Love&Peaceのブローチ
ご近所にお住まいのTjmmさんにLove&Peaceのブローチを作っていただいた。さっそく、LoveとPeaceのキャリーバッグにつけてみた。いい感じです。どうもありがとうございます!!
ご近所にお住まいのTjmmさんにLove&Peaceのブローチを作っていただいた。さっそく、LoveとPeaceのキャリーバッグにつけてみた。いい感じです。どうもありがとうございます!!
少々古いけど、「ROCKIN'ON JAPAN JULY 2014」、気になった記事を。
●ROCK IN JAPAN FESTIVAL15周年:
今年2014年で15周年を迎えるROCK IN JAPAN FES.の歴史を80ページにわたって特集した大総括号。RIJFが始ったのが2000年で、自分がこのFes.に行くようになったのが2003年。今年でもう12年も夏のある日はひたちなかで過ごしてきたことになる。まさかのサザンや矢沢永吉、解散直前のエルレ、テナーの初Grassトリ、ホルモンやサンボの初Grass、Lakeの番人Grapevine、銀杏BOYZ峯田の全裸事件...この特集号、自分が観たStageもたくさん載っていて、なんか懐かしいし、いろいろ思い出す。さ、今年もひたちなかに行こう。
これ以外の記事では、五十嵐隆 DVD "生還"、椎名林檎Interview、星野源 New CDS "Crazy Crazy・桜の森"、ASIAN KUNG-FU GENERATION New Tune "スタンダード"、JAPAN JAM 2014、The Birthday New Album "COME TOGETHERなど。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ Nippn/椎名林檎 (CDS)
・ Crazy Crazy・桜の森/星野源 (CDS)
・ Come Together/The Birthday (Album)
・ ジーザスフレンド/N'夙川BOYS (Album)
・ 生還 live at NHKホール 2013.05.08/五十嵐隆 (DVD)
今日の夕飯は、世田谷線上町駅から世田谷通りを農大方面に向かった先にちょっと前にオープンした担々麺とまぜそばのお店「だんだん」。いただいたのは、白ゴマで"太肉担々麺"(900円也)。スープは胡麻の香りが漂う濃厚さで、唐辛子の辛さ、山椒の辛さが食べるほどに伝わり、最後は汗だく。この濃厚スープに合う麺は、中細麺で歯ごたえもあり。これに辛さとうま味が凝縮した豚の角煮で太肉と挽肉、葱、青菜、うずらの玉子が2個。大汗かいて、梅雨の蒸し暑さを一瞬忘れました。次回は四川そばという汁なし担々麺にしよう。ごちそうさまでした。
弦巻のOmmblaで昼飯を食べてから、そのままLoveとPeaceをチャリに乗っけて、今週も駒沢公園ドッグランへ。結構暑いんだけど、思ってた以上に混んでる。
今日もLoveはうれしそうにドッグランの中を縦横無尽に走りまわり、うれしそうに他のわんこに吠えながら絡んでいる。Peaceは急な晴れ間の暑さにはぁーはぁーしてた。ともかくひさびさの梅雨の満喫。
その後は公園のベンチで休憩。そんな日曜日。
今日の朝飯はひさびさに世田谷通り上町駅近くの「鹿港 Lu-Gang」へ。ここ、肉まんの人気店なんですが、通常の肉まんや肉頭に加え、ちょっと前からカレー肉まんと辛口肉まんがメニューに追加されてて、今日は初めての"辛口肉まん"をいただきました。熱々の中、こぼれる肉汁がたまらないし、春雨など辛み系の具材もいい。次回はカレー肉まんにしょう。ごちそうさまでした。
八王子からの帰り道、今日の夕飯は桜上水下車、甲州街道沿いにある「あぶら~亭」。いただいたのは、"あぶら~麺+半炒飯"(980円也)。いわゆる油そばということで、でん粉ベースの歯ごたえモチモチの中太麺、上質背脂でできてる自家製ラードを油、焦がし葱、ニンニク、葱、ナルト、そしてジューシーな叉焼をぐちゃぐちゃに混ぜてから一口。うん、いける。これにタレ、酢、ラー油をかけながら、自分好みの味に合わせていく。一方、セットの炒飯もパラパラの鉄板な味で、あぶら~麺のお供に最適。ぼちぼち油そばも食べてるけど、ここはいい。いい店に出会いました。ごちそうさまでした。
今日は(もう昨日だけど)、藤沢で飲み会。メンツは同期のMrkw君と元同僚のHrnucさん。しかもMrkw君とHrnucさんは同じバレー部つながり。そんな3人で、場所は藤沢駅南口のちょっとはずれにある「Repos」。まさに路地裏にあるフランス食堂というたたずまい。肉と野菜の惣菜盛り合わせ、生ハム、ひつじのハンバーグ、サバのキッシュ(かな?)、自家製パスタ、リゾットをビールと赤白のワインでいただく。不思議な組み合わせだったので、話題も飛ぶ、飛ぶ。あー楽しかった。いい金曜日になりました。ごちそうさまでした。
最近少々ご無沙汰の樋口毅宏さん。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「甘い復讐」(角川書店)について。
初めて樋口毅宏さんが書いた短編集。そろぞれこんな話。
・「甘い復讐」:
元ホストの"修"は、セレブな人妻"早苗"に金品を貢がせていた。2人の仲むつまじい日々は、修にとっては甘やかな復讐の始まりだった...。
・「永遠とドラゴン」:
恐ろしく鬼畜で陽気な主人公が語り手となり、自分の人生を振り返る一人称の物語。
・「さくらの結婚」:
艶やかな美女とさえない男の不釣り合いと思える結婚式という一世一代の晴れ舞台で最後に仕組まれた驚愕の裏切りの物語。
・「ある芸者の証言」:
有名人を旦那に持ち、叶わぬ恋に生きる芸者の心情を掬い取った日蔭の物語。
・「十階建てのラブストーリー」:
十階建ての塔を舞台にした"マリア"という女性に、自分の両目を捧げるまでの物語。
・「余生」:
エイズに怯える一作家の人間臭い心情を吐露した私小説。
自分がこうなったのは親や社会のせいとでも言いたげな責任転嫁的な主人公の行動などなど、悪趣味で不謹慎でアンモラルで、著者の心にマグマのようにグツグツ煮えたぐっている悪意という人間の業が、どの小説にもこれでもかと描かれていた。個人的に特に驚愕したのは、「十階建てのラブストーリー」と「余生」。「十階建てのラブストーリー」はBruce Leeの最後の映画「死亡遊戯」をオマージュをささげた残酷な愛の物語。そして「余生」は、あけすけに自分の私生活をひけらかしていて、醜い自分の生き様をこれでもかと提示していた。
樋口毅宏さんの本、読むたびに嫌悪感をおぼえるんだけど、ある意味真理をついていると思えるし、なぜか敗北感を感じてしまう。「タモリ論」もそろそろ読んでみたいと思う。
cf. 樋口毅宏 読破 List
- さらば雑司ヶ谷 (2009)
- 民宿雪国 (2010)
- 雑司ヶ谷R.I.P. (2011)
- 二十五の瞳 (2012)
- ルック・バック・イン・アンガー (2012)
- 甘い復讐 (2014)
2003年からずーっと参戦してきたRIJF。今年15周年を迎えるRock In Japan Fes.2014は2週間にわたり4日間開催されるんだけど、今年は8/9(土)の1日に参戦決定。そんな中、発表されたタイムテーブルについて、今年もちょっと妄想してみる。
●2014/8/9(日)
まずひたちなかについて、とりあえずお腹にお酒を満たしてからの1本目は10:30~@Lakeで「The Mirraz」。Lakeの後ろの芝に座りつつ、ゆるく彼らのRock'n Rollを楽しみたい。
そのまま近くの森のキッチンあたりで飲んでから、2本目は11:40~@Lakeで「Nothing's Carved in Stone」。ちょいちょい彼らの音は聴いてきたけど、Liveは未体験。Album「Revolt」は復習しておこう。
ここでじっくり休憩。やっぱり、湊屋で飲んで、ハム焼きと豚ハムドックを食わねばなるまい。
英気を養ってから、本日3本目は13:20~@Grassで「くるり」。最近Liveをちゃんと観ていないので、これは楽しみ。
ここで再び休憩。ハングリーフィールドで飲んで食う。そして4本目は、15:10~@Parkで「DOES」。彼らのLiveは久しぶり。踊りまくろう。
そのままParkに居座って、5本目は15:10~@Parkで「ソウル・フラワー・ユニオン」。彼らのLiveの超しさしぶり。雑種天国を満喫したい。
そして次の6本目が悩みどころ。17:30~@Lakeで「BOOM BOOM SATELLITES」を観るか、Parkで「ゲスの極み乙女。」を観るか。今の気分的にはなんとなく「ゲスの極み乙女。」という感じ。
そのまま7本目は18:05~@Sound of firestで「真心ブラザーズ」。森の中で真心のRock、気持ちいいだろうな...。
で、最後のトリがこの日最大の悩みどころ。19:00~@Grassで「ASIAN KUNG-FU GENERATION」とするか、18:40~@Parkで「N'夙川BOYS」。きっと鉄板はアジカンなんだろうけど、ここ最近のダントツお気に入りBandはN'夙川BOYS。うーん、本気で悩ましい...。ま、当日の気分で決めるしかないね...。
というわけで開催まで、1カ月半ほどを残す日々。音楽聴きまくって、歩きまくって、体力強化に努めようっと。
2013年にデビュー15周年を迎えた椎名林檎。彼女が行ったレコ発ライブ「椎名林檎 思い付きライブ ちょっとしたレコ発2014~横浜港へ逆輸入~」の模様がWOWOWで放送された。せっかくなんで観てみた。
これ、15周年を機に、過去、椎名林檎が他のアーティストに提供してきた楽曲をSelf CoverしたAlbum「逆輸入~港湾局~」のレコ発Live。2014/5/27(火)に横浜の大さん橋ホールで開催されたものが、WOWOWで生中継された。900人程度の小さめなホールで開催されたということでとてもレアなLiveだと思う。
で、Liveの方なんだけど、ドラムス、ウッドベース、アコーディオン、ピアノ、アコギなど生音メインの演奏で、とてもJazzyでAdultなLive。まさに横浜の港の夜景にぴったりなもの。個人的によかったのは、「労働者」、「喧嘩上等」、「青春の瞬き」、「とりこし苦労」、「少女ロボット」、「愛妻家の朝食」、「化粧直し」、「Traveling」、新曲「逆さに教えて」、「今夜はから騒ぎ」あたり。特に6曲目の「喧嘩上等」は途中、Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」が入り込んでめっちゃかっこよかったし、17曲目の宇多田ヒカルのCover「Traveling」も椎名林檎なりのよい解釈だったし、19曲目の新曲「逆さに教えて」はどこか放牧的でマジで気持ちがよかった。
東京事変はそれなりに聴いていたけど、椎名林檎のSoloはここ最近全然聴いてなかった。たまにはいいかも。
● On Air Set List:椎名林檎 思い付きライブ ちょっとしたレコ発2014~横浜港へ逆輸入~
M-01. ポルターガイスト
M-02. 母国情緒
M-03. カプチーノ
M-04. SG~Superficial Gossip~
M-05. 労働者
M-06. 喧嘩上等
M-07. 雨傘
M-08. 青春の瞬き
M-09. 望遠鏡の外の景色
M-10. 天国へようこそ
M-11. とりこし苦労
M-12. 少女ロボット
M-13. 遭難
M-14. 禁じられた遊び
M-15. 愛妻家の朝食
M-16. 化粧直し
M-17. Traveling
M-18. 主演の女
M-19. 逆さに教えて
M-20. 今夜はから騒ぎ
* Filmed Live at Osanbashi Yokohama International Passenger Terminal,Kanagawa on 27th May 2014.
