Sunday, May 25, 2014
Saturday, May 24, 2014
Italian Bar & Grill VENTO
今日の夕飯はちょっと懐かしい品川へ。で、行ったのは、昔このあたりで働いていた時、昼飯によく行った「Italian Bar & Grill VENTO」。ちょいちょいパスタを食べてた気がする。今日は、ビールを飲みつつ、マルゲリータ、鶏肉のグリルなどを。量が多そうなので、今日はパスタをとらなかったけど、ともかくおいしい。それにしても、週末土曜日の夜でも結構混んでて、うれしくなる。ごちそうさまでした。
ここのテラスはわんこOKだった。それにしても、会社の近くにわんこ連れて食事をする日がくるとは思わなかったです。
綱吉の湯 & 大江戸温泉物語@お台場
今日はLoveとPeaceを連れて、お台場へ。彼らにとって初めてのお台場だけど、行ったのはわんこ専用の温泉「綱吉の湯」。まずは施設内のドッグランへ。
緑の草地で結構大きいドッグラン。Loveは目をランランと輝かせながら本当に楽しそう。一方のPeaceはおどおどしつつも、それなりに楽しんでいたと思う。
ドッグランで遊んだ後は、いよいよ温泉。そこそこちょうどいい温度の中、おっかなびっくりのわんこ達。それでもLoveのほうはお湯にも慣れ、それなりに泳いでた。一方のPeaceはお風呂のふちに立ち、怖いらしい。その後は、シャンプーして、乾かせて、終了。ふわふわで綺麗になってよかった。
わんこ達のシャンプーとかして、こっちも大汗になり、やっぱり、「大江戸温泉物語」へ。浴衣と帯を選び、ラーメン博物館のようなくいどころを抜け、温泉へ。そこそこ人が入っているのに、あまりに巨大なんで全然混んでいない。40度前後に設定された温泉に入り、露天風呂に行き、ちょっと疲れが取れた。明日からの長めの出張前に来れてよかった。またゆっくりきまーす。
肉菜工房 うしすけ
今日はお台場。で、昼飯は、わんこOKな焼肉ということで、「肉菜工房 うしすけ」(台場店)へ。いただいたのは、"焼肉ランチ"(1,000円也)。カルビ、ロース、豚トロ、野菜に、玉子スープ、サラダ、ドリンクがついて、ご飯のおかわりは自由で、このCPは素晴らしい。それにしても、ここ、わんこに対して異様に優しい。写真は撮ってくれるし、おやつのサンプルはくれるし...なので、わんこ同伴率がほぼ100%でビックリ。お台場ってわんこに優しい町なのね。ごちそうさまでした。
Friday, May 23, 2014
「The Graduate/卒業」を観た
今から20年ほど前、買った8mmのテープで観たことがある「The Graduate/卒業」(1967/Cinema)。ひっさびさに観直してみた。
あらためてこんなあらすじ。大学を卒業し前途洋々のBenjamin(Dustin Hoffman)は、祝賀パーティの席で誘惑されたRobinson夫人(Anne Bancroft)と逢瀬を重ねていた。しかし、Robinson夫人の娘Elaine(Katharine Ross)が現れたことで、2人の関係は崩れていく。親の勧めでいやいやながらもElaineと付き合いだしたBenjaminは、次第にElaineに惹かれていった。そして、Robinson夫人とBenjaminの関係がElaineの知るところとなったが...。
最後の教会でのシーンなど今観ると正直古臭さとこっ恥ずかしさを感じてしまったものの、今までに自分の姿を投げ捨てて、新しい人生をつかもうと主人公の苦悩と勇気はなかなかのもの。でもなんだかんだ言ってもこの映画の良さは、Simon & Garfunkelの音楽の良さ。「The Sound of Silence」、「Mrs. Robinson」、「Scarborough Fair/Canticle」などなど、やっぱり聴き込んでしまった。Simon & GarfunkelのCDを棚からひっぱり出して、もう一度聴いてみたくなった映画だった。
「The Freddie Mercury Tribute Concert」を観た
昔VHSを買って観たことがある「The Freddie Mercury Tribute Concert for AIDS Awareness」(1992/DVD)。WOWOWで放送されたので、ひさびさにもう一度観直してみた。
これ、19992/4/20、LondonのWembley Stadiumで開催されたFreddie Mercury追悼のために大規模なConcert。QueenのMemberとFreddie Mercuryを敬愛するArtist達によって行なわれたもので、1991/11/24のFreddie Mercuryの死を悼みつつ、盛大に行われたRock Concertになっていた。
まず、このConcert映像の途中に、過去のQueenのLive映像やPVが流れるんだけど、これがまた懐かしい。彼らのChorus Workとか楽曲の多彩さ、Freddie自身の圧倒的な存在感など、その構築美にあらためて脱帽した。
で、Liveのほうだけど、ともかく錚々たるArtist達にまずは感動。Metallica、Extreme、Guns N' Roses、Roger Daltrey、Robert Plant、Lisa Stansfield、David Bowie、Annie Lennox、George Michael、Elton Johnなどなどここまでのメンツを集めたLiveってほんと観たことがない。で、個人的によかったのは、カントリー調のMelodyがよかった「Too Late God」、「Paradise City」、途中のReggae Beatがたまらない「Knockin' on Heaven's Door」、力強いRoger Daltreyにぴったりな「I Want It All」、Robert PlantのVocal力が光る「Crazy Little Thing Called Love」、大観衆がCrap HandsするシーンをStageから観てみたい「Radio Ga Ga」、「I Want to Break Free」、「Under Pressure」、「Heroes」、「Somebody to Love」、爆発特効の後にStageに飛び出したAxl Roseが最高な「Bohemian Rhapsody」、出演者全員による「We Are the Champions」あたり。
そして、今回もう一度観たかった最大の理由は、Axl Roseによる「We Will Rock You」。このRockのカタルシスはもう何も言えなくなる。このシーンは本当に凄すぎる。
そうそう今年2014年のサマソニにQueenが出る。このNewsはやっぱりうれしい。
● The Freddie Mercury Tribute Concert/Various Artists (1992/DVD)
M-01. Enter Sandman/Metallica
M-02. Sad But True/Metallica
M-03. Nothing Else Matters/Metallica
M-04. Queen Medley/Extreme
Mustapha~Bohemian Rhapsody~Keep yourself Alive~I Want To Break Free~Fat Bottomed Girls~Bicycle Race~Another One Bites The Dust~We Will Rock You~Stone Cold Crazy~Radio Ga Ga~Bohemian Rhapsody
M-05. Now I'm Here/Def Leppard & Brian May
M-06. Too Late God/Bob Geldof
M-07. Paradise City/Guns N' Roses
M-08. Knockin' on Heaven's Door/Guns N' Roses
M-09. Tie Your Mother Down/Joe Elliott,Slash & Queen
M-10. I Want It All/Roger Daltrey,Tony Iommi & Queen
M-11. Las Palabras de Amor/Zucchero & Queen
M-12. Hammer to Fall/Gary Cherone,Tony Iommi & Queen
M-13. Stone Cold Crazy/James Hetfield,Tony Iommi & Queen
M-14. Crazy Little Thing Called Love/Robert Plant & Queen
M-15. Too Much Love Will Kill You/Brian May
M-16. Radio Ga Ga/Paul Young & Queen
M-17. Who Wants to Live Forever/Seal & Queen
M-18. I Want to Break Free/Lisa Stansfield & Queen
M-19. Under Pressure/David Bowie,Annie Lennox & Queen
M-20. All The Young Dudes/Ian Hunter,David Bowie,Mick Ronson & Queen
M-21. Heroes/David Bowie,Mick Ronson & Queen
M-22. '39/George Michael & Queen
M-23. These Are the Days of Our Lives/George Michael,Lisa Stansfield & Queen
M-24. Somebody to Love/George Michael,London Gospel Choir & Queen
M-25. Bohemian Rhapsody/Elton John,Axl Rose & Queen
M-26. The Show Must Go On/Elton John,Tony Iommi & Queen
M-27. We Will Rock You/Axl Rose & Queen
M-28. We Are the Champions/Liza Minnelli & Ensemble
* Filmed Live at London's Wembley Stadium on 20 April 1992.
* Produced by Queen and Jim Beach.
