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Wednesday, June 18, 2014

「真夏の方程式」を観た

Manatsunohoteishiki 東野圭吾さん原作を読んでから、チャンスがあれば観たいと思ってた映画「真夏の方程式」(2013/Cinema)について。
 あらためてこんなあらすじ。両親の都合で夏休みを、美しい海辺の町・玻璃ヶ浦にある伯母一家の旅館で過ごすことになった少年"恭平"(山﨑光)。この玻璃ヶ浦で開催されている海底鉱物資源開発説明会に出席するために訪れた物理学者"湯川学"(福山雅治)も、その宿に滞在することになった。その翌朝、もう一人の宿泊客である定年退職した元警視庁の刑事"塚原正次"(塩見三省)が、変死体で見つかった...。
 これ、東野圭吾さんの「ガリレオ」シリーズ劇場版第2弾。とある海辺の町を訪れた物理学者・湯川学が、そこで起きた殺人事件の悲しい真相に直面する姿を、1人の少年との出会いを絡めて描かれたもの。基本的に各登場人物が抱え込んだ過去をひもとく人間ドラマがなかなか深いんだけど、やっぱり湯川と少年の絡みがいい。初めて会った電車でのシーン、ペットボトルロケット実験のシーン、そして最後の駅舎での「一緒に考えていこう」という2人の会話など、なかなかジーンとしてしまった。あと、映画の舞台となった島の空と海の青さもめちゃめちゃ綺麗で、これもよかった。
 原作は読むけど映画やドラマを観ることは少ないけど、たまにはいいかもしれない。

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