M-11「Relativity」。Psycheな浮遊感たっぷり。
・M-12「Walking With The Beast」。ゆったりしたMelody LineのBallad。
・M-13「It’s Alright, It’s OK」。"Screamadelica"に収録されててもおかしくないStonesなRock'n Roll。この高揚感を持ったまま聴き終わると、またRepeatしてしまう。
続いて、"Extra Light"と題されたCD2へ。
・M-01「Nothing Is Real / Nothing Is Unreal」。やったら鋭角でSolidで性急なRock Tune。本編にあってもなんの違和感なし。
・M-02「Requiem For The Russian Tea Rooms」。NoisyでDarkで重厚で幻想的。
・M-03「Running Out Of Time」。粘着質なMelodyとSaxがどこか魅かれる。
・M-04「Worm Tamer」。Bluzyで音作りがかっこいい。
・M-05「Theme From More Light」。粘り気のあるMelodyがどこか枯れてて、Bourbonとか飲みたくなる。
・M-06「2013 - Weatherall Remix」。Loop&Loopな中毒性がさらに増してるRemix。
作品ごとにいろんな素材やジャンルを飲み込んで、吐き出してきたMixtureなBand。今回は特にPsychedelic色が強かったけど、ともかくPositiveで浮遊感あって、ヒリヒリと攻撃的に尖ってる。なんだかんだで、最高峰のRock'n Rollだと思う。
●More Light/Primal Scream (2013/Album)
=CD1=
M-01. 2013
M-02. River Of Pain
M-03. Culturecide
M-04. Hit Void
M-05. Tenement Kid
M-06. Invisible City
M-07. Goodbye Johnny
M-08. Sideman
M-09. Elimination Blues
M-10. Turn Each Other Inside Out
M-11. Relativity
M-12. Walking With The Beast
M-13. It’s Alright, It’s OK
=CD2(Extra Light)=
M-01. Nothing Is Real / Nothing Is Unreal
M-02. Requiem For The Russian Tea Rooms
M-03. Running Out Of Time
M-04. Worm Tamer
M-05. Theme From More Light
M-06. 2013 - Weatherall Remix
* Written by Bobby Gillespie and Andrew Innes.
- Except track 3 written by Bobby Gillespie/Andrew Innes/Mark Stewart,Track 7 written by Lee Pierce,Track 10 written by Gillespie/Innes/Meltzer.
- CD2 track 4 written by Nick Cave, Warren Ellis, Martyn Casey, Jim Sclavunos.
* Produced by David Holmes.
* Recorded at Das Bunker, London, Vox Studios, Los Angeles, Eldorado Recording Studios, Burbank, California, Drama Studios, Belfast.
* Mixed by Rich Costey at Eldorado Recording Studios, LA.
* Features Bobby Gillespie, Andrew Innes, Barrie Cadogan, Martin Duffy, Darrin Mooney, Robert Plant, Mark Stewart, Kevin Shields, Sun Ra Arkestra and many more.
* Artwork by Jim Lambie.
* Photograph of Bobby Gillespie taken by Niall O’Brien.
* Design by Matthew Cooper.
* SCRMCD003X FIRST INTERNATIONAL 2013 SCRM Ltd under exclusive licence to Ignition Records Ltd.
cf. Primal Scream My CD/DVD List
- Give Out But Don't Give Up (1994/CDS)
- Riot City Blues (2006/Album)
- Beautiful Future (2008/Album)
- More Light (2013/Album)
なにげに観続けている"Mission:Impossible"シリーズ。今回は第4作にあたる「Mission:Impossible-Ghost Protocol/ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011/Cinema)について。
こんなあらずじ。ロシアの中枢クレムリンでのミッション中に爆発事件に巻き込まれた米国極秘諜報組織IMFのAgentであるEthan Hunt(Tom Cruise)たちは、その事件の容疑者にされてしまい、米国政府は"Ghost Protocol"を発令してIMFを停止してしまう。孤立無援となったEthanらは、クレムリン爆破の犯人をつきとめ、さらには事件の黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐためロシアからドバイ、インドへとわたり、過酷な戦いに身を投じていく...。
世界一高い超高層ビルであるドバイのブルジュ・ハリファの外壁を登るシーンとか、インドの巨大立体駐車場での戦闘シーンとか手に汗握る緊張感がたまらない。立体的な見せ方はうまいし、ド派手だし、スピード感あるし、広い空間や高い場所に物怖じせずに演技をしたTom Cruiseの存在感が今作も光っていた。素直に楽しめるアクション映画だと思います。
結成15周年のMONGOL800。彼らが行った武道館Live「MONGOL800 ga LIVE 800BEST at NIPPON BUDOKAN July.05.2013」の模様が、「MONGOL800 ga LIVE "800BEST" at 日本武道館」としてスぺシャで放送された。そりゃー観るでしょ~。
今年、初めてのBest Album「800BEST-simple is the BEST!!-」をReleaseし、Original Album「GOOD MORNING OKINAWA」をReleaseし、Tourを行い、結成15周年を活発的に動いてきたモンパチ。そんな彼らが2013/7/5 日本武道館にて3時間におよび行ったLiveが1時間に凝縮されて放送されたもの。アリーナも1階席も2階席もギッシリと人が入った武道館。キラキラした金箔が飛び出た特効、客電をつけたままで行われる曲、たくさんのゲスト、All Timeな選曲などなど大切な1日を本当に楽しもうとしているモンパチがともかくうれしい。
で、特によかったのは、定番の「DON'T WORRY BE HAPPY」と「PARTY」、初めて聴いたけどこれは名曲な「Love song」、大観衆の大合唱によるOur Anthemな「小さな恋のうた」、あのGO!GO!7188のカバーで沖縄民謡にアレンジされ最後に昇龍祭太鼓も出て大盛り上がりの「こいのうた」、SOFFetとコラボし登場もした「ひとりじゃない」、希望に満ちた「夢叶う」あたり。いやー、気持ちいい。
モンパチの3人の笑顔とやさしさとたくさんの高揚感と多幸感が伝わってきたLiveだった。また沖縄に行きたくなりました。
● On Air Set List:MONGOL800 ga LIVE 800BEST at NIPPON BUDOKAN July.05.2013
M-01. DON'T WORRY BE HAPPY
M-02. PARTY
M-03. Love song
M-04. GOOD MORNING OKINAWA
M-05. 小さな恋のうた
M-06. こいのうた
M-07. face to face
M-08. あなたに
M-09. ひとりじゃない
M-10. What a Wonderful World
M-11. 夢叶う
* Filmed Live at Nippon Budokan on July.05.2013.
最近ジワジワ気になってる百田尚樹さん。今回世田谷中央図書館で借りて読んでみた「風の中のマリア」(講談社文庫)についてちょっと書いてみる。
こんなあらすじ。スズメバチ亜科の中で最大のスズメバチであるオオスズメバチの女王蜂"アストリッド"が率いる帝国が舞台。ワーカーの娘"マリア"は、帝国の繁栄と生まれた妹達を育て守るために、堅固な鎧を身につけ、無尽蔵のスタミナで疾風のように野山を飛び回り、鋭い牙で獲物を噛み砕き殺戮を続ける最強のハンターだった。マリアは恋も母となる喜びも知らず、30日という短い命を燃やし、狩りに明け暮れていた...。
これ、オオスズメバチのマリアの生涯を通して、オオスズメバチの帝国の運命が語られる物語。オオスズメバチを擬人化し、彼女が姉妹のワーカーや他の虫、偶然で出会った雄バチ、そして女王蜂から様々な話を聞き、自分の一生について考え、宿命を悟っていくところが面白い。しかも徹底的に自然生態学や遺伝子学も裏取りされていて、DNAゲノムとか蜂の習性や生態も堪能でき、結構ハマってしまた。
子供の頃、こんな虫を主人公にした物語を読んでいたけど、まさかこの歳になって虫の話を読むとは思わなかった。でもいつのまにか感情移入してしまい、読み終えると「たかがハチ」と切り捨てられない切なくて美しい話でした。いやーバカにできないです。
cf. 百田尚樹 読破 List
- 永遠の0(ゼロ) (2006)
- 風の中のマリア (2009)
- モンスター (2010)
- 影法師 (2010)
7/31(水)、2013年の真夏にReleaseされたマキシマム ザ ホルモン 6年ぶりの5th Album「予襲復讐」(2013/Album)。この夏にダントツ1番聴きまくったAlbum。そろそろ書いてみようと思う。
ホルモンの日本語サイトの右上にある「今日の亮君」がひさびさに5/9に更新されたとき、きっとそうなんだなと思った中学パワー。亮君の頭に中にあってグツグツと煮立っていた怨念と激情が曲となり、エピソード0として中学パワーが描かれまくっていたこの「予襲復讐」。全156ページ「予襲復讐」解説本付き特別パッケージ、脚本/製作総指揮 亮君、亮君による対談式全15曲楽曲解説収録と2,889円(ツバ吐き価格)に詰め込まれた怨念と激情。発売日には店頭で、裏ジャケに描かれた漫☆画太郎先生のばばぁの痴態を見せステッカーをもらわせることに込められた怨念と激情。大量に作られたPV...。これでもかこれでもかと亮君の怨念と激情が投げかけられた夏だった。2013年のBest Albumはもう決まってしまった。
ともかく曲について書いてみる。
・M-01「予襲復讐」:これぞ亮君の弱さを怨念と激情に変えてブチ込んだRock Opera。♪嗚呼。我々は今 あなた方を黙らせに来た訳なのだから... ただ白帯のまま 黒帯のお前を倒して 帰るだけなのです♪、♪嗚呼。我々は過ぎた すべての恨みを晴らして 生きるのも辛いから... まだ血を帯びたまま この胸の殺された想いを... ぶっ生き返したいんです♪、♪なあ? こうやってバカみたいな14歳のまま死んでいくのもありだろうよ もう誰にも伝わんなくたってかまわねえし もう金にもなんなくたって屁でもねえわ♪と亮君がシャウトする...。すべてが圧倒的で思いが染みわたる。ほんとにすばらしい曲だ。
・M-02「鬱くしきOP~月の爆撃機~」、M-03「鬱くしき人々のうた」:ブルーハーツの"月の爆撃機"と"鬱くしき人々のうた"とつながって、さらに深さが増してる。HeavyなMelody Lineに、陰鬱な歌詞が乗ってる。♪飲んじゃったら また言い訳 吐いちゃっても また言い訳 大雑把に言えば「もののけ」の類♪、♪「手首 なんの線?」「手首 なんの傷?」「手首 なんの線?」「その手首 なんの傷?」♪。でもその先には、♪ボク 死にたがりで 生きたがりです♪という希望が込められていたりする。これも物凄い陰陽と怨念と思いがこもっている。
・M-04「便所サンダルダンス」:ともかくこのリフとMelodyの素晴らしいは個人的にこのAlbumでもBest Track。便サンにまつわる亮君の思いもよーくわかった。ホルモンとコラボしたニシベケミカル社VICブランドの便サン、全然手に入らない...。
・M-05「中2 ザ ビーム」:まさにこのAlbum「予襲復讐」のテーマをそのまんまのタイトルに込めた1曲。イケてなかった中学男子の頃を思い出して、ちょっと切なくなる。
・M-06「「F」」:初めて聴いたときは福田総理をポアするかと思ったけど、"F"の意味は"ナメック星な独裁者"フリーザ"のことだとはわからなかった。ともかく超独裁者な曲。
・M-07「爪爪爪」:HardcoreなMelody、MetalicなGuitarリフ、そして超ドSなlyrics。♪青アザ!! 爪 爪 to many 女 傷、法律狂わして濡らすがいい♪。何回聴いても最高だ。
・M-08「ロックお礼参り~3コードでおまえフルボッコ~」:ロック下剋上「ロック番狂わせ」の世界観に続くお礼参りの歌。♪誰かに言われた「おまえらみたいな下手くそが売れるか」♪。こんな歌詞に怨念がこもってる。あらためてホルモンって、3コードハードコアパンクなBandだってことを再認識。
・M-09「アンビリーバボー!~スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ~」:上ちゃんのBassラインがやたらかっこいい、ファミコンの歌。
・M-10「え・い・り・あ・ん」:♪STOP! WINN!♪に込めた政治批判な1曲。こんなポリティカルで社会的なメッセージを発信することの大切さもわかってる。
・M-11「my girl」:VAN HALENを彷彿させる気持ちいいAmerican RockなMelody Lineに、モノ凄いエロなLyric。よくぞ、レコード会社の倫理コードにひっかからなかったものだと改めてVAPの度量のデカさに感心した。
・M-12「メス豚のケツにビンタ(キックも)」:♪メス豚のケツにビンタ♪とLiveに叫べたら、やったら気持ちいいだろう。
・M-13「ビューティー殺シアム」:不細工整形女子の応援Song。社会不適合を歌ってるけど、曲は完全Metal Coreだけど...。
・M-14「maximum the hormone」:正統派Heavy Rockによる、完全にホルモンによるホルモンのためのセルフタイトルソング。♪番狂わす 黒帯玉砕 ロッキンポ 不勃起日本 ぶっ生き返す エブリバディ 半角開く「ザ」の両脇♪、♪喰っちゃ寝 常に喰っちゃ寝 麺は固めでこってり 喰っちゃ寝 されど喰っちゃ寝 常に喰っちゃ寝 血湧き肉踊る これぞMTH♪。言い切るとってほんと大事。
・M-15「恋のスペルマ」:CatchyでPopなMelodyにお下劣な歌詞。しかもLIVEでのノリ型講座まで公開してる。やりきるってほんと大事。
・M-16「Secret Track」:お約束。♪ヤバいほど味長続き♪...。
で、いよいよ始まった"予襲復讐TOUR"。後輩I君のGood Jobで、12/3(火)新木場STUDIO COASTのLiveに行けることに。めっちゃめちゃ楽しみ!!