鬼才Paul Thomas Anderson監督の映画「Punch-Drunk Love/パンチドランク・ラブ」(2002/Cinema)について。
こんなあらすじ。トイレの詰まりを取る吸盤棒をホテル向けに売る仕事をしているBarry(Adam Sandler)は、情緒不安定で独身で恋人もいない。ある朝早く出社すると、誰かが置いていった楽器"ハーモニウム"を手にすると同時に、隣の自動車修理工場に車を預けにきた女性Lena(Emily Watson)と出会った。LenaはBarryの姉Elizabeth(Mary Lynn Rajskub)の同僚で、Barryの写真を見て彼に興味を抱いていた。やがてBarryとLenaは親密になっていくが...。
この映画、エキセントリックで一風変わったロマンティックコメディ。特に主人公であるBarryなんだけど、マザコンで自閉症気味で、突然ブチキレたり、泣き出したりと精神的におかしいキャラ。しかも、食品会社のマイレージキャンペーンを利用し、一生分の無料航空券を手に入れようとするくだりは相当変。こんなBarryにハマったしまった。
Barryの強烈な一目惚れ(Punch-Drunk Love)を描いた、型にはまらない演出のLove Story。とても面白かったです。
この3月末にReleaseされたthe HIATUSの4th Albu「Keeper Of The Flame」(2014/Album)。ここ3カ月、ずっとヘビロテしてた1枚。そろそろ書いてみます。
海外Indiesの流れ、ポストロック、シューゲイザー、チルアルト、エレクトロ...そんな現在進行形で先鋭的なTrendをしっかく取り込んでる。でも、「アンビエントに行かず、踊れるように作りたい」という細美武士のコメントは、まさにこのAlbumの本質を突いていて、Bandとして、AlbumとしてのGrooveの統一感がいいし、Danceとシンガロングを意識した1枚になっている。ともかく曲について書いてみる。
・M-01「Thirst」:組み上げられた緻密な音に圧倒されるこのAlbumのLead Track。
・M-02「Something Ever After」:サビ以降の高揚感と広がり感にずっと浸っていたくなる曲。このAlbumでの個人的Best Track。
・M-03「Unhurt」:美しいMelodyと細美武士の表情豊かなVocal。これもいい。
・M-04「Horse Riding」:開放感あふれる進展開な1曲。
・M-05「Sunset Off The Coastline」:楽器の生々しさや空間の広がりがこれでもかと伝わってくる。
・M-06「Interlude」:深遠な箸休め。
・M-07「Roller Coaster Ride Memories」:ジワジワと染み込むEmotionalさがいい。
・M-08「Tales Of Sorrow Street」:Live映像で観たときの一斉に入る緊迫感がたまらなかった。
・M-09「Waiting For The Sun」:明るい浮遊感とどこかに潜む毒がいい。
・M-10「Don't Follow The Crowd」:音とRhythmを楽しめる。
・M-11「Burn To Shine」:この曲をヘッドフォンで聴いた時、鳥肌が立った。この曲もこのAlbumでの個人的Best Track。
聴けば、聴くほど味が出るAlbum。個人的にこの作品はthe HIATUSの最高傑作だと思います。
● Keeper Of The Flame/the HIATUS (2014/Album)
M-01. Thirst
M-02. Something Ever After
M-03. Unhurt
M-04. Horse Riding
M-05. Sunset Off The Coastline
M-06. Interlude
M-07. Roller Coaster Ride Memories
M-08. Tales Of Sorrow Street
M-09. Waiting For The Sun
M-10. Don't Follow The Crowd
M-11. Burn To Shine
* the HIATUS:Takeshi Hosomi(Vocal&Guitar),masasucks(Guitar),Koji Ueno(Bass),Takashi Kashikura(Drums),Ichiyo Izawa(Keyboards)
* Music by the HIATUS.
* Lyrics by Takeshi Hosomi.
* Produced by the HIATUS.
* All Songs Mixed by Hyuga Kashiwai.
* Recorded by Hyuga Kashiwai,Tomoki Kagami,Hiroaki Sato,Tomotaka Kikuchi and Taisuke Kitayoshi.
* Recorded at Studio Green Bird,Studio A-Tone,aLive Recording Studio,Dutch Mama Studio,Crescente Studio,Freedom Studio and Universal Music Studio Tokyo.
* Mastered by Ted Jensen at Sterling Sound,NYC.
* UPCH-20338 2014 Nayutawave Records,Universal Music Llc.
cf. the HIATUS My CD/DVD List
- Trash We'd Love (2009/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2009 (2009/Album)
- Insomnia (2009/CDS)
- Anomaly (2010/Album)
- Haching Mayflies (2011/CDS)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2011 (2011/Album)
- A World Of Pandemonium (2011/Album)
- Asian Kung-Fu Generation Presents Nano-Mugen Compilation 2012 (2012/Album)
- 奥田民生・カバーズ2/Various Artists (2013/Album)
- Keeper Of The Flame (2014/Album)
ずっとハマって読んできてる作家のひとり伊坂幸太郎さん。世田谷中央図書館でやっと借りれて読んだ「首折り男のための協奏曲」(新潮社)について。
この「首折り男のための協奏曲」、7編の短編からなる連作集。"首折り男"なる人物の話であったものが、いつの間にか"黒澤"という泥棒の話に変化していき、それがまた"首折り男"に繋がるという不思議な本。それぞれこんなあらすじ。
・「首折り男のための周辺」:
首を折る手口の殺し屋の話。退屈な日々を送る初老の"若林夫婦"の妻は、隣人を"首折り男"と疑う。"首折り男"に間違われた臆病な若者"小笠原"は、その男の誰かの役に立ちたい病という持病を知り、誰かのために何かができるのではないかと思い始める。そして中学校で苛めに遭っている少年"中島"は、"首折り男"に助けてもらい、大人になれば気楽になるよと教わる。この3つの話がリンクしていく...。
・「濡れ衣の話」:
妻に逃げられ子供を事故で失った男"丸岡"は、恨んでいた加害者の女に偶然会ってしまい、その女を殺してしまう。丸岡は警察車両と思われた車に乗せられ事件の自白をするのだが、実はその車の運転手は冷酷無比の殺人鬼だった...。
・「僕の舟」:
末期癌で余命いくばくもなく、意識もほとんどない夫の看病を続けている"若林江美"は、50年前に会った初恋の男性を探し出して欲しいと、探偵(兼空き巣)の"黒澤"に依頼した。その調査結果を黒澤から江美は病室で聞くことになったが...。
・「人間らしく」:
クワガタを飼うブリーダーで、探偵(兼空き巣)の"黒澤"の友人である小説家は、2匹のクワガタを同じ部屋で飼って縄張り争いをしないかという生態実験を続けていた。そんな小説家は、ある主婦から妹に義母を介護させた挙げ句に不倫して離婚を言い渡した男として、黒澤に調査依頼されてしまう...。
・「月曜日から逃げろ」:
とある蕎麦屋で、探偵(兼空き巣)の"黒澤"はテレビ制作プロダクションの男"久喜山"と初めて会ったが、そこで久喜山より番組で空き巣テクニックを見せてほしいという依頼を受け、警戒する。そんな最中、店主に代わって蕎麦湯を運んで持って来た小学生の息子からも、父(店主)がどうも久喜山が制作した蕎麦屋のドキュメンタリー番組のせいで、大迷惑を受けているという話を聞く...。
・「相談役の話」:
仙台に住む文筆業の主人公に、企業家で疎遠だった大学同級生が会いたいと言って来た。その同級生の企業家は不意に、伊達正宗の重鎮"山家公頼"のことを質問して来た。その山家は領民には慕われていたが、政宗の子・宇和島藩主の秀宗の逆恨みに遭って暗殺され、首謀者達とその一族に呪いがかかったという...。
・「合コンの話」:
銀座のダイニングバーで開かれた合コンには、男3人(男A、男Bの代理C、男D)と女3人(女E、女F、女G)が集まった。誕生日なのに恋人と過ごせないことに落ち込んでいた男Aを気遣った男Bは、合コン仲間の男Cを誘ってこの合コンを企画しておきながらドタキャンし、見知らぬ男DがBの代わりに参加した。一方、雑貨屋経営の女Eは、知人が合コンで出会った男Bに捨てられたのでそのBをやり込めようと参加していた。さらに、女Fはオーディション結果待ちの女優であり、女Gは男Aの元カノだった...。
この連作集、一見寄せ集めのようなんだけど、伊坂幸太郎さんらしくさりげなくも、ある種強引に話をつなげていく。それぞれの人間模様が「協奏曲」のようにお互いに共鳴している。
ちなみにこの「僕の舟」は、「最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-」で読んだことがあるものだったけど、個人的に一番面白かったのは、最後の「合コンの話」。実験的な構成の中、なぜに男女3対3がいいのかとか、おしぼりルールとかとても手が込んでいた。
辛辣な表現があるのにあたたかみもあって、まさに伊坂幸太郎さんの職人技が光る1冊だった。
cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
- 死神の浮力 (2013)
- 首折り男のための協奏曲 (2014)
面白そうだったので観てみたサスペンス映画「Suspect Zero/サスペクト・ゼロ」(2004/Cinema)について。
こんなあらすじ。FBI捜査官のThomas Mackelway(Aaron Eckhart)は、連続殺人犯の不当逮捕が原因で、ニューメキシコ州のアルバカーキに左遷させられてしまう。そんな彼が赴任して早々、管轄内で殺人事件が発生し、これが連続殺人事件に発展していく。この事件被害者の遺体には共通点があり、いずれも遺体のまぶたが切り取られ、身体には"0"(ゼロ)のマークが刻まれていた。Thomasは原因不明の頭痛に悩まされながら、元恋人でダラス支局から派遣されてきたFran Kulok(Carrie-Anne Moss)と捜査を続け、ついにBenjamin O'Ryan(Ben Kingsley)という男にたどりついた...。
これ、サスペンス映画ではあるものの、遠隔透視による捜査とか、残虐で猟奇的なシーンも多く、カルト的な要素が強かった。しかもどこか「Seven/セブン」にも似ていて、推理を楽しむというより心理戦を楽しむというものだった。ま、正直、「Seven/セブン」を越えるほどの衝撃さは感じなかった。そんな映画だった。
昨日6/22(日)は、Mtbrご夫婦のHouse Warming Partyにおよばれ。場所は尾山台。田園調布も近く、めちゃめちゃ閑静な住宅街。
奥様が用意してくださったローストビーフなど洋風なメニューがフルコース状態で、ほんとうにおいしかった。これに贅沢三昧なワイン、ヒロ君持参の日本酒の利き酒大会で完全にできあがり。地下のシアタールームに行った記憶も消えてました。
それにしてもシャルルはとても優しくて、うちのLoveとPeaceとケンカにならずよかった、よかった。また遊びに行きたいです。ごちそうさまでした。
とりあえず梅雨の合間の世田谷地方。朝食を食べてから近所を散歩しつつ、桜新町のCafe「CAFE & DINER NEWOLD」へ。ホットコーヒーを飲みつつ、読書したり、休んだり。ちなみに今読んでいるのは、2回目の「1Q84/村上春樹」の第2巻。覚えてたり、覚えてなかったり...。
家に帰ってからLoveのシャンプーをしたり、昼飯を食べたり、ダラダラしてから、先週に引き続き、今日も駒沢公園ドッグランへ。ぼちぼち混んでたんだけど、もうLoveは絶好調で走りまくって、他のわんこを追いかけてた。Loveも吠えてたけど、どのわんこも吠えてたんで、あんまり目立たなくてよかった。Peaceはたまにドタドタ走ったり、やさしそうなわんこに近づいたり。あー、明日のお呼ばれでLoveは吠えまくるんだろうなぁ...。