* Directed by David Mallet.
cf. Queen My CD/DVD List
- The Freddie Mercury Tribute Concert (1992)
- Magic-Queen Live in Budapest,1986 (2012)
酉玄
今日は(もう昨日だけど)、シンガポール在住のKさんが帰国され、Kyo-chan、後輩I君、Mtzk君で飲み会。場所はMtzk君の同級生"玄さん"がやってるお店「酉玄」。場所は武蔵小山。美味しい鶏をいろいろいただきつつ、話まくり。このメンツ、きっかけはRock Fes.だったけど、こうやってもう10年以上つきあえるのはうれしい。このあとはもう1軒カラオケして、おひらき。ほんと楽しかった。ごちそうさまでした。
Thursday, May 22, 2014
「Pay It Forward/ペイ・フォワード 可能の王国」を観た
昔から観たかった映画のひとつ「Pay It Forward/ペイ・フォワード 可能の王国」(2000/Cinema)。今回やっと観れた。
こんなあらすじ。Trevor(Haley Joel Osment)は、中学1年生になった最初の日、社会科の担任Simonet先生(Kevin Spacey)から「この世の中を良くするためにはどうしたらいいか考え、実行に移せ」という課題を与えられる。悩んだ末、Trevorは他人から受けた親切を別の3人に回していくという"Pay It Forward"を思いつく。早速実践を始めたTrevorは、仕事が見つからないホームレスを助け、アルコール依存と暴力的な夫に悩む母親Arlene(Helen Hunt)を救おうとし、独身のSimonet先生と自分の母親Arleneを結び付けようとするが...。
「他人から受けた親切を別の3人に返す"Pay It Forward"をみんなが行なえば、やがて世界は変わるかもしれない」という少年のアイデアとその実行を描いたファンタジー映画。あくまで性善説に立って、自分でもやってみたらいいんじゃないか!って思える部分もあるけど、このLastにはちょっとビックリ。それでもLastの光の道のシーンは結構好きで、あの「Field Of DreamsS/フィールド・オブ・ドリームス」を思い出してしまった。
よくも悪くも心にひっかかった映画だった。
Wednesday, May 21, 2014
「HISTORY OF THE YELLOW MONKEY」(WOWOW)を観た
WOWOWで放送された「HISTORY OF THE YELLOW MONKEY」について。
THE YELLOW MONKEY、シングルはそれなりに聴いていたけど、彼らの活動期、そんなに聴き込まなかったBand。そんなTHE YELLOW MONKEYの歴史をLive映像で追うというのが今回の放送なんだけど、ダイジェストとはいえ、彼らの歴史を集中的にイッキに観れた。
それにしても、PsycheでPopでGramで妖艶。最後の2001年の東京ドーム公演まで、その佇まいはずっと変わっていなかった。あの時、なぜにそんなにのめり込まなかったんだろう...。
● On Air Set List:HISTORY OF THE YELLOW MONKEY
M-01. SLEEPLESS IMAINATION (1990.12.28 渋谷・La mama)
M-02. WELCOME TO MY DOGHOUSE (1991.7.21 渋谷・La mama)
M-03. SUBJECTIVE LATE SHOW (1992.4.14 渋谷・Club QUATTRO)
M-04. VERMILLION HANDS (1993.1.26 新宿・日清パワーステーション)
M-05. 審美眼ブギ (1993.6.19 日本青年館大ホール)
M-06. Romantic Taste (1993.6.19 日本青年館大ホール)
M-07. SECOND CRY (1994.3.30 中野サンプラザホール)
M-08. A HENな飴玉 (1994.3.30 中野サンプラザホール)
M-09. 薔薇娼婦麗奈 (1994.3.30 中野サンプラザホール)
M-10. 悲しきASIAN BOY (1994.3.30 中野サンプラザホール)
M-11. マリーにくちづけ (1995.4.11 日本武道館)
M-12. Love Communication (1995.4.11 日本武道館)
M-13. I (1995.4.11 日本武道館)
M-14. SUCK OF LIFE (1995.4.11 日本武道館)
M-15. I LOVE YOU BABY (1996.1.12 日本武道館)
M-16. 太陽が燃えている (1996.1.12 日本武道館)
M-17. SPARK (1996.7.21 NHKホール)
M-18. TACTICS (1996.7.21 NHKホール)
M-19. SWEET & SWEET (1996.7.21 NHKホール)
M-20. LOVERS ON THE BACKSTREET (1996.12.28 日本武道館)
M-21. I CAN BE SHIT,MAMA (1997.5.8 横浜アリーナ)
M-22. 天国旅行 (1997.5.8 横浜アリーナ)
M-23. 楽園 (1997.9.14 西宮スタジアム)
M-24. 紫の空 (1997.9.14 西宮スタジアム)
M-25. LOVE LOVE SHOW (1997.9.14 西宮スタジアム)
M-26. BULB (1998.7.20 LONDON ASTRIA)
M-27. SUBJECTIVE LATE SHOW (1998.12.28 日本武道館)
M-28. 真珠色の革命時代(Pearl Light of Revolution) (1998.12.28 日本武道館)
M-29. パンチドランカー (1999.3.10 横浜アリーナ)
M-30. O.K. (1999.3.10 横浜アリーナ)
M-31. 球根 (1999.3.10 横浜アリーナ)
M-32. 甘い経験 (1999.3.10 横浜アリーナ)
M-33. マリーにくちづけ (1999.12.28 日本武道館)
M-34. 毛皮のコートのブルス (1999.12.29 日本武道館)
M-35. SHOCKHEARTS (2000.5.10 横浜アリーナ)
M-36. バラ色の日々 (2000.5.10 横浜アリーナ)
M-37. サイキック No.9 (2000.5.15 日本大学文理学部)
M-38. ジュディ (2001.1.18 東京ドーム)
M-39. GIRLIE (2001.1.18 東京ドーム)
M-40. SHOCKHEARTS (2001.1.18 東京ドーム)
M-41. JAM (2001.1.18 東京ドーム)
M-42. 悲しきASIAN BOY (2001.1.18 東京ドーム)
M-43. WELCOME TO MY DOGHOUSE (2001.1.18 東京ドーム)
「Olympus Has Fallen/エンド・オブ・ホワイトハウス」を観た
ホワイトハウスを舞台したテロ映画「Olympus Has Fallen/エンド・オブ・ホワイトハウス」(2013/Cinema)。面白そうだったので観てみた。
こんなあらすじ。シークレット・サービスとしてアメリカ大統領一家を警護する任務を帯びていたMike Banning(Gerard Butler)は、不慮の事故によって大統領夫人を死なせてしまう。そして2年後、Mikeはホワイトハウス周辺を担当する警備員となっていたが、そんな矢先、独立記念日を迎えたホワイトハウスが北朝鮮テロリスト・グループによって占拠されてしまう。テロリスト達は大統領の解放と引き換えに、日本海域からの米海軍撤収と核爆弾作動コード開示を要求する。特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたMikeは、単身ホワイトハウスに飛び込んでいくが...。
ホワイトハウスが北朝鮮のテロリストに占拠され、合衆国大統領が人質に取られるというアクション映画。主人公がたった一人で武装グループへの反撃を開始していくくだりは正直どこかで観たような設定なんだけど、この映画の凄さはともかく残忍な惨殺シーンが続くこと。大統領官邸が陥落していく中、犯人達の容赦ない惨殺描写がこれでもかと続き、ホワイトハウスは死体の山とかしていく。この圧倒的な破壊と虐殺が凄まじい。そんな中、John McClaneさながらに主人公が活躍していくんだけど、それが爽快だったり悲惨だったりして、いつのまにかのめり込んでしまった。
おんなじような時期におんなじような設定で「White House Down/ホワイトハウス・ダウン」もあったはず。こっちもいつか観てみたい。
Tuesday, May 20, 2014
「トラップ/相場英雄」を読んだ
「震える牛」、「共震」と読んできた相場英雄さん。世田谷中央図書館で借りて、続いて読んでみた「トラップ」(双葉社)について。
これ、警視庁捜査二課第三知能犯捜査係に所属する若手刑事"西澤"の活躍を描いた警察小説。それぞれこんなあらすじ。
・「土管」:
同期の"江田"に出世の差を付けられてしまった"西澤"は、貧困者支援を専門にするNPO法人と手を組んだ生活福祉課長の汚職を地道に調べていたが、まだ確実な証拠をつかめていない。そんな西澤に先輩刑事たちが指南した伝統的捜査手法"土管"とはなにか...。
・「手土産」:
"西澤"は選挙違反の摘発のために他係の手伝いをすることになり、牛込署で東京一区担当になるが、そこの責任者"中野"は典型的な本部嫌いで、全く相手にしてもらえない。西澤は地道な捜査活動をしていくとともに、気になった新政党を独自に調査していく...。
・「捨て犬」:
期間限定で配属されたキャリアの警視"小堀"も警視庁捜査二課に加わり、ある詐欺グループを摘発した。押収資料を詰めた段ボールを運び込んでいると、小堀が関係ない段ボールを抱えていて、その中身は捨てられた柴犬だった。里親が見つかるまでと、係内で世話をすることになったその犬と重なるかのような秘密が小堀にはあった...。
・「トラップ」:
汚職事件の関係者を逮捕し、喜びに浮かれていた西澤たち。ところがそこにはとんでもない落とし穴があり、彼らは奈落の底に突き落されたのだった...。
この警察小説、詐欺や横領犯を担当する捜査二課を舞台にしたものなんだけど、中身は緻密。殺人事件を題材にした警察小説とは異なり、いかに論理と推理とツメがポイントとなり、独特の捜査手法が繰り広げられている。その中で、同じ課内のライバルとか、厚生労働省の麻薬取締部とか、ライバル関係にある組対五課とか、監察チームの動向に怯える警察官達とか、本部と所轄の対立とかが綿密に描かれていた。独特の切なさや味わいを感じる、殺人事件がない警察小説。なかなか面白かった。
「Magnolia/マグノリア」を観た
この映画「Magnolia/マグノリア」(1999/Cinema)をDVDで買って観て、監督Paul Thomas Andersonが気になりだした。で、もう一度観直してみた。
あらためてこんなあらすじ。死期を迎えた大物プロデューサー(Jason Robards)と彼と確執のある新興宗教の教祖まがいのSEX伝道師という息子(Tom Cruise)と後妻(Julianne Moore)と看護師(Philip Seymour Hoffman)、ガンを宣告されたTV人気司会者(Philip Baker Hall)と彼に恨みを持つ麻薬中毒の娘(Melora Walters)とその娘に恋する警察官(John C. Reilly)、子供の頃クイズ王だったダメ男(William H.Macy)と今天才と騒がれている少年(Jeremy Blackman)などなど、LAに住む彼らの24時間が描かれる...。
この映画の凄さは一見、相互に無関係と思われる10人以上の男女の24時間を通して、不可思議な糸でつながってゆくくだり。3時間を超える長編作品の中で、それぞれの人間関係がこれでもかと粘質的に描かれて、暴かれていく様が凄まじい。そして、Lastの空から大量に降ってくるカエルのシーンがあまりに突拍子もないんだけど、それが呆気に取られるほどコミカルで、異様で、どこか爽やかで、またしてもイッキにテンションがアガってしまった。
この映画の凄さは、冗長でToo Muchでもてあまし気味な脚本の秀逸さにあると思う。なんだかんだ言ってももう一度観てよかった映画だと思う。
Monday, May 19, 2014
「光のなかに立っていてね/銀杏BOYZ」を聴いた
2005年にReleaseされた銀杏BOYZの1st Album「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」と「DOOR」。あれから9年もたってやっとReleaseされた「光のなかに立っていてね」と「Beach」。まずは「光のなかに立っていてね」(2014/Album)について。
このAlbumは完全にNoiseまみれ。暴力的で混沌としたNoiseの中に銀杏BOYZの思いが見えるんだけど、そこにたどり着くまでに4人の中で起きた激しいぶつかりあいと執念と緊張感が残り、その結果、安孫子真哉、チン中村、村井守がBandを去ることに。オリジナルメンバーの4人が最後に残した思いと戦いのAlbumだと思う。
ともかく曲について。
・M-01「17才」:南沙織が歌った原曲のCover。暴力的なNoiseまみれ。
・M-02「金輪際」:重いNoiseとPopなMelodyの絡み合いが最高。
・M-03「愛してるってゆってよね」:Dub StepからのRapが新鮮。
・M-04「I DON'T WANNA DIE FOREVER」:2007年の1st CDS「あいどんわなだい」のRe-Arrange。打ち込み主体の音が気持ちいい。♪人間以下の僕は 生きてる価値なし 人間以下の僕は ときめく権利なし 人間以下の僕は 人間になりたい♪、この歌詞は最高!
