「Intouchables/最強のふたり」を観た
2012年の公開当時とっても話題になったフランス映画「Intouchables/最強のふたり」(2011/Cinema)。いまさらだけど初めて観てみた。
こんなあらすじ。パリに住む富豪のPhilippe(Francois Cluzet)は頸髄損傷で首から下の感覚が無く、体を動かすこともできない。Philippeと秘書のMagalie(Audrey Fleurot)は、住み込みの新しい介護人を雇うため、候補者の面接をおこなっていた。そこにスラム育ちのDriss(Omar Sy)はやってきたがまったくやる気はなく、失業保険を引き続きもらえるよう、不合格のサインをもらおうとしていた。気難しいPhilippeは他の候補者を気に入らず、周囲の反対を押し切って、介護の資格も経験もないDrissを雇うことにした。Philippeは自分のことを病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれるDrissと次第に親しくなっていく...。
これ、体が不自由な富豪とその介護人となった貧困層の移民の若者との交流と友情をコミカルに描いた映画。実在の人物をモデルにした話であり、年齢も生きてきた環境、考え方もまったく異なる2人が、徐々にお互いを認め合っていく様がリアルだし楽しいし、じわっと泣けるもの。
ともかく2人の間には偽善はないし、ぎくしゃくした居心地の悪さを感じさせないのがよかった。Drissの天真爛漫な笑顔にやられた映画でした。
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