ドッグランからの帰り、夕方から予約してた「トリミングサロン ALAMON」へ。Peaceは先週サマーカットにした際、トリミング済みなので、今日はLoveだけ、爪切り、肛門腺絞り、足裏と足回り毛カットををやっていただいた。これでだいぶきれいになった。あとはLoveの吠えだけが、明日心配だ。
昨夜2014/6/19(木)の夜、たまに湘南に来られるIsiさんを交えての飲み会。場所は辻堂にある沖縄料理「正栄丸」にて。メンツはIsiさんにTykさん、Mtbrさんのおっさん4名。お刺身の盛り合わせ以外は、辛いゴーヤチャンプル、辛いピザ、とうもろこしの揚げものチョリソーなどなどを泡盛と一緒に食べまくり、飲みまくり。昔話から今の状況から、いろんなことを話しまくり。あー楽しかった。ごちそうさまでした。
追記:
その後がさぁー大変。辻堂から藤沢に戻ったら、小田急線が脱線事故の影響が相模大野あたりで止まっていることが判明。藤沢駅で待っていたんだけど、見通しが立たない状況になり、しかたがないので、藤沢駅のビジネスホテルに泊まることに。そのホテルの大浴場で風呂を浴びた後は、そのまま爆睡。で、6時過ぎに目覚め、もう一度風呂に入ってから、ホテルの部屋でゴロゴロしながらW杯の日本-ギリシャ戦で日本の応援。残念ながら結果はドロー。ま、ホテルに泊まらなければゆっくりみれなかった。
電車が止まって、よかったんだか悪かったんだか...。
2014/6/19(木)の深夜、小田急線の脱線事故で帰れなくなって、食べに行ったのは、藤沢駅南口にある「ラーメン 松壱家」。いただいたのは"ネギラーメン"(940円也)。家系ということで、濃厚でコクのあるけど臭みなない醤油豚骨のスープに、中太の縮れ麺、青菜。この構成に、巨大な海苔、メンマ、味のしみ込んだ肩ロースのチャーシューに、刻みネギと胡麻油と辛味ダレで和えてある白髪ネギに、アクセントになっているウズラの玉子。印象としてはクリーミーで味わいで、いい意味で安定感のある家系だと思います。ごちそうさまでした。
ほとんどの小説を読み尽してしまった大崎善生さんの作品。「あ!新作だ!」と思って三茶Tsutayaで買った「孤独の森」(角川文庫)だったんだけど、以前に読んだ「存在という名のダンス」の改題だった...。ともかく先日のブラジル・UAE出張でもう一度読んでみた。
あらためてこんな話。舞台は北海道岩見沢にある、孤児院と病院と学校が一緒になったような、厳しいルールと鉄条網で世間から隔離された全寮制の施設。身寄りのない子供や親と一緒に暮らせない子供たちが住むその施設は"梟の森"と呼ばれていた。で、その施設は、戦争中に多くの人間の死を見て、人間の憎悪を知った医師"加納重吾郎"が子供たちの教育のために作った場所だった。その"梟の森"で暮らす小学6年生"相川宗太"は函館の病院にいる父の危篤を知り、父に会うために厳しく管理統制され、外の世界との接触は禁じられている施設を脱走する...。
これ、隠れキリシタンの弾圧やナチの犠牲になったユダヤ人などに通じる人間の残忍な憎悪と、それに立ち向かう少年達の戦いを描いたジュブナイルでダークなファンタジー小説。ジュブナイルなんだけど、迫害の歴史や子供達をさらったハーメルンのバイオリン弾き、人に憑依するみたいなオカルト、凶暴で残虐に人を噛み殺すヒグマなどなど、ダークな描写が続く。そこに父を乗り越えて、仲間を作って守って助けられるという少年の成長の物語が軸としてあって、あらためて大崎善生さんの新境地を堪能させてもらった感じ。
なんだかんだでもう一度読めてよかったかもしれない。
cf. 大崎善生 読破 List
- 将棋の子 (2001)
- パイロットフィッシュ (2001)
- アジアンタムブルー (2002)
- 九月の四分の一 (2003)
- ドナウよ、静かに流れよ (2003)
- ロックンロール (2003)
- 孤独か、それに等しいもの (2004)
- 別れの後の静かな午後 (2004)
- ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 (2005)
- 優しい子よ (2006)
- タペストリーホワイト (2006)
- 傘の自由化は可能か (2006)
- スワンソング (2007)
- ディスカスの飼い方 (2009)
- 存在という名のダンス (2010)
- Railway Stories (2010)
- ランプコントロール (2010)
- ユーラシアの双子 (2010)
- 西の果てまで、シベリア鉄道で -ユーラシア大陸横断旅行記 (2012)
- エンプティスター (2012)
- 赦す人 (2012)
- 孤独の森 <「存在という名のダンス」改題> (2012)
東野圭吾さんの原作を読んでから、チャンスがあれば観たいと思ってた映画「真夏の方程式」(2013/Cinema)について。
あらためてこんなあらすじ。両親の都合で夏休みを、美しい海辺の町・玻璃ヶ浦にある伯母一家の旅館で過ごすことになった少年"恭平"(山﨑光)。この玻璃ヶ浦で開催されている海底鉱物資源開発説明会に出席するために訪れた物理学者"湯川学"(福山雅治)も、その宿に滞在することになった。その翌朝、もう一人の宿泊客である定年退職した元警視庁の刑事"塚原正次"(塩見三省)が、変死体で見つかった...。
これ、東野圭吾さんの「ガリレオ」シリーズ劇場版第2弾。とある海辺の町を訪れた物理学者・湯川学が、そこで起きた殺人事件の悲しい真相に直面する姿を、1人の少年との出会いを絡めて描かれたもの。基本的に各登場人物が抱え込んだ過去をひもとく人間ドラマがなかなか深いんだけど、やっぱり湯川と少年の絡みがいい。初めて会った電車でのシーン、ペットボトルロケット実験のシーン、そして最後の駅舎での「一緒に考えていこう」という2人の会話など、なかなかジーンとしてしまった。あと、映画の舞台となった島の空と海の青さもめちゃめちゃ綺麗で、これもよかった。
原作は読むけど映画やドラマを観ることは少ないけど、たまにはいいかもしれない。
ここ最近手に入れたTeeについて。
まずはユニコーンTee、清志郎関連Teeなど気にいった企画モノのアーティストTeeなどがあった時に買ってるUT。まずはMusic IconsからNirvana Tee。シンプルな白地のV TeeにPOPなNirvanaロゴ。結構気にいってる。
続いて、MoMA Special Editionシリーズの中から、Sarah MorrisのデザインによるTee。白地に"PRIVATE KEEP OUT"のフロントプリント。結構目立つデザインでこれもいいかも。
そして、初めて手にいれたZARAのTee。これも白地に写真と"WRECKED"のフロントプリント。サイズが大きめでちょっとダブってるけど、デザイン的にもまずまず。
鬼才Sam Raimiが監督したサスペンス・ホラー映画「The Gift/ギフト」(2000/Cinema)。前から少々気になっていたんだけど、初めて観ることができた。
こんなあらすじ。人の運命を見通す超能力"The Gift"を持ったAnnie(Cate Blanchett)は、夫を工場の爆発事故で亡くし、ジョージア州の小さな町で、その力を使った占い師として、3人の子供達と細々と暮らしていた。Annieのもとには、夫のDonnie(Keanu Reeves)の暴力に悩むValerie(Hilary Swank)や、精神を病んでいるがAnnieを慕うBuddy(Giovanni Ribisi)など様々な町の住人が助言を求めに来ていた。ある日、Annieの息子の教師であるWayne(Greg Kinnear)と婚約したばかりのJessica(Katie Holmes)が失踪するという事件が発生し、失踪した娘Jessicaの父親が不思議な霊感を持つAnnieに捜査協力を依頼して来た...。
Sam Raimiらしい演出のホラーで結構ドキドキするんだけど、この映画の良さはなんだかんだで、女優Cate Blanchettの演技力の巧さ。カードに集中してビジョンを観るシーン、夢の中や突然ビジョンが見えてしまうシーンなどなど、不安定な超能力者を見事に演じていたと思う。最後の終わり方も好感持てるものだった。ともかく良くできた映画だと思う。
今日はお客様を迎えての会食。場所は「えぼし」(茅ヶ崎本店)にて。ここ最近ご無沙汰の海鮮だらけの舟盛り中心に、デザートの名物パンプキンプリンまで、焼酎メインで食べまくり、飲みまくる。それにしても、ここ最近社外のかたと飲むことは少なかったけど、やっぱり刺激になる。いい夜になりました。ごちそうさまでした。
たまたま手に入れた「海外ブラックロード 危険度倍増版/嵐よういち」(彩図社)。せっかくなんで読んでみた。
これ、20歳の頃から海外に留学や遊学し、面白い写真を求めて世界60ヵ国以上を放浪を続けている嵐よういち氏の体験をまとめた1冊。ネパール・カトマンズの日本食レストランに貼ってるミッシングの貼り紙、インド・ボンベイ(今のムンバイ)のぼったくりタクシー、ハンガリーブ・ダペストのネオナチ達、ベトナム・ハノイのタカリ、イスラエル・エルサレムのジャップ攻撃という誹謗、ケニア・モンバサの強盗、南米コスタリカでの差別、NYセントラルパークの受けた変態行為、タイ・バンコクの群犬、イスラエルで受けた侮蔑的入国検査、過去の認識違いで入監されてしまったアトランタ獄中記などなど、ユーモアを交えながらもその国で受けたり、聞いたりした危険やリスクが書かれていた。
自分も出張の時だったけど、抗日デモ直後の2005年中国・成都で感じた自分ら日本人に対する蔑まされた視線とか、上海の飲み屋で中国人に囲まれたり、ナイジェリア・イケジャで流しで売っているPCの写真を取りまくってたら黒人に囲まれたり、インドの空港で軍用機の写真を撮ったらカメラを没収されようになったり、ドバイのモールで間違って女性にカメラを向けたら大騒ぎになったりと、この本ほどじゃないけど冷や汗をかいたこともいっぱいあった。
やっぱり、その国に対する認識の甘さや油断、マナーなど知識の足りなさが危険を招くケースも多く、この本はバックパッカーだけじゃなく、ビジネスで出張している人にも、海外の怖さを考えるきっかけになるかもしれない。
それにしても、自分の友達には、アフリカやベトナムやインドやネシアやサウジやパキスタンやテヘランやブラジルなどで、がんばってる奴らたくさんいる。彼らは面白おかしく、遭遇した危険体験を話してくれるけど、やっぱり自分が聞くとの体験するのとでは、全然違う。こんな本を読むと、さらに尊敬してしまいました。
cf. 嵐よういち 読破 List
- 海外ブラックロード 危険度倍増版 (2013)
2003年からずーっと参戦してきたRIJF。今年15周年を迎えるRock In Japan Fes.2014は2週間にわたり4日間開催されるんだけど、なんだかんだで今年もひたちなかに行くしかないということで、8/9(土)の1日に参戦決定。で、先日ステージ出演の全アーティストの発表が行われ、自分が参戦する8/9はこんな感じ。
●2014/8/9(土)
赤色のグリッター / ASIAN KUNG-FU GENERATION / 安藤裕子 / androp / 宇宙まお / CAPSULE / きゃりーぱみゅぱみゅ / キュウソネコカミ / QOOLAND / ゲスの極み乙女。 / GOOD ON THE REEL / グッドモーニングアメリカ / くるり / ZAZEN BOYS / Suck a Stew Dry / スガ シカオ / ソウル・フラワー・ユニオン / チームしゃちほこ / チャットモンチー / テスラは泣かない。 / でんぱ組.inc / DOES / tofubeats / 中川翔子 / Nothing's Carved In Stone / KNOCK OUT MONKEY / back number / B-DASH / ヒトリエ / ファンキー加藤 / FOUR GET ME A NOTS / プリシラ・アーン / The Flickers / BOOM BOOM SATELLITES / Base Ball Bear / POLYSICS / The BONEZ / MY FIRST STORY / 真心ブラザーズ / The Mirraz / 森は生きている / N'夙川BOYS
→この3日目、思ってた以上になかなかいい。最近ご無沙汰の「ASIAN KUNG-FU GENERATION」と「くるり」と「真心ブラザーズ」、踊りまくりたい「DOES」、一度観てみないと思ってた「Nothing's Carved In Stone」、ここ最近めっちゃ気になってる「N'夙川BOYS」...ここらはまずは絶対観たいと思ってる。ただ、ずっと聴いてきた「ソウル・フラワー・ユニオン」、気になってる「ゲスの極み乙女。」と「The Mirraz」、そして「BOOM BOOM SATELLITES」、「POLYSICS」もタイムテーブル次第で観たいところ。これ以外にも、「androp」、「CAPSULE」、「チャットモンチー」、RIZEの「The BONEZ」も気になる。絶対観ないと思うけど、「きゃりーぱみゅぱみゅ」も「中川翔子」も出る。
ともかく、こりゃ迷うな...。タイムテーブルが出たら妄想しよう!