・M-05「愛の裂けめ」:重みのある演歌調のMelodyに♪裏切りの果てにわたくしはそれでもなお生きることを選びました♪といったドス黒い歌詞がのるドロドロな1曲。
・M-06「新訳 銀河鉄道の夜」:「銀河鉄道の夜」(from "DOOR")のRe-make。峯田の切ない歌詞と切ないVocalの佳曲。
・M-07「光」:♪ひかり ひかり ひかり 君をつつめよ ひかり ひかり ひかり 僕を置いてけよ いけるかな 君のいる場所へ いけるかな 光の射す場所へ♪。優しいMelodyと阿鼻叫喚のMelodyによる再生の歌。この曲はいい。
・M-08「ボーイズ・オン・ザ・ラン」:2009年の4th CDS。すべての男子への応援歌。
・M-09「ぽあだむ」:キラキラと鮮やかなPopなMelodyに1回聴いただけでイッキに好きになった。♪ねえなんか日常って、武器のない戦場ね♪、♪ノイズってきもちーね、カオスって綺麗だね♪、♪やわらかい地獄ってもう、天国にも似てるから♪...こんな歌詞もいい。そして、PVでの1,283人分の女性の投げキッスやキス顔の映像が素晴らしい!!
・M-10「僕たちは世界を変えることができない」:打ち込みなMelodyに晴々としたあきらめとBandの敗北が包みこまれてる。
今後の銀杏BOYZが気になるけど、次は同時にReleaseされた「Beach」についても書いてみたい。
● 光のなかに立っていてね/銀杏BOYZ (2014/Album)
M-01. 17才
M-02. 金輪際
M-03. 愛してるってゆってよね
M-04. I DON'T WANNA DIE FOREVER
M-05. 愛の裂けめ
M-06. 新訳 銀河鉄道の夜
M-07. 光
M-08. ボーイズ・オン・ザ・ラン
M-09. ぽあだむ
M-10. 僕たちは世界を変えることができない
* Ging Nang Boyz:Shinya Abiko(Bass),Chin Nakamura(Guitar),Kazunobu Mineta(Vocal),Mamoru Murai(Drums)
* Words and Music Written buy Kazunobu Mineta.
* Produced by Ging Nang Boyz.
* Engineered by Keiji Kondo.
* Recorded at Azabu O Studio,Freedom Studio,Soundcrew,Tri-Tone.
* Mastered by Kenji Matsunaga at Warner Music Mastering.
* SKOOL-21 2014 Hatsukoi Mo℃ Gakuen
cf. 銀杏BOYZ My CD/DVD List
- 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命 (2005/Album)
- Door (2005/Album)
- 光のなかに立っていてね (2014/Album)
「Born to Be Wild/BORN TO BE WILD-野生に生きる-」を観た
人間と動物の絆を描いたネイチャードキュメンタリー映画「Born to Be Wild/BORN TO BE WILD-野生に生きる-」(2011/Cinema)について。
これ、こんな話。東南アジアの海に浮かぶボルネオ島のジャングルで、世界的な霊長類学者ガルディカス博士は、親を亡くしたオランウータンの子供を保護するための施設を作り上げ、博士とスタッフ達は人間の子育てと同様の手間と愛情をかけていた。一方アフリカ・ケニアのサバンナ地帯では、ゾウの保護活動家として有名なシェルドリックたちは、やはり親を失った子ゾウたちを群れに戻すべく懸命の努力を重ねていた...。
これ、親を亡くした動物の子を救うため奔走する人間達の愛情と献身と努力を描いたネイチャードキュメンタリー映画。ボルネオとケニアを舞台に、親を失って自然のままでは生き延びることが困難となったオランウータンの子供達とアフリカゾウの子供達の命を救うために、必死の努力を続ける人々の姿を誠実に追っている。この姿が緊張感と優しさと無償の愛にあふれていて、観ていて感動をおぼえてしまう。しかもこの映画の良さは圧倒的な映像美の世界。高精細カメラで撮影された自然の映像は、鳥肌が立つほど素晴らしかった。
絶滅危惧動物の保護活動って本当にわからない世界だし、知ってみたい世界。いつかそんな活動を自分なりもやってみたいと思わせる映画だった。
Sunday, May 18, 2014
駒沢 #440
昨日に続き、今日も汗ばむほどの暑さの世田谷地方。朝一で近所を散歩して、映画「The Descendants/ファミリー・ツリー」を観たりして、昼にポテトコロッケランチを食べたりしてから、LoveとPeaceを連れて、今週も駒沢ドッグランへ。暑いけど、ぼちぼち混んでる。
で、今日も他のわんこが寄ってくると闘争心むきだしのLove、ちょっとビビりがちのPeace。それでも太陽を浴びたり、日陰で休んだりと、それなりに楽しんでたわんこ達。また行きましょう。
その後は、公園のベンチで休憩。嵐よういちさんの「海外ブラックロード 危険度倍増版」を読んだり、居眠りしたり。ともかく日差しはあるけど、風が気持ちいい日曜でした。
公園通りの洋食屋 ROMAN #9
今日の昼飯は、ひさびさに駒沢公園近くの洋食屋さん「公園通りの洋食屋 ROMAN」へ。で、いただいたのは、"ポテトコロッケランチ"(841円也)。カラっと揚がったころもの中に、ホクホクのジャガイモ。これはおいしいです。毎度だけど、わんこOKなのも助かすお店。ごちそうさまでした。
Saturday, May 17, 2014
八王子な一日 #8
今日は八王子の実家へ。いろいろ話したり、様子をみたり。で、その前に立ち寄ったほんごう公園。ガキのころ、ここで毎日遊んでた。夏休みのラジオ体操もここだった。恐竜のすべり台が塗装を重ねながらまだあって、うれしくなった。
この路地が公園から家に帰る道。なんか舗装されてたけど、なんか覚えてる。
これ、ニュー八王子という映画館。ここでスター・ウォーズを観て、ジョーズを観て、未知との遭遇を観て....。ここが映画好きの出発点です。
たまに帰って、基本に戻る。そんな時間も必要ですね。
弘富
今日の昼飯は2回ともたまたま閉店で、3度目の正直でやっと入れた「弘富」(八王子)。いただいたのは、"ラーメン"(600円也)に"味玉"(50円也)。煮干しが効いた鶏出汁の醤油スープ、固ゆでのストレートな中細麺に、大きめの叉焼が2枚に、とろとろな半熟玉子、メンマに八王子ラーメンならではの玉ネギ。このすっきりな切れの良い味わいのスープとこれに合う麺、いやー、すばらしい。加えて店主のお人柄が素晴らしく、並んでも全然苦にならない。いやー、今まで食べた八王子ラーメンでここが1番になりました。ごちそうさまでした。
しげ & やきとりJACO
昨夜は前から企画していた設計系の皆様との飲み会。場所は大井町。まずは1軒目は「しげ」。メンツはNkmrさん、Mrkmさんに初めてのTbymさん、遅れて長野からKmが合流。ぶっちゃけ、飲むのは初めてのメンツだったんだけど、異様に盛り上がる。今の状況などなど本音トーク炸裂で、楽しかったし、たくさん思うことがありました。それにしても、ここのもつは絶品ばかり。また行きたいと思います。ごちそうさまでした。
そして2軒目は、同じく大井町で「やきとりJACO」。メンツもSkrさん、初めてのKtさん、遅れてKtmr君。酔いもまわり、さらに激しい飲み会になっていく。もう記憶がほとんでない。で、バッグに芋焼酎のボトルが入っていた。ごちそうさまでした。
というわけで初めてのメンツでの飲み会、とてもよかった。みんな、バラバラになっていくのはツライけで、またどこかで会えればと思います。ありがとうございました!!