● 予襲復讐/マキシマム ザ ホルモン (2013/Album)
M-01. 予襲復讐
M-02. 鬱くしきOP~月の爆撃機~
M-03. 鬱くしき人々のうた
M-04. 便所サンダルダンス
M-05. 中2 ザ ビーム
M-06. 「F」
M-07. 爪爪爪
M-08. ロックお礼参り~3コードでおまえフルボッコ~
M-09. アンビリーバボー!~スヲミンツ ホケレイロ ミフエホ~
M-10. え・い・り・あ・ん
M-11. my girl
M-12. メス豚のケツにビンタ(キックも)
M-13. ビューティー殺シアム
M-14. maximum the hormone
M-15. 恋のスペルマ
M-16. Secret Track
* マキシマム ザホルモン:歌と6弦と弟:マキシマムザ亮君,キャーキャーうるさい方:ダイスケはん,4弦:上ちゃん,ドラムと女声と姉:ナヲ
* Music & Words by マキシマムザ亮君.
* All Songs Performed by Maximum The Hormone.
* Except M-02 Written by Hiroto Koumoto.
* Recording Engineer:片岡恭久
* Recording Supervisor:寺田伊織
* Recorded at Innig Studio,Prime Sound Studio Form.
* Mixed at Prime Sound Studio Form.
* Mastering Engineer:タッキー
* Mastered at Parasight Mastering.
* VPCC-81770 2013 VAP Inc,Japan.
cf. マキシマム ザ ホルモン My CD/DVD List
- ブルペン キャッチャーズ ドリーム (2000/CDS)
- 鳳 (2001/Mini Album)
- 耳噛じる (2002/Album)
- 延髄突き割る (2003/CDS)
- 糞盤 (2004/Album)
- ロック番狂わせ・ C/Wミノレバ☆ロック (2004/CDS)
- 包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ・霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔 (2004/CDS)
- ロッキンポ殺し (2005/Album)
- デブvsデブ -Debu Vs Debu- (2005/DVD)
- ざわ・・・ざわ・・・ざ・・ざわ・・・・・・ざわ (2005/CDS)
- 恋のメガラバ (2006/CDS)
- ぶっ生き返す (2007/Album)
- ぶっ生き返す #2 (2007/Album)
- Deco Vs Deco-デコ対デコ (2008/DVD)
- 爪爪爪・「F」 (2008/CDS)
- グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011~2011 (2011/CDS)
- 予襲復讐 (2013/Album)
2013/10/22(火)、昼飯は社食であの「東京・中野 大勝軒 元祖つけそば」(550円也)をいただく。これ、東京・中野 大勝軒監修のつけそばということで、醤油ベースのスープは魚節、豚、鶏ガラの濃いスープに葱とメンマと若干の豚肉。麺は太めで半熟玉子半分と海苔がつく。とてもさっぱりしてていい。それにしても、リアルな店舗で、中野 大勝軒には行ったことがない。ごちそうさまでした。
Steven Spielberg監督によるノンフィクション映画「Munich/ミュンヘン」(2005/Cinema)。初めて観てみた。
こんなあらすじ。1972年9月、ミュンヘンオリンピックの開催中、パレスチナの過激派組織"黒い九月"がオリンピック選手村のイスラエル選手団宿舎に侵入し、イスラエルに収監されているパレスチナ人の解放を要求したが、最終的に11人全員死亡という悲劇に終わってしまう。これに対して、イスラエル政府は報復を決意し、テロの首謀者とされる11名のパレスチナ人の暗殺を計画する。Avner(Eric Bana)は実行部隊のリーダーとして、イスラエル諜報特務庁"モサッド"の上官Ephraim(Geoffrey Rush)から作戦の説明を受ける。暗殺のターゲットの多くは、ヨーロッパで活動するPLOの幹部や協力者であり、イスラエル政府とは関係ない前提で行動するよう、強く要求された。Avnerらはフランス人のLouis(Mathieu Amalric)という男と接触し、作戦を進めていく...。
これ、イスラエル諜報特務庁"モサッド"によるミュンヘンオリンピック事件への報復作戦を描いた映画。史実に基づいた映画化とのことで、国家への忠誠心や家族への愛が展開していくなかなかの問題作。ざらざらした画質とかブレブレの手持ちカメラによる撮影など、リアルに当時を再現していた。モサドである彼らが敵であるパレスチナゲリラと偶然にも一夜を共にしたシーンで流れたAl Greenの「Let's Stay Together」がとても印象に残ったし、ラストに映し出されたNYの世界貿易センタービルの映像がとても悲しい。
Spielberg監督の映画では、「Schindler's List/シンドラーのリスト」や「Saving Private Ryan/プライベート・ライアン」もいい映画だと思ったけど、これも凄かった。暗さと悲しさが続く映画だけど、やっぱり名作だと思う。
ここ最近集中的に読んでいる吉田修一さん。三茶TSUTAYAで買って読んでみた写真家・佐内正史さんとの共著「うりずん」(光文社文庫)について。
これ、佐内正史さんが撮った「スポーツのある風景の写真」に、吉田修一さんが短い短編を添えて作りあげていったコラボ作品。サーフィン、ゲートボール、ダンス、テニス、東京ドーム、スキーツアーなど日常見られるさりげないスポーツのある風景の写真から受けたインスピレーションをもとにさりげないちょっとした短い物語をのせていくというもの。イッキに読むというより、通勤の電車の中、散歩に行った公園での休憩、風呂の湯船の中とか、ちょっとした生活の中に生まれる合間合間の時間に読んでは、小さな話に想像を膨らませるのがいい読み方ではと思った。
ちなみにこの佐内正史さん、くるりのJacket写真でも有名な方。日常をうまく切り取ってカメラに収めていて、結構好きな写真家です。
cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- 東京湾景 (2003)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- ひなた (2006)
- 女たちは二度遊ぶ (2006)
- 初恋温泉 (2006)
- うりずん/吉田修一・佐内正史 (2007)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- 元職員 (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
- 路(ルウ) (2012)
スぺシャで過去のアーカイブ映像として放送されたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのLive映像「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE ARCHIVE SPECIAL Part1 -THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE in SHIBUYA-」。当然観てみた。
これ、TMGEの5th Album「Casanova Snake」Release時、2000/3/10 TOWER RECORDS渋谷店B1 "STAGE-1"にて行われたLive映像。あの小さなLive Spaceで、真っ赤なStage Lightを浴びながら、ひんむいた目でShoutするチバ、仁王立ちのアベ、激しく動きながらGrooveしまくるカトウ、タイトにたたくキュウちゃんの姿が見れるもの。まさにミッシェルらしい映像で、ほんとに貴重な映像だと思う。
それにしても「PISTOL DISCO」あたりでのフロアからのダイブ映像を観ると当時の彼らの圧倒的なStageを感じることができるし、それ以降のことが残念に思える。
こんな貴重なアーカイブを放送してくれて、スぺシャがますます好きになった。
● On Air Set List:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE ARCHIVE SPECIAL Part1 -THEE MICHELLE GUN ELEPHANT LIVE in SHIBUYA-
M-01. DEAD STAR END
M-02. PLASMA DIVE
M-03. COBRA
M-04. YOUNG GAGUAR
M-05. DUST BUNNY RIDE ON
M-06. 裸の太陽
M-07. SILK
M-08. ANGIE MOTEL
M-09. DROP
M-10. GT400
M-11. PISTOL DISCO
M-12. REVOLVER JUNKIES
M-13. Baby,please go home
M-14. キャンディ・ハウス(Live Ver.)
* Filmed Live at Tower Record Shibuya,B1 "STAGE-1" on 10th March 2000.
大雨の中、コジマに行くついでに今日の昼飯は用賀の商店街奥にある「たまがわや」。以前より気づいていたんだけど、どんなラーメン屋かの知識ゼロのまま入店し、選んだのは"中華そば 中"(730円也)。スープはほどよく乳化した魚介強めで、豚骨、鶏ガラ、野菜がブレンドされた醤油。麺はツルツルだけどコシのある、稲庭うどんほどの太さの中太ストレート麺。これに、固めで味がしみた叉焼、ナルト、葱、海苔に半熟玉子が半分。いい意味でうまーくまとまってる味。後で知ったんだけど、ここ、大勝軒系とのことでつけ麺の方がよかったかも。ごちそうさまでした。
今日の夕飯はちょいちょい行ってた桜新町の"お好み焼き ごっつい"が、業態変更した「鉄板焼屋さん はれのき」へ。オープンカフェスタスタイルなのでわんこもOKだし、ごっつい時代のすじ塩もお好み焼きも食べれる。量が少ないのでいろいろ選べるのもよかったです。ごちそうさまでした。
今日は年に一度の弦巻神社の秋祭り。LoveとPeaceの朝の散歩をかねて、ほぼ毎日参拝させていただいてるけど、やっぱり外せない。祭囃子が聞こえる中、参拝して、たこ焼きをいただいた。今年も実りの秋がやってきました。
昨日はひさびさに4回目の規格外メンツでのカラオケな飲み会。場所は銀座コリドー街にある「スプラッシュ」。この体のでっかい規格外メンツは、Fksmさん、後輩Iくん、Knちゃんに今回は同じく重量メンバーのKwmrくんが加わっての5人。で、このスプラッシュというカラオケなんだけど、3時間 点心食べ放題&飲み放題で3,990円(!)という素敵なメニュー。なかなかおいしくってとっても満足。で、自分が歌ったと思われる曲は、Primal Screamの「ROCKS」、OASISの「Live Forever」、吉川晃司の「ラ・ヴィアンローズ」、チェッカーズの「I Love You,Sayonara」、電気グルーヴの「N.O.」、モンパチの「小さな恋のうた」、レッズの「バラとワイン」、JITTERIN'JINNの「夏祭り」、GO-BANG'Sの「あいにきて I・NEED・YOU!」、爆風スランプの「まっくろけ」あたり。あー、80年代の曲ばっかで、こっりゃ楽しかった。また行きましょう。ごちそうさまでした。
いっつも気にしてる最新ラーメン事情。二子玉川の紀伊国屋を徘徊中、ラーメンのリアルでデカい表紙にひっかかった「実物大ラーメン図鑑」(学研パブリッシング)。こんなラーメン本、観たことない!いやー凄かった。
これ、「平成初のラーメングラビア」と題し、ともかくA4変判の誌面をギリギリまで使い、高解像度で無修正でラーメンをそのまま見せるといういままでなかったコンセプトの本。従来のラーメン本は、ともかく掲載されたラーメンの数とか地図とかデータが多く、店名は覚えても、ラーメン自体がなかなか印象に残らなかったのも事実。よって、ラーメンは101杯に厳選し、ともかく実物大で見せることで勝負するという画期的な1冊だと思う。まさに「これを見せられちゃ、食べたくなるでしょ!」という本だった。
実は、先日行った東北沢の"千里眼"とひさびさの桜新町"大八車"はこの本がきっかけ。特に以前から気になっていた"千里眼"だったけど、この写真を観て、すぐ行かねばと思った次第。ほんと画期的な本だと思う。
で、あらためて、世田谷圏、通勤圏中心にひっかかった店をPick Up。
●まずは行ったことなくて、ひっかかった店はこれあたり。
・麺処 hachi(新宿)
・不如帰(幡ヶ谷)
・肉煮干し中華そば さいころ(中野)
・坦々麺 ほおずき(中野)
・星火(自由が丘)
・びぎ屋(学芸大学)
・ボニート・ボニート(武蔵小山)
・じらい屋(武蔵小山)
・航(目黒)
・らーめん えにし(戸越銀座)
・麺や 金時(江古田)
・バサノバ(新代田)
・高円寺らー麺 しんや(高円寺)
・麺処 絢(成城学園前)
・らーめん HAGGY(柴崎)
●最近ご無沙汰だけど、また行きたくなった店はこれあたり。
・麺屋武蔵(新宿)
・大勝軒(東池袋)
・唐そば(渋谷)
・中華麺店 喜楽(渋谷)
・支那そば 八雲(池尻大橋)
というわけで、まだまだ修行が足りないラーメン道。これからも精進いたします...。
Steven Spielberg監督の映画「War Horse/戦火の馬」(2011/Cinema)。じっくりと観てみた。
こんなあらすじ。第一次世界大戦前夜のイギリスの農村で、競売の結果、一頭の美しい馬が貧しい農家にひきとられる。この家の少年Albert(Jeremy Irvine)は、その馬を"Joey"と名付け、かけがえのない友情と信頼関係を築いていく。しかし戦争が始まるとJoeyはイギリス軍の軍馬として売られ、フランスの戦地に送られてしまう。AlbertはJoeyを探すため、徴兵年齢に満たないにもかかわらず入隊し、激戦下の最前線フランスに向かう...。
イギリスに生まれ、第一次世界大戦で軍馬としてフランスに送られた馬と主人公と馬をめぐる人々の絆を描いた物語。Joeyは死と隣り合わせの過酷な日々に巻き込まれながら、馬を大切にするイギリス人将校、ドイツ軍を脱走した少年兵の幼い兄弟、両親を失ったフランスの少女らと巡り合っていく。そして、それぞれ人々も過酷な運命に立ち向かい、Joeyとの出会いと別れを繰り返しながらかけがいのない時間を過ごしていくんだけど、これが切ない。戦争の残酷さや無慈悲さを感じ、美しい映像に触れながら最後のシーンでは思わず涙が出てしまった。
正直賛否両論があった映画みたいだけど、個人的には◎。映画を観終えて、すがすがしい気持ちになれました。
デビュー35年のこの夏復活したサザンオールスターズ。全国5か所9公演で行われた野外スタジアムツアー「サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013 "灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!"」なんだけど、最終日9/22(日)に宮城スタジアムで開催されたLiveがWOWOWで独占生中継された。そりゃーじっくり観るでしょ。
この生中継放送、冒頭に宮城会場の模様が放送されたんだけど、スタジアムの前の広場に飾られた大量2,000個のサザン提灯、東北の屋台35店舗が出展された飲食コーナー、桑田さんが復活公演として行った2011年の「宮城ライブ~明日へのマーチ!!~」の時に植樹された桜の木とか、なかなか興味深い内容だった。
で、この宮城での最終公演のセットリストを観ると、自分が行った初日8/10(土)の日産スタジアムとは微妙に異なっていた。
・1曲目は「海」じゃなく「YaYa(あの時代を忘れない)」。
・5曲目6曲目の「涙のキッス」と「愛する女性とのすれ違い」が入れ替え。
・8曲目9曲目の「Moon Light Lover」と「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」が入れ替え。
・Encoreの1曲目に「青葉城恋歌」。
・Encoreの「HOTEL PACIFIC」の前に演奏された曲の曲名が「フライング・ゲット・ブルース」と判明。
このあたりの変更は、宮城ならではのアレンジだったり、ツアーをやってく内に微調整されたもののと思われる。
で、肝心のLiveの方だけど、ともかく最終日らしい異様な盛り上がりだった。特にうらやましかったのは、観客全員に配られた緑や白に光るリストバンドがめちゃめちゃ綺麗で、特に「蛍」演奏時、客席が緑の光で埋め尽くされた後継はめちゃめちゃ素晴らしかった。また、Encore前に、客席に人文字で「サザン はーと(★絵文字になおす★) 東北」が描かれたシーンは、東北復興を願うサザンの愛情が伝わってきた。
それにしても、「ピースとハイライト」で会場のアチコチから放たれた大量の風船、お約束の「みんなのうた」での大量の放水シーン、「マンピーのG★スポット」でのしめじとあわびを使ったR18な演出などなどすべてがエンタメの極致で、人々に元気を与えるものだった。
ちなみに11/23(土)に同じWOWOWで、「サザンオールスターズ 2013 総夏編~横浜・神戸・茅ヶ崎・豊田・宮城 "灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!"スペシャル!!」が放送されるとのこと。これも必見だ。
● On Air Set List:独占生中継! サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」
M-01. YaYa(あの時代を忘れない)
M-02. My Foreplay Music
M-03. 勝手にシンドバッド
M-04. YOU
M-05. 愛する女性とのすれ違い
M-06. 涙のキッス
M-07. 夏をあきらめて
M-08. タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
M-09. Moon Light Lover
M-10. さよならベイビー
M-11. 愛の言霊~Spiritual Message~
M-12. 人生の散歩道
M-13. 栄光の男
M-14. ラチェン通りのシスター
M-15. NEVER FALL IN LOVE AGAIN
M-16. 神の島遥か国
M-17. 慕情
M-18. 太陽は罪な奴
M-19. Bye Bye My Love(U are the one)
M-20. 真夏の果実
M-21. LOVE AFFAIR~秘密のデート~
M-22. 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~
M-23. 蛍
M-24. ピースとハイライト
M-25. マチルダBABY
M-26. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
M-27. みんなのうた
M-28. マンピーのG★SPOT
= Encore =
M-29. 青葉城恋歌
M-30. ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~
M-31. フライング・ゲット・ブルース
M-32. HOTEL PACIFIC
M-33. いとしのエリー
M-34. 希望の轍
* Filmed Live at Miyagi Stadium on 22nd Sep.2013.
