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Tuesday, May 13, 2014

「Boogie Nights/ブギーナイツ」を観た

Boogienights 昔から好きな監督の一人、Paul Thomas Anderson。彼の出世作の1つ、「Boogie Nights/ブギーナイツ」(1997/Album)について。
 こんなあらすじ。ナイトクラブでアルバイトをしていたEddie(Mark Wahlberg)は、ある日、ポルノ映画の監督Jack(Burt Reynolds)にその才能を見込まれ男優としてスカウトされる。業界に飛び込んだEddieは"Dirk Diggler"という芸名で、ヒット作を連発し、数々の賞を受賞するなど、徐々にスターダムにのし上がっていく。そんな名声と贅沢な生活を手にしたEddieだったが、次第にコカインに手を出すようになる...。
 これ、エロ業界を題材にしているんだけど、思ってたほどその手の描写は少ない。むしろ、映画からビデオに時代が変わり斜陽産業化していく業界の悲しさとか、若手俳優の出現による嫉妬とか、世間の人々の偏見などなど、不器用な人間達の生き様がおかしくて悲しい。加えて、同僚Scotty J.を演じたPhilip Seymour Hoffmanの存在とかが泣けてくる。
 個人的には70年から80年代のDisco Tune満載の音楽もよかったし、エロとドラッグによる栄枯盛衰を描いた佳作だと思います。

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