Friday, May 16, 2014
「Trouble With The Curve/人生の特等席」を観た
Clint Eastwood主演のスポーツドラマ「Trouble With The Curve/人生の特等席」(2012/Cinema)。面白そうだったのでちょっと観てみた。
こんなあらすじ。Gus(Clint Eastwood)は、長年大リーグ"アトランタ・ブレーブス"の名スカウトとして手腕を振るってきたが、ここのところ歳のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せないGusに、チームは疑いの目を向けていた。そんな窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のMickey(Amy Adams)だった...。
大リーグのスカウトという仕事を通じて、疎遠だった父娘が絆を取り戻していく様を描いたスポーツドラマがこれ。頑固で不器用な父親と長い間そんな父親を遠くに感じていた娘。似た者同士であるがゆえに衝突する様とか、2人の間に存在する親子の壁を、親から子に受け継がれた野球への愛によって取り戻し、もう一度関係を再生していくストーリーがとても爽やかで心があたたまる。正直観る前は想定できるストーリーだったんだけど、すっかりハマって観てしまった。こんな暖かい話もたまにはいいです。
Thursday, May 15, 2014
「Celebration Day/Led Zeppelin」を観た
Led Zeppelin、奇跡の再結成Liveを収めた「Celebration Day」(2012/DVD)。「レッド・ツェッペリン Celebration Day/祭典の日」としてWOWOWで放送されたのでじっくりと観てみた。
これ、2007/12/10、LondonのThe O2 Arenaで開催されたもので、Led Zeppelinを見出したAtlantic Recordsの創始者Ahmet ErtegunのTribute ConcertにHead Linerとして出演したLiveの映像。一夜限りの再結成Liveということで、2,000万人がTicket争奪戦が繰り広げられたもの。Memberは、Jimmy Page、Robert Plant、John Paul Jonesに亡き父John Bonhamの遺志をついだJason Bonham。ともかく凄まじいものだった。
まず驚いたのは変わらない演奏力の高さ、クリエイティビティの高さ。Robert Plantの声量は全然衰えていないし、Rockって歳を取ってもやれるってことを再認識。で、特によかったのは、「Black Dog」、「Trampled Under Foot」、「Dazed And Confused」、Double NeckのGuitarが泣ける「Stairway to Heaven」、RIJF渋谷陽一の朝礼を思い出す「The Song Remains The Same」、変わらない大袈裟感がいい「Kashmir」、そして「Whole Lotta Love」と「Rock And Roll」あたり。
そしてすべてが終わってStageいっぱいのBackに映されたLed Zeppelinロゴを見て鳥肌が立った。いやー、凄かった。
● Celebration Day/Led Zeppelin (2012/DVD)
M-01. Good Times Bad Times
M-02. Ramble On
M-03. Black Dog
M-04. In My Time of Dying
M-05. For Your Life
M-06. Trampled Under Foot
M-07. Nobody's Fault But Mine
M-08. No Quarter
M-09. Since I've Been Loving You
M-10. Dazed And Confused
M-11. Stairway to Heaven
M-12. The Song Remains The Same
M-13. Misty Mountain Hop
M-14. Kashmir
M-15. Whole Lotta Love
M-16. Rock And Roll
* Bass Guitar,Keyboards:John Paul Jones,Guitar:Jimmy Page,Vocals:Robert Plant & Drums,Percussion,Backing Vocals:Jason Bonham
* Recorded Live 10th.Dec.2007 at the O2 Arena,London.
* Three P Films Limited,2012.
cf. Led Zeppelin My CD/DVD List
- Celebration Day (2012/DVD)
「Oblivion/オブリビオン」を観た
Tom Cruise主演のSF大作「Oblivion/オブリビオン」(2013/Cinema)。公開当時観にいかなったんだけど、あらためて観てみた。
こんなあらすじ。2077年、"Scavs"と呼ばれるエイリアンの攻撃により地球が壊滅し、生き残った人類は遠い惑星へと移住を余儀なくされていた。最後まで地球に残り監視任務に就いていたJack Harper(Tom Cruise)は、ある日、墜落した謎の宇宙船の中で眠っている美女(Andrea Riseborough)を発見した。彼女を保護したJackだったが、そこへ現れたBeech(Morgan Freeman)という謎の男に捕らわれてしまう。BeechはJackに驚くべき真実を告げ、そのことからJackと地球の運命が大きく動き始める...。
この映画の良さは映画全体を通して訴えられる既視感。主人公のJackが繰り返し見る奇妙な夢を通じてとらわれていく、ジワジワとした地球に対する懐かしさや記憶の描写がいい。さらに、空に浮かぶ破壊された月の存在感、機能的で無機質なデザインの住居や装置や乗り物などなど、細部にわたって綿密に作られていて、その設定や描写にも引き込まれてしまった。で、この映画、結局は壮大なLove Storyだったことがわかっていく。なかなか練り込まれた、よい映画だったと思います。
Wednesday, May 14, 2014
「熱帯魚/吉田修一」を読んだ
去年から最近集中的に読んでいる吉田修一さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「熱帯魚」(文春文庫)について。
これ、3つの短編が収録されている。それぞれこんなあらすじ。
・「熱帯魚」:
大工の"大輔"は子連れの美女"真実"とその娘"小麦"と同棲し、結婚を目指しているのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟"光男"までが加わっていた。そんな不思議な共同生活の中で、ふたりの間には微妙な温度差が生じていたが、その矢先、大輔は、新築中の家の施主の娘にちょっかいを出してしまう。まさに娘との火遊び中に火事騒ぎを起こしてしまい、この騒ぎをきっかけに大輔を取り巻く人との関係が崩れ始める...。
・「グリンピース」:
半同棲状態の"草介"と"千里"は付き合いだして2年ほどたつが、近頃の草介は千里が自分の彼女であることが恥ずかしいと思っていた。そして、友達の彼女の"椿"のことが気になりだし、椿も自分のことが好きなのに違いないと思い込んでいた。ある日、草介は椿と千里を比較し、千里に対してイライラをつのらせて、わし掴みにしたグリーンピースを思いっきり投げつけてしまう...。
・「突風」
"新田"は、久しぶりに取れた長期の休暇を千葉の九十九里で過ごすことにし、そこの民宿で住み込みのアルバイトを始めた。その民宿で出会った奥さんは、そのあたりでは異彩を放つ存在だった。そんなある日、その日奥さんをちょっとの間、ドライブへ連れ出したが...。
基本的にこの3つの短編はどれも恋愛小説。ただし共通しているのはどの男もみんな自分勝手で自己中心に生きている。で、個人的によかったのは、「熱帯魚」の主人公の大輔。どことなく鈍感で、まわりに対して押しつけがましい仕切り屋で、ひとりで空回りしている。それでも彼の感情や考え方ってどことなく理解できるし、彼の孤独感も理解できるもの。しかもなんだかんだでまわりの人々もやさしい人なのがちょっと切ない。
この短編集「熱帯魚」を読み終えて、吉田修一さんのいままでの小説はすべて読了。後は最新刊の「怒り」を読めばコンプリート達成。世田谷中央図書館からの貸し出しOK連絡を待つばかり。
cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- 熱帯魚 (2001)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- 東京湾景 (2003)
- 長崎乱楽坂 (2004)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- ひなた (2006)