M-35. ピースとハイライト(PV)
ここ最近、ガンガン読んでる道尾秀介氏さん。品川駅の本屋で買って読んでみた「花と流れ星」(幻冬舎文庫)について。
この「花と流れ星」は、「背の眼」「骸の爪」に続く真備シリーズの第3弾。死んだ妻に会いたくて真備霊現象探求所を構え、心霊現象を探求している"真備庄介"、真備の事務所で助手をしている"北見凛"、真備の友人で売れないホラー作家"道尾秀介"の3人を描いたこのシリーズ。「花と流れ星」には5つの短編が収録されているんだけどそれぞれこんなあらすじ。
・「流れ星のつくり方」:
海辺の宿に旅行にきた真備、凛、道尾の3人。星空の下ひとり散歩に出た凛に、民家の窓越しに謎めいた少年が「流れ星のつくり方、教えてあげようか」と声をかけてきた。そこで少年は、友達の両親が密室状態となった自宅で殺され、その犯人は家から消えてしまったがどうやって逃げたのかという問題を出してきた...。
・「モルグ街の奇術」:
真備の行きつけのバーで飲んでいた道尾と真備に、霊現象の存在を公言しているのは我慢ならないとマジシャンを名乗る男が、自分の右手を失った際の真相を見破られるかと挑戦してきた。男が右手を失ったのはとある小屋の中だったが、小屋の外には目撃者がいて、小屋の中には切断されたはずの右腕はなかった。男の右腕はいったいどこへ行ったのか...。
・「オディ&デコ」:
小学生の女の子が真備の元を訪れ、自分の不注意で捨てられた子猫をマンションのごみ捨て場に残したため、カラスに殺されてしまい、その子猫の幽霊が携帯の動画に映っているという相談を受けた。大風邪で動けない真備はこの件の調査を、凛と道尾に依頼した...。
・「箱の中の隼」:
真備は来月発行の本の修正に追われ、凛は明日の確定申告提出期限のため忙しい中、道尾が真備の事務所にやってきた。そこへ美人の面会者が現れ、真備にそそのかされ、ニセのの真備になりすました道尾は、宗教法人の教団本部に連れていかれた...。
・「花と氷」:
薪岡という老人が真備の事務所にやってきて、自分の不注意で死んでしまった孫娘にどうしても謝罪がしたいと言った。薪岡は死んだあの子に謝る方法か、私を殺してもらう方法を教えてくださいと念願されてしまう...。
どの話も超常現象というよりも、純粋なミステリーや推理小説というもの。しかもどれも人の後悔とか罪悪感とか暗い部分を描き、物哀しい余韻が残るものだった。で、個人的に特によかったのは「オディ&デコ」。少女の中にある妬みや残酷な部分が描かれ、節分のトリックなどはなかなかのものだった。
真備シリーズと知らずに読んでしまったこの「花と流れ星」。今度、「背の眼」と「骸の爪」も読んでみよう思う。
cf. 道尾秀介 読破 List
- 向日葵の咲かない夏 (2005)
- 片眼の猿 -One-eyed monkeys- (2007)
- ソロモンの犬 (2007)
- ラットマン (2008)
- カラスの親指 by rule of CROW'S thumb (2008)
- 鬼の跫音 (2009)
- 花と流れ星 (2009)
- 球体の蛇 (2009)
- 光媒の花 (2010)
- 月の恋人-Moon Lovers- (2010)
- 月と蟹 (2010)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 光 (2012)
- ノエル-a story of stories- (2012)
- 笑うハーレキン (2013)
この夏も幕張で開催された「SONICMANIA 2013」と「SUMMER SONIC 2013」。特に洋楽勢では、MUSE、METALLICA、THE STONE ROSES、LINKIN PARK、JAKE BUGG、PET SHOP BOYS、M.I.A.、KLAXONS、SEBRAHEAD、JOHNNY MARR...と今年も充実したものだった。そんな中、今年のサマソニの模様がWOWOWで放送されたので、13時間をたっぷり堪能した。
ともかくひっかかったArtistについて書いてみる。
・電気グルーヴ:"ツアーパンダ2013"の映像でも観たけど、卓球と瀧の顔をかたどったローポリゴンによるプロジェクションマッピングが凄い。ともかくゴージャスなDisco Tuneがたまらない。
・Klaxons:ちょっとひさびさのKlaxons。それにしても1st"Myths Of The Near Future"は大好きだった。
・THE STONE ROSES:いやー、ともかくうれしいローゼス! ひっさびさに聴き直そうかな。
・JUSTICE:強烈な光源でのエレクトロ。
・Pet Shop Boys(SONICMANIA 2013):最新TRENDを取り込みつつ、変わらない構築美がよかった。
・サカナクション:Over Night EventでSONICMANIAがよく似合うサカナクション。トライバルな高揚感がたまらない。それにしても「ネイティブダンサー」は昔から好きな曲の1つ。
・ONE OK ROCK:Stadium Bandの風格でMarine制圧。
・石崎ひゅーい:名前を聞いてたけど、こんなPunkな人だったんだ!
・赤い公園:幻想的な音がいい。だんだん気になり出してる。
・大橋トリオ:ここ最近ずっとひっかかってる大橋トリオ。もっと音源を聴かないといけない。
・CHVRCHES:コケティッシュでPOP。
・BULLET FOR MY VALENTINE:デス声含め鉄板Hard Rock。
・JAGWAR MA:Reggaeっぽいけど、Dubで浮遊感がいい。Beach Sideにぴったりな音だった。
・JAKE BUGG:「Two Fingers」のBand Setもよかったけど、この人のAccoustic Sessionはほんとに強烈。やっぱりAlbumを聴かないと...。
・FALL OUT BOY:初めてまともに聴いたけど、HardでMelodicな音が結構ツボ。
・Cheap Trick:なんだかんだでRock Legend。それにしても音がデカイ。
・M.I.A.:ひさびさに観たM.I.A.。変わらないOrientalな過激さがいい。
・Caravan:PeacefulでOrganic。やっぱり気持ちいい。
・Linkin Park:Chesterの絶叫、Mike ShinodaのRapとKeyboard Play、これは観たかった。
・LIVING COLOUR:自分にとって初めて体験したMixtureってLIVING COLOURだったかもしれない。1988年の「Vivid」はほんとによく聴いた。みんな現役でうれしくなった。
・Stereophonics:いい意味で、Traditionalで鉄板で安定感あるGuitar Rock。
・山崎まさよし:ずっと我が道を言ってる姿に好感が持てる。それにしても「晴男」はいい。
・Metallica:ただただ王道!
・MAN WITH A MISSION:「distance」「FLY AGAIN」この2曲はほんとに名曲。
・THE 1975:Rockin'onのPUSHを受けて注目してたけど、やったらPOP!。
・WHITE ASH:見た目はともかくMelodyはいいし、巧いBandだ。
・tobaccojuice:3-4年前、結構ハマっていたtobaccojuice。活動再開してうれしい限り。
・KANA-BOON:ここ最近の注目Band。絶対ばけそう。
・Predawn:透明感ある歌声とやさしいアコギのMelodyが癒される。
・the pillows:ひさびさのthe pillows。変わらない青きRock'n Roll。Beach Stageが観客でいっぱいなのがうれしいい。
・John Legend:この人はやっぱりうまい。情感あって、エロくていい。
・サンボマスター:Beachでサンボ、しかも満タン。さ、そろそろNew Album「終わらないミラクルの予感アルバム」を聴かないと。
・The Jon Spencer Blues Explosion:これぞ、鉄板Rock。
・Cyndi Lauper:こうやって今でもちゃんと来日してくれるCyndi。あれからほんと時間がたった...。
・TOTALFAT:やったら楽しいPunk!
・The Smashing Pumpkins:異様なオルタナっぷりがたまらない。
・THE VENTURES:元祖テケテケ。
・JOHNNY MARR:この人も伝説のGuitarist。それにしても初めて歌うJOHNNY MARRを観た。
・THE BACK HORN:Liveでの「コバルトブルー」はほんと強烈。
・EARTH, WIND & FIRE:「Fantasy」、「September」...こんなDisco Tuneはやっぱりアガってしまう。
・CARNATION:息の長い大人のRock。
・Mr.Children:日本のStadium Band。デカいStageがよく似合う。
・Pet Shop Boys(SUMMER SONIC 2013):「It's A Sin」、「Always On My Mind」...大げさなEurobeatが最高。
・TWO DOOR CINEMA CLUB:Rockin'onのイチ押しで気になってたBand。やったらPopなGuitar Rock。「What You Know」は結構ツボ。
・Muse:正直今まで聞いてこなかったけど、好きなTasteのGuitar Rock。Popだし、Melodiousだし、Hardだし。やっぱ聴かず嫌いはいけない。
というわけで11時間半にもわたる放送をじっくり観させてもらった。さ、次は同じWOWOWで放送されるアーティスト特集だ。
● On Air Set List:SONICMANIA 2013/SUMMER SONIC 2013
=SONICMANIA 2013=
M-01. Pursuit of Happiness/STEVE AOKI
M-02. Shameful/電気グルーヴ
M-03. Shangri-La/電気グルーヴ
M-04. Atlantis To Interzone/Klaxons
M-05. Waterfall/THE STONE ROSES
M-06. Tell your world music by livetune/初音ミク
M-07. トリノコシティ music by 40mP/初音ミク
M-08. Yellow music by livetune/初音ミク
M-09. Twilight/Fear,and Loathing in Las Vegas
M-10. Helix/JUSTICE
M-11. INFINITY/ALVIN RISK
M-12. Opportunities(let's make lots of money)/Pet Shop Boys
M-13. Fluorescent/Pet Shop Boys
M-14. Rent/Pet Shop Boys
M-15. INORI/サカナクション
M-16. ミュージック/サカナクション
M-17. ホーリーダンス/サカナクション
M-18. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』2013VERSION/サカナクション
M-19. ネイティブダンサー/サカナクション
=SUMMER SONIC 2013 DAY-1=
M-01. Deeper Deeper/ONE OK ROCK
M-02. Nothing Helps/ONE OK ROCK
M-03. Cheap Beer/FIDLAR
M-04. 100万回の「I love you」/Rake
M-05. Run/BREAKING ARROWS
M-06. Manchester/Kishi Bashi
M-07. はさみ/黒木渚
M-08. 3329人/石崎ひゅーい
M-09. STAR LINE/AMIAYA
M-10. lovender/The Flickers
M-11. 透明/赤い公園
M-12. Mr.Smith/Ovall
M-13. Fitzpleasure/ALT-J
M-14. Breezeblocks/ALT-J
M-15. マチルダ/大橋トリオ
M-16. The Mother We Share/CHVRCHES
M-17. Cyclic/Buffalo Daughter
M-18. Scream Aim Fire/BULLET FOR MY VALENTINE
M-19. Tears Don't Fall/BULLET FOR MY VALENTINE
M-20. It's Over/KAY
M-21. poets/阿部芙蓉美
M-22. LEECH/the GazettE
M-23. The Throw/JAGWAR MA
M-24. Broken/JAKE BUGG
M-25. Two Fingers/JAKE BUGG
M-26. Pompeii/BASTILLE
M-27. Panic Cord/GABRIELLE APLIN
M-28. The Phoenix/FALL OUT BOY
M-29. Alone Together/FALL OUT BOY
M-30. The Revelation/coldrain
M-31. Snow Brigade/MEW
M-32. I'm Wry No/MEW
M-33. Mombasa/TOMMY EMMANUEL
M-34. Babymetal Death/BABYMETAL
M-35. Black Part Love/SELAH SUE
M-36. Clock Strikes Ten/Cheap Trick
M-37. Sick Man of Europe/Cheap Trick
M-38. Surrender/Cheap Trick
M-39. Bird Flu/M.I.A.
