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Friday, August 01, 2014

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎夏海」を読んだ

Natsumiiwasaki_moshidora 2009年に大ヒットした「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎夏海」(ダイヤモンド社)。ほんとにいまさらだけど読んでみた。
 こんなあらすじ。公立高校の弱小野球部でマネージャーを務める女子高生"川島みなみ"が、ピーター・F・ドラッカーの著した組織管理論の本「マネジメント」を偶然書店で手に取ったことを契機に部の意識改革を進め、甲子園を目指すというもの。
 起業家や経営者のための本を読んで、それをベースに野球部という組織をまわりを巻き込んで改革し、結果を出していくという内容なんだけど、流行った当時、萌えやライトノベルを意識したかのような装丁に正直ドン引きで読む気がしなかった。で、今回他に読む本がなくて読んだけど、それなりに楽しめる。
 マネージャーの資質、組織の定義付け、顧客とは誰か、野球部は何のための組織か、マーケティングやイノベーションの重要性、社会に対する貢献、成果と働きがい、フィードバックなど強引にドラッカー理論につなげていくのは相当無理だんだけど、読みやすいという点ではアリなんだろうな。
 最近仕事が変わって、この組織ってなんだろうなって漠然と考えている時だったので、ま、読んでよかったと思います。

cf. 岩崎夏海 読破 List
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (2009)

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