- 女たちは二度遊ぶ (2006)
- 初恋温泉 (2006)
- うりずん/吉田修一・佐内正史 (2007)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- 元職員 (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 空の冒険 (2010)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
- 路(ルウ) (2012)
- 愛に乱暴 (2013)
「ラストデイズ 忌野清志郎×太田光」(NHK)を観た
この5月連休にNHKで放送された「ラストデイズ 忌野清志郎×太田光」(NHK)。ちゃんと観た。
これ、太田光(爆笑問題)の目線で作られた忌野清志郎。26年前に録音された幻のテープを中心に、社会問題を歌い出した清志郎への邂逅とか、番組としてメッセージされている。で、このテープ、当時EMI宣伝部長あてに"オセーボだぜ!"と送られたものだけど、「風に吹かれて」、「サン・トワ・マミー」や「Paint It Black」などCover曲が収録されていて、これがのちのあの問題作「Covers」につながるもの。これは凄い! そして太田光が語る清志郎だけど、太田が選挙は意味がないと書いたことに対して清志郎に文句を言われた話、清志郎の母国"都立日野高校"を訪ね、「トランジスタ・ラジオ」の舞台となった屋上に上がったり、泉谷しげるや仲井戸麗市と語ったりと、いい意味で懐かしさとうれしさが伝わってきた。
清志郎が亡くなって、もう5年が経ったけど、彼の残した歌は今も全然色あせない...。
Tuesday, May 13, 2014
「Boogie Nights/ブギーナイツ」を観た
昔から好きな監督の一人、Paul Thomas Anderson。彼の出世作の1つ、「Boogie Nights/ブギーナイツ」(1997/Album)について。
こんなあらすじ。ナイトクラブでアルバイトをしていたEddie(Mark Wahlberg)は、ある日、ポルノ映画の監督Jack(Burt Reynolds)にその才能を見込まれ男優としてスカウトされる。業界に飛び込んだEddieは"Dirk Diggler"という芸名で、ヒット作を連発し、数々の賞を受賞するなど、徐々にスターダムにのし上がっていく。そんな名声と贅沢な生活を手にしたEddieだったが、次第にコカインに手を出すようになる...。
これ、エロ業界を題材にしているんだけど、思ってたほどその手の描写は少ない。むしろ、映画からビデオに時代が変わり斜陽産業化していく業界の悲しさとか、若手俳優の出現による嫉妬とか、世間の人々の偏見などなど、不器用な人間達の生き様がおかしくて悲しい。加えて、同僚Scotty J.を演じたPhilip Seymour Hoffmanの存在とかが泣けてくる。
個人的には70年から80年代のDisco Tune満載の音楽もよかったし、エロとドラッグによる栄枯盛衰を描いた佳作だと思います。
rockin'on 5 May 2014
だいぶ古いけど「rockin'on 5 May 2014」について。気になった記事を書いてみる。
●Damon Albarn New Album "Everyday Robots":
「Parklife」とかあの頃聴きまくったBlur、そのBlur解散、Gorillazでの活躍、そしてBlur復活とこの来日...。なんだかんだでDamon Albarnの音楽をいまだに聴いている。やっぱりBritish Popって大好きなんだろな。
これ以外の記事では、My Chemical Romance New Album "May Death Never Stop You~The Greatest Hits 2001-2013~"(やっぱ鉄板買いか)、Pixies 復活、Knotfest 日本開催、The Rolling Stones Live at Tokyo Dome、Jake Bugg 来日直前Interview、サマソニ主催者 清水直樹氏(クリエイティブマン)Interview(Arctic MonkeysからRobert Plantまで、清水さんの話はほんと面白い!!)など。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・Everyday Robots/Damon Albarn (Album)
・Girl/Pharrell Williams (Album)
・Recess/Skrillex (Album)
Monday, May 12, 2014
ROCKIN'ON JAPAN MAY 2014
若干古めだけど読んでみた「ROCKIN'ON JAPAN MAY 2014」。ちょっと気になった記事を。
●the HIATUS New Album "Keeper Of The Flame":
最近ヘビロテ中の1枚、the HIATUS、New Album"Keeper Of The Flame"。the HIATUSも4枚目となるんだけど、Bandとして、AlbumとしてのGrooveの統一感がいい。まさにDanceとシンガロングを意識した1枚。もう少し聴き込みます。
●ユニコーン New Album "イーガジャケジョロ":
これもヘビロテ中の1枚。32Pの別冊企画として、メンバーの撮り下ろし写真を含め力が入ってる。それにしてもこの全員インタビューを読むと、電大チームの活力のノリに引きずられて1枚できてしまった模様。電大って凄いんだ...。ともかくもう少し聴き込みます。
これ以外の記事では、クリープハイプ New CDS "寝癖"、ACIDMAN New CDS "EVERLIGHT"、女王蜂 Live at SHIBUYA-AX、爆弾ジョニー Major Debut、Gotch New Album "Can't Be Forever Young"(早く聴かねば...)、RADWIMPS Live at YOKOHAMA ARENA、THE BACK HORN New Album "暁のファンファーレ"、ART-SCHOOL New Album "YOU"、ゲスの極み乙女。 New Album "みんなノーマル"、黒猫チェルシー New Album "Cans Of Freak Hits"など。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ 暁のファンファーレ/THE BACK HORN (Album)
・ EVERLIGHT/ACIDMAN (CDS)
・ みんなノーマル/ゲスの極み乙女。 (Album)
・ 我ら、時 通常版/小沢健二 (Album)
・ フロントメモリー/神聖かまってちゃん (CDS)
・ はじめての爆弾ジョニー/爆弾ジョニー (Album)
・ Cans Of Freak Hits/黒猫チェルシー (Album)
「黒夢 LIVE 2014 黒と影」(WOWOW)を観た
黒夢の初の武道館Live「黒夢 LIVE 2014 黒と影」がWOWOWで放送された。せっかくなんでちょっと観てみた。
途中活動休止期間があったものの、この2014年にMajor Debut 20周年を迎えた黒夢。そんな20th Anniversaryの中、2014/1/29に初めての武道館Liveが行われ、今回の放送はLive映像と2人のInterviewが収録されていた。この黒夢、正直Visual系の印象が強く、全盛期はあんまり聴いていなかった。で、今回観て思ったんだけど、ナルシストなStyleは若干苦手なんだけど、音はともかくタイト。結構聴かず嫌いだったかもしれない。
で、このLiveで特によかったのは、「BARTER」、「解凍実験」、「Suck me!」、「C.Y. HEAD」、「CANDY」、「ミザリー」、「少年」、そして「Like@Angel」あたり。それにしても、名曲「少年」以外は全然知らなかった。
今後、黒夢を聴き込むことはないと思うけど、またチャンスがあれば聴いてみたい。
● On Air Set List:黒夢 LIVE 2014 黒と影
M-01. FAKE STAR
M-02. 13 new ache
M-03. I HATE YOUR POP STAR LIFE
M-04. SPOON&CAFFEINE
M-05. BARTER
M-06. 解凍実験
M-07. カマキリ
M-08. MIND BREAKER
M-09. CAN'T SEE YARD
M-10. BASS SOLO
M-11. アロン
M-12. MASTURBATING SMILE
M-13. Suck me!
M-14. C.Y. HEAD
M-15. CANDY
M-16. 後遺症~aftereffect~
M-17. Sick
M-18. ミザリー
M-19. 少年
M-20. Like@Angel
* Filmed Live at Nippon Budokan on 29th Jan.,2014.
* Produced by WOWOW.