M-40. Born Free/M.I.A.
M-41. Mado Vado/MATZKA
M-42. Trippin' Life/Caravan
M-43. In My Head/CNBLUE
M-44. Given Up/Linkin Park
M-45. Lost In The Echo/Linkin Park
M-46. Burn It Down/Linkin Park
M-47. N.Y. State Of Mind/Nas
M-48. Daughters/Nas
M-49. Revolution/FTISLAND
M-50. Cult Of Personality/LIVING COLOUR
M-51. Open Letter(To A Landlord)/LIVING COLOUR
M-52. Local Boy In The Photograph/Stereophonics
M-53. Superman/Stereophonics
M-54. We Share The Same Sun/Stereophonics
M-55. Violins And Tambourines/Stereophonics
M-56. パンを焼く/山崎まさよし
M-57. 晴男/山崎まさよし
M-58. Master Of Puppets/Metallica
M-59. For Whom The Bell Tolls/Metallica
M-60. Seek And Destroy/Metallica
=SUMMER SONIC 2013 DAY-2=
M-01. distance/MAN WITH A MISSION
M-02. FLY AGAIN/MAN WITH A MISSION
M-03. Chocolate/THE 1975
M-04. JET/KNOCK OUT MONKEY
M-05. ワニとシャンプー/ももいろクローバーZ
M-06. 労働讃歌/ももいろクローバーZ
M-07. Crowds/WHITE ASH
M-08. ガーベラ/tobaccojuice
M-09. HANDS/BLUE ENCOUNT
M-10. Magic/HAPPY
M-11. ないものねだり/KANA-BOON
M-12. Wonderland/CREAM
M-13. I Sold My Bed, But Not My Stereo/CAPITAL CITIES
M-14. Little Curse(Shit Happens)/HUNTER VALENTINE
M-15. Get Up(What You Need)/WILLY MOON
M-16. Yang 2/avengers in sci-fi
M-17. Call Your Friends/Zebrahead
M-18. Suddenly/Predawn
M-19. World On Fire/THE ROYAL CONCEPT
M-20. ノットボッチ...夏/でんぱ組.inc
M-21. Tonight Tonight/HOT CHELLE RAE
M-22. サティスファクション/SCANDAL
M-23. It's Time/IMAGINE DRAGONS
M-24. Radioactive/IMAGINE DRAGONS
M-25. Lovesick/PEACE
M-26. 未来へのスパイラル/グッドモーニングアメリカ
M-27. This Kiss/CARLY RAE JEPSEN
M-28. Tonight I'm Getting Over You/CARLY RAE JEPSEN
M-29. ハイブリッド レインボウ/the pillows
M-30. Tonight(Best You Ever Had)/John Legend
M-31. Green Light/John Legend
M-32. So Many Faces/BERNHOFT
M-33. alongside/BIGMAMA
M-34. ミラクルをキミとおこしたいんです/サンボマスター
M-35. できっこないを やらなくちゃ/サンボマスター
M-36. Danger/The Jon Spencer Blues Explosion
M-37. Tell Me That You Love Me/The Jon Spencer Blues Explosion
M-38. Girls Just Want to Have Fun/Cyndi Lauper
M-39. All Through the Night/Cyndi Lauper
M-40. Highway Mark4/TOTALFAT
M-41. Electric Daisy Violin/LINDSEY STIRLING
M-42. Space Oddity/The Smashing Pumpkins
M-43. Quasar/The Smashing Pumpkins
M-44. Porcelina Of The Vast Oceans/The Smashing Pumpkins
M-45. Diamond Head・Pipeline/THE VENTURES
M-46. Generate! Generate!/JOHNNY MARR
M-47. New Town Velocity/JOHNNY MARR
M-48. コバルトブルー/THE BACK HORN
M-49. My Promise/EARTH, WIND & FIRE
M-50. Fantasy/EARTH, WIND & FIRE
M-51. September/EARTH, WIND & FIRE
M-52. Dance Floor/EARTH, WIND & FIRE
M-53. I LOVE YOU/CARNATION
M-54. REM/Mr.Children
M-55. ニシエヒガシエ/Mr.Children
M-56. HOMELY GIRL/Scott&Rivers
M-57. 鱗/秦基博
M-58. Girl/秦基博
M-59. Opportunities(Let's Make Lots Of Money)/Pet Shop Boys
M-60. Rent/Pet Shop Boys
M-61. It's A Sin/Pet Shop Boys
M-62. Always On My Mind/Pet Shop Boys
M-63. Sleep Alone/TWO DOOR CINEMA CLUB
M-64. I Can Talk/TWO DOOR CINEMA CLUB
M-65. What You Know/TWO DOOR CINEMA CLUB
M-66. Supermassive Black Hole/Muse
M-67. Panic Station/Muse
M-68. Follow Me/Muse
* Filmed Live at QVC Marine Field & Makuhari Messe,9th-11th August 2013.
2012年の公開当時とっても話題になったフランス映画「Intouchables/最強のふたり」(2011/Cinema)。いまさらだけど初めて観てみた。
こんなあらすじ。パリに住む富豪のPhilippe(Francois Cluzet)は頸髄損傷で首から下の感覚が無く、体を動かすこともできない。Philippeと秘書のMagalie(Audrey Fleurot)は、住み込みの新しい介護人を雇うため、候補者の面接をおこなっていた。そこにスラム育ちのDriss(Omar Sy)はやってきたがまったくやる気はなく、失業保険を引き続きもらえるよう、不合格のサインをもらおうとしていた。気難しいPhilippeは他の候補者を気に入らず、周囲の反対を押し切って、介護の資格も経験もないDrissを雇うことにした。Philippeは自分のことを病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれるDrissと次第に親しくなっていく...。
これ、体が不自由な富豪とその介護人となった貧困層の移民の若者との交流と友情をコミカルに描いた映画。実在の人物をモデルにした話であり、年齢も生きてきた環境、考え方もまったく異なる2人が、徐々にお互いを認め合っていく様がリアルだし楽しいし、じわっと泣けるもの。
ともかく2人の間には偽善はないし、ぎくしゃくした居心地の悪さを感じさせないのがよかった。Drissの天真爛漫な笑顔にやられた映画でした。
で、3連休最終日の夕飯は、5月のG/W以来ひさびさの「BUFFET THE VILLA」。LoveとPeaceも一緒なので、わんこOKなテラス席をキープ。で、なんだかんだで、この写真にのってる料理、すべてを完食し、ワインも飲みまくりの完飲。あー苦しいけど、幸せ、幸せ。ごちそうまさでした。
LoveもPeaceもおとなしくしてくれてました!
で、15時過ぎ、LoveとPeaceをチャリに乗せてひさびさに二子玉川緑地運動場へ。秋の夕日を見ながら、LoveとPeaceとのんびり遊ぶ。
で、LoveとPeaceのリードを外し、笑顔で走るLoveとPeace。どことなく平和な感じ。またここにやってこよう!!
3連休も今日で終わり。それでも今日はとってもいい天気。まずは早朝、LoveとPeaceを連れて散歩に行く。行ったのは、駒沢給水塔、駒沢緑泉公園あたりを1時間以上も散歩した。あーのんびりした世田谷の朝です。
で、家で炒飯を食べた後、まずは駒沢公園でランニング。すがすがしいけど、汗ダラダラ。そんな月曜日。
ちょっとうれしい3連休も2日目。午前中は、LoveとPeaceと近所を散歩したり、MOGOL800の武道館LIVEを観たり、世田谷中央図書館に予約の本を受け取りに行ったり、映画「Mission:Impossible–Ghost Protocol」を観たりとのんびり過ごす。で、15時ごろ、チャリにLoveとPeaceをのせて、午後から自由が丘へ行くことに。今日は、去年に続き、「第41回 自由が丘女神まつり」。せっかくなんで、たくさん食べてたくさん飲もう。
物凄い人ごみの中、LoveとPeaceを連れ、赤ワインを飲みながら、ホットドッグ、フランクフルト、トッポギ、チキンなどをいただく。お腹も満たされ、ちょっとほろ酔いになりながら、ただただぼけーっと自由が丘の街をちんたら歩くだけ。うーん、ほんとに美味しいです。ごちそうさまです。
で、自由が丘からの帰り道、目黒通り沿いにある手作りフードのお店「Runfree」へ行き、たまに食が進まなくなるLoveのフードの相談。ま、そんな日曜日。
今日は午後から"自由が丘女神まつり"で食べたり飲んだり。で、〆に行ったのは「餃子と中華 豆点」。自由が丘女神まつり限定価格ということで、通常1,200円が50%OFFの600円でいただける"カニとフカヒレ麺"。醤油ベースの中華スープに、中細の縮れ麺、あんでトロトロに炒められたカニ身、葱、玉ねぎ、エノキにフカヒレ。これに水菜という一品なんだけど、濃厚だし、量もある。途中からお酢も入れてさらに食欲が増す。こういった中華系の一杯もたまにはいいです。それにしてもフカヒレ麺が600円とはほんと太っ腹。ごちそうさまでした。
ちょっと3連休の初日。天気もよく、暑くなりそう。LoveとPeaceと近所を散歩した後、ひとりで駒沢公園へ。ゆうべのアルコールを放出するために、ランニング。暑さとアルコールのため、物凄い汗。ちなみに今日のBGMは、ホルモンの「糞盤」とテナーの「Resplendent」の2枚。汗かいてちょっとすっきり。
その後は、東北沢までチャリで移動し、千里眼へ行ったり、映画を観つつ熟睡したり、わんこたちの散歩に行ったり。そんな休日。
これ、今朝の散歩。世田谷中央図書館、弦巻神社あたりを散歩。
これ、夕方の散歩。世田谷線上町、烏山北緑道、国士舘大学、世田谷駅あたりを散歩。
昨日の飲みすぎた胃にカツを入れるため、今日の昼飯は二郎インスパイア系の有名店「千里眼」。場所は東北沢あたりで、今回が初めての訪問。15人ほどの列を待って、いただいたのは"豚ラーメン"(850円也)。麺は普通(300g!!)にし、トッピングはヤサイマシ、ニンニク、辛揚げでお願いした。スープは醤油タレで豚骨ダシの乳化したもので、これは美味い。麺は微妙な縮れ具合の超極太麺。これに3枚の肉厚トロトロ叉焼、山盛りのキャベツとモヤシ、疲れた体にしみるニンニク、そして辛揚げ(カラアゲ)という辛く味付けられた揚げ玉。この辛揚げが食べていくうちに濃厚スープに溶け込んで、いいコクと辛みを加えていて、この味は初めての体験。お店のオペレーションも見事で、いやー、満足度高いです。ごちそうさまでした。
昨夜はひっさびさに大学サークルのOB会。場所はやっぱり四ツ谷で、「鉄板酒場 鐡一」。笑っちゃうくらいに20年ぶりくらいな再会ばっかで、20年くらいの時間がイッキにぶっ飛びました。もう二度と会わないと思ってたヤツと会えて、いやー、いい夜でした。ごちそうさまでした。
この夏サザンオールスターズ応援団会員のみに限定販売された「別冊 代官山通信~サザンオールスターズ~」。そりゃー買うでしょ。
これ、「サザンの活動データの他、デビューしてから今日に至るまでの貴重な写真アーカイブ、応援団の皆さんがお持ちのお宝など盛りだくさんに掲載!35周年の軌跡が全てわかる魅力的な一冊」とのことで、過去35年の歴代マネージャー達のスケジュール表に基づいた35年分の歴史、2013年復活に向けてのメンバーからのメッセージ、過去の語録、全Album、CDS、DVDなどのDiscography、全Live TourのSET LIST、代官山通信の全バックナンバーが収録されているA4 224ページにわたる膨大なアーカイブ本。
