「大人のための文章道場/樋口裕一」を読んだ
あらためて文章の書き方について勉強したくなり読んでみた「大人のための文章道場/樋口裕一」(角川文庫)について。
この本に書いてあるのは、いまさら学ぶ系の文章テクニックの本。主題はなにか、主題は絞られているか、全員にウケなくても読み手にとって退屈じゃない内容になっているか、「予告・エピソード・展開・まとめ」の型の大事さ、具体性やリアリティはあるか、書き出しにインパクトはあるか、比喩とか形容詞の使い方は適切か、推敲の大事さとか、「です・ます」調と「だ・である」調が生み出す文章のリズム感とかとかを具体例文とともに学んでいくというもの。高校生の頃、入試の小論文対策で勉強した気がするけど、すっかり忘れていることばかり。はい、なかなか目からウロコな内容でした。
もちろん会社では文章とは言わないまでも企画書やレポートや書く機会はめちゃめちゃあるし、最近はレジュメ祭だし、プライベートでもBlogを日々書いてたりと、なんだかんだで文章を書く機会は多い。丁寧語の使い方とか口語文と文語の関係とか、段落や句読点の使い方とは、わかっていないまま書いていた。たまにはこんな文書術をふりかえるのもいいかもしれません。
cf. 樋口裕一 読破 List
- 大人のための文章道場 (2009)
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