「Hard Eight/ハードエイト」を観た
昔から好きな監督の一人、Paul Thomas Anderson。氏のDebut作「Hard Eight/ハードエイト」(1997/Album)について。
こんなあらすじ。John(John C. Reilly)は、亡くなった母親の葬式代を稼ぐため、ラスベガスのカジノにやって来たが有り金を失い、途方に暮れていた。そこへSydney(Philip Baker Hall)という初老の賭博師が現われ、もう一度カジノに連れて行き、ギャンブルで金を稼ぐコツを教え、勝たせていった。2年後、プロのギャンブラーに成長したJohnは、久しぶりにSydneyと再会した。この時、SydneyはJohnに恋人のClementine(Gwyneth Paltrow)と友達のJimmy(Samuel L.Jackson)を紹介されるが、Jimmyには過去の秘密を握られていた...。
これ、ギャンブルの世界を通して、"他者への無償の施し"が描かれる作品。ぶっちゃけ、老賭博師がなぜに青年に親切なのかというテーマだけでひっぱられていく。人物像をこれでもかと深堀して描いている点では面白いものの、正直そこまでひっぱるには無理があるのは事実。後年のPaul Thomas Anderson独特の作風のはしりがあるとも思えなかった。ま、Paul Thomas Anderson好きしかなかなかお勧めできない映画かと思います。
Sunday, May 11, 2014
駒沢 #439
この日曜日もとても天気がいい世田谷地方。とりあえず、7時前からLoveとPeaceを連れて近所を散歩。まずは長谷川真知子美術館やサザエさん公園をあたりをまわってから、桜新町マックでひさびさの朝マック。ソーセージエッグマフィンってたまに食べるとほんとにおいしい。ごちそうさまでした。
その後は、Nkbysくんに借りた「進撃の巨人 Before the fall」を読んだり、映画「Trouble With The Curve/人生の特等席」を観たり、炒飯を食べたり...。
で、15時過ぎから駒沢公園まで歩き、ドッグランへ。天気もいいし、むしろ暑いくらいなんだけど、結構混んでる。Loveはしつこいわんこに吠えかかったり、Peaceはたまに歩いたり...。ともかくのんびりしてた。
その後は駒沢公園のベンチで休憩。今読んでるのは、本多孝好さんの「真夜中の五分前-five minutes to tomorrow」。"side-A"に続き、"side-B"ももう少し。そんな日曜日。
Saturday, May 10, 2014
休日
GW連休もとっくに終わり、ほっと一息の週末。今日もとてもいい天気。朝から「The Day After Tomorrow/デイ・アフター・トゥモロー」を観なおしたり、馬事公苑に散歩に行ったら、ばったり、Tjさんに再会したり、三茶まで味噌ラーメンを食べに行ったり、ニコタマまで髪を切りに行ったり...。そんな土曜日だった。
味噌ラーメン専門店 味噌一 #2
なんとなく普通の味噌が無性に食べたくなり、今日の昼食はひさびさに「味噌ラーメン専門店 味噌一」 (三軒茶屋店)へ。いただいたのは"味噌一らーめん ヤサイ"(870円也)。麺は太麺を選択し、 米糠の白味噌ベースな濃厚な味付けのスープをいただく。具はもやし、キャベツ、玉葱、人参にコーンとわかめとカイワレ大根にバター。途中、胡麻を振ってさらに風味が増した。20円カンパでいただく味付け玉子もよかった。たまに食べたくなる普通の味噌ラーメン。ごちそうさまでした。
Friday, May 09, 2014
「フィードバックファイル2/Asian Kung-Fu Generation」を聴いた
2006年当時裏Best盤と言われたAlbum「フィードバックファイル」。このAsian Kung-Fu Generationの編集盤の第2弾「フィードバックファイル2」(2014/Album)がReleaseされた。
これ、編集盤というか、2006年以降の裏Best盤的存在。10周年記念ライブで来場者に配布された音源、CDSにカップリングされたいわゆるB面曲、アジカンのライフワーク的なFes."NANO-MUGEN"用Compi盤「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION」収録曲、そしてLive Trackとアジカンファンとしてぜひ持っておきたくなる。このAlbumに入ってる音源はほぼ全部持ってるけど、やっぱりこうやって一つのAlbumとして聴くのがいい。さらに初回限定盤にはDVDが付いてて、2013の"European Tourや"STRAIGHTENERと回った"ASIA CIRCUIT"のLive映像も入ってる。これもたまらない。
ともかく曲について。まずはDISC 1_CD。
・M-01「ローリングストーン」:2013/9/14,15のデビュー10周年記念ライブ@横浜スタジアムで来場者に配布された音源。伊地知潔の作った音をBaseに曲として完成させた模様。それにしても♪午前3時半からのビートUKも 突然延期になったストーンローゼズも♪とかもツボだけど、4人のROCKをやり続けることをもう一度決意したような気分が伝わってくる。
・M-02「スローダウン」:これも10周年記念ライブで配られた音源。後藤正文のデモ音源を3人Arrangeで作ったとのこと。タメの利いたMelodyがいい。
・M-03「十二進法の夕景」:2006年5月の渋谷AXで初めて聴いた曲。♪夕景 夜が音を立てて 追い出す影 君をやり込めるよう♪、こんな抒情的な歌詞とMelodyがいい。Album「Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2006」に収録。
・M-04「夏蝉」:♪秋が微かに忍び寄るような そんな匂いがした それが僕には寂しかったな 時間がないな ないな♪、Hardな音に夏の風景が浮かぶ。Album「Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2008」に収録。
・M-05「夜のコール」:アジカンらしい疾走感とタメ。Album「Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2009」に収録。
・M-06「白に染めろ」:いい意味でアジカン定番的Power Pop。開放的な音って、そんだけで気持ちいい。CDS「新世紀のラブソング」に収録。
・M-07「ムスタング (mix for 芽衣子)」:「ムスタング」(2008)のRemix Version。Popな彩が加わってる。CDS「ソラニン」に収録。
・M-08「雨上がりの希望」:♪降り出した雨が いつしかの悲しみを日々に流さないように 土に包まって芽吹きを待った 雨上がりの希望♪。ともかく希望にあふれた4BeatのRock Tune。CDS「迷子犬と雨のビート」に収録。
・M-09「ひかり」:311震災に捧げられた歌。♪せめて僕は覚えていよう 東京の街で途方に暮れた日々を せめて僕は覚えていよう 圧倒的なこの無力を♪。誰もが感じて、途方に暮れたことを、そのままの言葉で歌われている。Album「Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2011」に収録。
・M-10「オールドスクール」:Bass山田貴洋作曲のRock Tune。鉄板のDrive感。CDS「マーチングバンド」に収録。
・M-11「リロードリロード」:たった1分52秒の力強いRock Tune。CDS「踵で愛を打ち鳴らせ」に収録。
・M-12「夜を越えて」:♪音楽はあまりに無力なんて常套句に酔っても 世界をただ一ミリでも動かすことが出来るだろうか♪。311震災以降のとまどいとそれを乗り越えていく強い意志がこもってる。Album「Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012」に収録。
・M-13「冷蔵庫のろくでもないジョーク」:伊地知潔の楽曲。UpperでEdgeの効いたGarage Sound。この「フィードバックファイル2」で個人的Best Trackはこれかもしれない。CDS「それでは、また明日」に収録。
・M-14「ケモノノケモノ」:ZETT Mが弾いてるPianoがとても印象的。♪ケモノになって君を奪えたらな いいのになぁ♪。この歌詞がどっか切ない。CDS「今を生きて」に収録。
・M-15「今を生きて」:喜多、山田、伊地知の3人でTrackを作ってから後藤が入ったという後藤ひとり体制からBandのSkillが完全に上がってた時期。まさに喜びとか悲しみととか全部ひっくるめて生きることを全肯定している軽やかな1曲。映画「横道世之介」主題歌。
・M-16「迷子犬と雨のビート (2010 江東区立若洲公園)」:♪僕たちの現在を 繰り返すことだらけでも そう いつか君と出会おう そんな日を思って 日々を行こう♪ こんなPositiveなMessageが、PositiveなMelodyに乗ってる。しかもアジカン初のHornが導入が新鮮。まさに新しいAnthemが生まれたと思う。
・M-17「アネモネの咲く春に (2012 東京国際フォーラム)」:♪想像を超える出来事が一度に起きて 名前のない悲しみだけが相変わらず今日も 当てどころなく空中に消えました まるで君たちのようです♪。後藤正文の今を綴った言葉が素晴らしい。311以降のActivityによって、絶対進化してると思う1曲。Album「ランドマーク」に収録。
続いて、DISC 2_DVDに。
2013の"European Tourや"STRAIGHTENERと回った"ASIA CIRCUIT"のLive映像も入っているんだけど、ともかく熱い。今のStadiumを一杯にするアジカンもいいけど、ほどよい大きさのLive HouseでPlayする演奏もいい。フリーチベットの旗もよかったし、シンガポールで「君という花」を演奏時、Floorから"ラッセーラッセー"のCallが入ったときはちょっと嬉しかった。ともかく貴重な映像集だ。
というわけで、アジカンの裏Best Album「フィードバックファイル2」。彼らのB面だろうとなんだろうと、どんなところでも決して手を抜かない姿勢が伝わってきた。あ、GotchのSolo Album「Can't Be Forever Young」、やっぱりちゃんと聴こうと思った。
● フィードバックファイル2/Asian Kung-Fu Generation (2014/Album)
=DISC 1_CD=
M-01. ローリングストーン
M-02. スローダウン
M-03. 十二進法の夕景
M-04. 夏蝉
M-05. 夜のコール
M-06. 白に染めろ
M-07. ムスタング (mix for 芽衣子)
M-08. 雨上がりの希望
M-09. ひかり
M-10. オールドスクール
M-11. リロードリロード
M-12. 夜を越えて
M-13. 冷蔵庫のろくでもないジョーク
M-14. ケモノノケモノ
M-15. 今を生きて
M-16. 迷子犬と雨のビート (2010 江東区立若洲公園)
M-17. アネモネの咲く春に (2012 東京国際フォーラム)
=DISC 2_DVD=
"ASIAN KUNG-FU GENERATION 2013 European Tour"
M-01. ブルートレイン (2013.5.31 at O2 Academy Islington,UK)
M-02. Re:Re: (2013.6.2 at Le Bataclan,France)
M-03. 遥か彼方 (2013.6.3 at Gloria,Germany)
"TOKYO FM present EARTH×HEART PROJECT ASIAN KUNG-FU GENERATION×STRAIGHTENER-10th Anniversary-ASIA CIRCUIT"
M-04. ソラニン (2013.12.7 at UNIQLO AX,Korea)
M-05. 君という花 (2013.12.20 at SCAPE Warehouse,Singapore)
M-06. セッション~1980 (2013.12.22 at Legacy Taipei,Taiwan)
* Asian Kung-Fu Generation:Masafumi Gotoh(Vocals,Guitar),Kensuke Kita(Guitar,Vocals),Takahiro Yamada(Bass,Vocals),Kiyoshi Ijichi(Drums)
* Produced by sian Kung-Fu Generation.
* Mastered by Stephen Marcussen at Marcussen Mastering.
* DISC 1 Bonus Live Track:
- M-16:2010.5.29 "ROCKS TOKYO 2010" at Wakasu Park
- M-17:2012.12.14 "TOUR 2012「LANDMARK」" at Tokyo International Forum
- Mixed by Kenichi Nakamura.
* DISC 2 DVD Staff:
- Mixed by Kenichi Nakamura.
