「On the Road/オン・ザ・ロード」を観た
"Beat Generation"の代表作家Jack Kerouac原作の映画「On the Road/オン・ザ・ロード」(2012/Cinema)について。
こんなあらすじ。1947年、最近父親を亡くし、暗い日々を過ごしていた若き作家Sal(Sam Riley)の生活は、少年院出身のDean Moriarty(Garrett Hedlund)と出会った。Deanは、まだ16歳の少女Marylou(Kristen Stewart)を妻にする一方で、他の女性達とも遊び回り、自由奔放で無軌道な日々を送っていた。Deanの生き方に感化されたSalは、やがてDeanやMarylouと共に北米大陸をあてどなく放浪する旅に出て、その体験を文章に書き綴っていく...。
自分とは真逆の破天荒な性格の男とその妻に出会った作家が、彼らと一緒にアメリカを放浪する中で成長していく姿を描いた青春ロードムービー。この映画が良かったところは、旅には終わりがあるというところまでをちゃんと描いていた点。SexとDrugまみれのペラペラな薄っぺらい旅だけでなく、主人公の覚醒と成長まで描かれたところがよかった。昔、「Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド」(2007)を観たときに感じたざわざわした気持ちを思い出しました。
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