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Friday, August 22, 2014

「The Impossible/インポッシブル」を観た

The_impossible 2004年スマトラ島沖地震による津波に巻き込まれた家族の姿を描いた映画「The Impossible/インポッシブル」(2012/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2004年の年末、Henry(Ewan McGregor)と妻Maria(Naomi Watts)と3人の息子たちは南国で休暇を過ごすため、タイにやってきた。Xmasの翌日、スマトラ沖地震によって家族は一瞬のうちに津波に飲み込まれてしまい、離れ離れになってしまう...。
 津波の被害を受け、一家離散となりながらも再び家族で暮らすことを諦めずに、災害後のつらい状況の中でも必死に生き抜き、家族の絆を再確認するというヒューマンドラマがこれ。実際のスマトラ沖地震による映像が使われ、観ていて本当につらい映画だった。Mariaの生死を彷徨う大けが、お互いの安否がわからないという危機的な状況の中、それぞれの無事を祈りつつ再会を信じて必死に生き抜く姿が本当に身につまされた。
 東日本大震災という大震災を経験した自分を含めた日本人にとっても、あの津波のシーンは耐え難い映像だと思う。それでも観て、なにかを感じ、自分になにができるかを考えるという意味では、いつかは観るべき映画だったと思います。自分は観てよかったです。

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