「Side Effects/サイド・エフェクト」を観た
面白そうだったので観てみたSteven Soderbergh監督のサスペンス映画「Side Effects/サイド・エフェクト」(2013/Cinema)について。
こんなあらすじ。NYのエリート金融マンMartin(Channing Tatum)と結婚したものの、夫がインサイダー取引で逮捕され、若妻のEmily(Rooney Mara)は以前に患ったうつ病を再発させてしまいは、自殺まがいの事故を引き起こして入院してしまう。診察にあたった精神科医Banks(Jude Law)は、かつてEmilyを診ていたSiebert博士(Catherine Zeta-Jones)に相談し、抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。いったん症状は改善するものの、やがてEmilyは出所したMartinを刺殺する事件が起きてしまう...。
鬱病に悩む若妻に新薬を投与した精神科医が陥った罠を描いたサスペンス映画。薬の副作用をめぐる社会派映画かと思っていたら、事件の裏側では巧妙な隠ぺい工作が行われていて、観ているうちに引き込まれてしまった。精神科医とのカウンセリング、あたりまえの抗鬱剤の服用、新薬開発と株取引...それらの実態と医者と患者の心理戦が緻密に描かれていて、なかなかの脚本だったと思う。また、鬱病の若妻を演じたRooney Maraが「The Girl with the Dragon Tattoo/ドラゴン・タトゥーの女」(2011)に続き、いい演技だったと思う。いやー、Steven Soderbergh監督、さすがです。
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