- Direction and Produce:Kaori Yasuda
- On-Line Editor:Satoshi Yanagisawa CROSSCO
- MA Engineer:Yasuo Kosuge CROSSO
* KSCL-2370-2371 2014 Ki/oon Music Inc.
cf. Asian Kung-Fu Generation My CD/DVD List
- 崩壊アンプリファー (2003/Album)
- 未来の破片 (2003/CDS)
- 君という花 (2003/CDS)
- 君繋ファイブエム (2003/Album)
- サイレン (2004/CDS)
- リライト (2004/CDS)
- NARUTO-ナルト- ベストヒットコレクション (2004/Album)
- 君の街まで (2004/CDS)
- ソルファ (2004/Album)
- Sol-fa (2004/Album)
- 映像作品集1巻 (2004/DVD)
- 映像作品集2巻 Live at 武道館+ (2005/DVD)
- Asian Kung-Fu Generation presents Nano-Mugen Compilation (2005/Album)
- ブルートレイン (2005/CDS)
- ワールドアパート (2006/CDS)
- ファンクラブ (2006/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2006 (2006/Album)
- フィードバックファイル (2006/Album)
- 或る街の群青 (2006/CDS)
- 映像作品集3巻 Tour 酔杯 2006-2007 The Start Of A New Season (2007/DVD)
- アフターダーク (2007/CDS)
- 転がる岩、君に朝が降る (2007/CDS)
- ワールド ワールド ワールド (2008/Album)
- ムスタング (2008/DL)
- 未だ見ぬ明日に (2008/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2008 (2008/Album)
- 藤沢ルーザー (2008/CDS)
- サーフ ブンガク カマクラ (2008/Album)
- 映像作品集5巻~live archives 2008~ (2009/DVD)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2009 (2009/Album)
- 新世紀のラブソング (2009/CDS)
- ソラニン (2010/CDS)
- 迷子犬と雨のビート (2010/CDS)
- マジックディスク (2010/Album)
- ∀-Turn a/iLL (2010/Album)
- 砂の上 (2011)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2011 (2011/Album)
- マーチングバンド (2011/CDS)
- Best Hit Akg (2012/Album)
- 踵で愛を打ち鳴らせ (2012/CDS)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- それでは、また明日 (2012/CDS)
- ランドマーク (2012/Album)
- 今を生きて (2013/Album)
- The Recording at NHK CR-509 Studio (2013/Album)
- フィードバックファイル2 (2014/Album)
「Gimme the Loot/ギミー・ザ・ルート~NYグラフィティ~」を観た
SXSW Film Festival in 2012で最優秀審査員賞を取ったストリートムービー「Gimme the Loot/ギミー・ザ・ルート~NYグラフィティ~」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。若きアーティストのコンビ、Malcolm(Ty Hickson)とSophia(Tashiana Washington)はN.Y.C.の街のあちこちにグラフィティ(落書き)を描きまくっていた。自分達の作品を汚すライバル・グループがNew York Metsのファンであることから、Metsの本拠地Citi Field球場の名物であるホームラン・アップルに落書きをしてやろうと思い立った。そして、球場で警備員をやってるMalcolmの友人に500ドルを払うことになるが、そんな大金をもってない彼らはとあるマンションに泥棒に入ろうと試みるが...。
これ、 グラフィティに夢中な若い男女が巻き込まれる騒動を描いたストリートムービー。無名のキャストやスタッフがN.Y.C.のリアルな様と感覚が盛り込まれた映画に仕上がっている。それにしてもこの映画、大学生の頃大好きだったSpike LeeとかKeith Haringとかを思い出す。またいつか死ぬまでに再訪したい。
Thursday, May 08, 2014
「V.I.P.-the HIATUS-」(Space Shower TV)を観た
Space Shower TVの旬の特定ArtistをPick Upする番組「V.I.P.」。この2014年4月の「V.I.P.-the HIATUS-」として、3月に4th Album「Keeper Of The Flame」をリリースしたthe HIATUSが特集された。しっかりと観てみた。
今回の番組では、"2014.3.25 Studio Live on Ustream"でのStudio Liveの映像、そのリハの模様、そして幡ヶ谷のBARで行われたメンバーのAlbum打ち上げをかねたInterviewが放送された。特にBARでのInterviewはこのAlbumができるまでの思いや苦悩が笑いとともに伝わってきて、とてもよかった。「アンビエントに行かず、踊れるように作りたい」という細美武士のコメントは、まさにこのAlbumの本質を突いていた。それにしてもこの幡ヶ谷のBAR、いつか飲みにいきたいものだ。
で、Studio Liveの方は静寂の中にもメンバーの緊張感がやたら伝わってきた。「Something Ever After」はホントにいい曲だと思う。さ、 Album「Keeper Of The Flame」、もう少し聴き込もう!
● On Air Set List:
M-01. Roller Coaster Ride Memories
M-02. Something Ever After
M-03. Thirst
M-04. Unhurt
M-05. Tales Of Sorrow Street
* Studio Live on Ustream,2014.3.25.
「Firewall/ファイヤーウォール」を観た
コンピュータセキュリティをめぐるサスペンス映画「Firewall/ファイヤーウォール」(2006/Cinema)。面白そうだったので、ちょっと観てみた。
こんなあらすじ。Landrock Pacific銀行のコンピュータセキュリティ専門家Jack Stanfield(Harrison Ford)は、業界最高と言われるセキュリティシステムを構築した優秀なエンジニアだった。そんなJackのもとに、企業家Bill(Paul Bettany)が訪ねてくる。やがてBillは本性を現し、彼が率いる武装グループはJackの自宅に押し入って家族を人質に取ると、銀行から1億ドルを指定の口座へ移し替えるようJackを脅す。Jackは家族や銀行を守るため抵抗を試みるが、ついに自ら構築したシステムのセキュリティを破るよう命令される...。
強盗に家族を人質に取られたセキュリティエンジニアが、自ら構築したセキュリティを破るよう命令されるサスペンス映画。ま、よく悪くもありがちな内容。冷徹な犯罪者に、幸せな家族を奪われた主人公の奮闘を描いているだけど、正直標準的で鉄板でマンネリな印象を受けてしまった。やっぱりこの歳になったHarrison Fordに演じさせるには無理があるかもしれない。そんな中で唯一よかったのは、あの「24-TWENTY FOUR-」でChloe O'Brianを演じたMary Lynn Rajskubが登場したこと。この映画でも気難しい役を演じつつも、いい感じでJackを支えて、ちょっと懐かしかった。
というわけで、正直微妙な映画でした...。
Wednesday, May 07, 2014
「疾風ロンド/東野圭吾」を読んだ
ちょいちょい読んできてる東野圭吾さんの本。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「疾風ロンド」(実業之日本社文庫)について。
こんなあらすじ。泰鵬大学医科学研究所から新型病原菌"K-55"が盗まれた。犯人からここに埋めてあるという写真とともに脅迫文が送られてきたが、その写真にはスキー場らしき場所と目印になるテディベアしか写っていなかった。秘密裏に作った生物兵器であるため警察に通報することもできない中、所長の"東郷雅臣"は、主任の"栗林和幸"に「写真に写っているスキー場を突き止め、"K-55"を早急に回収せよ」という無理難題を突き付けた。そんな中、スキー場の目星をつけた栗林は、息子"秀人"とともに里沢温泉スキー場に向かうことになった...。
拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器を追い求めるサスペンス小説。ミステリ的な要素は少ないんだけど、K-55をめぐる人々の動きは、疾走感あるものだった。ま、生物兵器というハードな内容を扱いつつも、どこかコミカルなくだりも多く、そこがちょっと苦手がったけど、素直に楽しめるもの。
難しいことを考えず、イッキに楽しめるエンタテイメント小説。ひっさびさにスキーに行きたくなりました。
cf. 東野圭吾 読破 List
- ブルータスの心臓 (1989)
- 回廊亭殺人事件 (1991)
- 美しき凶器 (1992)
- パラレルワールド・ラブストーリー (1995)
- 悪意 (1996)
- 秘密 (1998)
- 白夜行 (1999)
- 予知夢 (2000)
- 嘘をもうひとつだけ (2000)
- レイクサイド (2002)
- 時生 (2002)
- 幻夜 (2004)
- さまよう刃 (2004)
- 容疑者Xの献身 (2005)
- 赤い指 (2006)
- 流星の絆 (2008)
- プラチナデータ (2010)
- 白銀ジャック (2010)