先日WOWOWで放送された「THE YELLOW MONKEY PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99 FINAL 3.10 横浜アリーナ -WOWOW Edition-」について。
THE YELLOW MONKEYが1998年にReleaseした7th Album「PUNCH DRUNKARD」をひっさげ、1年かけて113本のLiveを行った"PUNCH DRUNKARD TOUR"。そのTour最終日1999/3/10 横浜アリーナでのLive映像を収録したもの。このTour、過労によって吉井が倒れたり、音響スタッフが落下して死亡したり、選曲に苦労したりと精神的、体力的にもHardなTourだったと言われている。このあたりは、劇場版「パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE」にドキュメンタリーとして収録されているようなので、一度観てみたい。
で、あらためて今回のLive映像を観て思ったのは、Bandとしての演奏力の高さ。グラマラスで派手で妖艶なBand性とあいまって、凄いBandだったってことを再認識した。それにしてもこのリフの良さはたまらない。個人的によかったのは「O.K.」、「球根」、「BURN」、「SUCK OF LIFE」、「甘い経験」、「悲しきASIAN BOY」あたり。
ともかく彼らのドキュメンタリー映画、ぜひ早く観たいと思う。
● On Air Set List:HISTORY OF THE YELLOW MONKEY
M-01. パンチドランカー
M-02. O.K.
M-03. ゴージャス
M-04. 見して 見して
M-05. 球根
M-06. エブリデイ
M-07. BURN
M-08. LOVE LOVE SHOW
M-09. SUCK OF LIFE
M-10. 離れるな
M-11. 甘い経験
M-12. 悲しきASIAN BOY
M-13. SO YOUNG
* Produced by WOWOW.
* Filmed Live at Yokohama Arena on 10th March 1999.
アフリカ・コンゴで、わずか12歳で否応なく兵士となった少女がたどる過酷な運命を描いた「Rebelle/魔女と呼ばれた少女」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。紛争の絶えないアフリカ・コンゴが舞台。12歳の少女Komona(Rachel Mwanza)は、故郷の村で平和な暮らしを送っていたところを突然拉致され、自らの手で両親を銃殺することを強要された挙げ句、反政府軍の兵士に無理やり仕立てられてしまう。Komonaは死者となった人々の亡霊を見ることができる不思議な能力を持っていたおかげで戦場から無事生還し、それ以来"魔女"と呼ばれて一目置かれる存在となったが...。
アフリカの少年兵問題をテーマにしたドラマ戦争映画。死者が見えるという幻想的な映像を織り交ぜてあるんだけど、やっぱりこの映画は、アフリカでの過酷で悲惨な現実が続くことによる異様なまでの閉塞感に、最後の最後まで息が詰まる。世界ではこのようなことが今も日常的に行われており、その殺戮と貧困に満ちた世界に暗澹たる気持ちなる。彼女はどうやって未来をみつけていくんだろうか。ほんとうに厳しい映画だった...。
今日もとても天気のいい世田谷地方。コートジボワール戦、日本時間10時からキックオフに向けて、早めに散歩に行ったりして過ごす。ま、試合のほうは1-2で負けてしまったけど...。さ、次、次。
で、勢得でラーメンを食べてから、壊れていたチャリを持って、246沿いのサイクルスポットへ。ともかく、後輪のタイヤ、チューブを代えていただく。消耗品だからしょうがないけど、この出費は残念。
で、チャリも直ったことなので、LoveとPeaceをチャリに乗せて駒沢公園のドッグランへ。16時を過ぎ、たいぶ気温も下がってきたので、とても混んでる。Peaceはひとりでドタドタ歩いたり、Loveにマウンティングしたり(人前でするのは珍しいんだけど)。一方のLoveは今日も絶叫調で吠えまくり、走りまくり、ちょっかい出しまくり。理解のある飼い主さんが多かったのでよかったけど、あんだけ吠えると嫌かもしれない...。うーん、来週のお呼ばれ、ちょっとマズイな。そんな日曜日。
W杯敗戦で呆然としても、腹は減るので今日の昼飯は、ひっさびさに「自家製中華そば 勢得」。ここ、世田谷通り馬事公苑あたりにあり、いつも行列ができてる人気店。で、いただいたのは"得勢ラーメン"(1,040円也)。スープは豚骨魚介の濃厚スープで、海老といった甲殻類の風味が強くて、塩分強め。麺は歯ごたえのある太麺。これにゴリゴリと入った大きめの叉焼、鯖のフレーク系、味がしみ込んだメンマ、海苔と葱、そして煮たまご。このドロっとしたスープはたまに異様に食べたくなるクセのある味。ごちそうさまでした。
とても天気のいい土曜日の朝。LoveとサマーカットでさっぱりしたPeaceを連れて、駒沢・弦巻通りにある小泉公園へ朝の散歩。それにしてもご老人たちがみんな体操している。ちょっとビックリ。ともかく、気持ちいい。
で、朝飯を食べてから、ひとりで駒沢公園へ。最近サボりがちだったので、7kmほどのランニングをする。BGMはユニコーンのAlbum「イーガジャケジェロ」。めちゃめちゃ汗をかいたけど、気持ちよかった。
その後は公園のベンチで休憩しながら読書。もう一度、村上春樹さんの「1Q84」を読み直しているんだけど、結局寝てしまった。
一度家に戻って、LoveとPeaceを連れて、唐揚げプレートを食べてから、もう一度駒沢公園へ。で、2週間ぶりのドッグランに。Peaceはいつものとおり甘えモードだけど、Loveはひさびさのドッグランなためなのか、今まで以上に好戦的。吠えまくって、ほかのわんこにちょっかい出しまくり。来週のお呼ばれ、大丈夫だろうか...。ともかく明日もドッグランに行って、ほかのわんこに慣らさないと。
で、これ、公園の売店で売ってる杏仁のソフトクリーム。ああ、美味しい。夏だねぇ~。
ここ最近とても蒸し暑くなり、今年もPeaceはサマーカットしてもらった。5mmで総ばさみらしい。すっかり、ネズチューカットになりました。
これ、カットをお願いした千歳船橋の「Peace Dogs furi furi」のBlogに載せていただいたPeace。麦わら帽子なんて、かぶっちゃって....。
梅雨の晴れ間の今日、LoveとPeaceを連れて駒沢公園へ。で、昼飯に行ったのは、ちょっとひさびさにKOMAICHI & CAFEへ。いただいたのは、唐揚げプレート。かぶりつくと、ジューシーな歯ごたえと辛めの味付けがたまらない。ごちそうさまでした。
それにしてもここ、わんこに優しい。暑かったので、わんこ用の水は助かるし、わんこ用クッキーも喜んでた(特にPeace)。こういうお店はほんと貴重です。
今日の夕飯はここ最近ずっと食べたかったとんかつ。行ったのは世田谷通り農大近くの「尾張とんかつ専科 銀豚」(馬事公苑店)。ここは初めていくお店。で、迷った末にいただいたのは、鉄板の"ロースかつ定食"(1,238円也)。四元豚のロースにご飯、アサリの味噌汁、香の物という構成。大きめでカラッと揚がったとんかつ、お釜でくる銀シャリ、これがなかなかうまい。その上、ご飯、キャベツ、味噌汁はお代わりOK。いままでチェーン店色が強すぎて、正直行ったことなかったけど、なかなかのもの。ごちそうさまでした。
デビュー35年の去年2013年の夏、復活したサザンオールスターズ。全国5か所9公演で行われた野外スタジアムツアー「サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013 "灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!"」なんだけど、最終日9/22(日)に宮城スタジアムでのLiveに続き、WOWOWで放送された「サザンオールスターズ 2013 総夏編~横浜・神戸・茅ヶ崎・豊田・宮城 "灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!"スペシャル!!」。去年11月に放送されて、そのまま家のHDレコーダーに眠っていたので、やっと観てみた。
この放送、自分もその場にいた横浜・日産スタジアムから、神戸・茅ヶ崎・豊田・宮城という全5会場のLiveの模様が凝縮されて放送されたもの。地元茅ヶ崎でのコンパクトな舞台装置、宮城での観客全員に配られた緑や白に光るリストバンドの演出などなど、各会場ならではの演出もあり、この巨大ツアーを体感できる番組構成になっていた。
今回あらためて冷静にこのLive映像を観て、全曲自然に歌えるのがやっぱり凄い。「YaYa(あの時代を忘れない)」、「My Foreplay Music」、「YOU」、「愛する女性とのすれ違い」、「夏をあきらめて」、「タバコ・ロードにセクシーばあちゃん」、「さよならベイビー」、「ラチェン通りのシスター」、「Bye Bye My Love(U are the one)」、「真夏の果実」、「マチルダBABY」、「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」、「みんなのうた」、「マンピーのG★SPOT」、「いとしのエリー」、「希望の轍」...こんな名曲の大盤振る舞いなんだけど、ここに漏れた名曲もたくさんある。
「お願い D.J.」、「気分しだいで責めないで」、「松田の子守唄」、「C調言葉に御用心」、「働けロック・バンド(Workin' for T.V.)」、「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」、「栞のテーマ」、「DJ・コービーの伝説」、「匂艶 THE NIGHT CLUB」、「Plastic Super Star (Live In Better Days)」、「Oh!クラウディア」、「旅姿六人衆」、「ボディ・スペシャルII」、「夕方 HOLD ON ME」、「Computer Children」、「死体置場でロマンスを」、「Happy Birthday」、「メロディ(Melody)」、「怪物君の空」、「OH,GIRL(悲しい胸のスクリーン)」、「せつない胸に風が吹いてた」、「TSUNAMI」、「心を込めて花束を」...これだけだってLiveができる。なんか新しい音源を作ってるようだけど、それができた暁にはぜひLiveをやってほしいと思う今日この頃です。
● On Air Set List:サザンオールスターズ 2013 総夏編~横浜・神戸・茅ヶ崎・豊田・宮城 「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」スペシャル!!
