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Monday, September 22, 2014

「High Fidelity/ハイ・フィデリティ」を観た

High_fidelity 重度の音楽マニアの恋愛を描いた映画「High Fidelity/ハイ・フィデリティ」(2000/Cinema)。昔から気になってたけど、やっと観れた。
 こんなあらすじ。シカゴで中古レコード店を営む独身男性Rob(John Cusack)は、ある日突然理由も告げずに、同棲中の恋人Laura(Iben Hjejle)に去られてしまう。なにかとリストアップをするのが癖のRobは、過去に体験した自分のつらい失恋トップ5を考えつつ、LauraはそのTop5に入らないと強がる。しかしLauraのことが頭から離れないRobは、自分は恋愛に不向きではないかという不安に駆られ、失恋Top5にランクインしている昔の恋人たちのもとを訪ね歩いてみる...。
 これ、30代の音楽ジャンキーが主人公のLove Story。全体的にダラダラしてて、ダメ男の日常を逐一見せられて、いつのまにか引き込まれてしまった。このダメ男に異様な親近感がわいてくるんだけど、やっぱりこの映画の良さは音楽。The Kinksの「Ev'rybody's Gonna Be Happy」、Bob Dylanの「Most of the Time」、The Beta Bandの「Dry the Rain」、Stevie Wonderの「I Believe (When I Fall in Love It Will Be Forever)」、Elton Johnの「Crocodile Rock」、Bruce Springsteenの「The River」、Al Greenの「I'm Glad You're Mine」などなど、じわっとくる選曲でこれがたまらない。中でも、中古レコード店の同僚Barry(Jack Black)がコンサートで歌うMarvine Gayeは結構感動してしまった。
 映画としては派手ではないんだけど、観終わっていい気分になれた映画だった。

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