- 麒麟の翼 (2011)
- 真夏の方程式 (2011)
- マスカレード・ホテル (2011)
- 虚像の道化師 ガリレオ7 (2012)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2012)
- 夢幻花 (2013)
- 疾風ロンド (2013)
「Martha Marcy May Marlene/マーサ、あるいはマーシー・メイ」を観た
カルト集団から逃げ出した女性のトラウマを描いた「Martha Marcy May Marlene/マーサ、あるいはマーシー・メイ」(2011/Cinema)。面白そうだったのでちょっと観てみた。
こんなあらすじ。Martha(Elizabeth Olsen)は、山奥にキャンプを張るカルト集団のもとで2年間の共同生活を送った後、そこから脱走し、湖畔の別荘で新婚の夫Ted(Hugh Dancy)と暮らす姉Lucy(Sarah Paulson)ら姉夫婦のもとへ身を寄せた。カルト集団にいたことを知らない姉夫婦はMarthaを優しく見守るが、忌まわしい記憶がMarthaを苦しめ続けた...。
自然回帰を指向した集団生活を隠れ蓑に、強盗やレイプ、殺人までも行っていたカルト集団。このカルト集団から逃げ出した主人公の言動が徐々に常軌を逸していくところが恐ろしい。マインドコントロールが解けていない状態の中、日常の何気ない動作や習慣がカルト集団での記憶を呼び覚ましてしまう。映画のタッチとしては抑制の利いた静かに描かれているんだけど、それが彼女が抱える忌まわしい記憶をさらに際立たせていて、なんともいえない心理的スリラー映画になっていた。加えて、難しく繊細な役どころ演じたElizabeth Olsenの演技力もなかなかよかった。恐ろしいけどどこかひっかかる映画だった。
Tuesday, May 06, 2014
BUFFET THE VILLA #7 & 二子玉川公園
GWも今日でおしまい。あいにくの寒空の世田谷地方だったけど、ひさびさの「BUFFET THE VILLA」でビュッフェなランチを。LoveとPeaceも一緒なので、寒かったけど、わんこOKなテラス席をキープ。で、なんだかんだで、この写真にのってる料理、すべてを完食し、ワインも飲みまくりの完飲。あー苦しいけど、幸せ、幸せ。ごちそうまさでした。
とりあえず、LoveもPeaceもおやつを食べつつ待ってくれた。次回はもう少し天気がよい日に来ましょう。
その後は、酔いざましをかねて、この4月中旬に二子玉川公園に来てみた。とてもみはらしがいい。ただ、あまりに風も強く寒かったので、すぐに退散。次回はもっと暖かい日に絶対来たいと思います。
そして、歩いて家に戻り、そのまま2時間ほど昼寝。熟睡して、あーすっきり。そんなGWの最終日。
Monday, May 05, 2014
休日
今日は小雨まじりの肌寒いGWの世田谷地方。オークラランドから世田谷中央図書館あたりを朝散歩して、映画「Olympus Has Fallen/エンド・オブ・ホワイトハウス」を観て、NHKで放送された「ラストデイズ"忌野清志郎 x 太田光"」を観て、世田谷中町あたりにちょっと行った。そんなGW。
Sunday, May 04, 2014
ステーキハウス NEW TEXAS #8
1か月前の4/3で5歳になったPeaceの誕生日を祝うため、今日の夕飯は結構お世話になっている駒沢の「ステーキハウス NEW TEXAS」へ。で、いただたのはリブロースステーキ200gのミディアムレアで。これに生ビールとサラダとご飯とアイスクリーム、アイスコーヒー。ニンニク醤油と大根おろしの和な味付けに、ぶっちゃけご飯のおかわりが止まらない。ここステーキはほんとに好きです。それにしても、肉フェスでいろいろちょいちょい食べるものもいいけど、がっつり集中して食べるのもいいです。ごちそうさまでした。
お店がわんこ用にサービスしてくれる生肉を、LoveもPeaceもガンガン食べてた。誰に似たんだろ...わんこ達の誕生日はこれからも毎年ここです。
駒沢 #438
今日もとてもいい天気だったGWの世田谷地方。午後からLoveとPeaceを連れて、駒沢ドッグランへ。肉フェス開催中ということもあり、ドッグランもとても混んでる。で、今日はとてもフレンドリーなチワワ3匹が寄ってきてくれて、とても癒された。それにしても日差しが強く、ジワジワと日焼け中。
ちなみに朝の散歩は、世田谷線宮の坂駅あたりを。宮の坂駅に保存してある世田谷線の車輛を初めて近くで観たけど、結構痛んでる。そんなGW。
亞細亞食堂 サイゴン SAIGON #3
今日の昼飯は、ひさびさ 世田谷線上町駅近くの「亞細亞食堂 サイゴン SAIGON」にて、"焼きビーフン"(760円也)。ピリ辛のビーフン炒めなんだけど、ナンプラーの強烈な香りと干し海老のコクが食欲をそそる味。ごちそうさまでした。
Saturday, May 03, 2014
休日
夕方、LoveとPeaceを連れて、近所を散歩。世田谷線世田谷駅、国士舘大学あたりをのんびり歩いたんだけど、気温も高く、あまり歩きたがらないわんこ達。これ以外は、映画「Magnolia/マグノリア」を観たり、相場英雄さんの「トラップ」を読んだり...。そんなGWの土曜日。
CAFE & DINER NEWOLD #2
今朝の気持ちいい天気のGW。朝の散歩のついでに立ち寄ったご近所のCafe「CAFE & DINER NEWOLD」。ここは2回目。いただいたのは、"ベーコンエッグオープンサンド"(飲み物付きで550円也!!)。ベーコンとパンの上に、半熟の目玉焼き。シンプルな味付けがいいです。それにしても、このNEWOLDさん、わんこ用のお水を出してくれたりとうれしい限り。次回こそ、ここのハンバーガーを食べてみたい。ごちそうさまでした。
Friday, May 02, 2014
駒沢 #437
肉フェスでお肉をいただいてから、LoveとPeaceといつもの駒沢ドッグランへ。このイベント、ペットNGとのことで、ドッグランに流れるひとも少なく、今日はとても空いている。そんな中でも、Loveは吠えまくり。あはは....。
ちなみに早朝は駒沢弦巻通りにある小泉公園まで散歩。今日はよく歩きました...。
肉フェス
突如、このGWに駒沢公園で開催された「肉フェス」。今日から5/6(火)まで開催されるんだけど、早速参戦。平日だけど、結構混んでる。
まずは600円の食券を買ってから、なにを食べようかを考えだすだけど、すでに15時をすぎてるためか、食べようと思ってた"黒毛七厘"の「ビッグボールメンチ"などが売り切れになってる。うーん、残念。とりあえず、この3つを食することに。
"超熟成黒毛和牛 鉄板焼 宮地"の「和牛ハンバーグ」。ロッシーニ風は売り切れてたけど、とりあえず確保。濃厚な肉汁がうれしい。
"馬肉食堂 馬鹿うま"の「馬肉ユッケ炒め」。臭みもなく、ボリュームもあってうれしい味付け。
"築地 鳥藤"の「焼き鳥」。つくねも入って、全部で4本。そうそう、肉食べるとご飯がほしくなるじゃないですか。で、この会場で買うと1杯、300円なので、あまりに高い!! で、家でご飯をたいてタッパーに入れて持ち込みました(笑)。
そして、那須高原ビールの"スコティッシュエール"を。やっぱり、外で食べる肉とビールは最高です。
ちなみにこの「肉フェス」はペット完全NG。とりあえず、LoveとPeaceはずっとキャリーバッグの中で我慢してもらいました。おいしい肉のにおい、きっとつらかっただろうな。
この肉フェス、あの寺門ジモンさんが来ていたようだけど、あえず。ただ、フジTVの佐野アナウンサーがうまそうにケバブを食ってました。
それにしても、ラーメンショー、オクトバーフェストに続くこの肉フェス...駒沢公園のフードショー聖地化、ほんとうれしいばかり。ごちそうさまでした。
Thursday, May 01, 2014
社食 #70 -煮干しラーメン-
2014/5/1(木)、湘南のオフィスでの勤務がスタート。とりあえず1発目の昼飯は社食で"煮干しラーメン"(339円也)に玉子半個をトッピング。醤油ベースのスープに、縮れ麺。これに叉焼、メンマ、ナルト、葱、ほうれん草という構成。煮干し臭は弱めだけど、こんなものでしょう。ごちそうさまでした。
「そして二人だけになった Until Death Do Us Part/森博嗣」を読んだ
Mtzk君に借りてボチボチ読んでる森博嗣さん。今回は「そして二人だけになった Until Death Do Us Part」(講談社ノベルス)について。
こんなあらすじ。全長4,000メートルという世界最大級の海峡大橋を支える巨大なコンクリート塊"アンカレイジ"の内部にある"バルブ"と呼ばれる空間に、そのプロジェクトを推進した科学者、医者など6名が集まった。そして、何ものかによって通信システムが破壊され、完全密室と化したバルブの中で連続殺人事件が起こる。最後に残ったのは、盲目の天才科学者"勅使河原潤"と彼のアシスタント"森島有佳"だった...。
海に囲まれた巨大なコンクリート密室で起きた殺人劇を描いたサスペンス小説。ボリューム的は膨大は文量で、特に最新科学と技術の粋を集めた"バルブ"に関する専門的な話はToo Muchな難しさなんだけど、流れ的には読みやすく、結構スラスラと読めた。で、クローズドサークルという密室を舞台に人が死んでいくというありがちなパターンなんだけど、最後の最後は非常に大胆な終わり方で、正直予想外な結末だった。
これでMtzk君に借りた森博嗣さんの7冊の小説はこれにて読了。今後もちょいちょい読んでみたと思う。Mtzk君、どうもありがとう!
cf. 森博嗣 読破 List
- 夏のレプリカ Replaceable Summer (1998)
- 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show (2000)
- 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (2000)
- 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits (2001)
- そして二人だけになった Until Death Do Us Part (2001)
- 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest (2002)
- 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away (2002)
- イナイxイナイ PEEKABOO (2007)
Recent Comments