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Tuesday, November 18, 2014

「Trance/トランス」を観た

Trance 大好きな監督のひとり、Danny Boyle。彼のサスペンス映画「Trance/トランス」(2013/Cinema)について。
 こんなあらすじ。美術品競売人のSimon(James McAvoy)はギャング一味と共謀し、オークション会場から40億円の名画を盗み出すことに成功した。しかし計画外の動きを見せたSimonはギャングのリーダーFranck(Vincent Cassel)に暴行され、それが原因で絵画の隠し場所の記憶をなくしてしまう。Franckは絵画のありかを聞き出すため、催眠療法士Elizabeth(Rosario Dawson)を雇ったが...。
 これ、ギャングとともに名画を略奪した競売人が絵画の隠し場所の記憶を失い、ギャングが催眠療法で記憶を復活させようと画策するも予期せぬ事態に陥っていくさまを描いたサスペンス映画。催眠療法での退行が進むにつれて、時間と状況が現在と過去が行ったり来たりしていて、階層的には複雑でなかなか気が抜けない。特に過去の退行シーンではそれが伏線となっているため、後半につながっていく。色調含めとてもスタイリッシュな映画、スカっとした映画ではないけど、いい感じだったと思う。

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