M-01. YaYa(あの時代を忘れない)
M-02. My Foreplay Music
M-03. 勝手にシンドバッド
M-04. YOU
M-05. 愛する女性とのすれ違い
M-06. 涙のキッス
M-07. 夏をあきらめて
M-08. タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
M-09. Moon Light Lover
M-10. さよならベイビー
M-11. 愛の言霊~Spiritual Message~
M-12. 人生の散歩道
M-13. 栄光の男
M-14. ラチェン通りのシスター
M-15. NEVER FALL IN LOVE AGAIN
M-16. 神の島遥か国
M-17. 慕情
M-18. 太陽は罪な奴
M-19. Bye Bye My Love(U are the one)
M-20. 真夏の果実
M-21. LOVE AFFAIR~秘密のデート~
M-22. 涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~
M-23. 蛍
M-24. ピースとハイライト
M-25. マチルダBABY
M-26. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
M-27. みんなのうた
M-28. マンピーのG★SPOT
= Encore =
M-29. 青葉城恋歌
M-30. ロックンロール・スーパーマン~Rock'n Roll Superman~
M-31. フライング・ゲット・ブルース
M-32. HOTEL PACIFIC
M-33. いとしのエリー
M-34. 希望の轍
せっかくなんで、先日の出張の飛行機で観てみたディズニー映画「Frozen/アナと雪の女王」(2013/Cinema)について。
こんなあらすじ。エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変えてしかった。行方不明になったエルサと王国を救うために、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく...。
雪と氷の魔力を持つ女王エルサと彼女を救うため冒険の旅に出るアナの姉妹を主人公としたファンタジー映画。今まで観たディズニーアニメって、「Fantasia/ファンタジア」をLDで買って観たり、映画館に「The Lion King/ライオン・キング」を観にいった程度で、正直、避けてきたし、苦手だったんだけど、結構ハマって観てしまった。
いい意味でストーリーはわかりやすいし、あの「Let It Go」という曲の威力は恐るべしだし、ともかく映像が美しい。これ、飛行機の小さい画面で観るよりも、映画館の大画面で観るべき映画なんだろうな。ちなみに自分が観たのは、「アナと雪の女王」の日本語吹替版。あの雪だるまのオラフの声はピエール瀧なのね...。これはビックリしました。
ともかく素直に楽しめばいい映画だと思います。
2013年去年の年末、CDJ13/14でのCosmo Stageで初めて観たかりゆし58のLive。せっかくなんで世田谷中央図書館で借りて聴いてみた「かりゆし58ベスト」(2011/Album)について。
あらためてこの入門的なBest盤でかりゆしを聴いて思ったんだけど、どこか懐かしい時間をくれるということ。日々の忙しい時間の中からふと我に帰れるような時間をくれる。そしてその曲も心のどっかにひっかかって、響いてくる。いやー、まいりました。
ともかく曲について。それにしてもこんなに歌詞を引用したのは初めてかもしれない...。
・M-01「恋人よ (アコースティックver.)」:優しいアコギの音と優しいMelody。♪これから続く永い日々の そのすべての場面をアナタを 分かち合ってゆける幸せよ どうか幻に消えないで♪。この歌詞は泣ける。
・M-02「アンマー」:この歌、身につまされて全然聴けなかったんだけど、最近親と少しづつだけど向き合えるようになり、この曲が素直に聴けるようになった。昔酔っぱらったカラオケで聴いたときからずっとすり減らない曲だと思う。
・M-03「オワリはじまり」:かりゆし58を初めて知った曲がこれ。♪もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい 親友を語り合ったかい 燃えるような恋をしたかい 一生忘れないような出来事に出会えたかい かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい♪。人生における一瞬一瞬の大切さを歌っている。なんてすばらしい曲なんだろう。
・M-04「ナナ」:♪積み重ねた日々 時にすれ違い傷つけあった 素直になれずに 君を何度も泣かせてしまったね 本当にごめんよ♪。優しいReggaeのMelodyも心地いい。
・M-05「手と手」:どこか抜けたMelody Lineがここちいい。♪こぼれ落ちた涙を数えて それを幸せと呼ぼう♪。いいです。
・M-06「ウージの唄」:♪少女は泥だらけの素足で この道を歩きました Ah 大切な人たちを守るため 鉄の雨に打たれました♪。この歌詞を読んで鳥肌がたった。流しちゃいけない。忘れちゃいけない。
・M-07「アナタの唄」:大きな優しさと痛みを描いたLove Song。
・M-08「電照菊」:なにかこんなこともあったと思い出させてくれた1曲。
・M-09「心に太陽」:♪もう少しあとちょっとあと一歩進んでみよう 何かが変わるかも動き出すかも 遅すぎやしないさきっと間に合うさ 僕らはまだなにも始まっちゃいないから♪。こんな何気ない一言が背中を押してくれる。
・M-10「風のように」:♪どうやら間違いなかった 正解なんてなかった 「そうかもな でも そうじゃないかもな」ってことなんだ 考え方は様々で 人の数だけあるだろう それでも僕は思うんだ 君に会えてよかったよ♪。こんな世間とか社会とかを彼らなりに描いた曲もいい。
・M-11「全開の唄」:♪前進ゴー! 全身全霊で前へ行こう!!♪。♪だけど心は今日もアッパーであっぱれ♪。やったら前向き!
・M-12「ウクイウタ」:♪笑われても けなされても 後ろ指をさされても 向かい風やしがらみやら高い壁に行く手を阻まれても♪。この歌詞は響く...。
・M-13「会いたくて」:これもやったら素直なLove Song。
・M-14「ただひとつだけ伝えたいこと」:♪ただひとつだけ ひとつだけ伝えたいことがある 忘れないでほしいんだよ ただひとつだけ ひとつだけ揺るがないことがある 君は決して不幸せなんかじゃない♪。これもいい歌詞だ。
・M-15「流星」:♪本当はこのまま ずっとこのままで アナタの隣にいたいけど 思い出は今日もまたひとつ歳をとる さらば またいつか もう行くよ♪。再生と旅立ちの歌。
・M-16「さよなら」:これも叙情情豊かな1曲。♪何かが起きそうな兆しもなく 誰かに変われるはずもなく 当たり前のように通り過ぎた毎日♪。命の大切さがたまらない。
・M-17「このまちと」:アコギのStrokeが気持ち良くなる。
なんか時代がジワジワと変わっても、それに流されない強さが伝わってきた。そしてひさびさに沖縄に行きたくなった。
● かりゆし58ベスト/かりゆし58 (2011/Album)
M-01. 恋人よ (アコースティックver.)
M-02. アンマー
M-03. オワリはじまり
M-04. ナナ
M-05. 手と手
M-06. ウージの唄
M-07. アナタの唄
M-08. 電照菊
M-09. 心に太陽
M-10. 風のように
M-11. 全開の唄
M-12. ウクイウタ
M-13. 会いたくて
M-14. ただひとつだけ伝えたいこと
M-15. 流星
M-16. さよなら
M-17. このまちと
* Produced by Kariyushi58.
* Kariyushi58:Shingo Maekawa(Vo/B),Yukihiro Shinya(G),Naoki Miyahira(G),Hiroki Nakamura(Dr)
* General Producer:Katsumi Suzuki,Ryoichi Okabe
* Executive Producer:Hidemasa Otani,Yositaka Hori
* LDCD-50082 2011 Pacific Records.
cf. かりゆし58 My CD/DVD List
- PLAYLIST11-NEXT ROCK ON-/Various Artists (2008/Album)
- かりゆし58ベスト (2011/Album)
ぼちぼち読んでる本多孝好さんの作品。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「真夜中の五分前-five minutes to tomorrow side-A-」と「真夜中の五分前-five minutes to tomorrow side-B-」(新潮文庫)について。
こんなあらすじ。小さな広告代理店に勤める僕は、仕事はできるが会社で他のメンバーとうまくやっていけない女性上司となんとか一緒に仕事をやっていた。そんな僕は、大学時代、5分遅れた時計を好んで使った"水穂"と付き合っていたが、6年前に水穂を亡くしていた。あの日からずっと5分ズレたまま。そんな僕は、同じ26歳で一卵性双生児の"かすみ"と市営プールで出会った。かすみには両親さえ見分けのつかない同じ遺伝子を持ち、同じように考え、生きる"ゆかり"という妹がいた。そんなかすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かしていく...。
これ、恋愛小説の体をとっているけど、中身的には感情を失ってしまった主人公の再生を描いた物語。誰を本当に愛していたのかがわかりにくい感じで、いい意味でもやもやしたものが残るし、どこか不安定な感情が残ってしまう。共感はしにくいんだけど、どこかひっかかる。不思議な読後感が残った小説だった。
cf. 本多孝好 読破 List
- MISSING (1999)
- ALONE TOGETHER (2000)
- MOMENT (2002)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005/2007)
- Fine Days (2006)
- 真夜中の五分前-five minutes to tomorrow side-A- (2007)
- 真夜中の五分前-five minutes to tomorrow side-B- (2007)
- 正義のミカタ I'm a loser (2007)
- チェーン・ポイズン (2008)
- WILL (2009)
- at Home (2010)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1 (2012)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2 (2012)
- ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3 (2013)
- MEMORY (2013)
2014/6/11(水)の夕飯は、Smedさんに教えていただいた藤沢本町の「らーめん はじめ」で"チャーシュー味噌つけ麺"(1,000円也)。辛めの魚介系濃厚な味噌スープには、挽き肉、メンマ、モヤシ、さやえんどう、葱と具だくさん。コシのある麺は一般つけ麺的には細めのストレート麺に海苔。これに大量の豚ロースとバラのチャーシュー。辛めのスープが蒸し暑さを忘れさせてくれる。確かにうまいです。最後にスープ割をいただき完食です。いい店、教えていただきました。ごちそうさまでした。
面白そうだったのでちょっと観てみた「Hit and Run/HIT & RUN」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。"証人保護プログラム"のもと、Charlie(Dax Shepard)は素性を隠しながら、カリフォルニアの小さな町で恋人Annie(Kristen Bell)と生活していた。そんな中、大学の教授であるAnnieに州立大から転職しないかと声がかかり、Charliは彼女をL.A.に連れていこうとする。しかし、かつてCharlieに裏切られたギャングのAlex(Bradley Cooper)は、Charlieが生きていることを知って復讐をしかけてきた...。
裁判で証人になることを引き受けた人物が、代わりに新たなアイデンティティーを与えられ、第2の人生を送ることになる米国独自の制度「証人保護プログラム」。この証人保護プログラムに守られている男が命を狙われる危険を描いたオフビートアクションがこれ。彼の逃飛行を描きつつ、そのトーンはロードムービー的なたたずまいがあるんだけど、一番の見どころはノンストップのカーアクション。激しい逃亡シーンでの埃まみれの描写がどこか乾いていて、この感じがいい。こんな映画もたまにはアリだと思います。
今日は(もう昨日だけど)、湘南在住の同期入社っぽいメンバーと飲み会。メンツはOkmu君、Mrkw君、Iym君、Kni君、Yskw君で、場所は藤沢にある「とびっきり」。ここ数年を完全、レイドバックしてから、最近のことを話しまくる。やっぱり、同期系はほっとする。また飲みましょう。ごちそうさまでした。
今年は集中的に読んでいる作家のひとり池井戸潤さん。今回は世田谷中央図書館で借りて読んでみた「新装版 不祥事」(講談社文庫)について。
こんなあらすじ。"花咲舞"は、事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し、解決に導く臨店指導の大役に抜擢された。コスト削減による誤払い(「激戦区」)、1億円の詐欺(「三番窓口」)、社会人修行で入行した取引先の御曹司(「腐魚」)、金融庁による検査(「主任検査官」)、口座開設屋(「荒磯の子」)、過払いによる詐欺(「過払い」)、パワハラによる元部下の自殺(「彼岸花」)、給料振り込みデータの紛失(「不祥事」)...独自の慣習と歪んだ企業倫理に支配されたメガバンクを浄化すべく、花咲舞は銀行内部の不正を暴いて叩きのめしていく...。
これ、最近テレビドラマ化していた「花咲舞が黙ってない」の原作本(実は借りるまで知らなかった...)。まさに"女半沢直樹"というふれこみで世に訴求されていて、銀行内にはびこっている悪行を暴き、痛快に解決していくというパターンの短編集になっている。よくも悪くも鉄板な勧善懲悪小説だった。
ともかくいまだに"半沢直樹シリーズ"は未読なんだけど、そろそろ読んでもいいかと思ってる今日この頃です。
cf. 池井戸潤 読破 List
- 架空通貨 (2003)
- 株価暴落 (2004)
- 銀行仕置人 (2005)
- 鉄の骨 (2009)
- 民王 (2010)
- 下町ロケット (2010)
- 新装版 不祥事 (2011)
- ようこそ、わが家へ (2013)
偉大なRock MusicianやそのSupporterをたたえる"The Rock and Roll Hall of Fame/ロックの殿堂"。「THE 25TH ANNIVERSARY ROCK&ROLL HALL OF FAME CONCERTS/ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム 25周年記念コンサート」、「2012 ROCK AND ROLL HALL OF FAME/第27回ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」に続き観てみた「2013 ROCK AND ROLL HALL OF FAME/第28回ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」について。
これ、去年2013/4/18、LAのNokia Theatreで開催されたBig Event。この2013では、Heart、Albert King、Randy Newman、Public Enemy、Lou Adler、Rush、Donna Summer、Quincy Jonesが新たに殿堂入りを果たした回。それぞれ本人やゆかりのある人々がSpeechを行うんだけど、これがなかなか面白いし、感動的。特に映画「Do The Right Thing」にちなんでSpike Lee監督がPublic Enemyに贈ったSpeechが最高だった。
で、Live Performanceの方だけど、特によかったのは、亡くなったDonna Summerの曲「Last Dance」を歌ったJennifer Hudson、Carole Kingの「So Far Away」、Quincy Jonesが作ったMichael Jacksonの名曲「Rock With You」を歌ったUsher、そしてまったく破壊力は衰えないPublic Enemyの「Bring The Noise」と「Fight The Power」。
今回はPublic EnemyのStageを観るだけでも価値ありだと思う。よかったです。
● On Air Set List:2013 ROCK AND ROLL HALL OF FAME
M-01. I LOVE L.A./Randy Newman,Tom Petty,Jackson Browne and John Fogerty
M-02. I Think It's Going To Rain Tody/Randy Newman
M-03. I'm Dead But I Don't Know It/Randy Newman and Don Henley
M-04. Oh Pretty Woman/Gray Clark Jr.
M-05. So Far Away/Carole King
M-06. Last Dance/Jennifer Hudson
M-07. Crazy On You/Heart
M-08. Rock With You/Usher
M-09. Bring The Noise/Public Enemy
M-10. Fight The Power/Public Enemy
M-11. 2112 Overture/Dave Grohl,Taylor Hawkins,Nick Raskuline
M-12. Tom Sawyer/Rush
M-13. The Spirit of Radio/Rush
M-14. Crossroads/Rush and Friends
* Directed by Joel Gallen.
