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Monday, March 10, 2014

「Body Double/ボディ・ダブル」を観た

Bodydouble 面白そうだったので観てみたBrian De Palma監督の「Body Double/ボディ・ダブル」(1984/Cinema)について。
 こんなあらすじ。B級映画の売れない俳優で閉所恐怖症のJake(Craig Wasson)は仕事を失い、手当たり次第でオーディション会場に足を運んでいた。住む場所にも困り、友人の豪邸で留守番を頼まれている役者のSam(Gregg Henry)と知りあったJakeは、Samの代わりに豪邸での留守番を引き受ける。向かいの豪邸に住む美女Gloria(Deborah Shelton)の覗き見を勧められたJakeは、望遠鏡での覗き見を夜な夜な楽しんでいた。そんなある夜、近隣の建物からGloriaを見つめる怪しい男の存在に気づく...。
 これ、覗き見を続けたことから巻き込まれた猟奇的な殺人事件を描いたサスペンス映画。「裏窓」や「めまい」をモチーフに、Alfred Hitchcock監督へのオマージュとなっているもの。あのFrankie Goes To Hollywoodの「Relax」が挿入歌として使われたりと、80年代っぽいバブルな世相や性風俗が取り込まれ、懐かしかったりもするんだけど、内容的には正直微妙....。妻殺しの犯人がアリバイを成立させるために主人公を利用し、その主人公を幻惑させるというまさに影武者なトリックも正直チープ。うーん、イマイチでした。

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