「Finding Forrester/小説家を見つけたら」を観た
昔から気になってた映画「Finding Forrester/小説家を見つけたら」(2000/Cinema)。今回初めて観てみた。
こんなあらすじ。N.Y.C.のBronxが舞台。文学の才能を持つ16歳の黒人少年Jamal(Rob Brown)は、ある日バスケ仲間にそそのかされて忍び込んだ謎の老人William Forrester(Sean Connery) の部屋に自分のリュックを置き忘れてしまう。リュックの中にはJamalが秘密にしていた自分の創作ノートが入ってた。やがて彼のもとに戻ってきたリュックの中のノートには、赤字で老人の批評がびっしりと書かれていた...。
これ、Gus Van Sant監督が作った、伝説的な天才作家と文才のある黒人少年の心の交流を描いた人間ドラマ。人種も年齢も生い立ちも全く異なる老人と少年の師弟関係から始まった友情、少年が老人から教わること、老人が少年から気づかされることがじっくりと描かれていた。それにしても、少年が受けるねたみやそねみは本当に陰湿で、その屈辱感に2人が助け合い、立ち向かうシーンがとてもよかったと思う。
全体として清々しいし、大げさな作りにしていないのがとても好感がもてる映画だった。確かにお勧めです。
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