自分が初めて行ったサザンのLIVEは1982/12/19の横浜文化体育館で行われた「青年サザンのふらちな社会学(ツアーTHE NUDE MAN)」。今から31年前の高校1年の時。たしかアンコール1曲目が「PLASTIC SUPER STAR(LIVE IN BETTER DAYS)」だったことをおぼろげながらに覚えていたけど、今回のSET LISTで記憶がよみがえった。それにしても35年のサザンの歴史が自分のやってきたこととモロかぶりで、ほんとにこの本は感慨深い。
ただ残念なのは、2001年8月に脱退した元メンバーの大森隆志氏にいっさい触れられていないこと。CDSのジャケット写真を除き、収録されたほとんどの写真に大森氏の姿は映っていない。年表にも一切ふれられていないし、この代官山通信のバックナンバーでも大森氏に関係する記事だけは削除されている。創価学会とか大麻所持とかいろいろとあるけど、せめて一緒に演っていた事実だけはこのアーカイブに反映してほしかった。そこが残念...。
Mtzk君に借りてボチボチ読んでる森博嗣さん。今回もVシリーズの中から「恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits」(講談社ノベルス)について。
このVシリーズと呼ばれる推理系小説、自称科学者の"瀬在丸紅子"、私立探偵で便利屋の"保呂草潤平"、医学部生の"小鳥遊練無"、女子大生の"香具山紫子"の4人が推理解決していくというもの。
こんなあらすじ。世界一周中の豪華客船"ヒミコ号"が舞台。その客船に持ち込まれたという天才画家"関根朔太"の自画像を追う"保呂草潤平"と彼につき合う"香具山紫子"、無賃乗船してしまった"瀬在丸紅子"と"小鳥遊練無"、そして文化教室で知り合い、急速に仲を深めていった"大笛梨枝"と"羽村怜人"...彼らが乗ったヒミコ号で、突然の銃声の後、男性客が船から落ちるという消失事件が発生した...。
今回はいなくなった男性客となくなった自画像の事件を解決していくというものなんだけど、今まで読んだVシリーズとは異なり、保呂草の正体とか、大笛梨枝の過去とか、香具山紫子の恋心とか、どこか登場人物たちの人間関係を解き明かしていく内容だった。そこにもたくさんの謎や伏線があり、徐々にわかっていくプロセスと最後のスッキリした爽快感がとてもよかった。
それにしても、この森博嗣さんのVシリーズ、読み進めていくにつれて登場人物に愛着がわいていく。これからもぼちぼち読んでいきたいと思います。
cf. 森博嗣 読破 List
- 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show (2000)
- 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (2000)
- 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits (2001)
- イナイxイナイ PEEKABOO (2007)
2012年第85回アカデミー賞作品賞を受賞したBen Affleck監督・主演の映画「Argo/アルゴ」(2012/Cinema)。やっと観れた。
こんなあらすじ。イラン革命が真っ最中の1979年。イスラム過激派グループがテヘランのアメリカ大使館を占拠し、52人のアメリカ人外交官が人質に取られた。そんな中、大使館が占拠される直前、6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出し、カナダ大使公邸に匿われた。CIA工作本部技術部のTony Mendez(Ben Afflec)は6人をイランから救出するため、"Argo/アルゴ"という架空のSF映画をでっち上げ、6人をそのロケハンのスタッフに身分偽変させるという作戦をたてた...。
これ、1979年から1980年にイラン・テヘランで起きた"イランアメリカ大使館人質事件"を題材とした映画。Ben Afflecが演じるCIA工作員が架空のSF映画をでっち上げ、カナダ大使のもとに避難していた6人を助け出すというストーリーなんだけど、ともかく面白い。中東の異様な緊張感と閉鎖感、反米の高揚感などが画面から伝わってきた。この感じって2年ほど前にサウジ・リヤドに出張した時のホテルで流れるお祈りの音楽とか、モールで見かけた宗教警察とか、入出国時に感じる緊張感とか、どことなく感じた重々しさを思い出した。
ちなみにこのCIAによる脱出作戦は、1997年なるまで明らかにされていなかったとのこと。ほんとに凄い。いやー、Ben Affleckのこと、見直しました。
スぺシャで放送されたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのMUSIC VIDEO SPECIAL特集に続き、2時間枠で同様な「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT MUSIC VIDEO SPECIAL」がM-ON!でも放送された。そりゃー観るっしょ。
スぺシャでの放送は1時間だったもののそれなりに初見だらけで、結構新鮮だったけど、今回M-ON!は2時間枠ということでほんとにたっぷりと楽しめた。あらためて特によかったのは、Flashbackした映像がやたら混沌感を増してる「CISCO 思い出のサンフランシスコ(she's gone)、場末のキャバクラっぽ映像がいい「ベイビー・スターダスト」、陰影の映像が印象的な「太陽をつかんでしまった」、血みどろのメンバーの熱い演奏シーンが最高な「デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ」、TMGE最後のFUJI ROCKの映像が泣けてくる「エレクトリック・サーカス」...いやー最高な映像ばかりだ!
ともかく京都磔磔のLive映像が「BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN Ⅱ LAST HEAVEN TOUR 2003.9.25 at KYOTO TAKUTAKU」を買うか買わぬか思案中。
● On Air Set List:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT MUSIC VIDEO SPECIAL
M-01. 世界の終わり
M-02. candy house
M-03. リリィ
M-04. culture
M-05. Get Up Lucy
M-06. THE BIRDMEN
M-07. G.W.D
M-08. OUT BLUES
M-09. スモーキン・ビリー
M-10. フリー・デビル・ジャム
M-11. ブライアン・ダウン
M-12. CISCO 思い出のサンフランシスコ(she's gone)
M-13. GT400
M-14. リボルバー・ジャンキーズ
M-15. ベイビー・スターダスト
M-16. 暴かれた世界
M-17. 赤毛のケリー
M-18. 太陽をつかんでしまった
M-19. ブラック・ラブ・ホール
M-20. ブラッディー・パンキー・ビキニ
M-21. マリオン
M-22. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
M-23. エレクトリック・サーカス
M-24. ミッドナイト・クラクション・ベイビー
M-25. キャンディ・ハウス LAST HEAVEN TOUR 2003.9.25 at Kyoto TAKUTAKU
M-26. ダニー・ゴー LAST HEAVEN TOUR 2003.9.25 at Kyoto TAKUTAKU
2003年のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、解散から10年。LAST HEAVEN TOUR 2003からの京都磔磔のLive映像が「BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN Ⅱ LAST HEAVEN TOUR 2003.9.25 at KYOTO TAKUTAKU」として発売されたりとにわかに盛り上がっている今日この頃。そんな中、彼らのMUSIC VIDEOがイッキに観れる「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT MUSIC VIDEO SPECIAL」がSpace Shower TVで放送されたので、当然観てみた。
実はミッシェルのPVってあんまり観てこなかったんで、今回の放送は初見だらけで、結構新鮮。キュウちゃんがバイクで疾走する「暴かれた世界」、海辺のざらついた映像が印象的な「赤毛のケリー」、血みどろのメンバーの熱い演奏シーンが最高な「デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ」、そして今回Releaseされた京都磔磔のLive映像の「キャンディ・ハウス」と「ダニー・ゴー」などなど、あらためて彼らの映像の凄さも再認識できた。
ともかく京都磔磔のLive映像が「BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN Ⅱ LAST HEAVEN TOUR 2003.9.25 at KYOTO TAKUTAKU」を買うか買わぬか思案中。
● On Air Set List:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT MUSIC VIDEO SPECIAL
M-01. 世界の終わり(Smash Hits Version)
M-02. culture
M-03. THE BIRDMEN
M-04. G.W.D
M-05. GT400
M-06. リボルバー・ジャンキーズ
M-07. 暴かれた世界
M-08. 赤毛のケリー
M-09. デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ
M-10. リリィ at 幕張メッセ
M-11. キャンディ・ハウス(Live Ver.)
M-12. ダニー・ゴー(Live Ver.)
今年2013年でメジャーデビュー10周年のASIAN KUNG-FU GENERATION。そんな彼らの貴重なLIVE映像がスぺシャの「ASIAN KUNG-FU GENERATION 10th Anniversary Live Archive SPECIAL」として放送された。そりゃー観るでしょ。
これ、中華街でのアジカンメンバーのインタビューを交え、過去スぺシャに残されたLiveを観つつ、この10年間を総括するという企画。で、個人的によかったのはこの5-6月に行われたEU Tour「ASIAN KUNG-FU GENERATION 2013 European Tour」の映像が観れたこと。ロンドン、パリ、ケルンと行われたLiveの抜粋なんだけど、「遥か彼方」ではフロアからシンガロングが起きてたし、「リライト」ではコール&レスポンスが起きてるし、まさに王道J-ROCKが伝わってることを体感できた。
それにしても、9/14,15に横浜スタジアムで行われた記念LIVE。なんとなくダラダラしているうちにチケット発売も終わり、結局行かないことに。もしこの映像を観てたら、絶対参戦しただろうな。やっぱり彼らのLiveはいい。
● On Air Set List:ASIAN KUNG-FU GENERATION 10th Anniversary Live Archive SPECIAL
M-01. サイレン : BEST HITS AKG 2012.02.23.日本武道館
M-02. All right part2(with 橋本絵莉子 from チャットモンチー) : NANO-MUGEN FES.2012 2012.07.16.横浜アリーナ
M-03. 藤沢ルーザー : Tour2008 酔杯~THE FINAL~ 2008.12.13.日本武道館
M-04. 海岸通り : Tour2009 ワールドワールドワールド 2009.03.04.鎌倉芸術館・大ホール
M-05. ラストダンスは悲しみを乗せて : Tour2012ランドマーク 2012.12.13.東京国際フォーラム ホールA
M-06. アフターダーク : SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS 2008 2008.03.15.日本武道館
M-07. フラッシュバック : スペースシャワー列伝 第二十七巻~高翔の宴~ 2003.06.13.新宿LOFT
M-08. 君という花 : SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2004 2004.09.20.日比谷野外大音楽堂
M-09. 夏の日、残像 : SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2007 2007.09.01.山中湖交流プラザきらら
M-10. アンダースタンド : SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2009 2009.08.29.山中湖交流プラザきらら
M-11. 遥か彼方 : ASIAN KUNG-FU GENERATION 2013 European Tour 2013.05.31.O2 Academy Islington,London,England.
M-12. リライト : ASIAN KUNG-FU GENERATION 2013 European Tour 2013.06.02.Le Balaclan,Paris,France.
M-13. ソラニン : ASIAN KUNG-FU GENERATION 2013 European Tour 2013.06.03.Gloria,Koln,Germany.