* Filmed Live at Nokia Theatre,L.A. on 18th April 2013.
三谷幸喜さん原作・脚本・監督の映画「清須会議」(2013/Cinema)。ブラジル出張の飛行機の中で観てみた。
こんなあらすじ。本能寺の変によって"織田信長"が亡くなり、筆頭家老の"柴田勝家"(役所広司)と"羽柴秀吉"(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の"信孝"(坂東巳之助)、秀吉は次男の"信雄"(妻夫木聡)を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹"お市"(鈴木京香)、秀吉は信長の弟"三十郎信包"(伊勢谷友介)を味方にする。そして、跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになった...。
ともかくこの映画、戦国時代だけど合戦ではなくて、天下分け目の会議にまつわる人間模様を描いた政治モノ。日本を代表する俳優達がこれでもかと出演していて、それぞれいい味を出してる。で、なんだかんだで、引き込まれたのは羽柴秀吉役の大泉洋の圧倒的な演技の巧さ。3枚目キャラのイメージなんだけど、ユーモラスな演技とシリアスな演技を見事に織り交ぜて、清濁併せのむ秀吉を見事に演じていた。
あまり観ない日本映画だけど、演出と役者の技量はなかなかのもの。2時間強の映画だったけど、飽きずに楽しめました。
世田谷地方も梅雨に入り、ここ最近大雨が続いている。そんな中、やっと雨が上がったようなので、LoveとPeaceを連れて、ひさびさに近所を散歩。でも、すぐに雨が降ってきてしまい、雨宿りをかねて、ご近所のCafe「CAFE & DINER NEWOLD」へ。アイスコーヒーを飲みつつ、ホットツナサンドをいただく。スライストマト、玉ねぎの食感がいい。その後は、樋口毅宏さんの「甘い復讐」を読みつつ、のんびりする。ごちさまでした。
そのあと、雨も上がり、家まで散歩した。そんな日曜日。
今日の夕飯は近所の上町で「くし蔵」。くし蔵になってから初めての訪店。キャベツをつまみつつ、牛、山芋、もち、うずら、アジ、チーズなどの串カツをいただく。カラっと揚がってて、これはおいしい。近所なのでまた来たいと思います。ごちそうさまでした。
今日は2週間ぶりの八王子へ。実家に行く前に今日の昼飯は、京王八王子駅ビルにある「八王子ぱすたかん」で、90分時間制限で、お好み焼ともんじゃ焼きの食べ放題(1,580円也)。いただいたのは、豚キムチ焼と明太チーズ焼のお好み焼、カレーもんじゃともちチーズもんじゃの計4枚。セルフで作るんだけど、作り方がしっかり書いてあって、しかもお好み焼はフタを使いながら焼くので、結構うまくできたと思う。ごちそうさまでした。
ここ最近いただいたお土産を。まずは先日、シンガポール在住のKさんにいただいた「木彫りのマーライオン」。素朴でゆるーーい感じに癒されてます。ありがとうございました。
続いて、1カ月ほど前、ブラジルから帰国したOns先輩にいただいた塩。全然知らなかったけど、この塩、有名らしいです。味の調整に塩って絶対必要でして、そんな塩をいただいたのって、人生初かもしれません。ありがとうございました。
最後に、前日のブラジル・UAE出張から家に持ち帰ったお土産たち。サンパウロで買ってきたプロポリスののどスプレー、ドバイで買ってきたソーセージとサラミ(イスラムなので豚ではなく牛)、チョコ、そしてチーズ。ほぼすべて食いつくしました。ごちそうさまです。
今日の昼飯は初めての湘南でのラーメン。行ったのは藤沢駅にある「麺処 ら塾」。ここ、佐野実さんの「支那そばや」ご出身ということで、まずいただいたのは正味ベースの"ラーメン"(880円也)。熱々で名古屋コーチンなど動物系の出汁を感じる正統派醤油スープに、心地よい食感のストレート細麺。これに大きめトロトロな巻きのバラ叉焼、コリコリなメンマ、海苔と刻み葱。よい意味で鉄板な安定感の1杯だと思います。あらためて、RIP.佐野実さんという気持ちになりました。ごちそうさまです。
いろんな人から薦められて観てみた「The Descendants/ファミリー・ツリー」(2011/Cinema)について。
こんなあらすじ。ハワイの土地を先祖から受け継ぎ管理している中年の男Matt King(George Clooney)は、不動産売却準備を進めていたが、そんな中、妻のElizabethがボート事故で入院し昏睡状態となり、2人の娘17歳のAlex(Shailene Woodley)と10歳のScottie(Amara Miller)の面倒を看なければならなくなる。しかし、妻が不倫していたことが発覚し、Mattは娘たちと長女Alexのボーイフレンドを連れ、オアフ島からカウアイ島の不倫していた男のもとに話をつけに行く...。
これ、ハワイを舞台に、家族崩壊の危機に直面した家族の再生のドラマを描いた家族ドラマ。死に向かう母親のために、心も距離も離れていた父と娘がジワジワと息の合った行動をとっていくようになるあたりが、静かに感動してしまう。加えてこの映画の良さはハワイという土地。郷土愛や先祖が大切にしてきた土地のしがらみといった独特のハワイ文化が伝わり、ときどきに差し込まれる美しいハワイの景色に心が洗われた。素直にいい映画だったと思います。
ちょっと最新号の「rockin'on 6 June 2014」について。気になった記事を書いてみる。
●Oasis─1994年、オアシス伝説はここから始まった:
あのDebut Album「Definitely Maybe」から20年がたって、当時の写真、Interview、追憶Report、1994年にReleaseされたずべての曲を解説など、この企画は本当にたまらない。あの頃、営業の途中にHMVによって、OasisのAlbumだけではとどまらず、すべてのCDSも買い漁り、聴きまくっていた。あれから20年かぁ、それでも心のどこかで復活を待っている。
●NIRVANA─KURT COBAIN 20,000 words interview/カート・コバーン、すべてを語った2万字インタヴュー:
Album「In Utero」発売直後、Memberへの結束、Journalismに対する徹底的な嫌悪感、高校時代のことまで、このInterviewはほんとに貴重だ。それにしても、1994/4/5にKURT COBAINは自殺し、1994/4/11にOasisがDebutした。1994年にほんとに凄い年だったんだとあらためて実感した。
これ以外の記事では、Linkin Park New Album "The Hunting Party"、Beady Eye Live at Yokohama Arena("Live Forever"も"Champagne Supernova"も歌ってる!)、Pixies New Album "Indie Cindy"、Wilco Johnson Interview、NirvanaとKiss ロックの殿堂入りなど。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・Indie Cindy/Pixies (Album)
・Xscape/Michael Jackson (Album)
・Definitely Maybe Special Edition/Oasis (Album)
・Corazon/Santana (Album)
少々古いけど、「ROCKIN'ON JAPAN JUNE 2014」、気になった記事を。
●マキシマム ザ ホルモン 「予襲復讐」ツアーファイナルシリーズ Zepp Tokyo:
去年の日本ROCK界を揺るがしたホルモンのAlbum「予襲復讐」とそのツアー。ツアーファイナルシリーズからZepp Tokyoの公演Live Reportなんだけど、もうてんこ盛り。漫☆画太郎先生の顔ハメ、上ちゃん人形、NHKのラジオ体操、そしてゴールデンボンバーまで。この雑食性とエンタメにほんとにハマってしまった。それにしても新木場の「予襲復讐」ツアーに行けてほんとよかった。
これ以外の記事では、椎名林檎 New Album "逆輸入~港湾局~"、東京スカパラダイスオーケストラ x ASIAN KUNG-FU GENERATION、Saori(SEKAI NO OWARI)2万字インタヴュー、ONE OK ROCK ツアードキュメンタリー映画「FOOL COOL ROCK!」、クリープハイプ Live at Nippon Budokan & New CDS "寝癖"、[Champagne]から[Alexandros]へ、ACIDMAN New CDS "EVERLIGHT"、Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION) x 木下理樹(ART-SCHOOL)、向井秀徳 NUMBER GIRLインタヴュー、The Mirraz New CDS "この惑星のすべて"、爆弾ジョニー Major Debut、星野源 Live at NHK HALL、10-FEET Live at Zepp Divercity、N'夙川BOYS Live at Shibuya-AXなど。
追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ 逆輸入~港湾局~/椎名林檎 (Album)
・ 寝癖/クリープハイプ (CDS)
・ くそったれの世界/The Birthday (CDS)
・ YOU/ART-SCHOOL (Album)
・ 20 fLAKES~Coupling Collection~/ザ・クロマニヨンズ (Album)
・ この惑星のすべて/The Mirraz (CDS)
・ AMU/Husking Bee (Album)
・ One Mind/ウルフルズ (Album)
・ ナマで踊ろう/坂本慎太郎 (Album)
湘南で働き出して、早1カ月。今日は20年ほど前、同じチームで一緒に働いていたYzwさん、Hgcさんという諸先輩達と超ひさびさ飲み会。場所は藤沢の「鳥夢」。異動してから初めての湘南飲みだ。で、飲み屋に着いたら、ひさびさに再会のFksmさんにUrbさんがいて、びっくり。さらに昔お世話になったWkswさんまで現れて、さらにびっくり。いやー、懐かしいし、楽しい。で、お店のほうも3,000円というコスパの素晴らしさ。また会いましょう。ごちそうさまでした。
Stanley Kubrickの幻の長編監督第1作「Fear And Desire/恐怖と欲望」(1953/Cinema)について。
こんなあらすじ。架空の戦争が舞台。空軍所属のCorby中尉(Kenneth Harp)、Mac軍曹(Frank Silvera)、Sidney二等兵(Paul Mazursky)、Fletcher二等兵(Steve Coit)の4人の空軍兵士達は、戦地で敵に撃墜されてしまう。敵陣の森に墜落した彼らは、いかだで川を下って脱出するという計画を立てるが、敵軍のアジトを発見する一方、地元の若い女性(Virginia Leith)に姿を見られてしまう...。
極限状態にある兵士達が次第に人間らしさを失い、狂気の領域に踏み込んでいく様を描いた戦争ドラマ。ペーソスと哀愁が漂ってる映画なんだけど、「Dr.Strangelove or:How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb/博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964)、「A Clockwork Orange/時計じかけのオレンジ」(1972)、「The Shining/シャイニング」(1980)、「Eyes Wide Shut/アイズ ワイド シャット」(1999)などなど、のちに狂気を題材にした秀作を作っていくKubrickの才能の片鱗を感じさせるものだった。正直、未熟な部分もあるけど、それが逆に面白かったという感じ。ま、初めの一歩な作品でした。
ちょいちょい読んできてる東野圭吾さんの本。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「カッコウの卵は誰のもの」(光文社文庫)について。
こんなあらすじ。元オリンピックスキー選手の"緋田宏昌"の娘"風美"は、"カエルの子はカエル"と言われる天才スキーヤーだったが、緋田は新世開発スポーツ科学研究所の"柚木"から、緋田親子の遺伝子を調べさせてほしいと頼まれた。しかし、緋田は娘の風美は彼の実の娘ではないという誰にも知られたくない秘密があり、その申し出を断ってしまう。そんな時、新世開発スキー部宛てに「緋田風美をメンバーから外せ」という脅迫状が届く。柚木が風美の警護に付いて警戒する中、風美が乗るはずだったバスが事故を起こして負傷者が出てしまう...。
これ、DNA研究を通じて、才能の早期発見と育成を目指しつつ、その才能は誰ものなのか、その才能はなんなのかをテーマにした物語。そこに血のつながらない親子の愛情と葛藤とか企業の目論見とかが絡んでいき、予期せぬ展開になっていくんだけど、正直ミステリー小説というものは感じられなかった。なんとなく無理やり感が残り、モヤモヤとした読後感になってしまった。
うーん、東野圭吾さんっていい作家だと思うんだけど、正直当り外れがある。
cf. 東野圭吾 読破 List
- ブルータスの心臓 (1989)
- 回廊亭殺人事件 (1991)
- 美しき凶器 (1992)
- パラレルワールド・ラブストーリー (1995)
- 悪意 (1996)
- 秘密 (1998)
- 白夜行 (1999)
- 予知夢 (2000)
- 嘘をもうひとつだけ (2000)
- レイクサイド (2002)
- 時生 (2002)
- 幻夜 (2004)
- さまよう刃 (2004)
- 容疑者Xの献身 (2005)
- 赤い指 (2006)
- 流星の絆 (2008)
- カッコウの卵は誰のもの (2010)
- プラチナデータ (2010)
- 白銀ジャック (2010)
- 麒麟の翼 (2011)
- 真夏の方程式 (2011)
- マスカレード・ホテル (2011)
- 虚像の道化師 ガリレオ7 (2012)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2012)
- 夢幻花 (2013)
- 疾風ロンド (2013)
あのウルフルズが4年半ぶりに復活を果たすということでこの3月に両国で行われたEvent「uP!!!SPECIAL MUSIC COMPLEX 2014,Spring」。このウルフルズに加え、サンボマスターとTHE BAWDIESも出るということで、その日のLiveの模様がスぺシャで放送された。じっくりと観てみた。
これ、2014/3/16(日)、両国国技館で行われたLive Event。ウルフルズ、サンボマスター、THE BAWDIESの3Bandによる対バンなんだけど、Soulfulな3つのBandが集まり、復活するウルフルズを祝賀するムードに満ちていた。
で、Liveの方だけど、まずはTHE BAWDIES。変わらないBandとしてのテンションの高さと巧さと、RoyのVocalの凄さ。あらためて彼らのSoulfulさが伝わってくる。そしてサンボマスター。祝ウルフルズ復活に想いを寄せる3人の姿が微笑ましいし、彼のどこでもちゃんとやる熱さが伝わってきた。で、やっぱりウルフルズ。「ええねん」から「バンザイ~好きでよかった~」の流れでもうそれでけで泣けてきた。
それにしても、ウルフルズとしてもうAlbumもでるし、これから楽しみだ。
● On Air Set List:uP!!!SPECIAL MUSIC COMPLEX 2014,Spring
M-01. 1-2-3/THE BAWDIES
M-02. ROCK ME BABY/THE BAWDIES
M-03. HOT DOG/THE BAWDIES
M-04. YOU GOTTA CHANCE/THE BAWDIES
M-05. 世界をかえさせておくれよ/サンボマスター
M-06. ミラクルをキミとおこしたいんです/サンボマスター
M-07. そのぬくもりに用がある/サンボマスター
M-08. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター
M-09. できっこないを やらなくちゃ/サンボマスター
M-10. ロックンロール イズ ノットデッド/サンボマスター
M-11. ええねん/ウルフルズ
M-12. バンザイ~好きでよかった~/ウルフルズ
M-13. どうでもよすぎ/ウルフルズ
M-14. ヒーロー/ウルフルズ
M-15. ガッツだぜ!!/ウルフルズ
M-16. いい女/ウルフルズ
* Filmed Live at Ryogoku Kokugikan on 16th March 2014.
