「ACIDMAN THE BEST/ACIDMAN」を聴いた
おととし2012年でMajor Debut10周年だったACIDMAN。彼らの10年分のBest Album「ACIDMAN THE BEST」(2012/Album)が世田谷中央図書館で借りれたので、じっくり聴いてきた。
正直ACIDMANって、あまりはハマることなく過ごしてきたBand。音が重すぎたり、歌詞が壮大すぎたりしてて、自分的には若干too muchな印象を持ってた。でも、2007年ころ終電もなくなったカラオケで歌い疲れた体で聴いた「赤橙」が染みてしまい、ジワジワと聴き出し、遅まきながらCDJ11/12で彼らのLiveを体験したりとつきあってきている。で、この2枚組Best盤は、2002年のDebutからのAll Time Bestな選曲なんで、あらためてじっくりと彼らの10年の歴史を感じることができた。
では曲について書いてみます。まずはDisc1から。
・M-01「to live」:新録されたIndies時代の曲。性急なRapがどこか珍しい。
・M-02「造花が笑う」:Heavyな音にMajorなCodeが進む。聴き込むといい。
・M-03「アレグロ」:静かな流れからサビの疾走感あるMelody Lineがいい。
・M-04「赤橙」:ともかく泥酔した深夜に聴くと体に染みわたる名曲。この世界感がたまらない。
・M-05「Your Song」:若さが光るPUNK Number。
・M-06「アイソトープ」:視界が広がるサビがいい。
・M-07「波、白く」:刻んだAメロのRhythmからの拡散がいい。
・M-08「飛光」:重めのRhythm隊とHeavtなGuitarが絡む激しいRock Tune。
・M-09「リピート」:豊かで優しいMelodyもACIDMANの鉄板。
・M-10「イコール」:今からおよそ10年前、2回のRIJF2004でGrassのシートゾーンでぼーっと観たACIDMAN。この曲も演ってた。
・M-11「水写」:静寂で美しいMelody。
・M-12「廻る、巡る、その核へ」:ゆったりと深耕していくSpiritualなMidium Tune。
・M-13「world symphony」:疾走感と構築美にあふれた佳曲。
・M-14「季節の灯」:綺麗で壮大なBallad。
・M-15「ある証明」:どんどんアガっていく高揚感、Drive感がと強弱のある豊かなMelodyと硬質なGuitar。個人的に彼らのBest Trackがこの曲かもしれない。
そしてDisc2。
・M-01「Returning」:動と静、強と弱といった芳醇なMelodyがいい佳曲。
・M-02「Ride the wave」:Guitarの音色が美しいRock Tune。
・M-03「スロウレイン」:綺麗なAメロが引き込まれるMidium Tune。
・M-04「プリズムの夜」:これも壮大で美メロ。BrassやSymthの使い方が秀逸。
・M-05「UNFOLD」:ゆったりとしたMelodyから入るのがいい。
・M-06「REMIND」:疾走感ある音がLiveで映える。
・M-07「式日」:冬の木漏れ日のよう優しくて、でも力強いMelodyがいい。6th Album「Life」でのBest Trackがこの曲だった。
・M-08「FREE STAR」:柔らかし、ドMajorなRock Tune。やたらPositive。
・M-09「±0」:ゴリゴリとBassがうなるHeavy Tune。
・M-10「CARVE WITH THE SENSE」:いろなんかFes.の映像で何回も聴いた曲。まさにLiveのための1曲。
・M-11「Under the rain」:繊細さと疾走感を備えた佳曲。
・M-12「ファンタジア」:Popで明るいさと語感に富んだMidium Tune。
・M-13「I stand free」:Acosticで始まるでっかいLove Song。
・M-14「DEAR FREEDOM」:強烈なNoiseの中にある静謐さがいい。
・M-15「ノエル」:優しくて激しいArrangeが秀逸。
・M-16「2145年」:大木伸夫の囁くように歌う感じから、激しいMelodyに行く流れがいい。
・M-17「ALMA」:宇宙的だし、壮大で、悠久で、どこまでも広がっていくMidium Tune。これはいい。
まだまだ聴いていないAlbumがたくさんある。これからもジワジワと聴いていきたい。
● ACIDMAN THE BEST/ACIDMAN (2012/Album)
=Disc1=
M-01. to live -新録-
M-02.造花が笑う
M-03. アレグロ
M-04. 赤橙
M-05. Your Song
M-06. アイソトープ
M-07. 波、白く
M-08. 飛光
M-09. リピート
M-10. イコール
M-11. 水写
M-12. 廻る、巡る、その核へ
M-13. world symphony
M-14. 季節の灯
M-15. ある証明
=Disc2=
M-01. Returning
M-02. Ride the wave
M-03. スロウレイン
M-04. プリズムの夜
M-05. UNFOLD
M-06. REMIND
M-07. 式日
M-08. FREE STAR
M-09. ±0
M-10. CARVE WITH THE SENSE
M-11. Under the rain
M-12. ファンタジア
M-13. I stand free
M-14. DEAR FREEDOM
M-15. ノエル
M-16. 2145年
M-17. ALMA
* ACIDMAN are Nobuo Ohki(Vocal,Guitar),Masatoshi Sato(Bass),Ichigo Urayama(Drums).
* Words:Nobuo Ohki
* Music&Arrangement:ACIDMAN
* Produced by ACIDMAN.
* Recorded and Mixed by Kiyoshi Hishita at Studio Terra,Aobadai Studio.
* Mastered by Kiyoshi Hishita at Avocado Studio.
* TOCT-28085 2012 EMI Music Japan Inc.
cf.ACIDMAN My CD/DVD List
- 創 (2002/Album)
- equal (2004/CDS)
- ある証明 (2005/CDS)
- And World (2005/Album)
- Life (2008/Album)
- A Beautiful Greed (2009/Album)
- ACIDMAN THE BEST (2012/Album)
「音楽」カテゴリの記事
- 代官山通信 Vol.168(2024.11.27)
- T-Shirts #130 -Live Forever:Oasis 30th Anniversary Exhibition 30th Logo Tee-(2024.11.26)
- Caravan "HARVEST PARK"@茅ヶ崎里山公園(2024.11.03)
- 「いわゆる「サザン」について/小貫信昭」を読んだ(2024.10.26)
- 代官山通信 Vol.167(2024.10.25)
「Rock」カテゴリの記事
- 代官山通信 Vol.168(2024.11.27)
- T-Shirts #130 -Live Forever:Oasis 30th Anniversary Exhibition 30th Logo Tee-(2024.11.26)
- Caravan "HARVEST PARK"@茅ヶ崎里山公園(2024.11.03)
- 「いわゆる「サザン」について/小貫信昭」を読んだ(2024.10.26)
- 代官山通信 Vol.167(2024.10.25)
Recent Comments