ここ最近集中的に読んでいる吉田修一さん。三茶Tsutayaで買って読んでみた「女たちは二度遊ぶ」(角川文庫)について。
これ、11本の男女の苦い関係を描いた短編集。それぞれこんなあらすじ。
・「どしゃぶりの女」:
友達が連れてきた2人の女性のうち、1人を家に泊めた。朝になって帰って欲しかったがどしゃぶりの雨を見てつい「止むまでいたらいい」と言ってしまう。そこから3、4日雨は降り止まず、女は部屋に居続けた。その間、女はただ居るだけど、掃除はしないし、御飯も食べない...。
・「殺したい女」:
昔付き合っていた女は強烈な女性だった。たまたま入ったラーメン屋では、ヤンキーな男が声をかけてくる。彼女の家は工場で、父と兄が経営していたが、母親は昔、蒸発してしまったらしい。そして彼女の家に遊びに行くようになり、工場の仕事も手伝うようになった...。
・「自己破産の女」:
居酒屋で泥酔していた女と知り合い、ノリでホテルに行ったが、次の日からその女は男の家に泊まり始めた。フリーターだった男は女が住み始めてから働なくなり、先輩の勤めているローン会社でお金を借り始めた...。
・「泣かない女」:
今までうれしくても悲しくてもすぐに泣いてしまう女と付き合っていた。ある日彼女に子どもができたが、まだ結婚したくない男は友人を使って彼女に子供を堕ろすように言ってもらう。絶対泣くだろうと思っていたのに、彼女は泣かなかった...。
・「平日公休の女」:
男は友人に鍋に誘われ、その彼女の家に行き、そこにいた友人の彼女の女友だちと遊ぶようになった。女はデパートの化粧品コーナーで働いていて、よくおごってくれた。順調に付き合ってたある日、女から「忘れられない人がいるんじゃないのか」と聞かれたが、「そんなのいない」と男は嘘をついた...。
・「公衆電話の女」:
まだ携帯電話が普及していなかった時代、男は公衆電話に並んでいた。前には綺麗な女が並んでいてなかなか出てこなかった。数日後、その女が同じ職場の人だと気づいた...。
・「十一人目の女」:
看護師をしていた女が同棲相手の男に殺された。女は別の男と浮気していて、別れを切り出した。犯人である男はなぜ女を殺したのか分からないと言って、ただひたすら謝り続ける...。
・「夢の女」:
駅で友達を待っている間、2人の男は人間観察を続けていた。「ここの駅にはかわいい女がいない」なんて話していると、みんなが振り向くほどの美人が現れ、その場のノリで女の後をつけて行った。いいマンションなどに住んでいるのかと思ったら、どこにでもある普通のアパートの中に彼女は入って行った。その後数日が過ぎ、男はその女性を見かけ、思わず声をかけてしまう...。
・「CMの女」:
男はあるCafeでアルバイトを始めたが、そこである女性が働いていた。このCafeのオーナーは芸能プロダクションの人物であり、彼女は芸能界で働くことを夢見ていた...。
・「ゴシップ雑誌を読む女」:
男は輸出入を行うある会社に派遣社員として就職したが、その部署は課長と女性上司の3人だけの課だった。その女上司には仕事のことでいつも厳しく怒られていた。仕事をだいぶ覚えた頃のある日、男は女上司から「何か本当はしたいことがあるんじゃないのか」と聞かれる。男には特にやりたいことは何もなかったので正直に「ない」と答えると、女上司から「あっても言わないほうがいい」といわれる...。
・「最初の妻」:
男が中学生だった頃、クラスの女の子と今まで行ったことのない隣町へとデートをした。その町で彼女と「もしこの家に結婚して住んだら...」という話で盛り上がる。いろいろな家を2人で見たがどうも違うという話になり、最後に彼女が指さした家は、今までの中で一番ボロイ家だった。そこで男は思わず「ありえない」と一笑してしまう...。
何もしない女、だらしない女、気前のいい女、よく泣く女などなど、どの話も人生にありそうな出会いと別れをさらりと書かれた話ばかり。別れてからそれなりに時間が過ぎても、どこかひっかかってる女性を思い出すというもの。ちょっと男の傲慢さもあって、あんまり共感できる短編集ではなかったです。
cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- 東京湾景 (2003)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- ひなた (2006)
- 女たちは二度遊ぶ (2006)
- 初恋温泉 (2006)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- 元職員 (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
- 路(ルウ) (2012)
今から20年前の1993年の公開当時、ちょっと映画館で観たかった「Falling Down/フォーリング・ダウン」(1993/Cinema)。やっと観てみた。
こんなあらすじ。真夏のロサンゼルス、非常に几帳面で厳格な性格の中年男William"D-Fens"Foster(Michael Douglas)は、灼熱のハイウェイの車の中で、道路工事の大渋滞や、エアコンや窓の故障や、飛び回る蝿にいらつき、突然車を乗り捨てて歩き出した。彼は別れた妻の元にいる幼い娘に電話をするために、両替してもらおうとコンビニエンス・ストアに入ったが、店主に邪険にされたことから、彼の怒りが大爆発する...。
これ、生真面目な人間の抑制されていたストレスや怒りがふとした瞬間に爆発して、惨事へエスカレートしていく話。世の中をしっかり風刺しつつ、どこかユーモラスなところもあるんだけど、たまりにたまったイライラが怒りとなって、非常に明確に伝わってくる。
ともかくMichael Douglasの狂気に満ちた大暴走に完全にやられました。ほんと無さそうで有りそうな話だけに面白かったです。
今年2013年5月にReleaseされた星野源さんの3rd Album「Stranger」(2013/Album)。ここ5カ月ぐらいじっくりとダラダラと聴き込んだ1枚。
この3rd Album、音はいい意味で厚く、豊かになってるけど、歌詞については日常を観察しながら歌いつつそれ以上に、生活して生きていることの喜びを恥ずかしげもなく堂々と宣言している。病気に件がこのAlbumにどう影響されているかはわからないけど、絶望を踏まえ前に進もうとしていることがヒシヒシと伝わってくる。
ともかく曲について書いてみる。
・M-01「化物」。若干のどかな歌詞に、こんな歌詞がのってる。♪誰かこの声を聞いてよ 今も高鳴る体中で響く 叫び狂う音が明日を連れてきて 奈落の底から 化けた僕をせり上げてく♪。熱い思いが伝わってくるOpening Tune。
・M-02「ワークソング」。♪いつでもみんな奇跡を待つだろう 何もできずに♪。すべての働く者に捧げる1曲。勇気もらった。
・M-03「夢の外へ」。明るいMelodyに込められた強さと思いがいい。
・M-04「フィルム」。♪どうせなら 嘘の話をしよう 苦い結末でも 笑いながら そう 作るものだろ♪、♪どんなことも 消えない小さな痛みも 雲の上で 笑って観られるように♪。この歌詞はいい。
・M-05「ツアー」。Musicianの淋しさと苦しみと喜びをさりげなく歌ってる。
・M-06「スカート」。♪まるで子供の頃の春のように 見るものすべて輝いているよう♪。これもいい歌詞。
・M-07「生まれ変わり」。別れと再生の歌。
・M-08「パロディ」。映画や芝居のEndingに流れそうな曲。どこか懐かしい。
・M-09「季節」。♪誰かと微笑んだ その季節を思い出す 何かに取り付かれていたように♪。アコギの優しいMelodyに切ない歌詞が。個人的にこのAlbumでのBest Track。
・M-10「レコードノイズ」。♪山並み 川縁 虫たち 百万の囁きが 寄添う猫の目 いつかはなくなり♪。どこか抒情的で、原体験がみえてくる、浮かんでくる。
・M-11「知らない」。♪想いはずっと残ること 知っている 二度と逢えなくても♪。これも切ない。
・M-12「ある車掌」。♪どこに着くのか わからないのは 僕も同じさ♪。999の車掌さんがふと思い出す。
・M-13「Stranger」。朝日浴びながらのんびり聴きたいSecret Track。
それにしても去年12月にくも膜下出血で入院し、一度復活したものの6月に再治療に専念すると聴いたときはちょっと心配だった。で、再手術は成功し、Single「地獄でなぜ悪い」が9月にReleseされたりとなんかジワジワと復帰に向けて戦ってる様子が伝わってくる。ほんとに自分に相談しながら作品を聴かせ続けてほしいと思います。
● Stranger/星野源 (2013/Album)
M-01. 化物
M-02. ワークソング
M-03. 夢の外へ
M-04. フィルム
M-05. ツアー
M-06. スカート
M-07. 生まれ変わり
M-08. パロディ
M-09. 季節
M-10. レコードノイズ
M-11. 知らない
M-12. ある車掌
(M-13. Stranger)
* All Music and Lyrics by Gen Hoshino.
* Produced by Gen Hoshino.
* All Tracks Arranged by Gen Hoshino.
* Directed by Eiichi Higashi.
* Recorded by Naoyuki Uchida and Masato Hara at Onkio Haus,Aobadai Studio,Heart Beat Recording Studio and Studio Mech.
* Mixed by Naoyuki Uchida at Aobadai Studio and Studio Sound Dali.
* Mastered by Mitsuichi Tanaka at Bernie Grundman Mastering,Tokyo 2013.
* VICL-63996 Speedstar 2013 Victor Entertainment,Inc.
cf. 星野源 My CD/DVD List
- ばかのうた (2010/Album)
- エピソード (2011/Album)
- Stranger (2013/Album)
2011年にReleaseされたBjorkのAlbum「Biophilia」。このAlbumを初めとした様々なProjectの一環で作成されたドキュメンタリー番組「When Bjork Met Attenborough」が「Bjork and Attenborough:The Nature of Music:ビョークxアッテンボロー:自然が創る神々の音楽」としてWOWOWで放送された。面白そうだったので、ちょっと観てみた。
これ、Bjorkとイギリスの動植物学者であるDavid Attenboroughの対談を中心に、Bjorkの生まれ故郷であるアイルランドの風景、地球や生物の光景や生き様と、Bjorkの音楽が織りなす映像を堪能できるもの。
で、面白かったのはBjorkの音楽作りのシーン。共演する24人の女性合唱団とBjorkが何回も練習してコーラスワークを作りあげてるシーン、楽器ではなくTabletのTouch Padを使い直感的に音楽を作るプログラムなどなど、彼女のクリエイティブで真摯な姿勢が画面を通して伝わってきた。
ここ最近、あまりBjorkのAlbumを聴いていないけど、今年のフジロックのヘッドライナーも凄かったようだし、やっぱりAlbum「Biophilia」は聴いてみようと思ってる今日この頃。
5年ぶりの復活ということで、この夏は個人的にも盛り上がってるサザンオールスターズ。そんな最中に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.123」について。
今回は復活に向けてのいろんなイベントに密着的にレポートされてる特集ばかり。フォロクスワーゲンのCM、SWITCHの取材、三井住友銀行のCM、各地で配られた号外、"ピースとハイライト"のMV撮影、NHKのスタジオライブ、AERAの取材などなど、一連の復活劇の裏舞台を垣間見れるというもの。
それにしても、5月の前号「代官山通信 Vol.122」で、意欲がわいたら的な発言でサザン復活の可能性を否定した桑田さん。あはは、完全にだまされた!!
今日の夕飯は、ひさしぶりに桜新町の「東京にぼし麺 大八車」へ。いただいたのは、"特濃つけ麺 中盛"(850円也)。つけ汁はほんとに濃厚な魚介鶏豚骨ベースに、ほのかに香る柚子と溶け込まれた玉ねぎ。これに、もっちりした極太の平打ちライ麦麺をつけていただく。で、その麺にのっているのは、とろけるほどやわらかい叉焼にメンマとカイワレ。ドロドロの濃厚感がたまらないこのつけ麺。わんこOKなのも助かる。ごちそうさまでした。
昨夜まで降った雨もとりあえず上がった日曜日の朝、ちょっと涼しいけど、LoveとPeaceを連れて、近所を散歩。桜新町駅前、世田谷中央図書館、弦巻神社あたりを歩いた。それにしても涼しいので、特にLoveは元気よく歩いてた。
で、朝ごはんを食べてから一人で駒沢公園へ向かいランニング。だんだん蒸し暑くなり、汗ダラダラ。今日のBGMは、クリープハイプの「吹き零れる程のI、哀、愛」。だんだんクセになってきた。で、その後は公園のベンチで休憩と読書。昨日から読みだした吉田修一x佐内正史の「うりずん」、あっけなく読了。写真と文の小品。
で、ゴーヤちゃんぷるーを食べてから、そのままLoveとPeaceをチャリに乗せて、駒沢公園のドッグランに。天気も回復したので結構混んでる。それにしても蒸し暑い。で、Loveは寄ってくるわんこにちょっかい出したり、吠えたり、でも仲のいい青いわんことはひさびさに会ってうれしそうだった。一方、Peaceはたまに走ったり、ビビったりという感じ。その後は公園のベンチでちょっと読書。読みだしたのは百田尚樹さんの「風の中のマリア」。なかなか面白そう...。そんな感じで週末は終了。来週もバタバタしそうです。
今日の昼飯はちょっと前から行きたかった「南北酒家 チャランケ」。ここ、駒沢の住宅街にあり、北は北海道の蝦夷料理、南は沖縄料理を出してくれるとのことで、ちょっと行ったみた。古民家を改造し、座敷でいただくんだけど、選んだのは定番な"ゴーヤちゃんぷるー"の定食。島豆腐とポークと玉子がいい塩加減だったし、付け合わせのかぼちゃも、海藻たっぷりの汁もんもいいバランスだった。しかもわんこOKなのも助かる。次回は夜、飲みに行きたい。ごちそうさまでした。
二子玉川で髪を切るついでにちょっと足をのばし、昼飯は溝の口にあるこれまたひっさびさの「紀州和歌山らーめん まっち棒」へ。いただいたのは"もやしそば"(730円也)に生玉子をトッピング。濃厚なこってり豚骨醤油スープにストレートな固めの細麺、これに柔らかいチャーシュー、メンマ、刻み葱にカマボコといった"中華そば"にさらにもやしを多めにした"もやしそば"、プラス和歌山ラーメンにはかかせない生玉子というもの。すき焼きのタレのようなドロドロな濃厚スープはほんとご飯がほしくなる。それにしても、このまっち棒は池尻大橋にあったころはちょいちょい行ってたお店で、首都圏での和歌山ラーメンブームをけん引していた。場所は変わってもこうやって続けられてて、いやー、懐かしかった。次回は味噌にチャレンジしてみた。ごちそうさまでした。
Hi-STANDRADが出演したスぺシャの特番「Hi-STANDARD 東北AIR JAM DVD発売記念 SPECIAL」。彼らの肉声が聞けるということでしっかりと観てみた。
2012年9月、念願の東北で開催された"AIR JAM 2012"。スぺシャでもこのLive全体の模様が放送されたんだけど、めちゃめちゃテンションあがるものだった。その奇跡の2日間であるハイスタのLiveの模様を完全収録したDVD「Hi-STANDARD "Live at TOHOKU AIR JAM 2012"」がこの9月にReleaseされ、これを記念にて3人で出演した特番だった。
ハイスタの過去販売されたT-shirts、4人のBandだったころの自主制作テープ、過去のAIR JAMのパンフやフライヤーをネタに話しまくる3人、PVに出ていた7歳の少年が28歳になって番組に登場して喜ぶ3人、そして今回の復活に向けての思いを口下手に語る3人...微笑ましいけど、なかなか貴重な映像ばかりだった。
で、一番うれしかったのは最後に3人で演奏された「STAY GOLD」。アコースティックなセッションだったけど、難波章浩のVocalに横山健がかぶせるChorusはそれだけで鳥肌が立った。いやー、いいもの見せてもらいました。
もう30年近く読み続けてる村上龍さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「自由とは、選び取ること」(青春出版社)について。
これ、現代をサバイブするために、就職難とか年収とか結婚とか家族とか仕事とか老後のこととかモチベーションとかをテーマに村上龍が質問に答える人生相談なエッセイ集。
「自分は会社で働いたことがないのでわからない」とか「なにが聞きたいのか、この文章ではわからない」とか、結構バッサリと冷たく回答しているけど、それでもいい事も言ってる。
・(人生における成功の定義とは、)「生活していけるだけの収入と充実感を持てる仕事を持ち、かつ信頼できる最小の共同体(たとえば家族)に帰属していること。」
・「わたしたちには、自分が大切に思う人にとって役に立つ存在でありたい、誰か大切な人を幸福にしたい、誰かの幸福に関与したいという普遍的な欲求があります。」
・「人生でもっとも恐ろしいのは、失敗することではなく後悔することだ。」
味もそっけもなく、いい意味で美辞麗句を排し、現実的な解答に徹した人生相談本。村上龍さんらしい。
cf. 村上龍 読破 List
- 限りなく透明に近いブルー (1976)
- コインロッカー・ベイビーズ (1980)
- 走れ!タカハシ (1986)
- 69 sixty nine (1987)
- 愛と幻想のファシズム (1987)
- 超電導ナイトクラブ (1991)
- 長崎オランダ村 (1992)
- 昭和歌謡大全集 (1994)
- 五分後の世界 (1994)
- 村上龍映画小説集 (1995)
- ヒュウガ・ウイルス~五分後の世界II (1996)
- ストレンジ・デイズ (1997)
- イン ザ・ミソスープ (1997)
- 共生虫 (2000)
- 希望の国のエクソダス (2000)
- 2days 4girls (2002)
- 半島を出よ (2005)
- 空港にて (2005)
- 盾 Shield (2006)
- 美しい時間/小池真理子・村上龍 (2006)
- 案外、買い物好き (2007)
- 歌うクジラ (2010)
- 逃げる中高年、欲望のない若者たち (2010)
- 心はあなたのもとに (2011)
- 櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている (2012)
- 55歳からのハローライフ (2012)
- 自由とは、選び取ること (2013)
後輩I君に誘われて行ってみた、野毛の都橋近くの「BAR&GIG Smoky」で行われた"Metallica Night Vol.3"。それに合わせてこの夏に結構聴いてた、Metallicaが1991年にReleaseした5th Album「Metallica」(1991/Album)。この通称"Black Album"について。
これ、彼らの最大のHit Albumで、BillboardのTop200に288週も入っていて、すでに3,000万枚近くも売れてるAlbum。グランジを乗り超えて、そこからHeavynessとGrooveを取り込み、Metalに新しい流れを作った名盤。ともかく今聴いても全然色あせていない。
ともかくひっかかった曲について。
・M-01「Enter Sandman」。重めのBeatとFantasyの融合。
・M-02「Sad But True」。Negativeな歌詞と重いMelodyがいい。
・M-03「Holier Than Thou」。重いリフとマスコミへの怒りまくりの歌詞がいい。
・M-04「The Unforgiven」。悲しげなMelodyとShoutが最高。
・M-05「Wherever I May Roam」。IntroのEthnicさから始まるリフがツボ。
・M-06「Don't Tread on Me」。モロ海兵隊という強靭さとおおげささの勝利。
・M-07「Through the Never」。鉄板なSlash Metal。思わずヘドバンしたくなる...。
・M-08「Nothing Else Matters」。Metallica初のLove Ballad。切ないアコギ。
・M-09「Of Wolf & Man」。これぞHeavy Metal!
