「Heaven Can Wait/天国から来たチャンピオン」を観た
1979年、自分が中学生だった頃、映画館に観に行った「Heaven Can Wait/天国から来たチャンピオン」(1978/Cinema)。34年ぶりにもう一度観てみた。
こんなあらすじ。Los Angeles RamsのQuaterbackの控え選手Joe Pendleton(Warren Beatty)は、出場が決まったSuper Bowlを前に交通事故で急死してしまう。自分の死に納得できないJoeが、天使長Jordan(James Mason)に抗議したところ、担当天使のミスで50年も早く天国に召されたことがわかった。Joeは即刻地上に舞い戻ることになったが、Joeの肉体は既に火葬された後だった。代わりの身体として大富豪Leo Farnsworthを提案されたJoeだったが、Football選手に戻りたいため断ろうとする。しかし、Farnsworthに公害問題で抗議に来た女性Betty(Julie Christie)一目惚れしたJoeは、しばらくの間という条件でFarnsworthの身体を借りることになった...。
これ、あのWarren Beattyが監督、脚本、製作、主演し、プロフットボールの選手の人生が大富豪の資本家の人生と入れ替わってしまうハートウォーミングなファンタジー映画。ユーモアや笑いの中に、人の運命とか人との赤い糸とかが考えさせられるし、死ぬことの意味とか、人はどう生きていくべきなのかを感じさせてくれるもの。
個人的には大富豪Farnsworthの秘書で、Farnsworthの妻と不倫していたTonyを演じたCharles Grodinがよかった。映画「Midnight Run/ミッドナイト・ラン」もよかったけど、Charles Grodinのうまい役者っぷりに今回も笑わせていただいた。
34年ぶりだったけど、この映画も不朽の名作ですね。
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