Hrt君に借りて、なんだかんだで読み続けている諫山創さんの「進撃の巨人」。この「進撃の巨人」の約70年前を描いたライトノベル"進撃の巨人 Before the fall"のコミカライズ版「進撃の巨人 Before the fall」(1)/(2)(講談社)をNkbys君から借りたので早速読んでみた。
このSub Titleの"Before the fall"とは、「進撃の巨人(1)」で描かれた"ウォール・マリア陥落の前を意味し、エレン達が活躍する本編の時代から約70年前から始まる物語がこれ。壁の中に進入を許してしまった巨人の吐瀉物の中から、1人の赤ん坊が発見され、やがて成長し"キュクロ"と名付けられた少年の数奇な運命を描いたもの。諫山創(原作)、涼風涼(小説原作)、士貴智志(漫画)という布陣で作られている。
それぞれこんなあらずじ。
・「進撃の巨人 Before the fall(1)」:
突如出現した巨人の脅威から身を守るため、人類は巨大な城壁を築き、その内側を生存圏とした。そして30年後、壁内の最も外縁に位置する街であるシガンシナ区は、巨人を崇める"巨人様"と呼ばれる狂信者が招き入れた1体の巨人によって蹂躙されてしまう。そして、巨人の嘔吐物の中にあった妊婦の死体から奇跡的に生まれた赤ん坊がいた。のちに彼は"巨人の子 キュクロ"と呼ばれ、数奇な運命を辿ることになる...。
・「進撃の巨人 Before the fall(2)」:
奴隷同然の身から脱したキュクロは、自らの呪われた生誕の地であるシガンシナ区を目指すが、おしもシガンシナ区では15年ぶりに壁外調査が再開されようとしていた。自分が"巨人の子"ではないと証明すべく、キュクロは調査兵団の幌馬車に潜り込んだが、ウォール・マリアから出た外地には、彼の想像を絶する地獄が待っていた...。
このスピンオフ的な作品、巨人の恐怖をまっとうに描くという、いい意味で初期の進撃の巨人が持っていたわかりやすさがあり、しかも画がきれいなのでとても読みやすい。ここ最近の「進撃の巨人」本編の難しさには大きく異なり、とてもさらさらとイッキに読めてしまった。
この話、どこまで続くのかまったく見当がつかないけど、これからも読んでいきたい。Nkbys君、第3巻もよろしくお願いします。
cf. 進撃の巨人 読破 List
- 進撃の巨人(1)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(2)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(3)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(4)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(5)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(6)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(7)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(8)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(9)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(10)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(11)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(12)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(13)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人 Before the fall(1)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2013)
- 進撃の巨人 Before the fall(2)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2014)
ちょっと面白そうだったので観てみた「Contraband/ハード・ラッシュ」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。世界一の運び屋として裏社会で名をはせたChris(Mark Wahlberg)は今では足を洗い、警報装置の施工業者となり妻Kate(Kate Beckinsale)と2人の息子に囲まれた幸せな日々を送っていた。しかし、しかし、義弟Andy(Caleb Landry Jones)がコカインの密輸に失敗したことで、犯罪組織が家族の命を脅かすようになってしまう。家族の命を守るため、Chrisは運び屋に戻り、パナマでのニセ札密輸を計画を進めたが、その前に現地のマフィアや警察が立ちはだかる...。
これ、愛する家族のため裏社会から足を洗った元運び屋が、家族を守るため再び危険な任務に挑むアクション映画。ニセ札の密輸、絵画強奪への加担、ギリギリ隠し通した税関検査、ヤクの運び屋、親友の裏切り、コンクリート詰めにされる妻などなど、予測不可能な展開が続き、緊張感だらけのシーンの連続にすっかりハマってしまった。スッカリ頭をからっぽにして楽しめるいい意味で鉄板なアクション映画だったと思います。
今日の夕飯は、ひさびさに246駒沢交差点にある「中華料理 洛餃子 Roku」。小沢一郎氏絶賛の中華屋なんだけど、自家製ジャンボ焼き餃子、レバニラ炒め、ねぎチャーシュー、酢豚をビールとともにいただく。しかもこのレバニラとねぎチャーシューは1コイン500円(しかも税込)という素晴らしいCPさ。出張の疲れを中華と酢が癒してくれる。ごちそさまでした。
●2014/5/29(木)
とりあえず出発が遅れたQR1002に乗る。ドーハからドバイまでの飛行時間は1時間ほど。短くてちょっと嬉しい。機内食の肉つめのようなものをいただきつつ、ドバイに着いたのは朝の4時過ぎ。簡単な入国手続きを済ませ、Dijr君が手配してくれたホテルの車に乗る。寒かったサンパウロとは大違い、早朝でも35度は超えているだろう。ブルジュ・ハリファを見つつ、5時過ぎにホテルに到着。ふぅ~。
今回泊まるホテルは、初めての「GRAND MILLENNIUM DOBAI」。砂漠の中にあり、まわりもホテル建設ラッシュな場所にあった。ここもやっぱり豪華。Mtgは午後に設定いただいたので、それまではホテルでちょっと休憩。まずはシャワーを浴びてから、会社のメールをみたりして、3時間ほど睡眠。ふぅ、助かった。
Dijrが手配してくれた車に乗り、ドバイのオフィスへ。ここ、4回目の訪問だけど、前回が12年の秋だったので、2年半ぶり。ここで、今回お世話になるArkさんとDijr君に会う。さらにひさびさにKnt君にも遭遇。みなさん元気でなにより、なにより。
で、早速このオフィスの名物食堂で名物の日本食。今日のメニューは、親子丼。あー、ひさびさに日本食でこれはうれしい。相変わらずレベルの高い食堂だ。ごちそうさまでした。
その後、13時からはドバイのみなさんとMtgしたり、今後お世話になるKtnさんの車でいろいろ見せていただいたり。今まであまり仕事の関係がなかった世界なので、緊張しつつも興味津々。これからいろいろがんばろう。
で、そろそろ夕食の時間に。Dijr君の車に乗り、向かったのは「abdel wahab THE FISHERMAN」。高層ビルの立ち並ぶ中、ヨットが停泊する港があり、とっても開放的。まだまだ暑いけど、テラスで食事をすることに。冷えたビールを飲みつつ、一足早くビヤガーデンさせていただく。レバノン料理をいただきつつ、Mtbrさん、ArkさんとDijr君とこの3カ月に起きたことを話しまくる。場所は違えど、みんなほんと苦労してたこと、まだ続いてることを話す。しんみりしがちな内容なんだけど、なんだかんだで明るく気兼ねなく話せるのがとてもうれしい。それにしてもワインもたくさん飲んで、あー楽しかった。これから仕事ではバラバラだけど、またこんな時間がもてたらいい。ごちそうさまでした。
で、23時前にはホテルに戻り、シャワーを浴びてからそのままベッドへ。あー、疲れた。
●2014/5/30(金)
やっぱり体内時計がおかしいようで、午前3時には目が覚めた。眠れそうもないので、昨日のMtgメモを起こしたり、メールを読んだり。で、まだ気温も低そうなので、ホテルのまわりを散歩する。砂漠地帯、建設中の建物などなど、どこか埃っぽい気がする。Goldなレクサスとかホテルを観て、ちょっとにやつく。
日本と異なり、金土が休みのUAE。そんな休みの中、休日返上でDijr君が今日のアテンドを付き合ってくれた。まずはDijr君の車でアブダビへ向かう。
まず行ったのは、人生2度目の「Sheikh Zayed Mosque/シェイク・ザーイド・モスク」。このモスク、世界第6位の大きさと言われてるんだけど、前回は夕方から夜かけてで、今回はお昼。灼熱の青空と白い建物。あいにくお祈りの時間にあたり、中には入れなかったけど、美しい建物に圧倒されました。また見れてほんとうによかったです。
で、お昼にthe Hilton Abu Dhabiにある日本料理屋「Toki」にて「五目ラーメン」をいただいてから、前回は遠くからしか見れなかったアブダビの7つ星ホテル「Emirates Palace Hotel」へ。
黄金の内装、黄金のソファ、黄金の壁、黄金のエレベーター、黄金の灰皿、黄金のシャンデリア、黄金のテーブル、黄金のマカロン、黄金のトイレ、そして黄金を売ってる自動販売機...。もうここまで徹底すると笑っちゃった。ほんと目の保養になりました。
その後はドバイに戻り、あのTHE DUBAI MALLへ。Dealer Callしつつ、あまりの変化に時の流れと残酷さを感じてしまう。ほんといろいと思うところが大きい。そのあとはスーパーに寄ったり、隣接するブルジュ・ハリファを見たり、スタバで休憩したり。ふぅ...。
そして、Dijr君の車で18時過ぎにドバイ国際空港へ。ほんと今日はありがとう、またどこかで会いましょう、Dijr君。で、これからドバイ発20:30のQR1009でドーハに向かうことに。QATAR Airwayのカウンターでチェックインし、出国手続きと手荷物検査を受けてから、空港内のラウンジで休憩。ビールを飲んだり、軽く食事をする。
で、20時ごろには機内の人に。ドバイからドーハまでの1時間ほどのフライトの中、機内食の肉つめのようなものをいただきつつ、ドーハには時差もあり、20:30ごろには到着。
ここでちょっとひと悶着。Mtbrさんに続き、ビジネスのラウンジに向かったんだけど、カードのステイタスなどに文句を言われ、ラウンジに入れてもらえない。で、Mtbrさんの気合の文句サポートをいただき、なんとファーストクラスのラウンジに入れた。結果的にはうれしかったけど、やっぱオーラがたりん。英語で喧嘩できるようにならないと!!