・M-11「My Friend of Misery」。Darkさと深遠さがたまらない。
・M-12「The Struggle Within」。重低音で重厚で、これぞMetallica!
・M-13「So What」。Punkish!!
そんなにMetallicaは聴き込んできたBandじゃないけど、やっぱり凄い。いまさらながら再評価開始。
● Metallica/Metallica (1991/Album)
M-01. Enter Sandman
M-02. Sad But True
M-03. Holier Than Thou
M-04. The Unforgiven
M-05. Wherever I May Roam
M-06. Don't Tread on Me
M-07. Through the Never
M-08. Nothing Else Matters
M-09. Of Wolf & Man
M-10. The God That Failed
M-11. My Friend of Misery
M-12. The Struggle Within
M-13. So What (#)
# Available as a bonus track on the Japanese release of Metallica. Originally Recorded by Anti Nowhere League in 1981.
* Metallica:James Hetfield-Guitar,Vocals/Lars Ulrich-Drums/Kirk Hammett-Guitar/Jason Newsted-Bass
* Produced by Bob Rock with Hetfield & Ulrich.
* Recorded by Randy Staub.
* Recorded at One on One,Los Angeles,CA from October 1990 to June 1991.
* Orchestration on Nothing Else Matters Arranged by Michael Kamen.
* UICY-20226 Vertigo 1991 Metallica. A Universal Music Company.
cf. Metallica My CD/DVD List
- Metallica (1991/Album)
今から20年以上前の公開当時、結構話題になっていた「Flatliners/フラットライナーズ」(1990/Cinema)。あらためて観てみた。
こんなあらすじ。シカゴの大学に通う医大生のNelson(Kiefer Sutherland)は、死後の世界に強い興味を持ち、同じ医大生のRachel(Julia Roberts)、David(Kevin Bacon)、Joe(William Baldwin)、Randy(Oliver Platt)の4人を誘ってある実験を計画する。それは人工的に心臓を停止させ、1分後に蘇生させることで、実際に臨死体験をするという危険なものだった。実験を始めた彼らだったが、それぞれに見る死後の世界は異なり、幻覚のようだった。やがて彼らは競って、自分が仮死状態に置かれる時間を延ばすよう望み、それが取り返しがつかない悲劇につながっていく...。
死後の世界で人間は何を見るか? という危険な臨死体験を描いたサスペンススリラー映画がこれ。死後の世界という神の領域を描きながらも、それほど哲学的にはならず、わかりやすい形で提示しているのが消化不良にならず、好感持てるところ。ただ映像的には90年代っぽいネオン系の色どりと揺れた水面っぽい映像と大量のスモークが多様されていて、これが少々時代を感じさせるものだった。
で、今や大御所的な俳優陣の若かりし頃が観れるのも結構新鮮。中でも臨死実験の首謀者を演じたKiefer Sutherlandなんだけど、中々の演技力。臨死実験後、徐々に狂気にとりつかれていく様が巧いと思ったし、のちの最大の当り役であるJack Bauerにもどこかつながっている気がした。期待以上に面白かったです。
今年の夏も例年通り茨城・ひたちなかでで行われた"ROCK IN JAPAN FES.2013"。2003年にこのフェスに行きだして今年で11回目。完全に夏の風物詩になっている。で、今年は最終日の8/4(土)に参戦したんだけど、後半戦は飲みすぎであまり記憶がない...。そんな中、今年もWOWOWで12時間にわたって放送された「ROCK IN JAPAN FES.2013」。しっかりと楽しみました。
ともかくひっかかったArtistについて書いてみる。
・[Champagne]:早朝のGrassに初めて登場した[Champagne]。メランコリックなMelodyがGrassに響いてた。
・HEY-SMITH:めちゃめちゃ熱いPunk。攻撃的なSaxが新鮮。
・忘れらんねえよ:Theピーズっぽいタメがいい。
・MONGOL800:「小さな恋のうた」はOur Anthem。もう言うことなし。
・THE BACK HORN:熱くなるるMelody。ひさびさに聴きたくなってきた。
・きゃりーぱみゅぱみゅ:「インベーダーインベーダー」はたまに頭の中でLoop&Loopする。
・SOIL&"PIMP"SESSIONS:Sound of Forestの気持ちのいい森の中で、熱いけど気持ちいいセッションだった。
・シシド・カフカ:初めてLiveを観たけど、激しくDrumsを叩きながら歌いまくってた。
・ONE OK ROCK:完全なStadium Rock。
・ROTTENGRAFFTY:めちゃめちゃハード。京都大作戦でも結構観てるけど、絶対あなどれない。
・モーモールルギャバン:コスチュームもステージングもおいといて、Melodicな音が気持ちいい。
・Dr.DOWNER:こんなに鋭角なBandだったっけ...。いーじゃん!!
・ハスキング・ビー:2004のRIJFでちょっとだけ観たことあるけど、変わらずいい音を出してる。いっそんのシャウトは泣ける。
・ストレイテナー:初日Lakeのトリはテナー。PIMPを入れての「From Noon Till Dawn」はめちゃめちゃかっこいい。
・サカナクション:「夜の踊り子」は和っぽくてちょっと好き。
・Hello Sleepwalkers:良質なGuitar Rock。
・WHITE ASH:風貌とのGapがいい。うまいBandだと思う。
・BUZZ THE BEARS:PunkishでEmo。好きな感じ。
・Nothing's Carved In Stone:Solidだし、熱いし、どんどんいいBandになっていく。
・真空ホロウ:Noiseまみれで、Edgeが効いた音がいい。
・さよなら、また今度ね:どこかCheapで、どこかPop。嫌いじゃない。
・加藤ミリヤ:圧巻のDance Performanceで、Lake満タン。
・赤い公園:Bandとしての演奏力は高いし、どこか椎名林檎を思い出す。ちょっと気になる。
・クリープハイプ:抒情的だけどEdgeが効いてる。それにしてもこの高音Voiceはひっかかる。
・PES:やったら爽やかでPop。
・パスピエ:どこかJITTERIN'JINNとか、GO!GO!7188とかを思い出す。
・BACK DROP BOMB:ひっさびさに聴いたけど、SKAとHip-HopとRockが見事に融合してた。
・筋肉少女帯:大槻ケンヂの顔面血糊、凄い! なんか親近感わいた。
・androp:「Voice」って曲はいい。Lakeにシンガロングが響いていた。
・ASIAN KUNG-FU GENERATION:満タンのGrass Stage。この光景は鳥肌が立つ。
・SALU:この「In My Life」はいい。音源を捜そう。
・真心ブラザーズ:昔から好きな曲。Guitarもいいし、Yo-kingのShoutもいいし、ともかくMelodyがいい
・BUMP OF CHICKEN:ひさびさのバンプ。「天体観測」はやたら懐かしいし、大観衆の拳にライトがあたって、とても美しい。
・Dragon Ash:このGrassに自分もいたけど、最高の疾走感だった。
・DOES:昔、RIJF2010のPark Stageで観たけどはマジで踊りまくってたことを思い出した。
・大橋トリオ:この日のロッキンで観たかったけど観れなかった大橋トリオ。Sound of Forestでぴったりな優しい音。
・The Mirraz:このThe Mirrazも観たかった。Rock'n Rollを心から楽しんでるBand。
・KANA-BOON:ここ最近、とってもひっかかってるKANA-BOON。こいつらバケるぞ。
・The Birthday:酔っ払いながら楽しんだThe Birthday。あんなり記憶ないけどともかく最高だった。
・MY FIRST STORY:Loudシーンの新星。こいつらも絶対くる。
・くるり:今年もこの「東京」を聴きにひたちなかに行ったようなもの。
・THE STARBEMS:日高央 健在の音のデカさ! ちょっと観たかった。
・安全地帯:あー、懐かしい。
・plenty:UK系のGuitar Rock。このBandもずーっと気になってる。
・the HIATUS:泥酔しながら聴いていたthe HIATUS。なんて最高でぜいたくな時間だったんだろう。
・奥田民生:初めて聴いたこの「風は西から」。めちゃめちゃ気持ちいい。
・Predawn:優しくてEarthyな声がとてもいい。
・10-FEET:この10-FEETの時はGrassの端っこで爆睡してた。あー大後悔...。
・ドレスコーズ:Live映像を観るたびに演奏力とあやふささがあがっていく。
・TK from 凛として時雨:幻想的で緊張感あるStage。Bassは日向秀和だし、DrumsはBoboだし...。
というわけで12時間にもわたる放送をじっくり観させてもらった。あの場の空気感含め、至福な3日間。さ、次は同じWOWOWで放送されるアーティスト特集だ。
● On Air Set List:
=Rock In Japan Fes.2013 DAY-1=
M-01. Waitress,Waitress!/[Champagne]
M-02. アジアの純真/PUFFY
M-03. Drug Free Japan/HEY-SMITH
M-04. The Revelation/coldrain
M-05. JOY JOY JOY/OKAMOTO'S
M-06. 未来へのスパイラル/グッドモーニングアメリカ
M-07. 忘れらんねえよ/忘れらんねえよ
M-08. FUTEKI/中田裕二
M-09. Unfortunately/Noise and milk
M-10. ゆれるユレル/新山詩織
M-11. Dear My Friends/PASSPO☆
M-12. 愛ブルーム/SKY-HI
M-13. 小さな恋のうた/MONGOL800
M-14. 声/THE BACK HORN
M-15. Kiiro~Shirase/トクマルシューゴ
M-16. Lightdentity/ねごと
M-17. カシオペア/ふくろうず
M-18. インベーダーインベーダー/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-19. PARTY PARTY/TOTALFAT
M-20. POP KORN/SOIL&"PIMP"SESSIONS
M-21. クレーター/メレンゲ
M-22. キケンなふたり/シシド・カフカ
M-23. IDOL/BiS
M-24. Clock Strikes/ONE OK ROCK
M-25. ため息 shooting the MOON/UNISON SQUARE GARDEN
M-26. サイボーグのオバケ/ZAZEN BOYS
M-27. a burning bullet/LAST ALLIANCE
M-28. ドレミFUN LIFE/たんこぶちん
M-29. 全力Everyday/LinQ
M-30. until the blouse is buttoned up/BIGMAMA
M-31. 金色グラフティー/ROTTENGRAFFTY
M-32. lovender/The Flickers
M-33. Sayonara Twilight/CTS
M-34. Get Laid/INORAN
M-35. サイケな恋人/モーモールルギャバン
M-36. 言ノ葉/秦基博
M-37. 徒然モノクローム/フジファブリック
M-38. Good Times/RIP SLYME
M-39. どんなときも。/RAM RIDER feat. TEMPURA KIDZ
M-40. どうだっけ/Dr.DOWNER
M-41. New Horizon/ハスキング・ビー
M-42. 新利の風/ハスキング・ビー
M-43. stay with me/back number
M-44. はなびら/back number
M-45. Melodic Storm/ストレイテナー
M-46. From Noon Till Dawn/ストレイテナー
M-47. Aoi/サカナクション
M-48. 夜の踊り子/サカナクション
=Rock In Japan Fes.2013 DAY-2=
M-01. MEGA OVER DRIVE/POLYSICS
M-02. yoakemae/Base Ball Bear
M-03. 君に届け/家入レオ
M-04. WAY IT IS/LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS α
M-05. 円盤飛来/Hello Sleepwalkers
M-06. Passage/山崎まさよし
M-07. Crowds/WHITE ASH
M-08. song of sick/the chef cooks Me
M-09. みんなおバカさん/さめざめ
M-10. 光り/BUZZ THE BEARS
M-11. Don't Go Home Alone/ELIXIA
M-12. LOOKΛME/SHUN
M-13. AIMS/SPECIAL OTHERS
M-14. Out of Control/Nothing's Carved In Stone
M-15. 永遠の複製/THE NOVEMBERS
M-16. アナフィラキシーショック/真空ホロウ
M-17. 踏切チック/さよなら、また今度ね
M-18. SAMURAI GIRLS/アップアップガールズ(仮)
M-19. ニワカ雨ニモ負ケズ/NICO Touches the Walls
M-20. HEART BEAT/加藤ミリヤ
M-21. Bamboo leaf boat/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND "5"
M-22. 今更/赤い公園
M-23. BURN OUT/J
M-24. アナログマガール/くりかまき
M-25. POP STAR/平井堅
M-26. 憂、燦々/クリープハイプ
M-27. 奇跡/cinema staff
M-28. SOLA/lecca
M-29. あの子がすき/宇宙まお
M-30. 北谷グラフィティ(amigo edit)/アスタラビスタ
M-31. Black Market Blues/9mm Parabellum Bullet
M-32. 同じ空の下/高橋優
M-33. NEW DAY,NEW WORLD/Hilcrhyme
M-34. シーサイドラバーズ/PES
M-35. はいからさん/パスピエ
M-36. W.W.D/でんぱ組.inc
M-37. 神様のすみか/Applicat Spectra
M-38. TURN ON THE LIGHT/BACK DROP BOMB
M-39. 踊るダメ人間/筋肉少女帯
M-40. Voice/androp
M-41. それでは、また明日/ASIAN KUNG-FU GENERATION
M-42. In My Life(Remix) feat.PES/SALU
M-43. 突風/真心ブラザーズ
M-44. One Day I Just/GOOD 4 NOTHING
M-45. 理由なき反抗(The Rebel Age)/a flood of circle
M-46. WORLD OF FANTASY/capsule
M-47. 虹を待つ人/BUMP OF CHICKEN
M-48. 天体観測/BUMP OF CHICKEN
=Rock In Japan Fes.2013 DAY-3=
M-01. Na Na Na/KREVA
M-02. Run to the sun/Dragon Ash
M-03. 修羅/DOES
M-04. Where you are/CNBLUE
M-05. 16のbeat/東京カランコロン
M-06. Honey/大橋トリオ
M-07. check it out! check it out! check it out! check it out!/The Mirraz
M-08. Yang 2/avengers in sci-fi
M-09. Circle/NUBO
M-10. ないものねだり/KANA-BOON
M-11. エクスペクト/PAGE
M-12. 空色デイズ/中川翔子
M-13. ROKA/The Birthday
M-14. LOUD!~憂鬱をぶっとばせ~/miwa
M-15. 光あれ/坂本真綾
M-16. 夜空の太陽/フラワーカンパニーズ
M-17. Second Limit/MY FIRST STORY
M-18. 夏歌詩/UL
M-19. 東京/くるり
M-20. 笑ってみ/トータス松本
M-21. DESTINY/THE STARBEMS
M-22. HOMELY GIRL/Scott & Rivers
M-23. まだ間に合うから/luki
M-24. Virtualism/Buckwheat
M-25. 勝つまでが戦争/QOOLAND
M-26. 病み上がり/グループ魂
M-27. じれったい/安全地帯
M-28. ACTOR/plenty
M-29. What's My name?/MIYAVI
M-30. Last Love/Rihwa
M-31. ベテルギウスの灯/the HIATUS
M-32. 風は西から/奥田民生
M-33. Kill the virgin/SCANDAL
M-34. キノコノトリコ/キノコホテル
M-35. Keep Silence/Predawn
M-36. いいね!/BABYMETAL
M-37. リバース/小林太郎
M-38. のうぜんかつら(リプライズ)/安藤裕子
M-39. おやすみ/tricot
M-40. Show Time/ORANGE RANGE
M-41. JUNGLES/10-FEET
M-42. 困惑コンフューズ/9nine
M-43. 花色の美少女/SAKANAMON
M-44. トートロジー/ドレスコーズ
M-45. Trash/ドレスコーズ
M-46. 夜の向こうへ/the band apart
M-47. Eric.W/the band apart
M-48. fiower/TK from 凛として時雨
M-49. haze/TK from 凛として時雨
M-50. Magic of Love/Perfume
M-51. MY COLOR/Perfume
* Filmed Live at Hitachi Seaside Park,2th-4th August 2013.
ここ最近、ガンガン読んでる道尾秀介氏さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「ノエル-a story of stories-」(新潮社)について。
これ、「光の箱」、「暗がりの子供」、「物語の夕暮れ」という3つの中編小説とそれらが1つにつながる「四つのエピローグ」から成る連作集。こんなあらすじ。
クラスのメンバーからの理不尽な暴力やいじめから逃れるに、絵本作りを始めた中学生の"圭介"と"弥生"。妹の誕生と祖母の病で不安に陥り、絵本に救いをもとめる少女"莉子"、そして最愛の妻を亡くし、生き甲斐を見失った老境の元教師"与沢"。それぞれが作った童話という物語がそれぞれの人生をつないでいく...。
チェーン・ストーリーとのことで3つの話がそこはかとなく関係があるものの別々に進んいき、それが最後にうまくつながっていく。で、それぞれに伏線があり、そのあたりの関連性と謎解きはさすが道尾秀介氏さんという感じ。そんないい意味でのトリックと技があるこの連作集だけど、そこに流れているものは優しさ。途中暗い話も出てくるんだけど、読後は温かい気持ちになれた。加えて、途中途中に差し込まれる童話がいい。赤鼻のトナカイの話、カブトムシとヤモリの話などなどどの話も示唆に富んでいて、ホッとしつつも考えさせられた。季節の変わり目でちょっと蒸し暑い日もあるけど、これからの季節にぴったりな話だと思います。ちょっとお勧め。
cf. 道尾秀介 読破 List
- 向日葵の咲かない夏 (2005)
- 片眼の猿 -One-eyed monkeys- (2007)
- ソロモンの犬 (2007)
- ラットマン (2008)
- カラスの親指 by rule of CROW'S thumb (2008)
- 鬼の跫音 (2009)
- 球体の蛇 (2009)
- 光媒の花 (2010)
- 月の恋人-Moon Lovers- (2010)
- 月と蟹 (2010)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 光 (2012)
- ノエル-a story of stories- (2012)
- 笑うハーレキン (2013)
やっぱり観ないと後悔しそうだったので、会社の帰りにシネマート新宿の単館上映に観に行った「佐野元春 Film No Damage」(2013/Cinema)について。
これ、今から30年前、当時27歳だった佐野元春が行った全国ツアー「Rock & Roll Night Tour」の最終日である1983/3/18中野サンプラザ公演が収録されているロック・ドキュメンタリー・フィルム。1983年当時、映画館などで上映されていたが、その上映後マスターが所在不明となり、長らく再上映や映像化が行なわれることはなかったもの。そのマスターが去年2012年に発見され、初上映から30周年の節目に5.1chデジタルのリマスター版に生まれ変わって公開された。まさに1980年代初期の姿を映した奇跡の映像。熱いLIVEを中心に、佐野さんを初め若き日のTHE HEARTLANDメンバーの姿が見れるのはやっぱりうれしい。
で、この映像は、寝起きの佐野さんのシーンから始まり、ステージを作りあげてるスタッフの姿、「グッドバイからはじめよう」のTVCMメイキング、John&YokoのPEACE IN BEDのパロディなどオフ・ステージな映像もあって楽しいものなんだけど、やっぱりLIVE映像が凄い。
ピアノの旋律がかっこよすぎる「悲しきレイディオ」、ひさびさに聴いてテンションあがった「ガラスのジェネレーション」、不朽のBallad「ハートビート(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)」、鳥肌立ちまくりの「ロックンロール・ナイト」が全編流され、「ハッピーマン」、「ソー・ヤング」、「彼女はデリケート」、「君をさがしている(朝が来るまで)」とかもダイジェストで流され、当時のメンバーの熱くてナイーブなパフォーマンスと客席の熱狂が見事に伝わってきた。
実は、この「Rock & Roll Night Tour」、初日1982/9/26の東京厚生年金会館と1983/2/12の横浜文化体育館には、高校2年生だった自分もその場に行ってたLIVE。30年も経って、そのツアーの映像をこうやって映画館のでっかい画面でもう一度観れるとは思わなかったし、あの時に感じていた空気とか、モヤモヤした不安とか、それでもいろいろあった個人的なこととか、映像を観ながら、ずっと思い出していた。「つまらない大人になっていないか」を考えさせられるきっかけになりました。
cf. 佐野元春 My CD/DVD List
- The Sun/Motoharu Sano and The Hobo King Band (2004/Album)
- Empty Hands/Mellowhead feat.Motoharu Sano (2005/CDS)
- 星の下 路の上 (2005/CDS)
- The Sun Live At NHK Hall/Motoharu Sano And The Hobo King Band (2005/Album)
- Coyote (2007/Album)
- ベリー・ベスト・オブ・佐野元春"ソウルボーイへの伝言"-The Very Best Of Motoharu Sano A Message To Soul Boy- (2010/Album)
- 月と専制君主 (2011/Album)
- 佐野元春 Film No Damage (2013/Cinema)
この5月初めて開催されたTOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2013(通称"METROCK 2013")。ダイジェスト版だった「"METROCK 2013" SPECIAL」に続き、ライブ版が「【MUSIC ON! TV 開局15周年記念特番】"METROCK 2013"ライブスペシャル」としてM-ON!にて放送された。これも観てみた。
これ、今年2013年の5/25(土)、26(日)に新木場・若洲公園にておこなわれたもの。WINDMILL FIELD、SEASIDE PARKそしてNEW BEAT SQUAE3つのStageが作られ、特に一番大きいWINDMILL FIELDでは、若洲公園のシンボルな風力発電風車の元、Liveが繰り広げられていた。
今回の放送ではLive映像が放送されていて、特にひっかかったArtistについて書いてみる。
・MAN WITH A MISSION:踊れるDance Rockを大観衆が楽しんでる様子がいい。それにしても「Get Off My Way」と「FLY」は何回聴いてもかっちょいい。
・Dragon Ash:この「Here I Am」は6人になった彼らのその先へ進むことを課した決意表明の曲。ほんとにいい。
・KANA-BOON:関西のGuitar Rock Band。硬質で好きなTaste。イクかもしれない要注目株。
・MANNISH BOYS:2ピースだけど、重めのRockがやたらとかっこいい。
・浅井健一:「OLD PUNX VIDEO」は浅井健一らしいはかなさと前のめり感がいい。で、「SWEET DAYS」は演ってくれただけど感謝。
・サンボマスター:巻き上がる砂埃がすさまじかった。
・きのこ帝国:初めてLiveを観たけど、幻想的ではかなくて浮遊感いっぱいのStageだった。
・くるり:「宿はなし」は不朽の名曲だし、「お祭りわっしょい」はほんと懐かしい。
このMETROCK、場所がいいし、近いし、ただただ来年以降も定着することを願うばかり。
● On Set List:"METROCK 2013"ライブスペシャル
= day1
M-01. Take What U Want/MAN WITH A MISSION
M-02. Get Off My Way/MAN WITH A MISSION
M-03. FLY AGAIN/MAN WITH A MISSION
M-04. JET/KNOCK OUT MONKEY
M-05. インベーダーインベーダー/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-06. にんじゃりばんばん/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-07. ファッション モンスター/きゃりーぱみゅぱみゅ
M-08. 円盤飛来/Hello Sleepwalkers
M-09. Run to the sun/Dragon Ash
M-10. Trigger/Dragon Ash
M-11. Here I Am/Dragon Ash
M-12. Shooting Star/CREAM
M-13. sick rocks/the telephones
M-14. It's All Alright To Dance(Yes!!! Happy Monday!!!)/the telephones
M-15. Keep Your DISCO/the telephones
M-16. ないものねだり/KANA-BOON
M-17. さくらのうた/KANA-BOON
M-18. Answer And Answer/9mm Parabellum Bullet
M-19. カモメ/9mm Parabellum Bullet
M-20. 新しい光/9mm Parabellum Bullet
M-21. 奇跡/cinema staff
M-22. 西南西の虹/cinema staff
M-23. ミュージック/サカナクション
M-24. Aoi/サカナクション
M-25. 夜の踊り子/サカナクション
= day1
M-01. white heat/The Flickers
M-02. lovender/The Flickers
M-03. 黄色いカラス/tacica
M-04. 人鳥哀歌/tacica
M-05. Yang 2/avengers in sci-fi
M-06. Sonic Fireworks/avengers in sci-fi
M-07. Mach Venus/MANNISH BOYS
M-08. DIRTY BUNNY/MANNISH BOYS
M-09. OLD PUNX VIDEO/浅井健一
M-10. GALAXY HEAD MEETING/浅井健一
M-11. SWEET DAYS/浅井健一
= day2
M-01. ミラクルをキミとおこしたいんです/サンボマスター
M-02. 世界をかえさせておくれよ/サンボマスター
M-03. ロックンロール イズ ノット デッド/サンボマスター
M-04. カミングアウト/FLiP
M-05. Kid, I Like quarter/UNISON SQUARE GARDEN
M-06. オリオンをなぞる/UNISON SQUARE GARDEN
M-07. センチメンタルピリオド/UNISON SQUARE GARDEN
M-08. color/Cure Rubbish
M-09. Magic of Love/Perfume
M-10. FAKE IT/Perfume
M-11. チョコレイト・ディスコ/Perfume
M-12. DENIM/STOROBOY
M-13. 渚にまつわるエトセトラ/PUFFY
M-14. 脱ディストピア/PUFFY
M-15. アジアの純真/PUFFY
M-16. ド・キ・ド・キ☆モーニング/BABYMETAL
M-17. Catch me if you can/BABYMETAL
M-18. スターライトパレード/SEKAI NO OWARI
M-19. RPG/SEKAI NO OWARI
M-20. インスタントラジオ/SEKAI NO OWARI
M-21. ユーリカ/きのこ帝国
M-22. 夜が明けたら/きのこ帝国
M-23. ワンダーフォーゲル/くるり
M-24. 宿はなし/くるり
M-25. お祭りわっしょい/くるり
* Live at Wakasu Park,Shin-Kiba on 25th-26th May 2013.
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