今日の成田までのフライトは、ドーハ発1:45のQR806。しかしこの出発が遅れてる模様。4時間以上、このラウンジの中で過ごすことに。なぜか会社メールは読めず、Facebookを見たり、新聞読んだり、軽く食事したり...。そんな感じで、5/30(金)も過ぎて行った。
●2014/5/31(土)
で、深夜も深まるつれて、混み出すドーハの空港。やっと搭乗時刻となり、ドーハ発1:45のQR806に乗る。しかし、テクニカルトラブルとやらで全然離陸しない。うつろうつろしながら、午前3時ごろ、やっと離陸。その後は、シャンパン飲んで、ビール飲んで、機内食は寿司にしたり、朝食も和食にしたり、映画「アナと雪の女王」を観たり、映画「The Hobbit:The Desolation of Smaug/ホビット 竜に奪われた王国」を観たり、眠ったり...で、10時間ほどのフライトをすごし。19時ごろにやっと成田に到着。
そして、バスでTCTに向かい、そこから世田谷に21時半ごろ到着。LoveとPeaceが歓待してくれた。ふぅ、お疲れ様でした。
今回の出張、仕事も変わり、会う方々も変わった。ブラジルではMsdさん、Mcdさん、Sidneiさんに、UAEではKtnさん、Davurさん、Eugeneさんにあらたにお世話になった。そして、事前ではOnsさんに助けていただき、ArkさんとDijr君とはたくさん飲めた。これからもこの方々と一緒に頑張っていく感じ。今後ともよろしくお願いします。
cf. 中近東出張 List
- 2005.09.06-09.09 UAE
- 2009.11.03-11.10 UAE
- 2011.11.20-11.26 UAE,Saudi Arabia,Qatar
- 2014.05.25-05.31 Qatar,UAE
cf. ブラジル出張 List
- 2014.05.25-05.31 Qatar,Brazil
新しい仕事しだし、勤務地も変わって、1カ月弱。そんな中、2014/5/25(日)から31(土)まで、ブラジル・サンパウロとUAE・ドバイを出張することに。UAE出張は4回目なんだけど、ブラジルは人生初めて。食いもの中心に書いて見ます。長文失礼です。
●2014/5/25(日)
18:46渋谷発のNEXに乗るために、18時前に世田谷を出発。当分、LoveとPeaceに会えなくなるけどしょーがない。で、20時ごろに成田に到着し、今回の利用するQatar Airwayのカウンターでチェックイン。長時間のフライトなため、ビジネスクラスを利用できるため、これはありがたい。とりあえず、出国手続を済ませ、JAL Sakuraラウンジで時間をつぶす。ここで、今回の出張でご一緒させていただくBossのMtbrさんと合流。よろしくお願いします。
今回、6回飛行機に乗るんだけど、サンパウロとドバイに行くにあたり、すべてがカタール・ドーハでトランジット。まずは1本目は成田発22:30のQR807便でドーハに向かう。若干早めに搭乗でき、そのまま定刻通りに離陸。持ってきた大崎善生さんの「孤独の森」を読んだり、Jill Scottの「Beautifuliy Human」を聴いたりしながら、シャンパン飲んだり、ワイン飲んだり、食事したりとビジネスクラスの席を満喫。お腹も満たされるとフルフラットの席でそのまま爆睡。11時間以上のフライト、9時間以上は寝てしまった。やっぱり、ビジネスは素晴らしい!
●2014/5/26(月)
ドーハ着04:15だったんだけど、それよりも早い午前4時前には到着。ビジネス用トランジットのGateに連れていかれ、そのまま手荷物検査を通過し、ドーハ国際空港のラウンジで時間をつぶすことに。次のフライトは、ドーハ発8:00のQR771便。4時間くらいの時間があるんだけど、会社のメールをチェックしたり、Facebookをチェックしたり、軽めの朝食を食べたり...。ともかくラウンジで過ごせるのはホントにありがたいです。
時刻となり、Gateへ向かい、機内の人になったが、なかなか飛び立たない。アラビア語の機内放送なのでなんだかわからない。で、30分ほど遅れて、やっと離陸。これから15時間弱のフライトなんだけど、ともかくじっとしているしかない。シャンパンを飲んだり、ブランチを食べたり、映画「清須会議」や「トリック劇場版 ラストステージ」を観たり、横になっってまどろんだり、大崎善生さんの「孤独の森」を読んだり、このBlogを書いたりしながら、時間を過ごす。ふぅ、長い!!
到着予定時刻16:40から遅れ、17:30ごろにブラジル・サンパウロに到着。初めてのブラジル、空港から観た夕日は綺麗で、気温も低い。すっかり秋の空だ。大行列の入国手続を済ませ、事前にOns先輩が手配してくださったタクシーでホテルに向かう。車窓から景色を観ていたんだけど、正直、Wカップの看板はまったくなく、正直拍子抜け。後で聞いたところによると、政府はそもそも美観を保つために、看板自体を禁止しており、さらにWカップに反対する民衆にも配慮して、このようなある種冷静な状況になっているとのこと。ふむふむ...。、
そして19時ごろ、ホテルに到着。今回泊のホテルは、"GOLDEN TULIP PAULISTA"。なぜか部屋もアップグレードしてくださり、とてもうれしい。ま、1泊なんだけど...。とりあえず、2日ぶりくらいにシャワーを浴びて、ほっと一息。
19:30、今回のブラジルで大変お世話になるMsdさんと合流し、夕飯に向かう。さらにうれしいことに、新人だった頃お世話になり、現在ブラジルで働いているMrさん・Hrmさん夫婦も合流してくださる。で、早速Msdさんの車でMrさんの住むアパートに向かい、そこでひっさびさの再会。あー、懐かしい。
で、夕飯は「Templo da Bahia」というブラジル・バイア料理のお店。ここでビールやカイピリーニャという濃厚なお酒をいただきつつ、海鮮シチューといわれるムケッカをいただくことに。その前に揚げ物系をいただいたんだけど、これがどれもこれも絶品のうまさ。いい意味で素朴な味付けで、素材のうまさが引き立つものばかり。そして、登場したムケッカ。ココナツミルク中心の味付けで、スパイシーさもなく、とてもクリーミー。この中に海老とかが入っていて、これはほんとにおいしい。そんな美味しい料理をいただきつつ、会話が弾む。それにしてもMsdさんのアルゼンチン話は面白かったし、ひさびさのMrご夫婦との懐かしい会話で非常に盛り上がった。しっかしHrmさん、全然変わっていなくて、ほんとに凄い。あー、楽しくて美味しい夕飯になりました。
●2014/5/27(火)
やはり激しい時差ぼけのためか、午前3時ごろには目覚めてしまう。ともかくもう一度シャワーを浴びたり、メールをチェックしたりして、6時にホテルで朝食。あまり食欲もなかったので、ご飯と味噌汁と海苔と沢庵とハムで済ます。それにしても味噌汁はうまいなぁ。
で、ちょっとだけ、ホテルのまわりを散歩する。このあたりの治安はよくないと聞いていたので、若干ビビりながらの散歩だったけど、朝も早いためがほとんで人がいない。しっかし気温は13度ということで、めちゃめちゃ寒い。半袖できたことを後悔しつつ、町の感じを少しだけ体感できた。
そして、迎えに来てくださったSzkさんの車でオフィスに向かう。車中、ビジネスのこと、Wカップのことなどをお聞きしつつ、状況の厳しさを感じた。で、30分ほどでBusiness Park内にあるオフィスに到着。厳重な入館チェックの後、オフィスに入ったけど、とても綺麗なオフィスだった。そのまま午前中はブラジルの方々とMtg。みなさん、初めて会うかたばかりなので、若干緊張しつつも、いろいろを教えていただき大変勉強になった。ブラジル経済の厳しさ、インフレの懸念などなどみなさんのご苦労と努力は伝わってきた。
で、昼飯はBusiness Park内にある「BURGER+」にて、チーズバーガーをいただく。シンプルな味付けでとても美味しい。やっぱり、ここは肉の国なんだって再確認。ごちそうさまでした。
その後、Msdさんの車でサンパウロ市内をいろいろ見学させていただく。途中、スーパーにも寄っていただき、肉コーナーでのたくさんの種類の部位をみて、ほんと肉の国なんだってもう一度思った。後半、時差ボケで車の中で眠ってしまい、本当に申し訳なかったです。
夕方17時過ぎにオフィスに戻り、メールをチェックしたり、Mtgメモを書いたりしつつ、夕飯へ。Mcdさんが連れて行ってくださったのは、とっても楽しみにしていたシュラスコ料理のお店「Fogao Gaucho churrascarria」。まずはサラダをいただきながら、ビールで乾杯。Mcdさんにシュラスコのルールを教えてもらい、机に配られた牛の部位の図表を観つつ、シュラスコ開始。一度、肉と取るとお兄さん達がガンガン寄ってきて肉を進められる。まさに肉のわんこそば状態。で、確かに、ピカーニャという部位や、牛のコブにあたるクッピンがうまい。お酒もビールから変わり、カイピリーニャに変わると話している内容も、あいつがどーしたこーしたの下世話系に。自分の緊張も解け、ざっくばらんにお話しできた。結局23時ごろまで、グダグダを肉を食い、グダグダとお話しさせていただく。あー美味しくて楽しかった。ごちそうさまでした。
その後は、タクシーでサンパウロの空港に向かう。あー、長い1日だ。
●2014/5/28(水)
日付も5/28(水)に変わり、今日はサンパウロからドーハに向かう。飛行機はQR772便で、2:45発。出国手続、手荷物検査を済ませてからは、サンパウロのラウンジで時間をつぶすことに。
で、午前2時ごろに機内に入る。いつのまにか離陸してからは、もう14時間弱の時間をひたすら機内ですごす。疲れのためか映画を観る気にもならず、たまに食べちゃあ、大崎善生さんの「孤独の森」を読んじゃあ、寝るという感じ。もう腰が痛くでたまらない。ほんとエコノミーだったら、死んでたな。ふぅ~、そんな感じで、22時すぎにドーハに到着。お疲れ様です。
今回リノベートということでQATAR Airのラウンジが使えないと事前に聞いていたんだけど、Mtbrさんの押し押しで、別のラウンジにおこぼれ入れることになった。ほんとありがとうございます。次のドーハからドバイに向かうQR1002が当初予定より1時間ほど遅れ、午前2時ごろになることが判明。会社のメールもうまく取れず、ひたすらFacebookを観たり、空港内を徘徊したり。それにしても意味もなくでかいクマのぬいぐるみとか、微妙に高いトイレとかみながら時間をつぶしてた。そんな感じで5/28(水)、19回目の結婚記念日は終了しました。
今日の昼飯は夏の定番、「ちゃんぽん 長崎」の"冷し中華めん"(850円也)。鉄板なお酢の利いた醤油ベースのスープに、トマトにシャキシャキしたキュウリにもやしにメンマにゆで卵と一枚豚。辛しを溶かしながらいただいた。コシのある麺、大きめの豚がうれしい。やっぱクソ暑い日には冷し中華。出張疲れの体にお酢の利いた。さすがきたなシュランで満点の星3つをいただいてる美味しさです。ごちそうさまでした。
ブラジルUAE出張の中、2014/5/30(金)の昼飯は、UAEのthe Hilton Abu Dhabiにある日本料理屋「Toki」にて"五目ラーメン"(64dhs)。塩ベースのスープに葱、キャベツ、玉ねぎ、ニンジンといった野菜にイカ、白身魚などのシーフード、そしてうずらの玉子。麺はストレートな中太麺。優しい塩がラーメンを渇望した体にしみる。ちなみに、Ramen Plusというセットにしたので、焼餃子、半炒飯、キムチなどがつく。やっぱり麺はいいなぁ。ただ、この五目ラーメン(64dhs)をセット(18dhs)にすると、82dhs。日本円にするとおよそx30円で、しめて2,400円ほど。あー、高いは!! ともかく、ごちそうさまでした。
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